根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【OMG】クレープ焼きながら聴いていたらそこはダンスフロア/『NONSTOP』感想

(注意)以下の文章は確かにOH MY GIRLのアルバム『NONSTOP』感想ですが、同時に私のクレープの文章でもあります。

 

 2020年は私にとってクレープ元年でした。

 

dorian19.hatenadiary.jp

 

 が、どうでしょうか。クレープ食べてますか?食べてません。何故ならそれどころではないからです。出歩くこともままならず、クレープなんてものは私にとって再び遠い遠い存在になってしまいました。悲しい。クレープ食べたいですか?食べたいです。

 そりゃあコンビニで手軽に買うこともできるし、事実私の日ごろのクレープ欲を解消するには本当にありがたい食べ物なのですが、なんだか癪に障る。コンビニのクレープではなくクレープ屋さんで売っている奴が食べたい、という変な意地が出てきた(もちろんコンビニのクレープは美味しいです)。

 そんな中、ひらめいたわけです。自分で作ればいいじゃんか、と。

 イメージとしてはそれこそコンビニクレープのような包む形になってしまいますけど、自分で作ってみるのいいかも・・・時間はあるのだし、と思っていざ挑戦。

 

 生地は薄力粉と牛乳と卵と砂糖。ホイップクリームとバナナと家にジャムがあるからそれで味はなんとかなるでしょう。焼きます。思ったより生地となる液体を多く作ってしまったがために、結局40分くらいコンロの前に立ってクレープ生地と格闘することとなりました。

 最初は上手くできず破れたりぐじゅぐじゅだったりしたわけですが、3枚目くらいになると多少形がマシになってきて、そうなると人は達成感をおぼえます。自分イケてるのではないかと思い始める。私、できる。私の良いところとして、味付けは単調になりがちなんですけど料理で派手な失敗をしたことがない、ってのがあってそのおかげではある。なんか楽しくなってきた(酒は一滴も入れてないはずですが…)ので、ヘッドフォンしながらこの曲を聴くことにしました。

 

youtu.be

(私は1THEKのやつじゃなくて公式のを貼りたい派。にしても、一週間経ってない時点で2000万再生突破してたんですけど、おまごるちゃん売れたーーー!!!)

 

 ひたすらフライパンにおたま一杯分のクレープの生地を流し込み、フライパンを傾けて生地が均一に広げてしばらく放置している間に曲のリズムに乗りながら縦揺れ…大丈夫か。いいのです誰にどう思われようとも、ガスコンロの前でズンチャカ踊っている様を見られてもいいんです。それぐらいクレープを焼いている時の私は無敵状態でした。さながらスーパーマリオのスターを取ったマリオのように。

 Nonstopはいいですね、揺れるのに最高な曲です。最初は面白くないなと思っていたのですが、おまごる守りに入ったなと思ったのですが、守ったとか守ってないとかそんなものを凌駕する「可愛さ」。衣装は許せない何を考えているのだ、それでもお釣りが返ってくる「可愛さ」。おまごる、いつだって可愛いけど、今が一番輝いているよ…!!!

 印象的なフレーズ「少しどきどきしたの私」(←意訳)は、誰かの特別なパートじゃなくて、メンバー全員がそれぞれが歌うことで、誰か一人のものではなく聴く人全員の感情になる。天才か!!!同じ歌詞でもアリンちゃんとミミちゃんの歌い方では聴き方がまるで変わる。前者はひたすらに溶けるほど甘く可愛いのに、後者は強気で挑むようなかっこよさ。なんだこれ。Nonstopの良さはこのパートに尽きるな…というか良すぎてまだ他の部分を細かく聴けないわ…という感じです。

 

 まだまだクレープ焼いていくよ!!!Dolphin!!!

 

www.youtube.com

 

 この気怠い音がいい…。クレープ焼く合間に踊れる曲だわ…。Nonstopと違って、全員が歌い方を合わせてきたなという曲です。関ジャムで言ってたわ、デモに歌い方を合わせるようディレクションすることで逆に漏れてしまう個性を引き出すというやり方…この曲それを思い出すわ。どうしてもそれぞれの声の良さが滲んでしまう。ここはそのメンバーの本来の歌い方ね、そしてここはあえてそれを押し殺しているパートね、という聴き方ができる(気がする)。

 

 そしてクレープは焼かねばならんのです(最初にも書いた通り40分くらい焼いてました)。

 

 次はFlower Tea。残念ながら揺れることはできないな。聴き入るタイプの曲だ。こういう落差激しい、他の表現を使えば飽きない色んな雰囲気の曲を用意してくれるアルバムなのだな。

 NEON。乗れる!!!ピコピコしています。インベーターゲームやりたくなりますね。私が結構好きなやつです。振付とかあったら見たいなと思う曲です。これは踊っていて楽しい曲ですね。

 最後はKrystal。この5曲を1つのアルバムにするとしてどういう構成にするか私も考えてみたとして、そっかぁ…Krystalがあるならこの曲順よね、と思わされる。とても良いまとめ曲。サビの伸びやかなボーカルが清々しく、またこの先もいつかあるだろうという予感めいた良い曲です。これは最後に置かないと駄目だな~。Krystalがバラバラな個性豊かな曲をぎゅっとまとめて1つのアルバムにしてくれた感があります。

 

 音楽というのは生活の些細な場面にするっと入り込んでくる存在で、歩いている時に、洗濯物を干している時に、料理している時に、掃除している時に、しんどい時に、筋トレしている最中に、想像していないタイミングで入ってくる。そうして音楽は日常の風景を鮮やかにしてくれると思うのですが、これからもそういう音楽の聴き方をしたいなぁ、と思いました。クレープ焼きながら。完全にこのアルバムは私のクレープと結びついてしまったわけですがそういうの面白い。私にはどうすることもできないので。

 

 ということで、このアルバムを聴いて踊る人がきっと私以外にもいることでしょう。このご時世だし気が塞ぐことばかりですが、せめて楽しい思い出とこの曲が結びつきますように(悲しいことに似合ってしまう曲もそれはそれでいいのですが、このアルバムに悲しいことは似合わなすぎる)。

 おまごる、もうあとは突っ走るだけなので心配はしていません。あるとすれば体を壊さないこと。頼みます。

 最後に、クレープは家に卵と牛乳と小麦粉(薄力粉)と砂糖があればできるので!混ぜる時には泡立て器は必要!生クリームは私は欲しいと思うけど、フルーツはいちごとかじゃなくて安いバナナで大丈夫なので!ジャムがあると美味しい!おすすめ!

