根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【V6】Remember your love/アルバム『The ONES』より

 9か月以上の【期間限定】にもいつか終わりはあるのだろうか。コロナ禍でこのような試みをするアーティストさんはたくさんいて、V6も同じなのだろうか。YouTubeでV6のライブDVDをいくつか見ることが出来る。

 特に私はRemember your loveという曲を気に入りすぎて、ずっとその曲を聴いている。はやくアルバムを買えと思っている。マジで買え。

 

 

 めっちゃいいなこの曲。私は好きだ。

 ミディアムバラード?なのか、ちょっとはやいか、音楽のジャンルはよくわからん。V6しか歌いこなせるアーティストおらん、いや、V6が歌うからこそ意味がある!という説得力が半端ない楽曲なのである。2020年からV6気になり始めているが、もうV6を聴くしかないと思う。はやくアルバムを(略)

 

 V6はメンバー全員の声がめちゃめちゃわかりやすい、個性的なボーカルの集まりだ。トニセンの歌唱力表現力とカミセンの聴いたらぜってえ捕まえてやるぞな声と歌い方に魅了された自分がいる。

 「いちいち説明するのも柄じゃない」長野さんにドキドキしてしまうし、穏やかで笑わせてくれるイノッチの強めなパートもたまらない。「教えてくれた歌の意味 君からのサイン」のパートの岡田さん、語尾の強さに合わせたその体の動かし方最高なんですが、、、というか体の厚み、、、素敵、、、と思うし、坂本リーダー歌うんめえ「胸にささる針~」で射抜かれること間違いなし。

 そして何より、私は森田剛さんになりたい。I want to be Morita Go.

 

 「他愛も無い出来事でも~♪」

 (ー_ー)!!誰!?!?!

 

 ちょいと高めのハスキーボイス。これ森田さんなんですか!?森田さんこんな歌声なんですか、てか幅広くねえか?PINEAPPLEでは低音のシャレオツラップしてたじゃん?え?

 

 (◎_◎;)私、混乱。

 

 森田さんになりたい。こんな優しく柔らかく歌いたい。何その眼差し。その指。何、それ。

 

 そう、そしてこの『Remember your love』という曲は三宅さんプロデュースらしい。すごいな。この曲聴いていてとても綺麗な曲だと思います。というか、アルバム『The ONES』はメンバーがそれぞれプロデュースした曲が収録されているわけですね。Remember your loveしか聴いていないからほどほどにして全部聴かなければなりません。

 面白いなあと思ったのは冒頭のパート「紙屑の様に~」のところとロケットのところ。紙屑のところは、「そうだね」と納得できる表現。秀逸だなと思います。いじめっ子の表現で、少し古いかもしれないけれど、教室の後ろの席からターゲットに向けてポンポンと紙屑を投げるイメージがあるけど、それを思い浮かべてしまう。そこには関心のなさとか、無造作とか、気が遣われていないニュアンスが含まれていて、投げつけられた紙屑を拾っては丁寧に伸ばして自分の中に悪意なき悪口を溜めこんでしまう誰かの姿が浮かびます。わかりやす~~。ロケットのところはちょっと難しいな。まず私はこの表現は思い浮かべないと思う。だから新鮮に思うというのが1つ。もう1つは、飛び立ったロケットを愛する人が自分から去って未来に進むことを意味しているのだとすれば、深読みすると、ロケットってゼロかイチかというイメージを私は持っていて、失敗すれば大事故だから(過去の衝撃的なニュースの数々)そういうことも含んでいるとすると、主人公のネガティブな感情の深さにドキッとするし(良いですね)「人は喝采する」というところに、あるべき正しさの気配を感じて、つまり主人公の元から愛する人が去ったことは一般的に祝福されることを意味するのかな(愛する人にとっては主人公の元にいるより、離れたほうがいいということ)それを主人公も自覚しているけれど認められねーぜってところが未練ありまくりで良いです。

 

 rememberって難しい動詞だな~と思います。行為なのか状態なのか。行為としてのrememberってのは少し苦手です。だからこの曲は失恋した直後の曲なのだろうと思います。難しいっすね。

LIVE TOUR 2017 The ONES(Blu-ray Disc2枚組)(初回盤B)

