根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【読書】本を買うことが好き(その2)/本を通して自分の関心事をみる

 ここ数年、本当に本を読むことが楽しくて楽しくて、多分人生で一番意識して本を読んでいると思います。そしてまだ読み方を模索している最中だからきっとこれからもっと読み方を変えられると思っていて、私は本を読んでいます。

 

dorian19.hatenadiary.jp

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 多分何度か書いていると思うけれど、私はもっぱら図書館で借りるタイプの本読みで、あまり本を買いません。が、

  

 そうなんです。

 「貸出してくれない」ってのは間違ってて、正確には「予約のみ受け付ける」です。ただ図書館の開架に入ることができないので、電子媒体上からサイトにアクセスし本を予約しそれを図書館等施設で受け取る、という借り方をしたことがなかったもので、一瞬だけ気落ちしました(ウイルス絶許)

 そういう点では、趣味の読書と学生時代の本の調べ方は別物だったなぁ…と思っているところです。専門書はとにかく検索検索検索検索であたりをつけて、気になる本はとりあえず読んでみて引用されている論文や本を辿っていく「芋づる形式」でした。一方で、日ごろの読書は、結構最初の数ページの文体、内容で選んでいることが多くて、つまり実際に本を手に取ってパラパラめくって「いいな」と思った本を借りていくスタイル。何が書かれているのかよくわからん本にはあまり挑戦してこなかったな、って。

 何故そうなるのかというと、貸し出す手間と時間を考えたとき、できるだけ「借りたけど読まなかった」という事態を減らしたいから。もちろんそれを許してはいるから、じゃんじゃん借りて読まなくてもOKOK!って思っているのですが、やっぱり借りたらきちんと読み終えたい、という思いがある。

 が、この時代・この状況ですから自分のスタイル云々主張しても仕方ないので、今まであまりやったことがない手段で本を調達し始めました。

  1. 図書館の予約サービスを使ってみる
  2. そのためにはある程度本の情報が必要だから、ネットで積極的に調べる
  3. 中古本も見てみる
  4. 青空文庫も使ってみようかな…(芥川読んで結構面白かったから)
  5. 読んだことない新刊本もネットで注文してみる

 

 今回書きたかったのは、5の「読んだことない新刊本もネットで注文してみる」でした。本当は本当は宅配じゃなくて本屋さんに行きたいのですが、「外出は控えたほうがいい」というのを優先した結果。本当は実際に手に取ってページをぱらぱらめくりたいのですが…。何故本を買うのかというと、自分にできる範囲で経済を回したいという気持ちがあるから。「できる範囲で」なので、無理に読みたくない本を読むことはせず「ちょっと気になる…」な本をできるだけ買う日々にしようかなと思いました。図書館を利用していると新刊はなかなか順番待ちになりがちなので、いい機会です。

 複数冊買うときは「一括受け取り」で!!この際すぐに届かなくていいので!!ずっと待ちますから!!(既に配送業はかなり大変だと思うので、それもあって配送使いたくないんですけどね…うーん。難しいところ)

 あと、結構これはおすすめなんですけど、本から今の自分の関心事を把握することができるってやつ。今回買った本は最近読みたかった本なのですが、軒並み人文書の類で、やっぱりこの方面に関心があるのか自分…。自分が好きなもの、関心がある領域って、自分で思っている以上にぼやけているというか、自分にとって自然なことだから意識することもないんだろうな。好む被写体とかも撮った写真を見て初めてわかるようなところがあるし。

 本を買わなくてもいいので(いいのか?いい、と思う)大型書店のネットストアを一定時間回遊して、買わないけど自分がどんな本を選んだか見てみるのも面白いかもしれないです。これ書き終わったら私もやってみよう(そして本が欲しくなっちゃうだな…)。