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【K-POP】Road to Kingdom 90秒パフォーマンス感想

それぞれの動画を見ていたら面白かったので感想書こうと思います。

最初に

公平に見ようとは努力するけど、できないと思うのでせめて書き手のスタンスだけでも提示しておいた方がいいかと。全グループ知らない状態で見ることができたら面白かっただろうになー。

参加しているグループそれぞれ好きな曲があるのですが、特に、PENTAGON、ONF(参戦済)、Golden Child、THE BOYZ(何故かショケ参戦したことがある)、VERIVERY(参戦済)は好きな曲多め(他記事でも好きな曲について書いたグループ)です。そしてスタンスとしてはVERIVERY推しです。ONEUSとTOOについては今回をきっかけに色々音楽聴きたいわ!!となっているところ。ウォノスは特に1stぐらいしかフルできちんと聞いてこなかったし…(ZigZag好きなんすよねー)元々私はSMドルが好き、ジェリーフィッシュ箱推しな人なので、よろしくお願いします。

Road to Kingdomについては複雑なところ。楽しみたい気持ちもあるのですが、自分の好きなグループが順位で評価されてしまう仕組みであることがやっぱり悔しい。アイドルの価値は「好き」と思う人間の総数でも、「好き」の気持ちの総量でも、変わらないものだと思っているし、その人にとっては代えられない希望であるという事実と相容れないシステム。これは別にこの番組に限らず、K-POPアイドルを取り巻く環境に対して指摘できる部分なのでこの番組だけを憎むのもおかしな話ではあるのですが、にしても…。(個人的にはこういうサバイバル番組は、ビュッフェやバーゲン会場で感じるある種の「後ろめたさ」に通じるものがあります)

ということで、Mnetには加入してやらないぞ!というスタイルで今のところは追っていくこととします。私でも見られるパフォーマンスについてのみ、こうして記事にできたらいいなと思います。ま、第2話で力尽きている可能性もあるけど、5/2時点で7グループ全員が披露している(脱落とか無し)とわかっているカバーパフォーマンスまでは確実に見ると思います。

 

90秒パフォーマンス感想

本題に入っていきますが。何でこんなことをするのかというと、基本的に自分が人の感想を読むのが好きだからです。なので自分の感想も投下します。

上のtweetにもあるように、3パターンを放送順に各アイドル見た上での感想です。90秒×3パターン×7グループ!!!3パターンも見るといい加減飽きます。文章は各グループごとにまとめます。

 

1. TOO

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デビュー曲Magnoliaをベースにしたパフォーマンスのようです。Magnoliaはリリース直後聴いたのですが、このパフォーマンス見て気になってきちゃいました。覚える覚える~言っておいてメンバーの名前と顔が覚えられていないです。ウンギちゃんさんは覚えました。私的戦隊ヒーローの緑顔の子。

サバイバル番組で選抜されたメンバーで構成されたグループなのにデビュー直後にまた異なるサバイバル番組出演、って「流石(褒めてない)Mネ許さん…」な気持ちで本当に嫌なんですけど、多分Road to Kingdomに出なければ私が知る機会はもっと遅かったので、そういう人をどんどん増やしていこうね!という気持ちで応援します。デビューって記念すべきことで、きっと今は新鮮なことばかりなのだからそれに集中させてやりたいよ私…。

magnoliaという曲が好きなのでこのパフォーマンスも好きだなぁと思います。他のグループを見ていて思うけれど、TOOの武器はRoad to Kingdomの場においては「若さ」だと思っていてフレッシュでエネルギッシュなパフォーマンス。なんというかこれもまた他のグループと比べてみた相対的な感想なのですが、全員で踊る直球なパフォーマンスなんですよね…余計なこと考えなくていいシンプルに音とダンスの組み合わせがかっこいいなと楽しめるのってTOOのやつだけでは…?(他は結構色々なこと考えながら見てしまう)「いいパフォーマンスだな」ってのが何度も観た今の私の感想です。

その他の感想

  • 後転って器械体操の中でも苦手なやつであんなかたい場所で頭痛くならないかなと気になる
  • パフォーマンスしているのをお兄様方が見守りつつ楽しんでいるリアクションのカットが微笑ましい
  • チャンジュン(ゴルチャ)顔も動きもうるさい
  • 最後カメラに抜かれた凛々しい眉毛の子がかっこいいし可愛い~

リアクション無しfullバージョン

https://youtu.be/rCyzBVxwxkY

練習動画

https://youtu.be/KFPIDzeFKc4

練習室比較的広くないですか…?気のせいか。羨ましい…

 

2. THE BOYZ

youtu.be

忍者かと思っていたら「花郎」なんですね、THE BOYZです。

すごいわぁ…THE BOYZの良さを惜しげもなく披露したパフォーマンス、という感じでした。最初のキューちゃん(ですよね…)の大ジャンプは「人間って人力であんなに飛ばせるものなの…?」と私困惑です。今回の90秒パフォーマンス、空間を上手く使ったのはTHE BOYZだったでしょう。横?縦?に広い空間。床に敷かれたディスプレイというのかな?あれを上手く使って効果的だったのは上位3グループだったのかもしれない。THE BOYZって人数が多いけれど、それを上手ーく利用できるグループなんすよね~。カメラをぐるぐる回して小分けに披露することでまったく飽きない。普段音楽番組だとできないことをさらっと取り入れてしまえる柔軟さもすごいなと思いました(振付師さんグッジョブすぎる)。

その他感想

  • 人数が多いながらも各自ができるだけ目立つようになっている
  • 空間の使い方うますぎる
  • ひゅひゅひゅって印結ぶところ超好き
  • どこまでいっても顔がいい顔がいい顔がいい顔がいい

リアクション無しfullバージョン

https://youtu.be/Nf9Z-8Vmln4

練習動画

https://youtu.be/JPEr3uQJ_1U

 

