根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【お出かけ】電車に乗るのが好きらしい

 どうやら私は電車に乗るのが好きらしい。(満員電車は除く)

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よくホーム上から線路の写真を撮っている

 読みかけの本を数冊と、ノートと、多色ペンを持ち、水筒には氷を満杯まで入れた上で水を詰める。体を冷やすのは駄目!という説が一般的なようだが、いまだに冷たいものを飲みたがるこの私。ファミリーマートの1リットルペットボトルも買っておく。めちゃめちゃ利用している。水筒の水を飲み切ったら詰め替えればいいのだ。

 

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駅のホームもよく撮っている

 電車の中では本を読んだり書き物をしている。都心を離れれば離れるほど乗客の数は少なくなり、1車両に両手の数で数えるほど、という状態に近づいていく。おすすめはノートに思うがままに書き連ねることであり、いいストレス発散になると思う。ポーク卵おむすびはおいしいとか、そんな他愛のないことを書いている(実際駅のNEWDAYSで買ってホームで食べたけど好きなやつだった)。

 

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 「乗り鉄ですか?」という質問には答えを窮する。電車そのものに関心があるわけではなく、電車に運ばれることが好きなのだ。風景が過ぎ去っていく感じ、目的地が近づいているという予感みたいなもの、二度と出会わない人や建物や景色を体に通していく。この上なく楽しい時間なのだった。

 

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 廃線跡の遊歩道も歩いた。散歩が好きというのもある。散歩が好きで、電車に乗るのも好き。考えることが連続しているのがいい感じ。疲れて何も考えたくないという状態まで持っていけるとさらに良い。

 

 このご時世、電車に乗ることも億劫になっている。いいのかしら、いいのかしらと思いながら、この3月は週末がやってくるたびにひっそりと電車に乗っている(なぜなら青春18きっぷを買ってしまったからだ)(写真は過去2年くらいの間に行った場所のものも含まれている)。もちろん体調が悪ければ絶対に行かない。人気の多いところにも行かない。手の消毒は必須。それが原則である。渋谷に行くのと渋谷から遠ざかることだったらどちらのリスクが高いだろうとか考えて言い訳している自分がいる。誤魔化している。不要不急の外出は控えてください。不要不急。不要不急。精神の落ち込みに対する対応策は不要不急なことなのかな。もちろん電車旅以外にも対応策は持っているはずだけれど。

 

 電車に乗ることが好きらしい。本当に言いたいことは、それだけ。

【SHINee】拒絶のミルフィーユを味わう/『Don't Call Me』感想

 忘れてはない。 

書きたかったけど間に合わなかった。でも多分そのうちブログ記事書くと思われる。めっちゃかっこいい。

【音楽】2021年2月の音楽 - 根津と時々、晴天なり

 ということで、SHINee先輩のDon’t Call Meである。めっちゃかっこいいポイント、好きなポイントあるけども、まず言っていいか。

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(あんまり綺麗にスクショ撮れてないがいいのです)

 カラスの羽を頭にのっけておいてこんなにかっこいいこと、ある?

 キー様、そりゃあなんでもかっこよく身につけてしまう天賦の才がある御方だとは思っていたけれど、もうすべてがかっこいい、なんでこんなにかっこいいのだろう、MV見ながら「かっくいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」と叫んでおりました。かっこいいね。

 

 その他にも、上半身裸なジャケットスタイルに嫌らしさがまるでない(なんなん?)もう映像だけで熱さが伝わってくるミノさんとか、グレイな髪色とふわふわパーマがゆるくかかっているヘアスタイルがどタイプのオニュさんとか(あとトレーナーのフードを被っているのもすごく好き)やっぱりダンスに芯が通っていてうんめええええなテミンさん。一人武者修行ではないが自分の世界観を深めていったテミンさんがSHINeeとして歌い踊っておられる。感慨深いです。

 

 そして公式MVを見るともれなく日本語字幕も出てくるありがた仕様なのだけれど、これを書きながらふと思った。これって、サセンに対する曲なの?(違うと思う)(サセンってのは私生活まで追いかけまわす悪質ファンのこと)

  つまり、一方的で相手を尊重しない強引な愛には人はうんざりするということか…サセンのそれが「愛」なのかはわからないけども。いや違うな。かつて愛だったものが、個人のエゴに変質してしまった、エゴの方が相手への愛より強くなってしまったってことか。割とアイドルを推す身としては他人事ならない歌詞であります。ホラーです。MVの舞台も退廃した映画館?劇場みたいですし。

 

 この曲を聴いたとき、意外に思いました。だって、SHINeeの4人が久々に揃ったアルバムでしょう?そのタイトル曲がこの曲?って(いや嫌いだったからそもそも書かないので印象に残る曲ではあるのです)。どうしてそう思うかというと、曲のスケールがそこまで大きくないように感じたから。でもそれはSHINeeとしては特に不自然なことではないのかもしれないと思い直しました。他のSMドルと比較した時に「スケールが大きくない」と感じるだけで、SHINeeというグループは、彼らの活動曲は、往々にして個人の周りの、親しみが持てる部分に焦点を当てているような気がしました。というか昨今のSMドルのスケールは地球を飛び越え宇宙感溢れており(あくまで目立つ活動曲についてですが)SHINee先輩たちの枠って貴重。まあ、こじつけかもしれない。それにEverybodyはスケールがでかかったし。そしてSHINeeはお洒落だなと思った。思えばデビューからずっとお洒落だったね。今になって気づく。今になって言語化した。

