根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【VERIVERY】FAKE LOVE(by BTS)を彼らにカバーしてもらうなら

 私はFAKE LOVE大好き芸人なんですけども、衝動的にFAKE LOVEを聴きたい夜があるのですね。

 よーしそれなら書くか!と思って自分のブログの過去記事を一応検索したら既に書いていて本気でびっくりした日曜でした。自分で書いたことも忘れているとか、まったくさあ…。あのときとはだいぶ感じ方も変わっているのでリンクは貼りません。ブログを書いていて何が嫌って自分の過去記事なんですよね、これもまた衝動的に消したくなる。消したら負けだと思って消さないけれど、それでも。

 で、歩きながらふと思ったのですよね。FAKE LOVEをVERIVERYにカバーしてもらったらどうなるんだろう?と。そうしたら、うわわわわ!となりまして。一気に頭がフル回転して、私、嗚咽。

 あれやこれや考えたので書きたいと思います。でも難しかったなあ…綺麗に分けられなかった。

 

本家

youtu.be

 BTS防弾少年団)は7人グループで、日本公式では担当みたいなものが書かれてなかったので手っ取り早くざっくり分けると、RMとJ-HOPEとシュガがラップで、ジンとジミンとVとジョングクがボーカル。

 一方のVERIVERYは、これまたざっくり分けると、ドンホンとホヨンがラップ&ダンス、ヨンスンがダンスで、ヨノ、ケヒョン、ミンチャンがボーカル、カンミンは何でもという構成。

 グループの人数は7人で同じであるものの、グループ構成が異なるということに留意したい。

 そもそも防弾は7人構成なんだけれども、そのうち3人がごりごりにラップをするという、K-POPアイドルグループ界隈を見ていてもなかなか稀有な構成なのであった。人数こそ違うものの、スキズ(Stray Kids)が似ているかもしれない。

 ということで、ラップとボーカルが等価というか、お互いがお互いを牽制し合っているようなバッチバチな防弾と、伸びやかに歌い上げるボーカルが魅力の(私はそう思っているのだけど)VERIVERYはタイプが違いすぎる。パフォーマンスはまだVERIVERY印で消化できるような気がするが、いかんせん、パート分けがな…。

 それでも私は考えました。考えた結果、こうなりました。

  •  RM→ドンホン
  •  シュガ→ホヨン
  •  J-HOPE→ホニ&ホヨ(?)
  •  ジン→ミンチャン
  •  ジミン→ケヒョン/ヨノ/ヨンスン
  •  ジョングク→ケヒョン/ヨノ/ヨンスン
  •  V→カンミン

 

 ぜんぜん綺麗に分けられねえ。

 

割り振ってみた

 まずこれは確定だろ、というところから。

 RM→ホニとシュガ→ホヨ。これはそうだろうなという感じ。VERIVERYでもラップ担当のこの二人は、低めをホニ、高めをホヨという住み分けをしていて、特にシュガさんパートはぜひホヨさんにやってもらいたい。ぜひ狂っていただきたい。RMとホニについてはスタイルが違うので、ホニさんの解釈でいいのでやっていただけたら、はい…。

 ジン→ミンチャンに関しては、ミンチャンさんの声がなかなか活かせない曲であるような気もしていて、Vパートをやってもらいたいところではあるのですが、ジンさん→ミンチャンさんがめちゃスムーズなんですよね。首がシュッと長くて背もシュッとしていて、スッと出てくるパートでミンチャンさんが登場されるとそれはそれはいい絵になるだろうな、と(擬音語が多すぎる)。

 V→カンミンちゃんは、なんというかVさんはこの曲に限らず場面場面の切り替えに一翼を担っていて、すごく印象に残るような気がしています。声も特徴的ですしビジュアルもパッとする。そういう役割ではカンミンさんがそりゃ適役だろうと。カンミンちゃんならうまく表現できること間違いなしですから。

 J-HOPEさんは、個別個別で割り振ったとき綺麗に振れなかった人です。ホニ&ホヨさんかなあ。機動力ステータスならこの二人の間なんですよね…。ホニは重・中量級で丁寧に踊るタイプ、ホヨは軽量で流れるように動くタイプ、ホソクさんは機敏だけども力強さもあるタイプ。ぐぬぬぬぬ。

 そして鬼門であるジョングク&ジミンポジション。ヨノとケヒョンとヨンスンさんに振らせていただきました。防弾少年団にヨノはいないし、VERIVERYにジョングクとジミンさんはいないのだった、、、ということを思い知る企画になりました。もちろんそれ以外のメンバーも代替不可能であることに違いはないのだけれど、特にこの三人が、防弾とVERIVERYの相違を考える上での、私個人の注目ポイントかなと思います。

 ジョングクもジミンも、ボーカルダンススキル表現力ビジュアルどれも高得点というか、何でもできるよね君たち…というアーティストで、どうも分担しないと駄目そうだぞ?という感じになりました。それはVERIVERYに彼らに匹敵する人材がいないというわけではなく、レーダーチャートの形の違いに過ぎないのですけど、あとは、どちらにもやってほしい!と思うこと数知れず。特にケヒョン様とヨンスンはジミンさんパートをやらせたら、そりゃあ、もう、いいパフォーマンスしてくれるに違いないという確信を持つぐらい。FAKE LOVEのジミンさんは憑依のパフォーマンスなので、ヨンスンにやってほしいし、キレのあるダイナミックな動きならケー様に踊っていただきたい。そうなると、ジミン→ヨンスン、ジョングク→ケヒョンがありそうな動きですが、ボーカルはやっぱりヨノなんですよね。ヨノはジンさんパートを歌って欲しい気もするけど、もうちょっと爆発してもいいんじゃないかという気もするし…うあああああ。

 

 比較をすれば違いがわかる。防弾とVERIVERY、それぞれがそれぞれで良いのであった、ということがよくわかる機会になりました。みんな、自分たちを最大限発揮できる素敵な曲を歌ってきたんだな(合掌)。なんかありがとうな、という謎の感動におそわれ、そうして私はそれぞれの「おうち」に帰るのでした。BTSなら相変わらずFAKE LOVEを、VERIVERYならGet Awayを聴いて、やっぱりこれだよなーと安心しました。

 ま。いつでも待ってます、FAKE LOVE(VERIVERY.ver)を。

FAKE LOVE

FAKE LOVE

  • provided courtesy of iTunes

 

【文房具】ポケモン×SARASAにテンション爆上がりになった話

 10月某日都内某所のポケモンセンターのとあるブースの前に一人の女が立ち尽くしていた。その女は先ほどから小声で(やばいやばい…これはやばいって、どうしようやばい…)などと呟いており、傍目から見て怪しいことこの上ない。さてこの女は一体何をしているのか…。

 

 その女はもちろん私です。間違いありません。時間にして大体15分くらいでしょうか、ブースの前を占領しながら(いい迷惑)商品を手にとっては戻し、手にとっては「かーーーーーー」と頭を抱え、また戻しを繰り返していたわけです。熱心さが伝わったのでしょうか、ポケセンの店員さんに「もし見つからない商品がありましたら声かけていただければ探しますので!」と言われ(恥ずかしい)「は、はい…」と不愛想に返し(挙動不審すぎる)また商品に向き合い「かーーーーー」と唸り、結局熟慮の末、私はこれを買いました。じゃん!