3. PENTAGON

youtu.be

次はPENTAGON~。今までPENTAGONゆるゆる見てきましたけど、こんなことできるんだ…という私にとっては新たな発見でした。PENTAGONは終わり方が好きなんすよね。結構突然に「もう???」という終わり方なんですけれど、そのぶった切り感が逆に想像を掻き立てるというか、これがプロローグで何かが始まるのではないかと思わせるのが面白いなぁと思いました。床のディスプレイ使うの上手ーーーーとなりました。

その他感想

  • みんなピナリ好きで私嬉しい(私も好きです)
  • 闇落ちピナリを誰が予想できただろうか
  • 他のグループが食い入るように見てて「わかる~」となる
  • キノ大先生

リアクション無しfullバージョン

https://youtu.be/lfgAEffzZto

練習動画

https://youtu.be/9nXXpH7h9-4

仮面のパートはメンバーを判別することができなくて練習動画で答え合わせしました。キノちゃんマンネラインだというのに本当に頼もしいっすね…あとジノさんお茶目で可愛い。

 

4. ONF

youtu.be

次はオネノプ~。オネノプ歌声が尖りすぎてて愛おしいLights Onです。

 

youtu.be

We Must LoveからのLights Onですね。最初からテンションマックスなのが90秒という時間の短さを象徴してて面白いなと思いました。一気に心掴まれ何が何だかわからないうちに本命のLights Onという流れかなと。音の高まりと共に振り付けも激しくなってくる流れ好きだなぁと思いました。声が良いグループことオネノプ。今回の勝負、既存の楽曲をミックスするか完全オリジナルで挑むか、グループによって様々でしたがこれは見る人の驚きを考えると無視できない違いだと思いました。

その他の感想

  • みんなWe Must Love知ってて嬉しい(ジュチャンありがとうね)
  • チャンジュン顔がうるさい(二度目)
  • Lights Onはまごうことなき神曲
  • これはON/OFF制知っている人だとより楽しいと思うよ
  • リフト要員ジェイアス先輩
  • あんな会場で爆音でLights On聴いたら楽しいにきまっとるがな
  • You and Iのパートね…

リアクション無しfullバージョン

https://youtu.be/_tU9YU_ZKB0

練習動画

https://youtu.be/CUILojngeGc

さらっと難しそうなダンス踊っているんだよな…目で追えない…。あとさらっと歌いながら振り確認しているところが可愛いしイーション先生の歌声マジで至宝。

 

5. Golden Child

youtu.be

顔がうるさいとか言ってたGolden Childです。リアクションがいいグループです。最近音ゲー(CytusⅡ)をやっているからもあるのですが、この曲めちゃめちゃ音ゲーっぽくて好きです。スーパースターウリムに入れてくれないか。CytusⅡのROBO_Headの楽曲なんだよなぁ…(完全に独り言)

ゴルチャはいつもは忘れてしまうけど(忘れるなや)カル群舞ドルなINFINITEの後輩なんだよ~というパフォーマンスでした。音ハメ最高

その他の感想

  • パフォーマンスになるとチャンジュンかっこいい人になるのつらい
  • どっきゅんとなっているカンミンさん可愛い
  • 照明か衣装か、もうちょっと工夫出来たら見え方が変わりそう

リアクション無しfullバージョン

https://youtu.be/d9Bm1dND8V8

練習動画

https://youtu.be/gDb5wjMMxgk

メインダンサーって知らなかったんですけど(いやダンスが上手いのは知ってたが)メインダンサーのドンヒョンが迫ってくるところが個人的にツボ。

ゴルチャ、チャンジュンをいつもどのように制御しているのか気になる(虎か)。

 

6. VERIVERY

youtu.be

次はVERIVERY。

特殊警察仕様ということで、導入がすごく上手かったなと思いました。流石ジェリーフィッシュ。がっつりファン目線で見てしまうのであれですが、ここはダンスメンバーが3人(もはや4人のような気もするが一応は3人)で、その3人を序盤中盤終盤でそれぞれセンターに配置するのはやっぱりバランスがいいしファンとしても嬉しいもんだなと思います。VERIVERYの良かったところは、音と振付が過度に詰め込まれすぎず鑑賞の余白があったところかなと思います。端的に言うと見やすい。THE BOYZはそこをカメラの切り替えで上手くやってた感ある。合わせるのも本当に上手いし。次のカムバでしれっとinstとして収録されてたら嬉しいな、ということで楽しみです。

その他感想

  • ドンホンさん足が長い
  • 衣装ありがとう
  • チャンジュン顔がうるさい(三度目)
  • 日替わり推し変、この曲でホヨンのターンになりました

リアクション無しfullバージョン

https://youtu.be/i2eLcq9ML3U

練習動画

https://youtu.be/MGF4n8NobRY

カンミンさん油断すると練習服がダサくなっちゃうけどこれは撮影だとわかっててお洒落な服着てきたやつだな…。にしてもいつでも一生懸命なの本当に立派だなー。あとそろそろ残念なイケメンと言われかねないミンチャンさんの奇行ね。まだそれ以外のスペックが高すぎてお釣り返ってくるけども。

 

7. ONEUS

youtu.be

最後はONEUS。ゴルチャと並んでリアクション随一のグループ。

仮面だ~~~ムジュラの仮面だ~~~!!!(違う)仮面と言えば、最初に大声で言いたいのだけど「こ、これは、黒崎一護虚化…???」とBLEACHのオタクである私が騒いでいます。仮面の軍勢っぽい!わくわく!

話を戻します。白衣装いいなと思いました。袖周りがひらひらしてる。暗い会場だから白衣装目立ちます(聞いているかゴルチャ)。ファヌンさんはぱっきりと目立つ顔立ちだしダンス上手いし目立つんだなー。あと一段上がるところ、上からのアングルで撮っていてパッと散る様が花みたいだけど落下が一瞬過ぎてどうやってあれやっているのかわからない。すげえ。ONEUSはカムバ最中ってこともあるしTOOと同じく準備相当大変じゃない…?と思っているのですがどうなんでしょうね。

リアクション無しfullバージョン

https://youtu.be/-XRkEEArrqQ

練習動画

https://youtu.be/us6CNhgnbrU

古典的赤ジャージを着ている子がいてえらく感動してしまった。皮肉じゃなくて、なんというか、本当に古典的なジャージだなと思って。白パーカーのイゴニさん好き(ゴニさんで合ってます…?)