 そして何よりパフォーマンスがすごかった。この曲はSHINeeにしか歌えないし、踊れないということを、とにかく感じました。かっこいい。

 Don’t Call Meというタイトル曲も、Don’t call me.(私に電話しないで)を重ねていく感じ、その間に具体的な生々しい感情や要請が挟まっていて、よくわからないミルフィーユになっている感じ、たまらんですね。へっへっへ。まさに拒絶でできたミルフィーユです。

 次はテミンさんが兵役を務めることになることと思いますが、きっとテミンさんが一人で音楽を深めていったように、3人もそれぞれの音楽や演技など多方面に活躍されることだろうと思います。そうして再びテミンさんがこの地上へ降り立つとき(天使みたい)SHINeeはどんなグループになるのかな。私はもう期待しないけれど(それSHINeeは期待できませんという意味ではなく、あらゆるK-POPドルに期待をしないので)次はオニュやミノ、キーさんの活躍を遠い場所から見守りたく思います。

 

youtu.be

 

Don't Call Me-PhotoBook Ver.(韓国盤)

【VERIVERY】彼の「失いたくない」は至福のひと時/『Get Away』より

 Get Awayの衝撃は時間が経つにつれ沈静化し、落ち着きを取り戻しつつある日々です。人間というのは恒常性を持つ生き物ですね。

 相変わらずよく聴いていますが、やっぱり好きだなぁ〜と思うことがあったのでこうして記事を書いております。

 何が、というと「ケー様(ケヒョンさん)のパート最高ですよね!」ということであり、「ケー様に「失いたくない」と歌わせた人、金一封あげたる!」ということです。この記事の主旨はこれです。これしかありません。なので、このあとはぐだぐだと餡を包んでいる饅頭の皮について語るみたいな、そういう感じです。

 

 さて、他の人によるケー様評について、私は知る由もありませんし、そもそも人間は他者を正当に適切に評価できるのかもよくわかりませんし、つまりこれは私が見ている幻想です。その上でふんわりとイメージを言うと「一筋縄ではいかない人」という印象です。多面的で多彩。様々な顔を持ち、様々な魅せ方ができ、センスが良く、しかしそのセンスは元々持っているものだけではありえない、その人の努力なしには維持されないもの、という認識です。何が言いたいって、ケヒョンさんは確かに出来ないことが少なそうだけれど、別にそれは天性のものだけでなく本人の努力なしにはあり得ないし、むしろ「絶対こなしてみせる!」というプライドが高い人なんじゃないかな、ということです。幻想なんですけどね。意志の力でもってきちんと形にし、最高の瞬間を作り上げていくケヒョンさん、いいなあと私は思っていますが、そういう強さ(何事も自分のものにしてみせる!そしてそれを完遂できる、何食わぬ顔で、の強さ)にGet Awayのケヒョンさんパート「失いたくない」のくだりが絡んでしまうと、もうダメでした、私が何言わせとんのかと(ありがとうございます)。

  Get Awayのハイライトは、ケヒョン様が歌うCメロ(Cメロって言うのかな、つまりラストのサビにつながるブリッジのところです)だと思ってて、ツイートした通り韻の踏み方がすごく綺麗だし「シルエット」の歌い方がめちゃめちゃ艶やかでドキドキするし、その後の「失いたくない」ですよ。ひゃーーーーーー(←え?)。そっかあ「失いたくない」かあ…。なるほどねえ…ふむふむ。

  この「失いたくない」は、つまるところ、強いケヒョンさんの唯一の泣き言みたいに聞こえちゃうってことなのだろうなあ、と自己分析しています。これはケヒョンさんじゃないと成り立たないパートなのだろうな、と。他のメンバーでもできると思う。しかし決して同じ表現にはならない。同じ歌詞でも聞こえ方は変わっただろうと思っています。でもそれって、私が思うケヒョンさん像に照らし合わせての結果だから、多分人それぞれ聞こえ方は違うでしょうね。面白いところです。

 「失いたくない」が後を引かない、その後にすぐに言葉が続いて余韻に浸らせない、ってのも好きです。すごく刹那的だと思いますがどうでしょう。しっかりしていて普段隙を見せないあの人がほんの少しさらけ出した弱み、みたいな、ね。ひゃーーーーーー(目を覆う)。「ケヒョンさんに「失いたくない」と言わせたい」じゃなくて「「失いたくない」って言っているケヒョンさんが見たい」という感情なんですね。わかります?MVでもBパターンのケヒョンさんは常に強強(つよつよ)スタンスで、むしろその自信はどこから?っていうぐらい、ドンホンに刺されそうになってもにらみつけているような感じですし、狙ってんのかなあ…どうなんでしょうね。

 

