根津と時々、晴天なり

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【SHINee】拒絶のミルフィーユを味わう/『Don't Call Me』感想

 忘れてはない。 

書きたかったけど間に合わなかった。でも多分そのうちブログ記事書くと思われる。めっちゃかっこいい。

【音楽】2021年2月の音楽 - 根津と時々、晴天なり

 ということで、SHINee先輩のDon’t Call Meである。めっちゃかっこいいポイント、好きなポイントあるけども、まず言っていいか。

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(あんまり綺麗にスクショ撮れてないがいいのです)

 カラスの羽を頭にのっけておいてこんなにかっこいいこと、ある?

 キー様、そりゃあなんでもかっこよく身につけてしまう天賦の才がある御方だとは思っていたけれど、もうすべてがかっこいい、なんでこんなにかっこいいのだろう、MV見ながら「かっくいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」と叫んでおりました。かっこいいね。

 

 その他にも、上半身裸なジャケットスタイルに嫌らしさがまるでない(なんなん?)もう映像だけで熱さが伝わってくるミノさんとか、グレイな髪色とふわふわパーマがゆるくかかっているヘアスタイルがどタイプのオニュさんとか(あとトレーナーのフードを被っているのもすごく好き)やっぱりダンスに芯が通っていてうんめええええなテミンさん。一人武者修行ではないが自分の世界観を深めていったテミンさんがSHINeeとして歌い踊っておられる。感慨深いです。

 

 そして公式MVを見るともれなく日本語字幕も出てくるありがた仕様なのだけれど、これを書きながらふと思った。これって、サセンに対する曲なの?(違うと思う)(サセンってのは私生活まで追いかけまわす悪質ファンのこと)

  つまり、一方的で相手を尊重しない強引な愛には人はうんざりするということか…サセンのそれが「愛」なのかはわからないけども。いや違うな。かつて愛だったものが、個人のエゴに変質してしまった、エゴの方が相手への愛より強くなってしまったってことか。割とアイドルを推す身としては他人事ならない歌詞であります。ホラーです。MVの舞台も退廃した映画館?劇場みたいですし。

 

 この曲を聴いたとき、意外に思いました。だって、SHINeeの4人が久々に揃ったアルバムでしょう?そのタイトル曲がこの曲?って(いや嫌いだったからそもそも書かないので印象に残る曲ではあるのです)。どうしてそう思うかというと、曲のスケールがそこまで大きくないように感じたから。でもそれはSHINeeとしては特に不自然なことではないのかもしれないと思い直しました。他のSMドルと比較した時に「スケールが大きくない」と感じるだけで、SHINeeというグループは、彼らの活動曲は、往々にして個人の周りの、親しみが持てる部分に焦点を当てているような気がしました。というか昨今のSMドルのスケールは地球を飛び越え宇宙感溢れており(あくまで目立つ活動曲についてですが)SHINee先輩たちの枠って貴重。まあ、こじつけかもしれない。それにEverybodyはスケールがでかかったし。そしてSHINeeはお洒落だなと思った。思えばデビューからずっとお洒落だったね。今になって気づく。今になって言語化した。

 そして何よりパフォーマンスがすごかった。この曲はSHINeeにしか歌えないし、踊れないということを、とにかく感じました。かっこいい。

 Don’t Call Meというタイトル曲も、Don’t call me.(私に電話しないで)を重ねていく感じ、その間に具体的な生々しい感情や要請が挟まっていて、よくわからないミルフィーユになっている感じ、たまらんですね。へっへっへ。まさに拒絶でできたミルフィーユです。

 次はテミンさんが兵役を務めることになることと思いますが、きっとテミンさんが一人で音楽を深めていったように、3人もそれぞれの音楽や演技など多方面に活躍されることだろうと思います。そうして再びテミンさんがこの地上へ降り立つとき(天使みたい)SHINeeはどんなグループになるのかな。私はもう期待しないけれど(それSHINeeは期待できませんという意味ではなく、あらゆるK-POPドルに期待をしないので)次はオニュやミノ、キーさんの活躍を遠い場所から見守りたく思います。

 

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Don't Call Me-PhotoBook Ver.(韓国盤)