【音楽】2021年1月の音楽

 いつまで続くかの。

 

SixTONES『うやむや』

 SixTONESのアルバムも衝動的に無事に買うことができ、最後の方に収録されていたこの曲。今のメンタルで聴くと「うっせーーーーーー」ってなるんだけど、それはさておき好きな曲。聴くタイミングを選ぶ曲かもしれないなと感じている。ボカロっぽさに起因するのかな。多分言葉数が多いせいかもしれない。脳が処理しようとしてそこにエネルギーを割いてしまうようなこと。

 SixTONESはまだ聴き分けできてなくて、耳がついていってない。京本くんはわかる。多分樹さんもわかる。でもそこからわからない…困った。

 イントロあとの4小節?のベースの音に形があるのが好き。そのあと他の音に紛れてしまう音。このベースの音、そこにある音の形が「この曲良いな」と思ったきっかけだと思います。

 

BDC『Go Get Her(feat. Lee Eun Sang)』

 偶然の出会い。サビが妙に耳に残ってしまう。

 

向井太一『声が聞こえる』

 2020年も聴いてただろ自分、って感じですが、やっぱり沁みます。

 

PRODUCE48『PICK ME』

 PRODUCE48の本編は結局追ってなかったよな?ただこの曲は好き。とてもコンパクト。とてもわかりやすい。そして、PRODUCEシリーズのテーマソングを聴いていると、このプログラムをめぐる様々な問題を思い浮かべてしまいとても複雑。曲が良いキラキラしていて儚く愛おしいのに、そこに気持ち悪さが入ってきてしまう。もちろん出演者に対する負の感情ではない。結局ハリーポッターのポリジュース薬のようなどろどろのジュースを飲んでいる気分になる。複雑だ。でも私はこの曲が好き。

 この曲は韓国語verと日本語verがあるけども、日本語ver(NEKKOYA)を聴いていたら、

私は君のためのヒロイン

 という歌詞があって、真面目に聴くと妙に引っかかってしまった。

 ヒロインは「①小説などの女主人公。②女性で、すぐれた人物。女傑」(新明解国語辞典)だから、どちらかというと私がこの言葉に抱く印象がずれているのかもしれない。「Pick」は選ぶことだけど、選ぶことは所有を意味しない。所有の意を含んでほしくないと思う。PRODUCEシリーズの視聴者の中で生じた心の動きは、どちらかというと「Cheer」だと思っているから大きな問題は生じないのかな。

 選ぶということは、同時に選ばないということであり、残酷。好きになるということも同じ。「好き」と叫ぶことは、同時に何かを拒絶していることでもあるということを、2020年は特に考えてしまった。

 と、ここまで考えたところで、私が気にするべきは「ヒロイン」ではなくて「君のため」という言葉ではないかと気づく。「君のための」と言えるって、実はめちゃめちゃ自尊心もってないと無理だなーとか、自分の存在が他者に与える影響をわかってないと言えないよなーとか。この「他者巻き込み能力」すげえなと。

 

(G)I-DLE『Moon』

 これはアイドゥルちゃんたちにしかできないわ~~~という曲。

 

ゲスの極み乙女。『サリーマリー』

もっと大切な話がしたい

 と思った季節があったことを思い出してしまって、好きだなあこの曲、となった。

 

DRIPPIN『Nostalgia』

 2020年デビュー組については関心がまったくなく全然追えてない。かなりごっちゃになっている節がある。ここはwoollimのグループですね。視覚情報で追うのが辛くて、耳で「あ、好きかも」と思った曲を掘り下げているのだけど、この曲も同じ。ダンスとかMVとかを見ると印象が微妙に変わるのが面白いです。やっぱり真剣に踊られちゃうと真剣に聴かざるを得なくてそれが少々疲れる。さっぱり酢コショウって感じで良きです。透・明・感!!とも言える。

 

KNK『Love You』

 KNKの音楽、めちゃ聴いているわけではないのだけど、個人的に結構聴きやすい。メンバーの声が中音域でどっしりとしつつ過剰な重たさが無くて、安心する感じ。この曲は自然と音に合わせて体乗る感じが好きだと思う。