 私が好きな歌詞にVIXXの『Error』があって、結構あの世界観に通じるものがあるGet Awayです。利己的で、弱くて、失うことに怯えていて戸惑っていて。なのにそれをレゲエポップ調?にまとめていて重たく感じさせないところがいいです。逆にどっぷり沈み込むようなErrorももちろん好き。曲と歌詞とMV、一つひとつを考えると別個なのにそれが何故かハマって作品として成立してしまっている、不思議な作品だなと思いました。

 

 ということで、ケー様の「失いたくない」について考えておりました。「失いたくない」か…難しい感情ですね。そりゃあ、失うことは痛いだろうさと思います。失わないに越したことはないだろうと思います。tragedyはエンターテインメントなのかしらね。

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【VERIVERY】瞬間冷凍したい/VERIVERY『Get Away』MV感想

 好きすぎて。個人的に性癖どストライクな映像にテンション爆上がりしている自分が嫌になるくらい好き。

 私はVIXXのことが好き。VIXXのどこまでも潜り込める深い世界観が好き。

 最初から彼らのことはそういう風には見ていなかった。逆に太陽のようであたたかく、風のように軽やかで優しい音楽に惹かれた。

私、ドはまり。ちょろすぎる。自分大丈夫か、と心配するくらいガシっと心掴まれてしまっています。

【VERIVERY】この街は俺たちのものだ/「Super Special」感想 - 根津と時々、晴天なり

 だけど、結局私は。

 呆然としている。やっぱり、結局はこういう路線が好きなのか?

 

長い長い前置き

 ということで、いつの間にかVERIVERYカムバックするってよ、ということでカムバックされました。正直本当にK-POPへの熱は冷めてて「へ~カムバックするのか~」ってぐらいの感覚でした。カムバックするのもわかる(何より時間がない)メンバーの一人であるミンチャンが欠けている中でもカムバックするのはわかる。ここら辺個人の考え方があると思うので押し付けるつもりはないのだけれど、私は、メンバーや会社とのコミュニケーションがうまく取れている状態であれば、活動するのはありだと思う。個人の不在がグループ活動に影響を与えることが吉と出るか、凶と出るかという話だから。その上で、メンバーの不在をどのように扱うのかという話は別になる。その辺は昨年のNiziUちゃんでも話題になっていた気がする。ここでは触れないけれど。

 何が言いたいって、期待してなかった、ってことだ。それはVERIVERYに限らずすべてのK-POPドルに私はもう期待してないのだ(期待という表現はどうも上から目線で嫌なのだが)。期待しないことにしたのだ。クオリティが劣っているとかじゃなく(んなのあるわけないだろ)もう漠然とした言い方だけど、「世界に期待したくない」のだった。

 ただ、新曲がリリースされる18時にちゃんと待機しているのは、それは期待だろう?と言われれば返す言葉がない。まあ、楽しみではあった。それぐらいのテンション感だった。

youtu.be

 

 え。 

 

 うむ。

 

 体調が悪くなってくる。

 

 好きだ。

 

 そして頭の片隅で計算し始める。これからどれくらいの時間で、このMVの感想をまとめることができるだろうか?と。私は書くことが好きだ。書きながら考えるし、考えながら書く。久々に「書きたい!まとめたい!」と思った。何が言いたいって?このGet Awayという作品は、そういう音楽であり、そういう映像だった。わかってもらえるだろうか?私にとってそういうレベルの「好き」だったのだ。

 

 VERIVERYがプレデビューした頃から線が繋がっている感覚はあるが、それら一つひとつ考察する力が私にはない。だからあくまでこの曲を見た直後の感覚を残しておきたいと思う。(多分見当違いのことも言っていると思う。まあいいさ)

 

MV本編

 読書感想文にあらすじを書くなんてそんな怠いことしたくない主義(というかあらすじを書くのが苦手)なりに書いてみると

「とある森にキャンプに出かけたVERIVERYのメンバー6人。その晩彼らが一つのテントで休んでいると、不思議な不思議な球体が木立の間から現れる。驚くことにその球体は一人でに浮遊し素早く動く。球体は彼らのテントに飛び込むとメンバーをまるで嘲笑うかのように飛び回るといつのまにか消えていた。不思議なこともあるものだと思っていると、ヨンスンのジャケットの内ポケットに見覚えのない封筒が入っているではないか。そこには晩餐会の招待状のような紙が一枚。彼らは外に出ると招待状に書かれている通り(書かれていたのかな、よくわかんない。解析班頼む)円陣を組んだ。すると彼らの足元はずぶずぶと崩れ落ち深い深い穴が。そこで全員の意識が途切れる。

 目を覚ますとそこは無機質な円形の空間。中央にはベッドが7床。それぞれが寝かされている。彼らはどうやら別空間へ飛ばされてしまったらしい。いつの間にか着ていた服装も変わっていて戸惑うメンバー。とりあえず光源がある方向へ移動するメンバーたち(何故かカンミンちゃんが弱っている。何故of何故)。時を同じくして、そんな彼らの姿をたくさんのモニターを通して見つめているのは、メンバーとまったく同じ容姿の人物たち。彼らの眼差しには何の感情もない。一体ここはどこなのだろう。《分身》は何者なのだろう。