 

まとめ

ざっと書き終わりました。楽しかったです。

今回順位はつけられたもののそこで脱落が決まるわけではなく、各自のパフォーマンスを見ることができたし「私のRoad to Kingdom満足満足~~~」です。もうこれで良くない?脱落制度要らなくない?

どうでもよくなってしまったのは、7グループのパフォーマンスを見て少なからず驚けたしお土産(今後追っていきたい曲とか)ももらったし、はーい解散解散、という気持ちだからです。カムバではないからチャレンジングなことができるし、各グループ個人的なコンテンツでもないから新規ファンが見る可能性だってあるし、そういう意味では良い番組なのだけどなー。その良さを保ちつつ、もっとぎすぎすしないピースフルなコンテンツならないだろうか本当に。

もうこの際どこが「キングダム」に行こうがどうでもいいような気もしてくるし、キングダムをこれ以上どのように盛り上げるか?というところがとても気になります。今のところはキングダムの恩恵を受けられるアイドルの数を2倍にした感じにしか思えん。そういう「何やってるかよくわからん」感は、今後のパフォーマンスにも影響するのではないかと思ったり思わなかったりしています。

「キングダムに行こうぜ」というのが表だとしたら、各アイドルとそのファンが派手に盛り上げて新規ファンをいかに獲得できるかってところの勝負なのでは(そしてそれは必ずしも投票数とかでは見えてこない)。結果的に7グループ全体のファンが増えれば儲け物か…と思うことにします。

 

Mネは誤解を抱かせるような変な編集はせず(そんなことしなくても見る人は見ます)各アイドルの良いところをばっちり映すようお願いします。参加するグループすべてに良いことがありますように。

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【音楽】音楽とは楽しいもので出会いは突然で決して操作できないもの/向井太一『I Like It』

 出会いとは突然、というのは今まで何度も言い表されてきたことだろう。そう、出会いとは突然だ。神なるものの存在を信じているのか信じていないのかと問われたら、私は「よくわからない」と答える。旅先で寺社に立ち寄る時は意識して参拝するようにしているのだけれど、それは神様を信じてるからか?わからないな。

 最近読んだ本(國分功一郎さんの『哲学の先生と人生の話をしよう』)に「運がいい人というのは、心身で行っている計算の量が多いのかもしれない」という話が載っていた。國分さんがとある数学者の方から聞いた話をさらに簡単にして本の中で紹介していて、私はここではその内容を詳しくは語らないけれど、私が先ほど書いた「出会い」というのは多分この「計算」とつながると思う。

 よく本に「出会う」。本棚と本棚のあいだを回遊してる時に、読みたかった本を見つける。この「読みたかった」というのは、常日頃「読みたい読みたい読みたい」と意識しているわけではなく、無意識の領域にしまい込まれていて普段はタイトルすら考えない。だけど本の背表紙を見たとき、私はずっとこの本を読みたかった!ということを思い出す。この快感はすさまじく、それこそ「声を上げて 飛び上がるほどに嬉しい」(星野源『フィルム』)ものだ。声にならない嬉しさの悲鳴を上げている。思い出すならまだわかるけれど、本当に何も考えず面白そうだと手に取った本が、実は前々から読みたかった本であることに気づくことだってある(読みたい本はいつもメモしているのだが、本を探しているときに限ってそのメモを読まないしメモの存在を忘れてしまうのだ)。

 これらの事象は、多分脳内で無意識に計算されているものだと思っている。目で捉えた本のタイトルを、見えないところで脳が処理して、勝手に「読みたかった本」だとリンクさせる…というのは科学的に証明されていることなのかはわからないので、私の個人的な体験として留めておこう。

 

 では、向井太一さんの曲についてはどうだろう?

  その曲を知った日ははっきりと覚えているし、実際その曲を初めてその日に聴いたけれど、さて本当に「知った」のは4月12日だろうか?

 Apple Musicで「何となく」おすすめアーティストに出てきて指でタッチして耳に飛び込んだ音を聴いて「私はこれが好きだ」と思った。Apple Musicは私はこれまで聴いてきた音楽やその再生回数からレコメンドする曲を機械的に分析しているだろう。毎週火曜日に勝手にプレイリストを組んでくれるフェイバリット・ミックスを見てみようか?おいおい待ってくれよ。ブルーノ・マーズの『24K Magic』の次に控えるはVERIVERYの『Flower』だぞ。まさかVERIVERYがその曲をカバーした事実をAppleは知らないはずだが、こういうことが起きてしまうところまで事態は進行してしまっている。怖い。ONFの『Fly Me To the Moon』からのWE IN THE ZONEの『LOVE LOVE LOVE』という流れもあたしは好きで空恐ろしいな。(これ全部やらせではなく事実です)

 何が言いたいかっていうと、私が向井さんの曲に出会ったのは限りなく計算された結果の偶然かもしれないけれど、私は4月12日に向井さんの曲を再生するかまでは多分コントロールできないし、その日の『関ジャム』はまさにR&B特集で向井さんご自身が登場されていたという事実を偶然と呼ばなくて他に何と言えばいいのだ?(その夜ちゃんと見ました)

 多分これまでも向井さんの名前ぐらいは知っていたと思う。目に入っていたと思う。だけど私はその名前をその日まで無意識の引き出しにしまっていたのだろう。そういう情報が、宝みたいなものが、多分たくさん眠っていて、それはまるで春になって暖かな日差しを浴びるまでただひたすら眠っている地中の種子みたいなものなのだろう。日差しを一向に浴びないままもしかしたら洪水で流されてしまうかもしれないし、日差しを日差しと認識しないまま発芽しないのかもしれない。どのような刺激を刺激と認識するかコントロールできる部分はあると思うが、人が取捨選択していく情報の全てを把握し管理するのは無理そうだから、やっぱり出会いは突然だ。

 

 話が長い。

 

youtu.be

 

 ということで、特に向井さんのこの曲は最高です。皆さん聴いて。

 す、き、だ!!!