嵐『Turning Up』

 この曲2019年ですか。マジですか。私2019年生きてたのかな…?と心配になるのですが、何にも興味がなかった?(そんなことない)この曲聴いたことなかった?嘘でしょ?って感じ。音楽が入らない時は全然入らないし、それは音楽に限らずあらゆる概念に言えるのだけど、ああ嫌だ。

 それはさておき、めっちゃ好きな曲だな。最初の櫻井さんの声から「おっけーーーーーーい」ってなる。あの音程の櫻井さん、艶艶しておる。あと私は二宮さんの声が好きなので「そう、そうなのニノの声はそういうとこ好きなの」パートばかりで嬉しいです。

【運動】縄跳びするならこれを聴け/楽しすぎて思わず笑いがこみあげてしまったK-POP2選

 最近縄跳び始めました(冷やし中華始めました、みたいなノリで)。

 もはやダイエットとか知らん、筋肉が落ちなければ良し、という精神で生きとる。

 ダイエット目的でないなら、何故縄跳びをしているのか。それは私がめちゃめちゃ飽き性だからだ。筋トレにジョギング、時々ウェイトに水泳。どれかだけを毎日、いや、二日に一回でも続けるのは、私には無理なのだ。無理。私が物事を続けるには、いかにバリエーション豊かに選択肢をある程度確保するかというのが重要で、縄跳びはそのルーティーンに新たに加わっただけ。

 ということで、ああ走りたくない無理筋トレしたくないヤダ、という日にこっそりと縄跳びをしている。ぴょんぴょんと飛んでおる。誰にも絶対見てほしくない光景だけど、案外続いている。

 

 縄跳びしている時間は気を紛らわす為に音楽を聴いている。つい最近まで聴いてなかった曲とか新曲とかを聴いていたんだけれど、それでは縄跳びのつらさを紛らわすことができなかった。

 そう、侮るなかれ、縄跳びはきつい。長い時間飛ぶ必要は多分無くて「ううう、、、、しんどいよう泣」と悲しくなるぐらいまで追い込まなくていいと思うが(私は追い込んでない)なにせ30秒間ぴょんぴょんと飛んでもうしんどいのだ。びっくりだ。足の裏が攣りそうになるし、ふくらはぎが張っているのがわかる。そりゃあそうだろう。自分の体重を筋肉で押し上げないといけないのだ。小学生の頃の感覚で飛ぶと、あまりのギャップに驚くよ。

 別に耐えられないほどではない。ジョグとは違って縄跳びはすぐ切り上げられるし、それだけでも手軽な運動だけれど、せっかくなのだから楽しくするには…と考え、私はついに「K-POP」を召喚することにした。

 

 Apple Musicで適当にシャッフルして聴き始める。2分飛んで30秒休んでを数セット繰り返すので、聴けても4曲とかそれくらいだ。何が聴けるかなぁ…と思いながらさて1セット目。

youtu.be

 

え。

そりゃあ、イントロ聴いただけで一発でわかりますよ。びっくりサーカスな3分じゃありませんか。久々に聴くなぁと思いながら、ぴょんぴょん飛ぶわけです。

 

待って。

めっちゃ、合う。

 

 びっくりした。ちょっと、飛びながら笑えてきてしまった。ぴったりだ。私がジャンプするテンポに。サビの「Hey!」とか「You!」の声に合せて飛んでいる私。なんなんだよ。

 イヤフォンで聴いているわけなので仮に私の周りに誰かいたとしても、ただ人間が寂しく縄跳びをしている図にしか見えないだろうけど、実際はもう楽しくて楽しくて。愉快なこの曲がこんなにもぴったりと縄跳びに合ってしまっているという事実が面白くて同時にめちゃめちゃ恥ずかしい。誰かが聴いていたらと思うと恐怖でしかない。恥ずかしさで燃え上がりそう。

 実際BLACK HEARTと縄跳び、めちゃめちゃ相性がいいです。愉快な曲じゃないですか。底抜けに陽気、真夏の日差しみたいな感じではなく、びっくり大サーカスな楽しさじゃないですか。エクササイズにとても良いです。こう、内側から「やってやるぞ」という闘志が掻き立てられます。超おすすめです。