 

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 ポケモン柄のSARASA!!!

めっ可愛じゃないですか。

じゃないですか(圧)!?!?

 

 そもそも何かを買うつもりなどなかったのですよ、可愛いぬいぐるみがあれば買いたいなと思ったけれど、全然マストじゃない。普段ポケセンなんて行かない私が偶々見つけてしまったポケセンに色めき立ちなんとなく入ってしまっただけで、それなのになんですか、こんなものを見つけてしまっていいのですか、いいのですかっ!?

 テンションが爆上がりしてしまったので、もう瞬時に「これは買う、ぜったい買う」モードになり、15分くらい真剣に悩みました。あ、もちろん他にお求めのお客さんがいないか気にしながらですけれど。平日ですからね、そもそもそこまでお客さんはいない時間帯でした。それはさておき。

 悩みました。もう悩みました。個人的にはタッツーとかパラセクトとかフシギバナも私の好みを貫いていったんですけども、そんなに買えないじゃないですか、あ、ちなみに種類はおそらく初代赤緑のポケモンは全部あります、なので151種類ですかね?ボディの色はそれぞれ異なりますが、替え芯は黒の0.5mmで統一されてます。んなもの、速攻で替え芯買うから大丈夫。心配すな。

 悩んだ末に、今回は(今回は)レアコイルアーボックラフレシアの3本となりました。それぞれの推しポイントを語ります。

 まずレアコイルですが、これは私の推しポケモン枠です。初代のポケモンならレアコイルサンドパンが好きなんですけれども、まあレアコイルの方が好きかなということでレアコイルです。どうしてレアコイルが好きなのかというと、でんき・はがねタイプということでじめんタイプの技がこうかばつぐんで食らいたくないわけですが、それを特性のふゆうで回避できるスマートさです(あれ、回避できるよね?たしか)。あと3つのコイルが合体しているので、つまり3つのコイルそれぞれ人格(ポケモンの性格?)があるわけで、一緒にいてなんか楽しそう、という理由もあります。レアコイルの近くにあるコンピュータは異常をきたすらしいけれど、知ったこっちゃないね。あとでんきタイプが好きかもしれないです。チョンチー(金銀クリスタル)も、みず・でんきタイプという二律背反みたいな感じが好きです。金銀ならムウマが推しポケモンだなー。ということで、まずレアコイルを選択。SARASAってグレーインクあったかしら(ありました)グレーインクはそれはそれで一本は持っておきたい色なので、そのうち替え芯入れ換えたいと思います。替え芯が単体で売られていればの話ですが…。

 アーボックラフレシアについては完全に私の好みです。基本的に身の回りの持ち物は地味なやつで手堅くいきたいところですが、要所要所でこういう派手派手ケバケバの柄物を買ってしまう…。アーボックは胸の部分がハート柄なんですよね、それがきちんと表現されてます。かわええええええ。仕事でこれ使ったら超つよい女になれません?使わないですけど。ハート柄以外の細かい柄についてもめっちゃ凝ってて、モンスターボールとかアーボックとかが表現されてます。めっ可愛。

 ラフレシアはブルーブラックをベースに(ラフレシアの顔の部分の色ですね)ラフレシア様(様。)の綺麗な花弁がはらりはらりと描かれています。めっ可愛。写真では見えないだろうけれど、グリップの下の部分にちゃんとラフレシア様も描かれていて、目が合う。ちゃんと目が合います。手を振ってくれています(これは私の幻想かもしれない)。めっ可愛。

 なんかもう、1本1ポケモンにつき30秒は優に語れるわけですけど、そうなると1時間オーバーですしそんな時間までお店に居続けるわけにもいかないので、えいや!と泣く泣くこの3本に絞らせていただきました。できれば全員お迎えしたかった!仕方ないですね…。3本を大切に使わせていただきます。

 この3本をレジに持っていったとき(ペン以外は何も買わなかった)商品とレシートを渡された際、キャッシャーの人に「ぜひ大事に使ってください!(キラリ」と声をかけられてしまい、(ここはディズニーランドかよ…はい、大事に使わせていただきます(心の中でサムズアップ))と、感動して私はお店を立ち去りました。満足です。

 ポケモンさん、次に文房具とコラボする時は私に一声かけてもらえますか?馳せ参じますので…駄目ですか、そうですか、そうですよね。日頃からアンテナ張ってないと駄目ですよね。了解です。

【SnowMan】Super Sexyに見る「パートに引き寄せられる」ということ

 突然で恐縮ですが、あなたには「どうしても口に出せない言葉」というものはあるでしょうか。そうですね、ハリー・ポッターシリーズにしばしば登場する「名前を言ってはいけないあの人」(=ウォルデモート卿)を思い浮かべていただければいいでしょう。

 個人的に私は「名前は言ってはいけないあの人」という言葉をとても興味深い表現だなと思っています。何を言葉にし、何を言葉にしないのか。用いる言葉によって個人の価値観や置かれた環境、文化的な背景を読み取ることはできそうですし、逆に言葉によって私たちは規定されているとも言える気がします。「名前を言ってはいけないあの人」と表現してしまったことが、少なからず闇の魔法使いたちとの付き合い方を決めてしまったようなところはあると思うのですよね…。まあ、それはさておき。

 さて、私にも使いづらい言葉があります。例えば「Sexy」という言葉。その理由を言語化できている部分がある一方で、まだまだわからないところもあり、どのみち説明する気はないのですがSexyという言葉に出くわすと立ち止まり考え込んでしまうことがあります。これは一体どういうことなのだろう、と。

 別に意味がわからなくても混乱していても接することはできますからね、音楽を日夜聴いています。そしてまた出会ってしまいました。Sexyに。

 

SnowMan『Super Sexy』

 

 好きなのだが。

 後ろの音が爆音で鳴る曲も疾走感あふれる曲も嫌いではありませんが、ゆったりと余白がある曲が私は好きなのです…。スノマニアはこれからも聴いていきたいアルバムで(まだ聴きこみが足りない)「お!」と思う曲がきっと見つかると思いますが、今はSuper Sexyを推したい。この曲から逃げることなどできません。

 特にですね、大声で言いたいのは、阿部ちゃんの「Like a butterfly, like a crystal, it's beyond imagination」が良すぎるということから。0:18から先に進まない。どうしてくれる!