 

 (あらすじ面倒…)

 

 光が差し込む方角へ向かうと、そこはまた別の部屋。先ほどの殺風景な空間と異なり、豪奢な照明に壁紙。円卓にはこれまた豪勢な食事に飲み物。ここがどこなのかもわからない彼らは各々着座し周囲を窺う。やることも無いのでめいめいがグラスに口をつけ丸鶏に手を伸ばしゆっくりと食べ始める。穏やかにこのまま食事の時間が過ぎるのかと思ったその時、6人の様子が変わった。あるものはケーキを素手でつかみ、あるものはロブスターを荒々しく引きちぎる。グラスに注がれた液体を飲む手を止められない。各々が立ち上がり、他のものには目もくれず、文字通り手あたり次第に円卓の上のものを口に運んでいく。一体どうしたというのだろう。何か神経をおかしくさせるような薬でも入っていたのだろうか。食べることに夢中な彼らは気づかない。周囲をぐるぐると、彼らを嘗め回すかのように浮遊する球体を。それは夜の森で見かけた謎めいた球体と同じ。あの時は感じなかったけれど、まるで人間の眼球のようにも思えた。

 どうやらその球体はカメラの機能を有しているようで、《分身》たちはモニター越しに本当のVERIVERYを見つめている。彼らが秩序なき晩餐に耽るのと同じように、《分身》たちの宴も始まった。《分身》たちは何を祝っているのだろう。そもそもそれは宴なのだろうか。わからない。まるで《分身》たちにとっての「もう一人の自分」をこの手におさめたことを祝うかのような…それは考えすぎか。とにかく《分身》たちも食べて飲んでの騒ぎである。

 と、赤髪と灰の髪を持つ者の間にある空気が乱れた。《分身》たちの目的は定かではないが、お互い友好的な関係でも無さそうだ。先ほどの宴の様相から一転して険悪なムードになると、一人が別の人間につかみかかり片手に握ったナイフを今にも振り下ろそうとしている!

 一方その頃本当の?VERIVERYの方はやはり薬でも回ったのだろうか、一人を除き昏倒している。残された一人となったドンホンも意識を保つのに精いっぱい。崩れ落ち遠くなる意識の片隅で、視線の先にあるのは末っ子カンミンの姿。最後の一人が陥落したのを見届けたからか、《分身》の一人が振り下ろそうとするナイフを止める手。

 《分身》側の6人は何かすることがあるのだろうか。モニターが置かれている部屋から立ち去る。彼らが向かう場所はどこなのだろう。そして意識を失った本当の方のVERIVERYは一体どうなったのだろう。」映像が良すぎてぜんぜん意識してなかったけれど、この先不穏すぎる終わり方!以上、Get Awayのまとまらないあらすじでした。

 

 好きすぎて、多分すべてのカットにコメントつけたくなってしまうので、今回は厳選して好きなカット5つに言及したいと思います。

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《分身》側の勝利の宴

 テーブルに足のっけてるのがケー様で優勝だし、瓶を煽っているのもドンホンで優勝。K-POP、晩餐のシーンが好きでニコニコしちゃう。どうして人類はかくも「晩餐」が好きなのだろう。

 

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ラメラメが中二病っぽくてたまんねえよ

 ラメラメ優勝だし、近いってば近いはさておき、真打は首だよ首。首筋好きなお姉さんお兄さんはおいでおいで?この《分身》VERIVERYの中でもドンホンさんはとても狂ってていいですね。演技できるもんだなあ(失礼)。このシーンはカンミンちゃんが身の程知らずにもBOSSのサンドイッチを取ろうとして怒られているシーンだと思えばそこまで怖くないです。

 

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わ~~~い

 こう「今から君を手に入れるからね」みたいな台詞が当てられるカットなのに、台詞がない贅沢なミュージックビデオ!ぐへへへへ。好きな人で好きなカットがあるの本当にうれしい。

 

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この挑発的なケーの視線がめっちゃ好き

 陽気なドンホンなのでこのミュージックビデオおもしろ~~~の人格が現れるわけだけども、短気なところはリアルなホニさんと相違なくて益々ニコニコしてしまう。そして負けん気が強いケーたまもその通り。

 

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私がいちばんゾクッとしたカット

 なんだろう。もう個人的な嗜好の話になるのですが、こう、全員倒れてしまいました、みたいなシーンがとっても好きなんですね。「推しには気絶してほしい(キリッ)」って言えば伝わりますか。言うことだいぶヤバいなという自覚はあります、はい。わかってますけど、まあ、だからVIXXの『呪いの人形』が好きなんですけども。まさかVERIVERYで叶うなんて思っても見なかったので感無量です。ふふふふ。

 その他にも『千と千尋の神隠し』の食い散らかしシーンとか、全体的にごちゃっとしたセットとか衣装とかホヨンさんの手袋とかケヒョンさんの強調された泣きぼくろとかヨンスンの凍る冷たさとかカンミンさんの仕上がりっぷりと演出される弱弱しさとか、そんな中でもいつまでもヨノなヨノとか、まあ、言いたいことは無限にありますが、ミュージックビデオはこの辺にします。