 

 BLACK HEARTでだいぶ笑ってしまった後、次はどんな曲だろ。これでバラードとかなったらスキップするからな、と身構えていたらですね、次はこれでした。

youtu.be

なんと…

これまた縄跳びに最高な曲が流れてきてしまった。

二曲続けて「神曲(縄跳びを飛ぶのに最高な曲、の意)」だとは…。

 

 正直この曲はもうイントロで「あ、これは縄跳び捗るな」と思いました。間違いない。その確信は最後まで揺らぐことはありませんでした。「ねっこや~(タンッ)ねっこや~(タンッ)ねっこや~(タンッ)」

 

恥ずかしい!!!

 マジで恥ずかしすぎる。誰も、誰も、この脳内祭りを知ることはないんだけど!超恥ずかしい!!!そもそも縄跳びってなんか間抜けに見えません?あ、誰かが一生懸命縄跳びしている姿が間抜けに見えるとかそんなこと絶対無いですけど、他でもなくこの私が縄跳びをしている光景は絶対間抜けに見えると思えて仕方がない。ただでさえ恥ずかしいのに、なに、なんでネッコヤのリズムに完璧に合わせて飛んでるわけ?

恥ずかしい!!!

 でも超楽しいです。マジでおすすめです。早すぎもせず、ゆっくりもせず、私にとっては本当にちょうどいいテンポです。ありがとう神様。おかげでまだ私は縄跳びを続けられそうです。好きなK-POPと縄跳びってのは相性がいいものがあるんですね、明日からの縄跳びライフもさぞかし捗ることでしょう。わくわく。

 

  さて、次の曲でラストにしよ~~~、なんだろ。

youtu.be

 

・・・。

ぜんぜん合わねえ。

(ちょっとゆっくり過ぎました。縄跳びトレーニングを終え、もはやジャンプする必要はない布団の中でぬくぬくしながら改めてゆっくり聴きました。良い曲ですね。)

 

FEELCAT なわとび トレーニング用 フィットネス 消費カロリー 縄跳び 大人用 子供用 長さ調節可 FC1801 (FC-ブラック)

 

【Red Velvet】Red Velvet - IRENE & SEULGI『Naughty』

 つい最近この曲の存在を知りました。圧倒されてしまった…。凄すぎる。

youtu.be

 

 アイドルなんて、ビジュアルやら歌唱やらダンスやら、魅せ方スキルがものすんごいことは重々承知の上で(どのアイドルもすごい)そこから「およよよよ!?」という驚き圧倒はまた別物。それまでのキャリア、時代の流れ、受け手の状態、様々な要因が絡まり合って「すんげええええええ!」という興奮は生まれるものと思うのですが、これがまさにそれ。

 

 どこかで2番のスルギパートの撮影風景を見たのだけど、あれは黒の衣装纏うスルギちゃんと対面する白衣装ダンサーさんが小型カメラを口にくわえる形で支えて撮影したものらしい。これは撮影機材の小型化かつスペックが上がっている昨今だからこそ為せるカットという感じで胸が熱いです。防弾のI NEED UのMVで薬漬けなホソクさんが橋の上でぶっ倒れるシーンを思い出す。橋を上から撮って引いていくシーンはドローンだからこそのカットだったね。K-POPのMVはバチバチに火花が散っていていつ見ても面白いですけど、どのように撮られたのかというのも着目すると楽しいところっす。

 話をNaughtyに戻そう。

 Naughtyのダンスは、タットダンスというジャンルらしく、手首と腕で音を的確に捉え動かしていく踊り。腱鞘炎になりそう。やばい。綺麗に見える角度できちっと動かしては止めていく動きは簡単じゃないことは一目瞭然。ただでさえかっこいいダンスにぴったりの衣装(腕が綺麗に見える、手が目立つ!)髪をアップにしてダンスとビジュアルが活きるヘアスタイル。こりゃあ、かっこよくないはずがないな、と。

