根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【食】タンスティックを食べ牛の舌について考える

ファミリーマートのタンスティックがおいしいです。

おにぎりを食べることが好きで、頻度こそ高くないにせよコンビニのおにぎりは私にとって嗜好品であり、食べることは趣味みたいな、もはやそういう存在なのだけど、ああ、おにぎりを食べる、炭水化物、さて…? と考え込むとき、そこにはファミマのタンスティックがある。

私が好きなのは瀬戸内レモンだけど、どれもいい感じだ。タン特有のこりこりじゃきじゃきした食感を、文字通りそして比喩的な意味で噛み締める。その気になればあっという間に食べ終えてしまうことができるから、それはそれは慎重に少しずつ食べていく、じゃきじゃき。

そして私はタンスティックを食べながら、牛の舌(タン)のことを考える。どこかで「これがタンです〜」と紹介されてた肉のかたまりを脳内に描く。私は何かの舌を食っている(タンスティックの成分表をちゃんと見るのを忘れたので、一体この食べ物がなんなのかはわからない)。タンスティックだけでなく、牛タンももちろん好きだ。あれも舌なんだよなあと思う。屠殺されてから部位ごとに解体されたはずで、だから生きながらにして「ぶごー」と舌を引っこ抜かれたわけではないはずだ(おそらくは)。なんにせよ、どういう形であれ私は肉を食べている。話を戻そう。屠殺されて舌も切り分けられ、牛タンとして運ばれた舌はさらに切り分けられ、網にのせて焼いてレモン汁に胡椒を溶かしたタレに小口ネギを上にのせたタンを絡めて、私は牛タンを食べるのである。ああ、お腹が空いた。このじゃきじゃきは、私に牛の舌を思い出させる。

タンスティック、おすすめです。