 

 音楽って楽しいもんだよなーということを再認識すると共に、もうちょっと肩の力を抜いて生活に取り込んでいこうよーと思い直す。

 「共感」だけでなく「驚異」を、ということで、最近は意味に寄り添えるかということだけでなく表現が面白かったり(私はこういう使い方を考えつかない!)音の楽しさも味わいたいなと思っていて、この『I Like It』は様々な人の勇気を支える曲になるとも思うという点でも好き。色々な人の勇気が、報われるというのもおかしな表現かもしれないけど、実になる世の中であってほしいなと思ったり。私自身、身近な人とこの曲について語れるわけではないのでもどかしいが…。

 音楽の専門的な用語ってどうもよくわからず(R&Bって???とか)徐々に広げていけたらいいな…自分の好きな音楽のジャンルを言葉にすることができるだけできっと「出会い」の確率?は増しますね。向井さんの曲は全部音が厚いのが好きだな。

 

 ということで、エンディングは小田和正さんの『ラブ・ストーリーは突然に』を聴きながら終えたいです。偶然を生み出すためには、日々吸収する情報量を多くすることと、たくさんの一歩を踏み出すことなのだろう。むむー。

【SVT】ディスカウントストアでSEVENTEEN『舞い落ちる花びら(Fallin' Flower)』を聴いた

 緊急事態宣言が出されて2週間余り。私の生活も少し変化していて、これからどうなるのかはわかりません。行き着くところに行き着くしかないという想いと、ただ易々と無為に過ごすのも勿体ないな…という想いの上澄みで2週間生きてきた感じがします。気がつくとだいぶ何も感じなくなっていて、さてさてやばいぞ、って感じです。手洗い厳戒態勢ということもあるのか、春先は体調を崩しやすいと思うのにまったくもって元気です。しかし、今をどのように捉えればいいのか、考えてもよくわかってないのだから私は混乱しているのでしょう。

 

 カップラーメンのストックを補給しようと思ったのと(もちろん買いすぎない程度に)その他要りようのものを買いに行ったのですが、少し音を聞こうと珍しくイヤフォンをせず外に出ました。そのおかげで店内に聴き慣れた曲が流れていることに気づくことができてですね、

youtu.be

 

 あ、SEVENTEENだ、と。

 そこでパッと色んなことを考えてしまって。

 

 1つめは「遠いところに来たものだ」ということでした。

 例えば今店内で流れているこの曲を歌っているアーティストがSEVENTEENだと知っている人は、私以外にどれくらいいるのだろう?と考えるわけです。せぶちは私の体感、今のK-POPアイドルの中でも日本のファンがかなり多い印象があって、だから多分私以外にも知っている人がいるだろうなぁと思うのですが、それでも認知度から言うと多分J-POPよりは劣るのかなぁ、どうなのかなってところで。つまり、その時感じたのはこの曲(せぶちの曲)を知っているというのは日本では依然としてマイナーなことなんだろうな、ということでした(あ、もちろんせぶちは有名なK-POPアイドルですよ)。

 何が言いたいって、私はその時、この『舞い落ちる花びら』という曲を知りえなかった自分を想像していた、ということです。今流れている曲がSEVENTEENの『舞い落ちる花びら』という曲であることを私は知っているし、なんなら今ちょうど流れている部分を歌っているのは黒髪がばっちり似合う超イケメンなウォヌ氏であることを、私は知っています。ですか、知らなかった未来は十分にあり得た。K-POPを好きにならなかった自分もいたかもしれないし、K-POPが好きでもSEVENTEENを知らない人生もあったはず。そう考えたとき、何かを好きになること、何かを知るということは、その他有象無象のものからその対象を切り出すことができるということなんだな、ということを実感しました。そういう意味で「なんだか気がついたら遠いところに来ちゃったな…」という途方のなさを感じました。ほんと、人生って何が起こるかわからないですね。

 

 2つめは、「あれ普通に聴けているぞ?」ということでした。

 この曲好きです。でもやっぱり最初は聞くのが(というか今回は映像を見るのが)つらくて、意識を適度にそらして聴いていたなーと思ったんですけど、刺激に慣れたんだなと思って。

 つらいも嬉しいも好きも、それは聴覚や視覚を用いて取り入れた情報に対する何らかの反応に過ぎなくて、慣れてしまうからこそ私は何かしら書くことで残せたらいいなと思っているのですが、慣れる前の自分を思い出すのって大変なんすよね。忘れっぽいから。でもたまたま意図していないタイミングでBGMとして聴くことで、なんだか昔の亡霊に不意打ちを喰らったような、そういう衝撃を受けました。

 で、帰宅して久々にミュージックビデオを見たのですが、聴くことには慣れたんですけど、未だにまったく平常心で見ることができない映像です(もちろんそれだけエネルギーがあるってことなんですけど)。マジで、これを、見られる気がしない。意味を理解しようとする心の動きを拒否してしまっています。だって、しんどいですもん。そして、それも多分時間をかければ慣れちゃうのだろうなぁ…ということがなんとも寂しく(苦笑)。

 どうやってこれを撮っているのだろう?とか、韓国でのアルバムではなく日本オリジナル楽曲でこれを打ち出すことの意味は?とか、私がそういう分析をしたがるのはは、まともにこの曲について考えることから逃避したいからなんですよね。私はまだこの曲をきちんと受け止められない…(それは楽曲の否定でも何か非があるわけではなく、それがとてもエネルギーを要することだからです)。

 ああ、ほら。「無理。」(これを書きながら別でMV見ているのですが、ちょうど最後の円になったところで微笑むシュアさんとドギョムさんを見て)(あとこのミュージックビデオのスングァン可愛いな…)

 

 3つめは(←まだあるんですか)この曲が本来ならドームでたくさんの観客が見る中披露されていたんだろうなぁ…ということに対する複雑な思いです。私はそもそもチケットを取ってない人間ですけど、せぶちが大好きでドーム公演を楽しみに毎日を生きている人がいて、ファンに応えようとメンバーは準備を重ねて満を持して披露されるはずだったろうに、この曲はどこに行けばいいのだろう、と思うと、やっぱりとんでもなく切ないなと。そして、この状況はせぶち以外の大勢のアーティストにも言えることで、何も恨むことができないし恨む相手が例えいたとしても、恨んだところで仕方がない問題だし、でも実際問題、色んな生活がぐっしゃぐしゃになっていてもうどうすればいいんだーという、なんか自分の生活に戻ってきてしまいました。いやぁ…もう大変ですよ。