 無機質である、非人間的である、という違和感をあんまり感じないです。無理して人間が非人間的なものを演じているというぎこちなさがなく、一つの芸術作品として完成された映像だなと思いました。無理してないんですよね…表情がゆがむことがないし、何かを拒絶している感じもない。それだけ余力があるし完璧に消化しているのだと思います。スルリン、凄すぎる…。特に二番で背景がガンガン変わっていくところ、線と図形という無機質なものと、無機質ではありえない人間のダンスが融合しているところがお気に入りです。

 私はジャンル問わず形態問わず気にするポイントとして「これは彼ら彼女らにしかできないものなのか?そうであるならば、私にそう思わせる要素は何か?」ということなんですけど、このNaughtyの映像は、他のアイドルで代替するものができない、同じダンスだとしてもまた違うものになるだろう、と思えますし、それは何故だろう?と考えています。

 アイリーンとスルギってビジュアルはタイプが違うし、似合うスタイルも違うような気がしますけど、この映像では色が異なる同じような衣装、同じヘアスタイルで光と影みたいに2つで1つみたいな仕上がりで。これを他のアイドルグループで誰と誰だったらできるかな…とか考えるの楽しいです。

 

 この曲がリリースされた時にちゃんとリアルタイムで盛り上がりたかった!けど別にいつ出会うのも良いですね。しばらく練習動画と合わせてたくさん見てたくさん音源を聴こうと思います。音楽もお洒落~。

Naughty

【V6】サンダーバードという光

 最近欲しいものは、ポータブルCDプレイヤーと美味しいクラフトジンです。どうもこんにちは。世代がバレるとは思うのですが、まあズバリ特定はできないでしょうし白状しましょう。

www.youtube.com

 

 小学生の時にこの曲をよく学校で聞いてました。とある学級では、今考えてもなかなかユニーク、かつ、このご時世ではありえない方針で運営されていて、学校でクラスのイベントとして音楽を聞く機会がたくさんありました。音楽の教科書に載っている曲ではなく、流行りのポップミュージックを、です。私は学校でV6のサンダーバードという曲に出会いました。アニメのOP/EDの曲は知っているけれど、それ以外の音楽を知らない私にとって「最初のジャニーズ」と言っても過言ではない出会い。大好きになりました。

 「音楽を好きになる」というのはその頃の私にとっては本当に意味不明な現象で、「何かを好きになるって、何?」って感じでした。好きって、何。

 私は「足を攣る」という現象を中学生の部活動で初めて体験しましたが、それに近いかもしれないです。足が攣って悲鳴を上げる級友たちを傍らで見てきて、それがとても痛いことだというのはわかるけれど、自分にもしその現象が起きたときどうして「足が攣った」ということがわかるのだろう?と思っていました。順序がおかしい。鶏が先か、卵が先かみたいだなと。概念を獲得する?というのは、そういう難しさがあるもんだなと思いました。

 「何かを好きになる」ことも同じで、私はずっとよくわかりませんでした。好きなものなんて無かったし、「好き」と言える自信はどこから?という感じ。でも、V6のサンダーバードを聴いたとき誰がなんと思おうと私はこの曲が好きだと思ったし、どうして好きかなんて理由は遥か向こうに置いていけぼりになりました。

 それから十数年経って、こうして改めて好きな曲と出会えること、陳腐な言い回しですが幸運に思います(YouTube.verで、ですけど。CD買いなさいよ、って感じですけど)。

 

 

 

夢は白い雲を突き抜け 自由を知る 予感に気づく

  サビのこの部分の「突き抜~~け~~~↗」で息が高く抜ける感じとか、もうたまらないです。今も昔も毎回この部分で泣きそうになってしまいます。

 なんというか、スカッとしたんですよね。特になりたいものも好きなものもなかったし、未来に特別な希望もなければ絶望もない小学生で、ただただ毎日が退屈だったし気が張っていて。そこにパッと光が差し込んだ感じで。サンダーバードという曲は「待っていて」と歌ってくれるじゃないですか。そうか、待っていいのかと。誰かを待つことでこの時期をやり過ごしていいのだと、私に教えてくれたような気がします。今思えば、なのですが。あまりに力強く、誰も傷つけない強さに救われたと思います。歌詞だけでなくメロディも大好きですしね。なんというか、昔の曲ってめちゃめちゃコンパクトでわかりやすい、聴きやすいって思います。これも「今思えば」ですが。