 

曲の感想:レベルアップしているボーカル

 ミュージックビデオがいかに好きかと言うことを語りましたが、実は曲もめちゃめちゃ好き。

 挙げたいポイントは3点あって、レゲエポップ?というのかな、Ko Ko Bopでおなじみのあのテンポなのに印象がぜんぜん異なるのが面白いです。ただBメロのひらき方はVIXXの音楽っぽくてニコニコ。そう、レゲエ?のリズムっぽい深い縦ノリパートと、そこまで強くないところのグラデーションがあるのが面白いのかも。ホヨンさんのラップパートとか。

 次は細かな音が好きということで、序盤のケー様のパートの「カッコン」という音とCメロ。ラストサビの手前、パートだとケヒョンの部分。あそこで鳴っている音、何。ばいーんと弦を跳ねる音。何の楽器かな。あの音が好きで毎回ケーたまのパートを楽しみにしている自分がいる。めっちゃ癖になる。

 最後はヨンスンとカンミンの躍進。ヨンスンは昨年から言及していたと思うけれども、もうすんなりと曲に馴染んでいるボーカル力。この人デビュー期はぜんぜんパートもらえなかったんですよ(これは歌の実力が足りないとかではなく、組み立て方の問題かもしれない)それが高いパートもしっかりとした声量で安定して出せるようになったのだと思う。すごい。ヨノ&ヨンスンの00lineがそれぞれボーカルとダンスで引っ張っていくのかしら?と思っていたら、ヨンスンがボーカルも侵食してきている(素晴らしいこと)。ヨンスンだけでなく、今回はカンミンちゃんに驚いた。え!?って声出してしまった。色んな風に歌えるようになったのね…。誰のパートだろう?と思っていたらカンミンさんで驚くこと多数。相変わらず安定してVERIVERYの曲の屋台骨になっているヨノや、繊細に磨きがかかってエレガントな味を出しているケヒョン様、ホヨンさんのラップはレイベック以降、さらに磨きがかかって安心するし、そこに低めのドンホンさんが入る。この辺のラップ周りも今回の曲は好きだなあ。歌の聴きどころも多い新曲です。

 昨年の末からミンチャンが活動休止になって、私はミンチャンというアイドルがとても好きだしその歌声に惚れている人間で。彼の歌声が無いことがとても悲しいのと同時に、彼の穴が目立たないくらいに他のメンバーめっちゃ頑張っているってのが一見したところわからないくらい、メンバー1人欠けていることを感じさせない仕上がりだと思います。それはミンチャン不在が痛手にならないじゃなくて(そんなこと断じてありません。だってミンチャンの中低音ボイスは唯一無二のものだもの)メンバーの実力が上がっているしできることが増えているからだと思うのですな。単純にパート量は増えますし。ただ特にLay Backなんかはミンチャンの色が強い曲だから、彼がいないことでこなせる曲がある程度限られるってのはあるかも。シンプルに寂しい。この曲にミンチャンがいたらどんな風になっていただろうって、思います。

 

ダンスもなんだかよさげ

 記者向けのステージを見たけど、こちらもよさそうだった。一番のサビで「ドンホンさんの体幹!」て叫んだ。はやく定点で観たいなぁと思います。

 

 

 ということで、やるべきことやることやらずにここまで書きました。疲れました。でも楽しかった。好きなアーティストができるだけ長く素敵な曲を作り出すことができる世界であればいいのに。私が願うのはもうそれだけです。ただ、それだけです。

 キラキラの髑髏も、テーブルを飾る絢爛な花飾りも、黒の手袋もラメラメもスーツも襟足もイヤーカフも全部全部大好き。大好きなこの気持ちを瞬間冷凍して保存できたらいいのにね。この気持ちの高鳴りがいつかは褪せてしまうことが、私はとても寂しいです。

 

【音楽】2021年2月の音楽

 2月も忘れていない自分すごい。

 

V6『Remember your love』

 書いた。

【V6】Remember your love/アルバム『The ONES』より - 根津と時々、晴天なり

 

松たか子明日、春が来たら

 もうすぐ春みたいなのでふと思い出す。松さんの声との出会いは映画『ブレイブストーリー』の亘だけども、良い声だなと。とても聞きやすいと感じる。感情が波立たない、安心する声?といいますか。まあ人それぞれどんな声に安心感を抱くのかは違うことと思います。 

 

[Alexandros]『ハナウタ(feat.最果タヒ)』

 私的お散歩ソング。目的地までとにかくストイックに何も聞かず歩いた後に、帰り道にダラダラした状態で聴きながら帰るのが好き。確か石原さとみさんの東京メトロのCMソングだった。そういえば東京メトロのCM、最近見ていない。このご時世だからか?

