RIIZEのHonestlyって曲が好きです。
手元の古い古い電子辞書のロングマン現代英英辞典によれば、
used to emphasize that what you are saying is true, even though it may seem surprising
だそうです。例文だと" I honestly don't know how old my parents are."が載っている。私もここ数年まで知らなかったですー、親の年齢。正直に言うと。
「正直に言うと」という言葉は、内容に問わず、それを知らない相手の世界観を転覆しうる、魔法の言葉だなって思ってます。復讐感マシマシで、相手を詰問する風で使っても全然いけそうな、恐ろしい言葉。
RIIZEのHonestlyもまた、相手を見限り自分ひとりでやっていくことを宣言するような内容。が、曲調は終始穏やかで寂しく切なく、もの悲しさが出ている。Honestlyという言葉が持ちうる狂暴性との対比を感じ、私はとてもこの曲が好きなのだと思います。新しい生活への希望全振りでもなく、希望を歌いつつも隠せない疲れ、倦み、諦念すらうかがえるのが、味わい深い。疲れている人が小さな刃物を突きつけているような曲。穏やかだけで実はけっこう細かく傷を作っているような曲。たまらんわあ。
こんなこと言わせてしまった日には自責で数日寝込みますが、それはそれとして、「RIIZEに言わせてみてえな~」みたいな気持ちもある。なんというか、聖人を苦しめて苦渋の言葉を引き出したい、みたいな欲望もありますの。ある種の嗜虐心でしょうね。
ということで、Honestlyについてはこれからも無限に語れそうです。皆様も良きHonestlyライフを。
※公式のlive clipを貼っておく。