 

 ふと思い出したので書いてみました。にしてもサンダーバード然り昨年のPINEAPPLE然り、V6名曲揃いだよな…案外好きなのではないか、私。ベストとか買ってみるか。

(そう、近所のレンタルショップが閉店してしまい、映画然り音楽然り旧作にアクセスするのが難しくなりました。なんてこと!Netflixも契約するつもりがないし、ああ、映画を観られない…)

【ツムツム】「最強」ではなく「好きな」ツムを紹介したい

 タイトルの通りです。

 最近スマホアプリゲームの「LINE:ディズニーツムツム」を再インストールして遊ぶ日々なのですが(ちなみに紆余曲折あり、現在スマホに入っているゲームはツムツムだけ)ツムツム、楽しいんですよね。無課金で時間あるときにやるツムツムが簡単な息抜きになっている。ツムをただひたすらにつなげる一方で、脳ではツムツムをやった後何をやらないといけないのか算段をつけている、この時間が最高に生きている感じがする(若干誇張表現ですけど)。

 ツムツム楽しいんですよ。

 何故再インストールすることになったのかというと、LINEと同期させなくても遊べることを知ったからです。

  これでもう疎遠になった人の安否確認に使わなくてよくなる!

 もはやインフラ的な、つまりは、生活になくてはならないもの、になりつつある、公と私が曖昧で混在しているLINEと、趣味のゲームを同期させる意味ってなくない…?とか思っている私ですが、いいんです、ゲストログインすればその悩みは解消されるので。

 で、誰かと張り合う必要性がないということは、つまり楽しみ方もマイペースで良いということです。高得点を狙わなくてもよくなるため、目下お気に入りのツムを育成したりビンゴをゆるくクリアしていく日々です。だから、ツムツムでネットで調べると出てくる「最強ツムランキング!」とかも、どうでもいいというか、私が今知りたいのは、みんなどのキャラが好きかってことなのだけれど、どうしてもツムツムの能力的なところでランク付けされてしまうらしい…。それは寂しい。寂しいので、今日は私が思う私の「好きな」ツムを紹介したいのです。

 もちろん「現時点で所有しているツムの中で」という注意書きはつきますが、私の今好きなツムベスト3は以下の通りです。あ、ちなみにランクは40くらいです。お察し。

 

1位 マレフィセントドラゴン(マレフィセント

2位 カイリ

3位 ウィンターシンデレラ

 トップ3には入らなかったけれど、この後にペリウィンクル、ザ・チャイルド、野獣が続きます。

 

1位 マレフィセントドラゴン(マレフィセント

 やっぱりマレフィセントよりはマレドラさんの方がエフェクトが好きなので1位はマレドラさんになります。スキルを使うと、ツムをつなげて消すときに周囲のツムも消してくれるマレドラ(マレフィセント)。マレドラはさらに地獄の業火に焼かれろ、みたいなゴゴゴゴゴという音とエフェクトが入るのでめちゃめちゃ好きです。ストレス溜まっているときは、消すツムにストレス託して燃やしてます。最高。

 

2位 カイリ

 最近手に入れたツムです。ボイスがいちいち入るところは「もういいよ、大丈夫よ」という気持ちになって複雑ではありますが、こちらもスキルが楽しい。カイリと一緒に消すことが出来るソラくんが登場し、離れていても消すことが出来る、さらにはソラくんを消すとマレドラみたいに周囲のツムもばっさばさ剣をふるって倒す(消す)みたいで楽しい。スキル1だとソラくんは3体くらい登場するので、いい感じに場にバラけてくれると3体一気に消すと場のツムを一掃できる爽快感が溜まりません。

 

3位 ウィンターシンデレラ

 ツムツムって作業ゲームというか、慣れてくると機械的な作業になるものですが(そこが良いということもある)冬シンデレラはスキル発動時に場に冬シンデレラツムがどれくらいいるかによって消し方が変わってくるので、そこが楽しい。冬シンデレラを繋げるようにガラスの靴を滑らしていかねばなりません。単なる作業からちょっと工夫が必要。その刺激がいい塩梅なのでウィンターシンデレラも遊んでいて楽しいツムです。

