根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【文房具】ドクターグリップの良さ

 専らシャープペンシルクルトガ派だったのだが、ひょんなことからドクターグリップを使い始め、以来ドクターグリップ生活が楽しい。中学生の私は「このシャーペン、おもたいなあ…」と思っていたのに、不思議と今は気にならない。筋量もそこまで変わらないと思うし不思議なものだ。まあ、勉強量が圧倒的に少なくなったのはあるのかも。

 ドクターグリップの良さ。

  1. ペン本体が太い(使用しているドクターグリップ クラシックの場合)
  2. シャカシャカ

この二つがある。クルトガの特徴である、内蔵されている機構のおかげで常にシャープペンシルが尖ったまま、というのは当然ないけど、あんまり気にならない。もちろんクルトガのそういうところが私は好きなのだけど。シャー芯の尖り以上に、使用しているときの重さだったり安定感が今は気になっている私みたいだ。

 ペン本体が太いからか、力を入れやすいかつ無駄に入れすぎない、故に疲れにくいところがある。長時間耐久だとどうなるかわからないけれど、今の私はそこまで勉強しないので(悲しいことに)いいでしょう。さくっと書きたいときにどっしりとそこにあるドクターグリップに信頼を寄せている、は言い過ぎだけど、安定しているのは嬉しい。

 シャカシャカ。なんだその仕組みは、ノックくらい自分でしなさい、という言葉は尤もだけど、これがいいのだ。筆が乗っているときに、ノックしてシャー芯を出すのとシャカシャカするのとでは微妙だが大きな違いがあると思う。ノックの方がぶった切られ感が強く、そこに息が入る。ノックは筆運びのリズムを阻害しない。ノックするのとシャカシャカするのとでどちらが楽しいかというと、それはシャカシャカである。楽しすぎるあまり、そしてそれが体の動きとして自然であるが故に、ジェットストリーム多色ペンをシャカシャカして悲しくなることがよくある。ジェットストリーム多色とドクターグリップクラシックはペンの太さが近しい(だいぶ多色ペンを使い倒してきたから、それもあってドクターグリップが安定するのもある。昔は細い単色ペンの方を好んでた)。

 ドクターグリップ良いよね~という文章を書き始め、そして書いたはいいが終わらせ方がわからなくなってしまった。オチがない。シャープペンというのはあくまで道具であり手段であり、目的ではないのだということを痛感している。目的について書くならば文章の終わらせ方も見通しがつくが(目的の達成度合いと今後の展望)手段については後にも先にもない。ドクターグリップの展望はあるだろうか。展望があるとすれば(それはドクターグリップに限らず多くの文房具に共通するものだが)なるべく長く、使いやすいと感じる人のそばに居続けられる製品であってほしい、ぐらいか。それは私が願ってもしょうがない部分もあるけれど。