 音楽のジャンルのことはよくわからなくてもどかしい。なんだろうかこのジャンル。岩本さんのラップ、そして阿部ちゃんパートで「この曲は、こういうテンションで、行きます!」という方向性が決定づけられるといっても過言ではなく、その後に続く宮舘さん向井さん深澤さんのパートで曲の世界が広く深くなっていく。その入り口を作る上で阿部ちゃんパートはめちゃめちゃいい働きをしている、と思う!というか、私がこのパートのことをとても好きになってしまったのでワアワア言っているのだが。阿部ちゃんさんの低くちょっとハスキーで、語尾が甘やかであるようでひりりと冷たさも感じられなくもない、そんな「グレーな感じ」が好きって言ったら伝わりますか。このパート、阿部ちゃんで良かった。いや、阿部ちゃんじゃなかったらここまで好きになってなかったかもしれないというくらい、ぴったりのパートだと思う。阿部ちゃんの為のパートだ。

 

パートに引き寄せられるということ

 私はSnowManというグループのことを言うて知らないに等しく、長年彼らを応援してきた方のことも知らなければ、彼らの軌跡もすべてを知っているわけではない。

 またSnowManというグループに問わず、パート割というのは最善であるべきだと思っていて、パート量の多寡を嘆くよりは各メンバーそれぞれのパートをじっくりと味わいたいと思っている人間だ。

 なので、SnowManのパート割事情というのも、ちらほら聞いたり聞かなかったりするものの、それが楽曲制作における最善だったのだと思っている。それ以外の要素については考えない。知ったことではない。

 なので、阿部ちゃんさんがLike a butterfly~♪パートを歌ってくれたことに喜んでいる。ただ、喜んでいる。パートは自分で選ぶものかもしれないけれど(どのようにパート割を決めているか私は知らないので)おそらくアーティストが選ぶ以上に、パートがその人を選ぶのではないかしら(パート、阿部ちゃんを選んでくれてありがとう)。

 阿部ちゃんだけでなく、8人のパートもそれぞれ見ていこう。彼らがパートに引き寄せられたメロディーやリリックを堪能しよう。

 

表現すること

 およ!と驚いたのは、渡辺さんや佐久間さん、ラウール君のボーカルだろう。この三人だけではなく、SnowManの9人はそれぞれ個性的な声、そして歌い方をするアーティストであるが、特に先に挙げた三人はかなり目立つ。はっきりとしている。それがこの曲においては、驚くほど違和感を感じない。曲に馴染んでいる。ぐっと歌い上げる渡辺さんの伸びやかさは控えめだけれどしっかりと、そして柔らかく歌っている。佐久間さんの声は雲の切れ間から差し込む日差しのように強い力を持っていると思う。この曲においてはどうだろう、どこにいる佐久間!となるくらい溶け込んでしまっている。こんな歌い方をする人なのか。多面的な人だな。そしてラウール君は語尾がぼやけていく感じが曲にめちゃ合っている!あと個人的に好きなカメレオン目黒さんはやっぱりスルっと曲に染まっている。私は目黒さんの声が今もよくわからない(そこが好きなんですけど)。岩本さんはラップの低音で「うぐっ」となるのだけど(岩本さんのラップが好きな人 is 私)中音域になるとまた印象が変わるのですよね。無印に近くなる。むむむ。深澤さんは声と歌い方の輪郭がはっきりしていてそれもまた得難い。輪郭があって、そこから始める陰影のつけ方。向井さんも声質がはっきりしているのだけど、歌い方が儚くて儚くて、胡蝶の夢でしょうか。ええ、ええ。そして宮舘さんの声は好きなんですよねー。グッとくるよね…(溜息)。一番のパートで、そう、グッときたけれど、二番のパートでガラスを壊れないように繊細に扱う、そういう細やかさを感じました。

 

 こんな風に、おそらく丁寧に聴けばそれなりの剛速球を返球してくれるSnowManさんの皆さん。どうしても楽曲の好き嫌いがありますけれど、しっかりと声に耳澄ませたいなと思った次第です。

 

 それにしても、SnowMan、器用というか、多種多様なコンセプトを綺麗に消化してしまうこと、恐ろしいです(Delicious!を聴きながら)。先輩ジャニーズグループの皆さまの顔を思い浮かべながら、SnowManらしさとは何なのか。楽曲における彼らの特徴は何なのか。考えているところです。まだうまく言葉にはできておりません。

 いずれにせよ、パートに引き寄せられた結果の集合体である楽曲を楽しんでいきたい所存です。いやー、阿部ちゃんのパートは私にとってホームランでした。最高にゾクゾクしました。

【メーカー特典あり】 Snow Mania S1(CD2枚組+Blu-ray)(初回盤A)(Snow Man CATALOGUE 2020-2021(A5サイズ)付き)

【音楽】2021年9月の音楽

 毎月恒例のやつです。

 え? 8月はどこ行ったって? 忘れました。いや、違うな。覚えていたけれど書けませんでした。体力がなかったのと、そもそも音楽をあんまり聴いてなかったというのがありまして。9月は回復したのでこうして筆をとった次第です。

 

 9月はどうだったか。ヒプノシスマイク聴いてました。

 私の中で突如出現したヒプノシスマイク。8月ぐらいからちらほら聴いてましたが、9月にはスマホアプリゲームを入れ毎日毎日リズムゲームに勤しんでおります。

 

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 初見の私「情報量が多いんだよ…なんか一人キャラが三次元化している人おらん?」

 10回聴いた私「はらいさん?と、あまくにさん?のパートが好きです。あとスロット回す音、人間が再現できることってあるんだ…」

 30回聴いた私「銃兎さんのパートで四字熟語の問題解けた!(清濁併呑)」

 

 お気に入りディビジョン(正確にはちがうけどチームみたいなもん)はシブヤのFling Posseなので、とりあえずFling Posseの曲をよく聞いておりました。真面目な話、アイドリッシュセブンの二階堂大和⇒飴村乱数ルートで入ったので(公式さん聞いてる?)Fling Posse= 二階堂大和 + 九条天 + ベテラン新人の人(有栖川帝統の中の人がなんとヒプマイが初めて(なのかな?それに近い)の新人さんなのに、ラップスキルがやばい等新人とは思えぬすごさにちなんで)なので、66%アイナナである事実に頭を抱えました。

 はまらんかな~と思いつつ、曲をただただ聴いていたら「あ〜なんか、曲好きかも」と揺らぎ、スマホアプリに手を伸ばす始末で(そして案の定ガチャを引きたくなる)フラグ建築士か? と自分でもツッコミを入れているところなので信用できないですが、アニメ等ははまるかな~はまらんかな~と思っております。ヒプマイについては最後につらつら書きます。

 ということで、ここでは、ヒプマイ楽曲で今のところ聴いた中でお気に入りの曲を。

Hoodstar+とHang out!