 

Sexy Zone『RIGHT NEXT TO YOU』

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 セクゾはあんまり見たことがないのだけれど、デビュー曲の歌詞「時代を創ろう Sexy Zone」というのはとても良い。心意気がかっこいい。

 そんなセクゾの新曲がめっちゃかっこよかった。音が良くてダンスがかっこよくて気を緩めながら流して見てたミュージックビデオの映像もこれまた良かった。ソロカットのモチーフは「それぞれが抱く美」なのかしら。ちょっと"狂"の部分も垣間見えるけれどあくまでお洒落に仕上がっているのが尚良し…。セクゾの方々は魅せ方が上手なんですなあ。あと個人的にグッとくるポイントは、メンバーさんそれぞれが系統が違いすぎるスタイルで、グループだけど「個」、バラッバラな感じがいいですね(褒めてる)。

 

ふぉ~ゆ~『Everything 4 You』

youtu.be

 

 ついに。この時が。

 合法的に(合法的?)Everything 4 Youが浴びれるぜ☆

 2021年1月末のこと。

 

 その通り。

 

youtu.be

 ふゆパラ、応募したけど外れた人が通ります。

 ジャニーズ公式からもついに動画が…。この調子でガチのガチなEverything 4 Youが聴けるようになったら、もう道歩く人々に普及しまくることでしょう。(「ガチのガチ」というのは、キリっとタキシードを着こなしたファンサ抜きのガチなパフォーマンスの意。反論は認める)というか、動画を見てて思うけどマツ(松崎さん)のダンス、力みが無くてめっちゃうまいな?

 

ONF『Beautiful Beautiful』

 書いた。

【ONF】これは終点ではない、始まりの曲/ONF『Beautiful Beautiful』 - 根津と時々、晴天なり

 

SHINee『Don’t Call Me』

 書きたかったけど間に合わなかった。でも多分そのうちブログ記事書くと思われる。めっちゃかっこいい。

 

向井太一『BABY CAKES』

 向井太一さんの新曲である。

youtu.be

 めっちゃ、いい。今まで音楽を聴いていて「幸せになる」という感覚がよくわからない気もした。「元気になる」もよくわからないかもしれない。嘘だ。そんなことない。ただ、私にとっての音楽って、自分の記憶とか、感情とか、その時考えていることとか風景とかに沿ったり、新しい考え方を知る出会いの場って感じの聴き方で、落ち込んでいるときに落ち込める曲を聴くとか、そういう音楽だった。向井さんの音楽は聴いていてとても元気になる音楽。人生には厚みがあって、多層になっていて、だから一時の感情はそれはそれであって。ああ、ここには厚みがあると思い出す音楽、それが向井太一。共感できるとかできないとかもどうでもよかった。それが嬉しい。

 

 2月が終わる。そうやって「1か月」を意識すると、3月頑張れる気がしない。でも多分大丈夫。また3月31日が楽しみ。

【ONF】これは終点ではない、始まりの曲/ONF『Beautiful Beautiful』

 私は考えている。これは祝祭であると。自分で自分を祝福することであると。自分で自分を赦すこと。では。祝祭は「ドラマ」となるのだろうか。「彼ら」のその先は。ストーリーなんてものが人生には存在するのだろうか。連綿と絶え間なく1つのストーリーが私たちの人生であると?

 否。私は否定する。人生とは細かなガラスの欠片。記憶の断片でしかない。因果関係で説明できるほど、人の生きざまは簡単なものではない。そう仮定して、私は改めて「彼ら」のここまでの足跡を見つめていこうと思う。続いていくストーリーのその先に、私は今のところ未来を描けないのだから。

 相変わらずストーリーについて私は考えている。

 

 

 ONFがカムバックしましたね!!!

youtu.be

 ミュージックビデオの再生数もめっちゃ伸びとる~~~喜ばしい~~~、であります。

 そして、厄介なことに、この私めっちゃ天邪鬼なんですね(笑)人と同じことが嫌。というか、多分「様々な考えがある」ということに魅かれがちで、盛り上がっているキャンプファイヤーの炎を見るとバケツに水汲んで思いっきりぶっかけたいみたいな、そういう迷惑すぎる性格で。だから「オネノプ売れた売れるしかないというか売れる最高マジでありがとう!!!」で盛り上がっている状況に混ざりたくない気持ちがある、もう人としてだいぶ良くない状態なんですけど(もちろんONFの新曲最高だからこその状況です)そこで、ぼんやりと考えていたことがあって。

 

 ONF、どこに行くのだろう

 

 この『Beautiful Beautiful』というのは、祝福の曲だと思うのです。自分で自分を祝福する曲。ONFはデビュー曲の『ON/OFF』から、『Beautiful Beautiful』まで、一貫して世界観が繋がっていると感じます。そして私は考察するのも面倒なので単純にリリースされた時系列で考えています(多少は前後入れ替わりがあるかもしれないけど)。では『Beautiful Beautiful』は結末なのだろうか?仲間を救い出し街を変えた彼らのハッピーエンドはここなのか?それは違うだろ(というか認めない)と思っている自分がいます。

 これは曲の外にある流れも作用していて。デビューしてから、リリースの間隔は短いとはいえないけれど、着実に良作を出してきたONF。メンバーの脱退。同時期デビュー組(特にTHE BOYZやGolden Child、プデュseason2組、ガールズだとWeki Mekiやfromis_9なのか、へえ…あ、KARDの姉さま兄さま方もいらっしゃる)の活躍、良作良世界観の割にはいまいち知名度がないのか…?まあ、音楽番組の1位はとってない(知名度がないのかはわからん)。そしてRoad to Kingdomで点いた火花(ONFだったらあれくらいできるだろう、という感じではあった)。やっと世界が気づいたか?もう彼らはここから駆け上がるしかない!という、そわそわむくむくとした状況から打ちあがった大輪の花火。完璧である。そして完璧であるからこそ、流れが出来上がりすぎていて気にくわない(最低だ)。気にくわないという意味わからんこと考えている自分が、最低だ。「流れ」とか「ストーリー」とか知るか。ONFはここまで頑張ってきたんだ。ただそれだけだろう?