 

 コロナウイルスが存在しなかった未来などありえないわけで、これ以上感染者が増えるスピードが加速しないように、そして支援すべき場所に適切なる支援の手が入るようにと訴えるしかなく、また私もできることをやらなければいけないなと思います。

 

 あと、忘れないこと!忘れるからちゃんと記録残しておくこと。この状況を変に美化しないこと。もちろん「あの時はこうだったよね~~」と笑える未来が来ないとそもそも話にならないけど、美しい話にしないこと。

 

 にしてもディスカウントストアの日用品食料品雑貨でごちゃごちゃしている空間に、SEVENTEENはしっかりと馴染んでいたな、びっくりしてしまいました。これからも色んなこと好きになろうね。知ればそれだけ世界の見え方が変わるし。

【読書】本を買うことが好き(その2)/本を通して自分の関心事をみる

 ここ数年、本当に本を読むことが楽しくて楽しくて、多分人生で一番意識して本を読んでいると思います。そしてまだ読み方を模索している最中だからきっとこれからもっと読み方を変えられると思っていて、私は本を読んでいます。

 

dorian19.hatenadiary.jp

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 多分何度か書いていると思うけれど、私はもっぱら図書館で借りるタイプの本読みで、あまり本を買いません。が、

  

 そうなんです。

 「貸出してくれない」ってのは間違ってて、正確には「予約のみ受け付ける」です。ただ図書館の開架に入ることができないので、電子媒体上からサイトにアクセスし本を予約しそれを図書館等施設で受け取る、という借り方をしたことがなかったもので、一瞬だけ気落ちしました(ウイルス絶許)

 そういう点では、趣味の読書と学生時代の本の調べ方は別物だったなぁ…と思っているところです。専門書はとにかく検索検索検索検索であたりをつけて、気になる本はとりあえず読んでみて引用されている論文や本を辿っていく「芋づる形式」でした。一方で、日ごろの読書は、結構最初の数ページの文体、内容で選んでいることが多くて、つまり実際に本を手に取ってパラパラめくって「いいな」と思った本を借りていくスタイル。何が書かれているのかよくわからん本にはあまり挑戦してこなかったな、って。

 何故そうなるのかというと、貸し出す手間と時間を考えたとき、できるだけ「借りたけど読まなかった」という事態を減らしたいから。もちろんそれを許してはいるから、じゃんじゃん借りて読まなくてもOKOK!って思っているのですが、やっぱり借りたらきちんと読み終えたい、という思いがある。

 が、この時代・この状況ですから自分のスタイル云々主張しても仕方ないので、今まであまりやったことがない手段で本を調達し始めました。

  1. 図書館の予約サービスを使ってみる
  2. そのためにはある程度本の情報が必要だから、ネットで積極的に調べる
  3. 中古本も見てみる
  4. 青空文庫も使ってみようかな…(芥川読んで結構面白かったから)
  5. 読んだことない新刊本もネットで注文してみる

 

 今回書きたかったのは、5の「読んだことない新刊本もネットで注文してみる」でした。本当は本当は宅配じゃなくて本屋さんに行きたいのですが、「外出は控えたほうがいい」というのを優先した結果。本当は実際に手に取ってページをぱらぱらめくりたいのですが…。何故本を買うのかというと、自分にできる範囲で経済を回したいという気持ちがあるから。「できる範囲で」なので、無理に読みたくない本を読むことはせず「ちょっと気になる…」な本をできるだけ買う日々にしようかなと思いました。図書館を利用していると新刊はなかなか順番待ちになりがちなので、いい機会です。

 複数冊買うときは「一括受け取り」で!!この際すぐに届かなくていいので!!ずっと待ちますから!!(既に配送業はかなり大変だと思うので、それもあって配送使いたくないんですけどね…うーん。難しいところ)

 あと、結構これはおすすめなんですけど、本から今の自分の関心事を把握することができるってやつ。今回買った本は最近読みたかった本なのですが、軒並み人文書の類で、やっぱりこの方面に関心があるのか自分…。自分が好きなもの、関心がある領域って、自分で思っている以上にぼやけているというか、自分にとって自然なことだから意識することもないんだろうな。好む被写体とかも撮った写真を見て初めてわかるようなところがあるし。

 本を買わなくてもいいので(いいのか?いい、と思う)大型書店のネットストアを一定時間回遊して、買わないけど自分がどんな本を選んだか見てみるのも面白いかもしれないです。これ書き終わったら私もやってみよう(そして本が欲しくなっちゃうだな…)。

【SnowMan】ブラッククローバー主題歌『Stories』/アニソンが染みついてしまってる

ブラッククローバー主題歌『Stories』

 聞きました。


【ブラッククローバー×Snow Man】ブラッククローバースペシャルコラボPV

 

 まず言っていいですか。

 いい仕事だ!!!

(握手してもいいですか)

 ジャニーズってアニメのタイアップあったんでしたっけ…私V6兄さんたちの犬夜叉しか記憶ないんですけど、と思って調べてみたら、知らないだけで結構ありました。ほう。忍たま乱太郎の勇気100%とかは、もう「そういうものだ」という感じで聞いていましたしどちらかというとNHKの教育番組の主題歌というイメージでして。

 だから、うわ~~~~ジャニーズでデビューほやほやのSnowManがアニメ『ブラッククローバー』のオープニング曲に起用されたという話を聞いて興奮したし、どうなるもんかなと思っていました。SnowManをよく知っているわけではないからどういう音楽するかもわからん。未知の世界だ。新OPになって最初の放送は見事に逃した私に救いの女神が現れて、なんとYouTubeで特別PVが公開されていました。聞いた。

 アニソンだ!!!

 そう、めっちゃアニソン。すごくアニソン。これはまごうことなきアニソン。いい曲だ。このPVだけをめちゃめちゃ再生してしまっている自分がいます。この曲いつ発売されるのでしょう。これパフォーマンスあるのかな。どんな風に踊るのだろう。そもそも踊れる曲?いや、そんなことは二の次、私はフルバージョンで聞いてみたい、です!パート割、気になる!