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 声だけで言ったら、実は碧棺左馬刻&入間銃兎推しで、直感型左馬刻の駄々こねラップと声質の煽りスキルならNo.1の銃兎が光っているこの曲がお気に入りです。幻太郎の振りに勢いよくツッコむ帝統もいいですけどね。

 

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 入間銃兎の煽りならHang out!もなかなかいいです(まじで腹立つな)。そして理鶯はヨコハマディビジョンのゆるキャラです。

 何よりHang out!は白膠木簓のパートが好きなので頑張って最後まで聞きます。

 

 ソロ曲なら乱数と左馬刻かな。まだ全員分ちゃんと聴き込めてない時点の話だけど。

drops(飴村乱数)

 二階堂大和が歌っている…と無理やり思えば思えるけど、やっぱり全然違うキャラクターだなと驚いています。とにかくサビが好きで、食器を洗いながら鼻歌でよく歌っています。

 

Gangsta's Paradise(碧棺左馬刻)

 浅沼さんと言えば、私はツルネの雅さんなのだけど、うーむ、全然イメージが違うし役柄が幅広い人なのかしら。地声がちがうけれども、特にサビはVIXXのラビさんに似てるかも―なんて思いながら聴いてます。

 

Mr. AFFECTION(IDOLiSH7

 ヒプマイヒプマイ言うておりますが、アイナナもコツコツ続けています。石50個で引ける時なんかに10連ガチャを引くのが楽しいです。

 私はネタバレを自ら踏みに行くタイプの人間ですが(だって好奇心には勝てない)

てか、YouTubeで公式に挙がっている『RESTART POiNTER』MV FULLはネタバレになるから、アイナナやろうかなと思っている人は見るの注意だぞ☆(書き手はMVを見てから二部を消化した人間)。

【アイナナ】RESTART POiNTERをちゃんと聞きたくて速攻で二部を消化する - 根津と時々、晴天なり

 学習しない人間でもあります。ただMr.AFFECTIONはネタバレじゃない、よね? わからんよね、多分。もちろんこれからの展開を予期させるような演出ではありますが、まあ、なんか至る所で「鬱」「鬱」「鬱」と言われているのを目にするあたり、そうなりますよね~☆となります。どこかの誰かが言ってた「最強の魔法少女になったらあとは最悪の魔女になるしかない」みたいなやつを彷彿とさせます。

 

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 和泉一織、いい声だなあと思った楽曲でもあります。本人のキャラクターも相まって、クールな曲が映えるのか。

 あと細かい話ですが、2番のサビで壮五さんが「やさしさに触れていて AFFECTION」と歌うときのaの音が「ア゛」ってなるのがいいです。いつも穏やかな壮五の力強い一面を感じます。

 早くこの曲を叩きたいのですが、ストーリーを消化しないと解禁されないので、遊ぶにはまだまだ時間がかかりそうです。

 

平家物語

 さて、アニメ(というかスマホアプリゲーム)に飲まれていますが、一方で9月はもう一つの流れが。

youtu.be

 

平家物語

 

 ハイパー気分屋で最近はアニメもドラマも最後まで見ることができていないですが、なんとか平家物語は完走したい…てか、河出書房新社から出ている古川日出男訳の平家物語買いました。所有欲を満たしてくれる良い装丁。うっとりしちゃう。本文も琵琶法師の語りのテンポが良くてなかなか読ませる文体です。毎日コツコツ寝る前に読んでます。1月までに読み終わりたい。

平家物語 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集

 

 あ、そうだ、音楽の話だった。平家物語のサントラが既に出ていて、その中のBoy’s ownがお気に入りです。アニメのTeaserでも使われています。

 

K-POP

 回復してきたのでK-POPもちらほら。まずはA.C.EChanger。ミュージックビデオが好きです。曲も好きです。肩の力が抜けた、だけどエネルギッシュでもある、見ていてにこにこしてしまう5人の姿。全員しっかりと踊りしっかりと踊れるA.C.Eの中で、書き手、チャン君の声はわかるのでそのフレッシュさに嬉しくなってしまうというのもあります。

 最近カムバしたITZYからはB[OO]M-BOXXを。勝手な勝手な勝手な妄想ですけれど、KCON in NYとかでこの曲が爆音でかかって会場のニューヨークK-POPファンがぶんぶん思いっきり乗っている図が浮かびます。いや、別に英語圏じゃなくても多くの人がこの曲で踊り狂うと思うのですが(私もその一人でしょう)。ITZYがどこに行くのかはわかりませんけれど、そう、確かにDALLA DALLAの彼女たちを見たときに、「これ以上彼女たちは何を歌うのか」と思った記憶があって、その行く末が気になるばかりです。SWIPEもいいなと思いました。彼女たちは何を歌ってもいいと思うのですがね。過去にも未来にも縛られず。ぼんやりとそんなことを考えていました。

 さて、NCT127のSTICKERからはBring The NoiseとMagic Carpet Rideを。Bring The Noiseはメカメカにご執心なSMらしくメカメカしてますけど、不思議とNCT127に合っている、いやむしろ、SMメカ路線の一つの成果なのではこれ?とか思ったり思わなかったり。ずるーい、9人全員の声が良いなんてと思うSTICKERというアルバムですが、この曲はジョンウの声がもーーーーーーーーーー良い!ありがとうジョンウ!(そしてパート割を考えてくれた人)となります。硬質的な強気楽曲にふわふわ甘酸っぱさを添えてくれるジョンウさん、LOVEです。Magic Carpet Rideは上質なミディアムバラードでしょうか、活動曲の挑戦的で意欲的な楽曲の裏側にしっかりと実力に裏打ちされたミディアムバラードを歌ってくれるNCTが好きです。それ以前にももちろん遡れるでしょうが、私にとってはSUPER JUNIORの特にKRYが魅せてくれたあのボーカルが綿々と続いている様に拍手です。SMは色々な側面があるでしょうが、このバラード力は確かなものがありますよね。だから好きなのよね…。そのバラード力を支えるのはテイルさんとドヨンなのです。彩をあたえるのがジェヒョンでありヘチャンでありユウタでありジャニさんでありジョンウであり、マークとテヨンのラップなのですー!