 

 これらのツムは、ツムとして優秀とされているものもあれば、そこまで評価されていないものもあります。高得点を狙うのであれば他のツムが適しているけれど、遊んでいて楽しい、だから好き、というツムは私にとってはこの3匹(と他にもいます)。

 

 得点で競うこともスリリングで超楽しいですけれど、使って楽しいとか、デザインが可愛いとか、そういう点でツムを愛でてもいいもんです。(ツムツムはガチャ引いてがっかりしないところもいいです。ツム豊富だし、同じツムを引いてもスキルアップに加算されるし)

【食】2020年のクレープを振り返る

  これを書いているのは2021年1月1日。諸事情により、大晦日&元旦が嫌いすぎる、かつ、年末の様々な出来事に情緒が完全にぶっ壊れています。そういえばSixTONESの『NEW ERA』って良い曲ですね。これを爆音で聴くと色々と作業が捗る気がします。

youtu.be

 感情を起こす器官がぶっ壊れているので、VERRER2期(私が好きなVERIVERYのファンクラブみたいなもん、2020年12月31日が加入期限だった)は入り損ねたし、もういいや、SixTONESの1stアルバム買おーーーーー(もちろんSnowManのシングルも買うつもり)となっています。

 

 2020年、クレープの年だったんですよね。

 

dorian19.hatenadiary.jp

 コロナ禍でなかなか思うままにいかなかったクレープ道だったのだけれど、へとへとになった夜、生クリームを食べたい昼下がり、要所要所でクレープはそこにいてくれたなぁと思って、その振り返りをしたいと思います。

 

f:id:dorian91:20210101100952j:plain

クレープ、じゃなかった草もち。深大寺にて。

 

f:id:dorian91:20210101101025j:plain

チョコバナナクレープ

 生クリームという名の暴力。LOVELOVE。

 

f:id:dorian91:20210101101047j:plain

高いクレープ

 これは結構お値段が高かった記憶。しかし普通のクレープとはまた違う挑戦をしていてそれはそれで好き。

 

f:id:dorian91:20210101101103j:plain

やっぱりチョコバナナなんとか

 レジ前の空白の時間に耐えられないので、唯一諳んじることができる「チョコバナナクレープ」を頼みがち。

 

f:id:dorian91:20210101101129j:plain

たい焼き

 たい焼きも食べています。

 

f:id:dorian91:20210101101150j:plain

正直クレープは値段はあんまり気にならない

 そう。クレープは「ジャンク」なので。

 

f:id:dorian91:20210101101225j:plain

人形町・柳屋さんのたい焼きはマジで美味しい

 美味しいです。並びながら作る過程を見るのも楽しかった。コロナ以前のことかもしれない(2020年の1月から3月らへん)。

 

f:id:dorian91:20210101101345j:plain

最近食べたやつ。ナチュラ

 「食べるつもりはなかったけど」のクレープも最高に美味しい。

 

f:id:dorian91:20210101101411j:plain

いちご

 

 この日は頑張っていちごを頼むことが出来た。

 

 振り返ってみるとあんまりクレープ食べてないな…残念だ。しかし「食べたい!」と思った時に食べるのがクレープ吉日である故後悔はしていないです。生クリーム作用だと思うけれど、寒い方がクレープが捗る気がします。冬場に食べている感じ。

 

 クレープが好きだな。いつまでも「美味しい」と思うことかできるか、わからないところも魅力的(二郎系ラーメンもそんな感じ)。

 以前にも書いたかもしれないけれど、私にとってクレープというのは「リアルに充実している食べ物」で、「リアルに充実していない自分」にとっては高嶺の花、に思えた。「え、私が食べていいんですか?」と気後れするような食べ物だった気がする。でもクレープはいつでもそこにあるし、誰でも食べていいものだし、結構ソロでレジに並ぶ人もいるのだ。生クリーム、小麦の皮、バナナ、チョコ。ケーキよりもシンプルでケーキみたいに美味しく、歩きながらサクッと食べることができる軽さが愛おしいなと思います。

 

 2021年もクレープ道は続いていきます。そのためにはまず健康であること!ですね。