 『ブラッククローバー』はジャンプの連載で読んだような読んでいないような、怪しいところですが、原作者さんの別の作品「HUNGRY JOKER」の雰囲気が好きだったなぁと思い出しているところです。林檎が出てくるやつ。昔は少年ジャンプを毎週買ってた人間でした。

 にしても、魔法ファンタジーを標榜している『ブラッククローバー』にふさわしいイントロの疾走感。そう、この疾走感がアニソンのOP主題歌なの…。(アニソンつながりでなんとなく96猫さんの『嘘の火花』の疾走感と同じだって思いました。)そして歌の最初を飾る渡辺さんの美声。渡辺さん歌上手いなぁ…と思う。なんかYouTubeチャンネルの動画見ていると美容ヲタクでリアクションが素直な、年齢-20歳くらいの人だなって思ってますが、仕事になると一転してかっこよくなるの、これが沼ってやつなんだろうね、と木の幹に隠れて思っているとこです。SnowManで歌声が特にいいなぁ好きだなぁと思っているのは渡辺岩本深澤さんなんですけど、ジャニーズってK-POPと比較してメインボーカル!!!という立ち位置を強く押し出さないところあるのがいいですよね。サッカーって感じ。もちろんK-POPだって好きですけど(ちなみにK-POPは野球って感じ)。

 ジャニーズで面白いのは、ソロで歌うよりは2,3人で一緒に歌うことをつなげていく技法(技法?)で、SnowManの場合は9人ですから、2人の組み合わせは36通り、3人の組み合わせは84通り(計算合っているかな)。ジャニーズ多人数グループ(私的には7人以上)の歌声のバリエーションはやばいですね。K-POPだとその点7人グループなら7人の歌声って感じなのにね。ということで、誰がどこを歌っているのかよくわからなかったので、パート割ください。向井くんとか宮舘さんとかラウールくんの歌声はなんとなくわかる気がするけど、今回佐久間さんがどこにいるのかわからんかった。でもサビに佐久間さんらしい声が入っているような、そうでないような。

 ジャニーズと言われればジャニーズかもしれないけれど、アニメの絵柄にぴったりとハマった良いお仕事です。

 

アニソンが染みついてしまっている

 今回のSnowManのお仕事で、私の中で眠っていたかつてのアニメの記憶も目覚めてしまったような、そういう感じがしています。「良い仕事だな~」と言ったのは、なんというかアニメの主題歌って点も関係がありまして。

 私の考えですが、アニメの主題歌って見る人への影響度もかなりある。アニメってのは、そのアニメが放送される時間帯が深夜枠でない限りは放送されるものをリアルタイムで子どもが見ることが想定される(一言で子どもといっても、どの年代か見るかってのはジャンルや時間によってさらに細分化される)。そこから導き出されるのは、「リアルタイムだから簡単にOPを吹っ飛ばすことができない」というシンプルな事実。

 もちろん、OPが終わる頃を見計らって本編から見てもいいし、あとで録画されたものを見るかもしれないし、そもそもOPなんてそんなに見ないよという人もいると思う。けれど、自分の都合のいいように映像をボタン一つで吹っ飛ばすことができないのが、リアルタイムで見る時の時間感覚で、この「リアルタイムなのか録画なのか」ってのは私の中では結構大きなことではないか、と考えている。

 話は変わるけど、私は映画館で映画を観るのが嫌いじゃなくて、でも腕時計はあまり持っていかないようにしている。『マツコ&有吉の怒り新党』だと思うけれど、そこで話題になった「映画を観ていると必ず残り時間が気になるあるある」は私も大きく頷くやつなのだ。腕時計を持っていくとどうしても見てしまうから、いっそのこと腕時計は持ち歩かない(スマホを映画中は操作しないのはマナーなので論外)。でも映画を家で観ることはあまりしなくて、というのも映画館で耐えられる2時間が、家では耐えられないのだ。耐えられないというのに、簡単に一時停止や早送りができるのだから、あんまり映画に集中できない。結末が気になったなら早送りのボタンを押してしまってもいいわけで、録画であるということはリアルタイムで見るより選択の余地があるってことなのだ。

 話を戻して、リアルタイムでアニメを見るということは録画よりも、もしかしたらOPを見る機会があるってことかもしれないし(それで言うなら録画で何回もOPだけを見るってやり方もあるか…)毎週なんとなく流れているOPはたとえ意識していなかったとしても、体に染みついてしまうものなのではないか。だからカラオケではアニソンのランキングだってあるし、同じ年代の見知らぬ人たちと大人になってからカラオケに行く機会があれば、当時の流行歌と自分が見ていたアニメの曲を歌うのは手堅い選択なのではないか、知らんけど。午後6時台にやっていた懐かしのアニメの主題歌を一たびカラオケで歌えば、自分以外の人間も案外歌えてしまうことに気づいたりするのではないか。

 刷り込み効果って、強い。

 ということで「良い仕事だね」というのは、『ブラッククローバー』を見ている子どもが大きくなって自分の世界がますます広がってふと立ち止まったとき。目の前には荒野、後ろを向けば自分が歩いてきた道が続いている、そんなときに。自分がこれまで通ってきた道のりを振り返ってあの時見たアニメを思い出し「そういえばあの曲好きだったな」と、その主題歌を思い出すことがあるのかもしれない。SnowManというアイドルを知らなかったとしても、彼らの曲が誰かの人生を形作る細胞の1つになるのかもしれないのだとしたら、それはとても良い仕事なんじゃないですか、と、めちゃめちゃ偉そうなことを思ったのでした。ははは。

 何を隠そう、この年になって私が同じような経験をしたからであって、要は自分語りだったのかもしれません(すみません)。サブスクの是非は色々ありますが、もう一度出会える機会が増えたってのは、良いことだろうと思っています。『波風サテライト』はマジでいい曲だよ。

 

 だからジャニーズはもう少し音源にアクセスできる方法を検討してはくれないか

 (あとブログ主はどうやら宮舘推しらしいです)

 

(終わり)

【K-POP】最近楽しんでいたK-POP(2020年1~3月編)