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 STICKER、すごく聴いていて安心する良いアルバムなので音盤買わねばな…と思っているところです(買うか分からないけど)。

 

 

最後にヒプマイについてつらつら

 ヒプマイ、今は音楽を時々聴き、嬉々として音ゲーを叩いているぐらいの距離ですが、はたしてここからヒプマイファンになるのか、否か。未来のことは私もわからない。

 一つ気になっていること、興味を抱いていることがあって、それはヒプマイの世界観について、である。何様だよという自己ツッコミはしつつも、ヒプマイの世界観に乗り切れないところがある。そもそもラップバトルというのはこれからの世界の流れに合うのか合わないのかというのもあるし、私自身がラップバトルという形式に乗れないところがある。喧嘩は苦手なのだ(あ、もちろんラップバトルは喧嘩では無いのだが、こう、直球で言葉を吐くということのエネルギーたるや、言葉に吹っ飛ばされ怖気づいてしまうのだ私は)。だから、そもそもラップバトルというものに懐疑的である以上、ヒプマイに乗れないのはそりゃそうだ。どうしても厳しい目で見てしまい「いや、ラップバトルのシーン、なんかダサくね?」と思ってしまう。ごめんな。この集中力の無さ故に、世界観に夢中になれない故に、これ以上距離を縮められるかどうか怪しいところ、という話。

 また、世界観に関連してもう一つ。ヒプマイファンは彼らを見物する観客だ。作中でもラップバトルを繰り広げる彼らを観客は鑑賞するし、現実世界でもそのように扱われている。私は何が何だかわかってないが、現在進行形で何かを争っているらしい(CDを買えば投票権が得られるのかな?)。私たちは彼らを二重に消費する。つまり、消費者的にと、鑑賞者的にと。消費者的にってのは、一般的にアニメやゲームを見る、遊ぶ上での振る舞い。そこにヒプマイは鑑賞者の要素が入る。確かに他の、例えばアイドリッシュセブンだって彼らを鑑賞しているかもしれないが、構造が違う。全然違う。ヒプマイの世界観を上手く説明できる気がしないのでここでは割愛するが、一方的で権威的な構造がそこにはある。消費者的と鑑賞者的。ヒプマイを遊んでいると私は二重に消費しているなあと感じる。それが悪いとは言わないが、特に鑑賞者的な目線にある種の権力性を言いますか、高いところから彼らを見ているという感覚があって、正直収まりが悪い。私はもう少し違う角度から、違う場所から、あなたたちを見ていたかった。そう思ってしまう。例えば同志として。例えば友として。例えば憧れとして。故に、構造的にそうなってしまっていることが歯がゆいのと同時に、この物語が最終的には構造をぶっ壊してくれることを願っていたりする。どうなるかはまったくわからない。

 

終わりに

 ということで、9月に聴いていた音楽でした。こうやって一つひとつ言語化して聴けるようになれたらいいと思っているけれど、まだまだ足りないです。さて10月。何があるか。

 

 

【文房具】私の筆箱の中身

 机周りを整理する流れで筆箱の中身も一回棚卸をしたので(といっても、入れてるものがそこまで多くないので、今後もこれを使うよね?という点検)いいきっかけなので中身を全部一枚の写真に納めてみた。

 What’s in my bagはやろうと思わないけれど(ろくなものが入っていない)筆箱はいいのでは?それこそ、ろくでもないもの、使用感満載の写真になったが。そもそも学生でない人で日ごろ筆箱を持ち歩く人はどれくらいいるのか?どうなのだろうな。

 

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1. ジェットストリーム 多機能ペン 4&1 MSXE5-1000 1.0mm

https://www.mpuni.co.jp/products/ballpoint_pens/jetstream/jetstream2/4_1/msxe5_1000.html

 色は限定だったと思う。この多機能ペン、3本くらい持ってる…(3000円…馬鹿…)。色は黒、赤、青、緑とシャープペンで、玄人になると例えば緑の部分を黒芯に替えちゃうとかやるみたいだが、私はスタンダードに全色利用している。なんとなく意味は決めていて、赤は大事&見出し、青は語彙、緑は疑問点、みたいな使い分けをしているけれど、まあ、そのときの気分。シャープペンは本職(後述)に任せたいので使っていないけれど、例えば出かけるときにこの多機能ペンだけ持っていくときに、シャープペンでラフに書きたい、なんてことがあると便利。ないけど。

 

2. クルトガ ハイグレードモデル 0.5mm ブラック

https://www.mpuni.co.jp/products/mechanical_pencils/sharp_pen/kurutoga/high_grade/m3_1012_1p.html

 ずっとクルトガ スタンダードを使っていたのだけれど、ずっと使ってきたし、今後別のシャープペンに移る気配もないからちょっと高いやつ買ってずっと使お~~~と思って買ったやつ(1000円)。本職のシャープペン。私はシャープペンは0.5mm派。クルトガ以外のシャープペンを長く使ったことがないので比較しようがないけれど、書きやすいと思う。でも、学生でノート取る量が多かったらスタンダードの方がおすすめかもしれない。そちらの方がボディが軽い気がする。

 

3. アイン替芯 シュタイン B 0.5mm

https://www.pentel.co.jp/products/refillleads_refilleraser/refillleads/ainsteinrefill/

 昔から濃さはB。HBは書くときの質感がざらざらしてゾワゾワ鳥肌が立つする気がする。メーカーにこだわりがないので、パッケージが好きなやつを気ままに選んでいる。メーカーごとに比較したいものだけれど、使っている替え芯が一生なくならない。

 

4. ユニボール シグノ 極細 0.38mm ボルドーブラック&ブルーブラック

https://www.mpuni.co.jp/products/ballpoint_pens/gel/signo/signo/um_151.html

 上手に文字が書けてそうな錯覚を抱かせてくれるユニボール シグノが好き。色を二色使っているのは、暖色&寒色を気分で分けて使いたいから。替え芯もあるので、今使っている色が終わったらボディはそのままで替え芯だけ別の色に変えてもいいかもしれない。

 

5. MONO

https://www.tombow.com/products/mono/

 消しゴムはずっとMONO使っている。これ以上も、これ以下もない。

 

6. ルージェル

 まじ可愛い。主に好きな文章を書き写す用。インクが薄くなったので今後は観賞用にするかも。代わりにSARASAの0.5mmをレギュラーにしようかなと思っているところだけど、実用的であることとデザインがなかなか両立しない。ルージェルは持っていて楽しいペンであった。

 

7. ラミー サファリ スケルト

https://lamy.jp/collections/frontpage

 だいぶ長く使っている。万年筆は物によるけれど使い続けないとインクが詰まってしまうのでラミーについては何回もやらかした。そのたびにペン先を熱湯に沈めてインクを溶かすのだけど、ここ1年くらいはやってない。使い続ける習慣がついたみたい。ブルーブラック一択。ボディのカラーバリエーションが豊富でその年毎に限定色が出るのが憎い。毎年追いかけたい欲もあるけれど我慢している。買ったけど使わないのは道具として寂しい。私は一人しかいないので。

 

8. プラチナ万年筆 #3776 センチュリー #2 シュノンソーホワイト

https://www.platinum-pen.co.jp/products/fountain-pen/1464/

 自分が買うなら絶対選ばないボディの色だけれど、プレゼントで運よく当たったものなので文句は言えない。使っています。インクは緑。そろそろカートリッジがなくなるので別の色に挑戦したいところ。ラミーと交代交代で使っています(インクを詰まらせたら大変なので万年筆は使い続けることが肝要かと)。

 

