根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【V6】Remember your love/アルバム『The ONES』より

 9か月以上の【期間限定】にもいつか終わりはあるのだろうか。コロナ禍でこのような試みをするアーティストさんはたくさんいて、V6も同じなのだろうか。YouTubeでV6のライブDVDをいくつか見ることが出来る。

 特に私はRemember your loveという曲を気に入りすぎて、ずっとその曲を聴いている。はやくアルバムを買えと思っている。マジで買え。

 

 

 めっちゃいいなこの曲。私は好きだ。

 ミディアムバラード?なのか、ちょっとはやいか、音楽のジャンルはよくわからん。V6しか歌いこなせるアーティストおらん、いや、V6が歌うからこそ意味がある!という説得力が半端ない楽曲なのである。2020年からV6気になり始めているが、もうV6を聴くしかないと思う。はやくアルバムを(略)

 

 V6はメンバー全員の声がめちゃめちゃわかりやすい、個性的なボーカルの集まりだ。トニセンの歌唱力表現力とカミセンの聴いたらぜってえ捕まえてやるぞな声と歌い方に魅了された自分がいる。

 「いちいち説明するのも柄じゃない」長野さんにドキドキしてしまうし、穏やかで笑わせてくれるイノッチの強めなパートもたまらない。「教えてくれた歌の意味 君からのサイン」のパートの岡田さん、語尾の強さに合わせたその体の動かし方最高なんですが、、、というか体の厚み、、、素敵、、、と思うし、坂本リーダー歌うんめえ「胸にささる針~」で射抜かれること間違いなし。

 そして何より、私は森田剛さんになりたい。I want to be Morita Go.

 

 「他愛も無い出来事でも~♪」

 (ー_ー)!!誰!?!?!

 

 ちょいと高めのハスキーボイス。これ森田さんなんですか!?森田さんこんな歌声なんですか、てか幅広くねえか?PINEAPPLEでは低音のシャレオツラップしてたじゃん?え?

 

 (◎_◎;)私、混乱。

 

 森田さんになりたい。こんな優しく柔らかく歌いたい。何その眼差し。その指。何、それ。

 

 そう、そしてこの『Remember your love』という曲は三宅さんプロデュースらしい。すごいな。この曲聴いていてとても綺麗な曲だと思います。というか、アルバム『The ONES』はメンバーがそれぞれプロデュースした曲が収録されているわけですね。Remember your loveしか聴いていないからほどほどにして全部聴かなければなりません。

 面白いなあと思ったのは冒頭のパート「紙屑の様に~」のところとロケットのところ。紙屑のところは、「そうだね」と納得できる表現。秀逸だなと思います。いじめっ子の表現で、少し古いかもしれないけれど、教室の後ろの席からターゲットに向けてポンポンと紙屑を投げるイメージがあるけど、それを思い浮かべてしまう。そこには関心のなさとか、無造作とか、気が遣われていないニュアンスが含まれていて、投げつけられた紙屑を拾っては丁寧に伸ばして自分の中に悪意なき悪口を溜めこんでしまう誰かの姿が浮かびます。わかりやす~~。ロケットのところはちょっと難しいな。まず私はこの表現は思い浮かべないと思う。だから新鮮に思うというのが1つ。もう1つは、飛び立ったロケットを愛する人が自分から去って未来に進むことを意味しているのだとすれば、深読みすると、ロケットってゼロかイチかというイメージを私は持っていて、失敗すれば大事故だから(過去の衝撃的なニュースの数々)そういうことも含んでいるとすると、主人公のネガティブな感情の深さにドキッとするし(良いですね)「人は喝采する」というところに、あるべき正しさの気配を感じて、つまり主人公の元から愛する人が去ったことは一般的に祝福されることを意味するのかな(愛する人にとっては主人公の元にいるより、離れたほうがいいということ)それを主人公も自覚しているけれど認められねーぜってところが未練ありまくりで良いです。

 

 rememberって難しい動詞だな~と思います。行為なのか状態なのか。行為としてのrememberってのは少し苦手です。だからこの曲は失恋した直後の曲なのだろうと思います。難しいっすね。

LIVE TOUR 2017 The ONES(Blu-ray Disc2枚組)(初回盤B)