 ONFは正攻法で勝ち取ろうとしていると思っています。素晴らしいことです。とても嬉しいことです。ONFはいつだって真面目だった。いつだって良い曲を確かな力で作り上げてきた。ただこの「正攻法」というところに、私は消化できないモヤモヤ感も抱いている?天邪鬼だから。言語化できている部分もあるしできていない部分もある。全部私の問題です(ONFくんらは何も落ち度がない)。

 先ほど『Beautiful Beautiful』というのは、祝福の曲だと言いました。自分を祝福する曲。それは「自己肯定感」へとつながっていく。自己肯定感は行動の源泉にあるものだと思うから、つまりは『Beautiful Beautiful』はすべての始まりの曲。ここから始まる。ここが終点ではないのだ。でも、ここが終点であるかのような雰囲気であるという、このミスマッチが私の心をざわつかせて仕方がないのかもしれない(初の正規アルバムとか、そういう事情もある)。

 ONFの物語はエンパワーメントの過程だったのか?でもそれは違うような気がする。ピンとこない。そこから、冒頭のテキストにもある通りすべてはつながっている(時系列が前後入れ替わり並べ替えるのも含む)と考えることの方が強引なのか?と思い始めているるる(そりゃあそう)。すべてが長い長いストーリーに回収されると思わない方がいいのではないか?個別個別の物語として解釈していく方がわかりやすいのではないか?

 

 

 ONFの曲が良すぎて引っ張られるようにパソコンのエディタを立ち上げてしまったけれど、まだまだ混乱しているようです。その途中経過としてインターネットの海にこのガラス瓶を放り投げようと思います。

THE FIRST ALBUM [ONF:MY NAME](韓国盤)

(私、新曲が出るたびに「次の曲が楽しみ!」って言っている気がする)

【ワートリ】ワールドトリガーのこの名前が好きだ選手権

 以前こんなものを書きました。

dorian19.hatenadiary.jp

 奇しくも2年前です。別に2月は名前のことを考えたくなる月ではない。偶々です。

 かねてから(と言ってもワートリにハマってから半年も経っていませんが)思っていました。

 Yes!

 

  書く!

 

 つきましては、以下の五つに分類しました。まずは自分の中で「いいなあ」と思う名前を挙げていきそのリストを眺めながら分類していきました。先に分類ありきだとまた異なる結果になった気がします。ここに挙げていない名前もどれも素敵だと思いますし抱きしめたくなっちゃいますが、その中でも特に好きなものを挙げていきます。

  1. 名前と人がしっくりくるから好き
  2. 音の響きが好き
  3. 意味的に好き
  4. 多分いちばん好き
  5. 性癖

 

1. 名前と人がしっくりくるから好き

 ここは「3. 意味的に好き」と似ているのですが、少し異なるのは、名前と人にじんわりと優しいつながりがあるように思えるところです。このキャラクターはこの名前じゃないと駄目だよね、という感じです。

 

照屋文香

 まずは照屋ちゃん。柿崎隊の冷静沈着、判断能力が高い子です。ザキさん(柿崎国治)を見て「この人は支えがいありそう」と思った強い子、照屋ちゃん。「照屋ちゃん」呼びは解説の出水からいただきました。照屋ちゃんは「文香」でなければならない(実際はそんな「~でなければならない」なんてことは無いですが)という謎の説得感があります。勝手にクレバーな照屋ちゃんにぴったりのお名前だなとか思っています。

 

熊谷友子

 お次は那須隊の女騎士・熊ちゃん。チームメイトの那須さんも熊ちゃん呼びしているし、茜ちゃん(狙撃手)と小夜子ちゃん(オペレーター)は「友子先輩」呼びかな…わからん。ボーダー隊員の隊構成は様々でどれも「めっちゃ好きやねん」ですが、那須隊は同世代の女の子たちが集まっているということもあり「仲間」であり「友だち」という雰囲気がある。そんな隊の象徴なのが熊ちゃんの名前に含まれている「友」であり、実際那須隊の茜ちゃんや小夜子ちゃんは熊ちゃんが引っ張ってきたと思うのであながち間違いではない。茜ちゃんは熊ちゃんの同級生の妹、小夜子ちゃんは熊ちゃんが勧誘だった気がする。病弱で外にもあまり出られなさそう、きちんと高校通えているのかも心配になる那須さんに、茜ちゃん小夜子ちゃんを引き合わせたのは「友」の文字を持つ熊ちゃんなんですよ、素晴らしい!