9. スイングクール パステ蛍光ペン

https://www.stabilo.com/jp/

 某ディスカウントストアにて購入。普段使っているMILDLINERを失くしてしまったので(その後見つかる)同じような淡い色の蛍光ペンを、ということで買った。悪くない。ボディが若干横に潰れているので、線を引くときに力を入れやすく安定感がある。

 

10. 左利きでも使いやすいカッター

https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4547315822928

 無印良品のカッター。譲ってもらったものだけど、コンパクトなところはいい。

 

11. フリクションスタンプ

https://www.pilot.co.jp/products/stationery/frixion/frixion_stump/

 スケジュール帳に運動した日を記録したかったので買う。そういう使い方していると実は消す機会がほぼなくて、フリクションの存在意義がない。

 

12. 定規

 無印良品の。特に言うことはない。

 

 文房具は筆箱の大きさで規定される(自説)ので、持ち歩く際に重たくてげんなりするなら小さめの筆箱なりペンケースを買えばよろし。これ以上は減らせないなあ…。かなりぎりぎりのメンバーで今の仕様用途と照らし合わせ、自分の好みをある程度突き詰めた結果なので、大幅なメンバーチェンジは想像できない。となると、いつまでもレギュラーになれないペンが机の上のペン立てに増えていくので、それはそれで悲しいことだ。

【VERIVERY】『SERIES ’O’ ROUND 2 : HOLE』REALITY.ver 開封の儀

 CDを買うことについて考えている。あるいは音楽を聴くことについても。

 K-POPアイドルのCDを買うのは楽しい。とても、楽しい。

 同時に私はこれ以上CDを買いたくないと思っている。というか、買うなら買うだけの意味を持たせたいと思っている。でなければ、とても「勿体ない」。

 ということで、この記事は「買うなら買うだけの意味を持たせたい」という自分の気持ちを晴らしたいという思惑がある。買ったんだ、買うだけのことをしないと。

 

 絶賛あそび中のアイドリッシュセブンの六弥ナギが出演しているこの動画は、端正な顔立ちとは裏腹に、ナギのぶっ飛んだテンションが惜しげもなく出ている良い動画だと思うけれど(最初の頃はこの人好きになれない人じゃないかなと思ったが、ナギっちの明るさとまだまだよくわからない未知なる部分が気になっている書き手)そう、ナギの言葉を借りるなら「何度引いても開封の儀式というのは楽しいもの」なのだ。最近スマホアプリゲームのガチャを引くのも楽しい。ガチャ特有の不確かさとか、自分ではコントロールできない現実がわかりやすく可視化、具体化される感じが痺れるのだけど、まあ、その話は割愛だ。

 何を開封したかって?これです。

 SINK、LOCK、REALITYと3バージョンある中で、REALITYの評判が良さそうだなと察知、私もREALITYの衣装がすごくいいなと思ったので在庫があったタワレコで注文した。ちなみにこれはリリース後のことである。好きなアーティストであるはずなのに、発売前にCDを予約できたためしがない。VERIVERYに限った話ではなく、私がそういう人間ってことなのだが。

 重ねて言うが、K-POPアイドルのCD現物を買うのは楽しい。

 今は音楽をどのような形態で売るのか、その転換点なのだろうな、と思う。一般市民の肌感覚でひしひしと感じるぐらい変わっている。

 K-POPアイドルのCD販売形態のお祭り騒ぎ(私はこの華やかさを「お祭り」のようだと思う)が死にゆく文化なのかまだわからない。というのも、この文化の根底にあるのは人が誰かに熱狂する心の動きにあるから。

この情動が滅びない限り、外的な要因がなければお祭り騒ぎは続くだろうなと思う。外的な要因というのは、情動以上に環境変動の危惧が高まればとか?(プラスチックは駄目だ!もったいない精神を尊べ!)

 ま、ただ現状、K-POPアイドルのCDはお祭り状態なので、それを思いっきり楽しむのも良いと思う。先にも書いた通り、この記事は私なりのお祭りの楽しみ方なのである。

 

ここからテンションが上がります

 

 まずは外観から。

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 お洒落ーーー!

 めっちゃ洒落てないですか、そんなことないですか、いやそんなことあるよね。

 黒をベースに型押し(って言うのかな)で印字されてるのと、白のタイトル。そして艶やかな大人の赤で綴られたHoleの文字。写真じゃわからないと思いますが、光の当て方でラメラメするのです(注:ラメっぽい加工がされてきらきら光る、の意)。えーーー、めっちゃ可愛いのですが。そんなことないですか?可愛いよね。

 そう、どうしてCDを買おうと思ったかって、ブックレットの素材がつるつる安っぽい作りじゃなく厚みというか重たさがあるというか、上品な作りじゃないかなあと思ったからでした。ちゃんと自分で確認したいですからね、買いました。その感覚は間違ってなかった。重厚感。頑張ってる感がある。背表紙の赤色だけがちょっと鮮やかで気に入らないけれど(Holeの文字の赤とは違う赤色)考えてみればこの赤ってミュージックビデオでも使われているレーサー衣装の赤に繋がる赤なのでまあいっか、となる(単純)。意味づけできるデザインであれば何でもいいオタクです。

 

 次は内容。

 良かった…。評判通り良かった。REALITYのカジュアルめな衣装が好みなんです(かっちりとコンセプトを体現したSINKやLOCKの衣装よりよほど、と言ったら怒られると思うけど)。起きがけにブックレットの中身を一周したらその日一日は幸せになれそうな良さ、と言ったら伝わりますか。伝わらんか…。それくらい良いです。そう、REALITYの写真は朝に見るといいよね、一日の始まり似合うもん。

(さてお手元にREALITY.verがある人は実際に開きながら副音声的に以下文面をお楽しみください)

 REALITYの衣装の写真は各メンバー見開きで3ページあります。以降ページについて言及するときは()で、右上に振られたページ数も、書いておきます。

 まずはドンホン。ページをめくるたびに実線が引かれていくかのような、濃淡の移ろいがいいです。最初の見開き(p.04-05)はぼんやりと淡い感じ。そこから線が、色が、形が濃くなっていく感じです。ホニさん柔らかくて儚くて綺麗…から、どんどんくっきりとしていきます。これ狙ってんの?天才?真ん中(p.06)と最後のページ(p.09)で日差しが出てくるのとかめっちゃいいよね、いいよね!?ホニさんって目が綺麗だな~と再発見した。

 と思って、ほかほかしながら次のページをめくるとホヨン担は死にます(私がホヨン推しかどうかは…どうなんでしょうね、あんまり推しってのがわからないもので)。かわーーーーーーーーー!(注:可愛いを叫んでいる)シュッとした顔立ちなのにほっぺはもちもちしてて笑うと笑窪ができるって、何!?何事!?とはいえ、私のお気に入りは見開き1ページ目(p.11)の右下、目線を横に流しているやつです。くあああああああああ。あと見開き2ページ目(p.13)の右上、こちらを見る2枚の写真な、そんな目で見ないでーーーー死ぬからーーーー。