 2020年できれば四半期ごとにこの記事を書きたい。2019年は挫折したのですが、果たしてできるのか否か。なんにせよ書かないと書けないので2020年1月~3月間で印象に残った曲につらつらと書けたらいいなと思います。

dorian19.hatenadiary.jp

 

DreamNote「Wish」


[MV] DreamNote(드림노트) _ WISH(바라다)

 

 は?私この曲について書いてなかった?書いたと思ったのだけど。・・・。書いてませんでした!なんたること。DreamNoteの「Wish」です。

 ライブハウスとか、でっかい音響機器で爆音で流してもらって踊りたい~~~~曲です。跳ねるようなイントロからガシっと心掴まれてしまいました。こういうカラッと明るい元気な曲は聞いていて楽しいしストレスがないですよね。全然メンバーのことは知らないし情報を追ってないのですがアンテナ張り直さないとな、とこの文章を書きながら思いました。この曲はパフォーマンスもリボンがひらひらしていて可愛いんです。ありそうでなかった小道具。

 

SuperJunior「2YAO2YAO!」


SUPER JUNIOR 슈퍼주니어 '2YA2YAO!' MV

 

 キュヒョンもリョウクも帰ってきてSuperJuniorも兵役ラッシュが落ち着きK-POP界に戻ってきましたということで(もちろんこれまでも曲は出してきてましたが)。やっぱり落ち着いて聞いてみると個性たっぷりのボーカルが本当にいいなと思います。歌が上手いとか上手くないとかそういうこと抜きで、「あ、この人の声!」とパッと耳に飛び込んでくるのはやっぱりSuperJuniorが私にとっての最初のグループかな、と。特にボーカルラインは圧倒的「声」で好き~~~。そして先陣を切るのはいつでもウネのふたりなんだよな。この二人ずっと活動してるイメージがあるんだけど兵役済みだよな?

 ひとつ曲を評価する上でカギとなるのは「これは彼ら彼女らだけの曲か」という点でして(「評価」なんて偉そうなことを言ってますが、ひとつの判断基準として)SuperJuniorの良さはバラバラな個性と、そして多分これからある程度は「年齢」なのではないかと思います。もちろん体力的な面できついこともあるやもしれませんが、それ以上に若さだけでは表現できないものもある。SuperJuniorはその点楽しみにしていきたいと思います。「Super Clap」も良かったですよね。

 

Rocket Punch「BOUNCY」


Rocket Punch(로켓펀치) 'BOUNCY' MV

 

 「喧しいわ!!!」ってキレたくなるイントロなんですけど、そう思う時点でRocket Punchの術中に嵌っているような気がします。グループ名の「Rocket Punch」らしい曲だなと思います。いいぞどんどんやったれ、って感じ。毎日は聞いてられないけど時々聞くとシャキッとする曲です。ジャンキー。

 

LOONA「So What」


[MV] LOONA(이달의 소녀) _ So What

 

 最初に言っておくと、私この曲の振付(というか隊形移動)が好きじゃないです。でもそれ以外は歌も振付もボーカルも好きなんですよね。

 テンポがはやいから?なのかパートの切り替えが細かいからなのか、それらすべてに対応しようとした振付をしちゃっているからだと思ってて、だとすれば仕方ないことなのかもしれない。このモヤモヤ。すごーくモヤモヤとします。もっとどうにかできないのか、いや私もわからんわ、だからごめんな。という結論に音楽番組等のパフォーマンスを見るたびに思います。嫌い嫌いも好きのうち、なんでね、聴いていると自分がイケてる人間に思えてくる曲だから好きです。あ、あと一つ小言。Apple Musicにリリースされないのでどうにかならないでしょうか運営。

 LOONAはデビュー前の豪華な豪華なソロのイメージが良すぎて、良すぎるあまり強く残っているのか、完全体になって以降の活動がなかなか難しいなと思ったりするのですが、それらのイメージを強気で一掃してしまうエネルギーがこの曲にはあるのかなと思いました。ヘアスタイルを一新しているのもかっこいいです。ジンソル嬢の黒髪とか最高じゃんね。

 

MCND「ICE AGE」

youtu.be

 最初に言っておくと(さっきもそうだったな)グループ名は「えむしーえぬでぃー」でしょうか。願いを込めるのは大いにやってほしいけれど、頭文字制は読み方わからなくなるから決める前にその点考慮してくれ。それはともかく、また良さそうな新人グループが登場してきたな、という印象。MVの再生回数も結構稼げているし。

 この曲はとにかく1番のBメロが好きで、ここ音と振付と表情の3つが完璧な組み合わせをしているところだと思います。心震えた。

 

NCT127「Kick It」

youtu.be

 いたって真面目に、他のグループがやらないことをやっている。NCT127はいよいよわからんな、というところが好きです。なんでしょう、SMエンタのアイドルに強くみられる圧倒的個性があって体格が似ているわけでもあるまいし得手不得手もありながら何故か「One Team」なダンスを踊るNCT127・・・。もちろん個人にフォーカスすると全然違うダンス踊っているしNCT127についてはダンスが揃っている、とは思わないのだけど、それでも1つのチームなんですよね。とっても不思議。立ち位置の問題かな(それは大いにある)。この曲も私にとっては非日常の音楽だけれど、時々聞きたくなるし一たび流してしまうと何度もリピートしてしまう中毒性がある曲です。

 

NCT127「Dreams Come True

youtu.be

 そういう意味では、私にとってより日常的なのはこちらの方かもしれないです。音が心地よくて安心します。タイトルの真っすぐさにはたじろぎますが(眩しい光は気後れする)いい曲なんだから深いことは考えない。

 

 

 本当に時間の流れが早い。ぼーっと過ごしているとあっという間に時が過ぎ去ってしまいます。こんな記事書けていますから1月から3月、生きていたとは思うのだけど自分が何をしていたのか何を感じていたのか、見失っている自分がいます。どうにかせんとな(時間の流れが早く感じるのはそういうものらしいですが、それでも抗いたいのです)。次は6月。さて私は忘れずに書けるでしょうか。音楽を聴いているでしょうか。コロナはどうなっているのでしょうか。各々体調だけでなく心の方もご自愛ください、と思うばかりです。