 

別役太一

 太一はめちゃめちゃ太一っぽいんだよな。太一って素敵な名前だと思う。別役太一は別役太一しかありえん。

 

2. 音の響きが好き

三上歌歩

 まずはA級3位風間隊のオペレーター、「みかみか」こと三上歌歩様。カメレオンを駆使、ステルス戦闘を持ち味とする風間隊の敏腕オペレーターであります。三上さん、めちゃめちゃ憧れる可愛さ…。それはさておき、彼女の名前は「みかみかほ」。「みかみか」とは作中で誰が言っていましたっけ…。王子?気のせいか。私も「みかみか」と呼びたい!三上ちゃんは「歌いながら歩く」。確かに合唱部とかにいても何ら違和感がない雰囲気があります。三上ちゃんは弟と妹と妹がいる四きょうだいのお姉さまですので、幼い頃弟妹の手を繋ぎながら夕日を背景に散歩する良きお姉ちゃんの図がパッと浮かんでしまいます。妄想はその辺にしましょうね。

 

諏訪洸太郎

 お次は諏訪さん。これはアニメのB級ランク戦ROUND2の桜子ちゃんの解説のせいです。「まさに男一徹だ、すわこーたろー!」良さしかない。ちなみに諏訪さんの「洸」の字は、「水がわきたって光るさま」とか「勇ましいさま」とかそういう意味があります。いいね!めっちゃいいね!

 

仁礼光

 音の響きが好き、この方も忘れてはなりません。にれひかり、です。声に出して読みたい仁礼光。ちなみに口調が荒っぽくゴロゴロ大好きな仁礼ちゃんは、オペキャラの中でも好きなキャラクターの一人です。

 

3. 意味的に好き

 この「意味的に好き」カテゴリーのキャラが一番多かったのですが、厳選に厳選を重ねて三人だけ紹介します。そうでなくても、ワートリの登場人物の名前はめちゃめちゃ「生きている」名前ばかりで、すごく登場人物たちと名前がしっくり合う名前が多い。名前から登場人物をイメージしているのか、登場人物が先に存在していて名前をつけるのか、気になるところであります。それはさておき。

 

唯我尊

 天才か、と思った名前の一つです。唯我はボーダーのスポンサーの中でも最大手の会社の社長のご子息(ということは、社長のお名前も唯我さん?)。ボーダー隊員の中でもトップのA級部隊に親のコネで入るといういけ好かなさを感じさせつつ、「ヤなやつ」にはならないバランス感覚がヤバすぎるキャラクターです。出水の「ゆいがーーーーーーー!」飛び蹴りとかめちゃめちゃ好き。

 

奈良坂透

 きのこだけどたけのこ党、狙撃手ランク2位の奈良坂の名前もめちゃめちゃ好きです。もう「透」って感じ。目の光もあんまり無くて透徹した雰囲気がもうめっちゃ好き。

 

生駒達人

 そして最後に生駒さん。「達人」やぞ「達人」。旋空弧月の使い手・生駒さんじゃないとありえない名前というところに「くぅ~~~」と唸るばかりです。飯三杯くらい食べられる。

 

4. 多分一番好き

 そして総合点として「ああ一番好きだな」と思うゾーンを三人紹介します。

風間蒼也

 みーんな大好き。風間さんの名前。

 

里見一馬

 銃手ランク1位(だけど本人はまるで頓着してない)里見一馬の名前も好き。なんというか、好きな理由は「書きやすそうだから、書くのが楽しそうだから」なのだけど、チームメイトから「かーずまぁー」って呼ばれているのもめっちゃ好き。というか「かずま」っていい名前。

 

犬飼澄晴

 入れないわけにはいかんだろ。みんな大好き犬飼澄晴の名前。晴れわたった空やぞ。ご本人の好きなものも飛行機だとか。かぁーーーーー(天を仰ぐ)。

 

5. 性癖

 最後にご紹介するのは「ぐううううう」と思わず唸りたくなる、一つひとつの名前に語りたいことはたくさんある。ありすぎる。語らせろ!という名前です。面倒なので紹介だけします。

影浦雅人

 まずが影浦。「カゲ」とか「影浦」とみんなから呼ばれているので名前の存在感が薄めなのだけど「雅人」ぞ。「雅人」やぞ。くぁーーー。

 

奥寺常幸

 こちらも「奥寺ぁ!」と呼ばれがち名前の存在感が薄い奥寺君。常幸ってめっちゃいい名前ぞ。

 

北添尋

 最後にゾエさん。ゾエさんなんて、「ゾエさん」呼びの普及率100%だと思うから「え…?ひ、ろ…?」みたいな感じだと思うけど、そういうところが良い!私も「尋くん」とは呼ばないだろうけれど、ゾエさんの幼馴染で「尋くんってば~~~」と可愛く話しかけるモブキャラになりたかった!残念!

 

 ということで終始テンション高くお送りさせていただきました。みんな良い人、みんな良い名前。「ワールドトリガーの登場人物で好きな名前」のお題だけで多分一晩明かすことができるでしょう。挙げた人物以外にも素敵な名前がたくさんありますのでそういう観点でもワートリを読んでいただければと思います。

 

 

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