 息も絶え絶えなんですけど、まだ二人目なんですよね、ここは天国か。次、ミンチャン。ぺらり(ページをめくる音)。ミンチャン、おかえりーーーーーー!そんな目でみないでーーーー!(p.16)ぜえぜえ。目が眩む。かっこよすぎて目がしょぼしょぼしてくる。真面目にコメントすると、REALITY.verのミンチャンさんの表情の柔らかさがすごくてな。大丈夫か、大丈夫なんか。君は幸せなのか?でも私は嬉しいよ、このミンチャンさんが見れて嬉しいよ、シクシク、と思いながらページをめくり目に飛び込んできたミンチャンさんにぶっ倒れました(p.21)。私がトータルで一番「好きだな」と思った写真でした。印刷して近所の人に配って大声で叫びたいくらい(ダメゼッタイ)かっこよくて朗らかで優しい写真ですね。

 一度呼吸を落ち着けて、次はケー様です。あら。あらら。なんというか、ケー様はこちらの身が引き締まるかっこよさですね。ほんと。マジで。ケー様はかっこいいと可愛いの間に大地溝帯があるのか?ってぐらいきっぱりと分かれている印象で、そのギャップにこちらはクラクラするわけですけどREALITYに関してはかっこいいに振ってる感じです(私の印象)。そこにちらっと笑みが入ると余計にぴりりと引き締まります。ケーの一連の写真は眼差しに着目して見ていくと面白いのではないかしら。

 次、ヨノ。かわーーーーーーーー!(注:可愛いを叫んでいる)ふあふあヨノちゃ、可愛すぎる。アクリルスタンドで欲し!手のひらにヨノちゃ!(←自主規制)あとツッコミ待ちだと思うから容赦なく言うけど、花食ってるの面白すぎんだろ。なんかのアニメで花食ってたら実は痺れ作用のある花でした、みたいなネタなかったっけ、あ、BLEACHの京楽さんか(思い出した、花じゃなくて道端に生えている雑草ですね)。あと二次創作で花吐き病みたいなジャンルなかったでしたっけ、うっっっっこれ以上深追いすると私が倒れる。陽の光浴びるヨノちゃ(p.28)が好き。

 ヨノの次はヨンスン。えーーーーーーん、どのカットも可愛いしかっこいいぞー。ヨンスンが柔らかく笑うやつが私は好きです、昔から(「今からVERIVERY」単独Teaserまで遡る)。p.38の無邪気スンに私が倒れた。可愛すぎかよ…。希望の光かよ…。ヨンスンさえいればこの世界は美しい、みたいな謎の文言が頭の中をよぎった。柄シャツをあてがわれているけれど、顔はどこかの国の皇太子みたいな気品溢れる雰囲気なのよ…なんなのよ…。

 最後はカンミンちゃん。青い(髪色が)。カンミンちゃんの耳が気になるオタクなので、髪のボリュームを減らした今の髪型はニコニコしちゃう。カンミンちゃんのターンの最初と最後で繋がっているの(p.40とp.43)なんなん!?なんなん!?(叫ぶ)ほんとまあこの人は目力ある人で、まっすぐカメラを見つめる写真の威力のすさまじさよ。そんなことを思っていたら、ぐっと落ち着いた雰囲気を出してくる(P.43)ので「坊、いつからそんなことできるようになったの!?」と写真に向かって叫んでしまう。貴重な瞬間を見させていただいているのだなと、厳粛な気持ちになります。背筋がのびる。

 結果。

 ため息。

 いいものを見させてもらった、という語彙力がない感想に落ち着く。いいものを見させてもらった。そして後半は、なんだろう、あれか仮面ベリの衣装かな、とか、レーサー衣装で撮った「ガチ」写真と、撮影中のoffモードの写真が混ざったような構成でメンバー毎にページが続きます。これうまいよなあ。何がリアリティなんだろうと考えさせられる感じ。DIYではないですけれど、一つの作品で様々な面を、表と裏を見せようとしている感じがうかがえます。

 他のアイドルのアルバムを複数枚ちゃんと買って見たわけではないですけれど、なんというか、印象として他は表A.ver、表B.ver、表C.verみたいなラインナップなんですかね。どうなんだろ。REALITYの衣装の写真を比較すると楽しいですね。非常に満足感あるREALITY.ver…SINKやLOCKも買いたくなってしまうな…買わないですけど(買わないんだ?)

 

 さて、トレカ諸々についてはこんな感じでした。

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 すみません、交換はできません!

 ここまでばらけたなら、ヨンスンとケヒョンさんも欲しかったな。ポスターとか遠慮なく部屋に飾りたいところなんだけど、どうも羞恥心があって超えられない壁なんだよな…心の部屋に飾っていつでも望んだタイミングでだれにも見えないバーチャルな感じで映し出してほしい。技術変革、待たれる…。

 

 ということで、大体お祭りは楽しんだか…。マジでK-POPアイドルの開封の儀は楽しい。ほんと、いくらでも書ける楽しさ(ここまで4500字超。原稿用紙10枚分?え)です。私の目的は達成されました。

 これだけ言って、万が一「か、かおうかな…」と思っている人がいたとして、在庫切れだったら申し訳なさすぎるけど、2021/9/18 12時時点では、少なくともタワレコオンラインにはあったので良かった良かった。私の懐には一銭も入らないので、REALITY買ってみようかなと思った人がいたら是非。

 

【アイナナ】RESTART POiNTERをちゃんと聞きたくて速攻で二部を消化する

 タイトルの通りです。以下、アイドリッシュセブンのストーリー第二部のネタバレになるので閲覧ご注意ください。てか、YouTubeで公式に挙がっている『RESTART POiNTER』MV FULLはネタバレになるから、アイナナやろうかなと思っている人は見るの注意だぞ☆(書き手はMVを見てから二部を消化した人間)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 事の発端は、『RESTART POiNTER』MV FULLに始まる。

youtu.be

 曲がいいのだが。そして映像もいいのだが。

 そう、1:45から1:57ぐらいまでカットがすごく良い。めっちゃ好きです。良すぎて初見の際は驚いてしまった。

 円形で階段状になっているセットから、七瀬陸の指差しに導かれるように、壮五→環→三月→陸→一織→大和→ナギの順にカメラが映していく流れ!躍動感よ~。きゃあきゃあ心の中で叫びながら、この部分だけ何回も見てしまいました。

 この曲はRESTART POiNTERというらしい。通称リスポ?ふーん。そう思って自分のタブレットにインストールしているアイナナを開いて曲を探してみたのだけど、ない。リスポが、ない。

 そう、この時点で私はストーリーは二部まで進めてなかったのだ。もしかして、これはストーリーを進めないと叩けないやつか!うわーーーーーん、ショックだ。叩きたい!叩きたい、リスポとやらを!

 ということで、私はストーリーを進めることにしました(面倒だな…)。そして二部 第一章 第一話「大事なお知らせ」。突然のセンターチェンジ。私「あ…(←すべてを察知した人間)」。『RESTART POiNTER』MVの最初の演出と「センターチェンジ」という言葉、ここから二部のおおよそのストーリーと着地点がある程度わかってしまいました。

 私:(T_T) 

 何が悪いとは言いません。ええ。ええ。なんなら、飛んで火に入ったも同然の私が悪いのです。そしてアイナナをリアルタイムで遊んでこなかった私が馬鹿者だったのです(人間にはタイミングというものがあります)。人がそのコンテンツと最初に出会うタイミングを、コンテンツ側は完璧に制御することはできません。誰も悪くない話。

 ただ当初の目的は依然として存在するわけで(私はリスポを叩きたい!)自分の立てた予想を確認するように二部のストーリーを消化しました。

 そしてようやくリスポを解禁することができたので、私はこの文章を書いています。

 単純に「リスポのこのシーンがめっちゃ好きでさ~」だけだったら書けたわけですが、やっぱりストーリー上この曲がどのような意味を持っているのか確定しないまま書くのは憚られました。ようやく私は「RESTART POiNTERという曲が良くってさ、私好きなんだよね~」ということを、存分に書くことができます。長かった。

 まず、リスポの衣装がかっこよくて可愛くて。特に逢坂壮五よ…めっちゃ可愛いやんか…。何その帽子…君の丸っとした頭とサラサラの御髪にぴったりじゃんか…。私の手元に「逢坂 壮五【リスポ】」のカードがあると気づいたときは、「きゃあ」って言っちゃったもんね。速攻で編成に組み入れて愛着度を上げてる。頑張って上げてる。

 三月のもいいよね、初めは可愛いショタ系のキャラかなと思ってたのにそんなことなかったよね、君はいつもかっこよくて一生懸命で頑張り屋でメンバー内では一番男気ある人なんだ。ナギは王子様みたい~~馬に乗ってそうな~~~ナギのスタイルの良さに白のパンツ黒のブーツがめっちゃ~似合ってる~~かっけ~~~。大和さんはいつも眼鏡してくれてありがとう、しかない。あと衣装によって眼鏡を変えることもない、ガチ眼鏡ユーザー感があって最高です、ガチ眼鏡アイドルっていないからさ…。あと肩のふわふわ羽の飾りが髪のてっぺんとリンクしていて良き~大和さんの髪質ぜったい硬めでごわごわしているタイプでしょ?ええよね、ええよね。一織はかっこいいに全振りしててこれも良き~~~。衣装なら一織のが一番好きかも~。環は襟巻だよねやっぱり、これは環しか着られないやつ!「俺の衣装、暑いんだけど~。でも、がんばる…」とか一人ごにょごにょ言うやつかもしれん!いい!そして圧倒的センター七瀬陸。センターな衣装です。帽子!センターの帽子です!

 TRIGGERはストイックに完璧なパフォーマンスを見せる。アイドリッシュセブンはもがき苦しみ立ち向かう姿勢を見せる。

 そんなコメントをどこかで目にして、曲にもこの違いは存分に表れているなあと思います。両者をどのように好むかは受け手の価値観次第で、そして人間は色々な側面があるから「今日はTRIGGERの気分」「今日はアイドリッシュセブンの気分」と切り替えることも可能なんだよな。

 アイナナのストーリーはよく作られているし面白い。TRIGGERとアイドリッシュセブンでユニットを組むという企画を通して、先輩アイドルTRIGGERからアイドルとしての心構えを学ぶところなんかは、「なるほどね~」となりました。普通にプライベートだとそこまで打ち解けてないので会話が成立しないこと間違いないのに、ファンの為仕事の為の準備という場面設定がコミュニケーションを可能にするということ。

  ほんとTRIGGERの、特に九条天と八乙女楽が言っていることはその通りで、だから私はアイドリッシュセブンの人たちが吹っ切れるまでの過程が見ていて本当にじれったかったです。アイナナ恐ろし…。

 

 ガチャを引きたくて始めたアイナナにどっぷりはまっているかと聞かれたら、まあはまっているんだろうな、と思いつつ、私は元来キャラクターにあんまり執着しない人間で、じゃあ、どの点ではまっているかというと、アイナナのストーリーは各登場人物が機能不全に陥る見本市みたいだなということです。

 「機能不全」を、私はそれぞれの人間が持つ個性がネガティブに作用する状態、としていますけど、アイナナは各メンバーそれぞれ特徴的なので、機能不全のパターンも様々なんですよね。

 感受性が豊かであるあまり、マイナスの意見に引っ張り込まれる陸や、自信が無いからこそその自信を担保するものが崩れると動揺する三月、自我は安定しているけど友だち思いだから、友人のケアに葛藤したりメンタルに引っ張られるナギ、ひたすら自分の中に溜めこんでしまう壮五や、良くも悪くも世界に期待しないし自己開示しない大和のひねくれ模様とか、本質に対する洞察力は鋭いのに、何せ感覚派で言語化できてないから誤解を生みまくる環、ストイックさと完璧さの内側にある柔らかさを誰とも共有できず(まあ、する必要もないと思うけど)クールに完璧を提供し続けるあまり内面の葛藤が周囲に伝わらない一織など。

 アイナナ各メンバーのMBTIのタイプって何だろうね~というのを考えたサイトを見ていた時、そのタイプ分けが正しいか正しくないかは別として、彼らの魅力が同時に反転してネガティブに働くこともあるのよね、ということに気づかされました。それは仕方のないことなのかもしれないです。

 で、アイナナは機能不全の見本市であるのと同時に、どのようにしたらネガティブな作用を弱めることができるか?という試行錯誤の過程でもあるわけです。めっちゃ勉強になる~。

 というのが、今の私のアイナナ楽しむポイントです。(人間面白いけど、つくづく面倒な生き物だな。)それに何より曲を好きになれるからリズムゲーム楽しい!ってのが大事です。きっと人ぞれぞれアイナナのどんなところが好きなのかは異なると思いますが、そうした様々な需要を受ける度量の広さこそ、アイナナの魅力なんでしょうね。

 さて、これで存分にRESTART POiNTERで遊ぶことができますが、今6周年イベント?の楽曲として遊べている、アニメ3期のOPであるらしい『THE POLiCY』が目下のところのお気に入り曲なんですけど、これ、まだイベントでの解禁のみで、もしかしてイベントが終わると遊べなくなっちゃいますか?ということに先ほど気づき、打ちのめされてます…いっぱい遊びますね、、、エキスパートのノード構成がめっちゃ好みで叩くの楽しいんです…。

TVアニメ『アイドリッシュセブン Third BEAT!』第1クールOP主題歌「THE POLiCY」