ひょんなことから、天皇陵に行きました(私はただ多摩森林科学園に行きたかっただけなのだが)。
天皇陵の前に多摩森林科学園。JR中央線 高尾駅から徒歩10~15分ほど。
安い(なお、交通費はかかる)。
平日なので人はいない。道中見かけた人は両手で数えられるほど。
森林科学園の名にふさわしく、ただひたすらに森林でありました。樹木だけでなく花も見たいな、芝生で寝ころびたいなと思う場合は向いてない。ストイックにハイキングです。とはいえ、ハイキングとしては初心者レベルと言えましょう。2時間くらい散策していたけれど楽しかったです。
いいねえ。
今回私的お気に入りのモミジバフウ。おそらく。植物の名前ってぜんぜん覚えられないなと思うけど、少しずつ覚えていきたい所存です。とりあえずモミジバフウ(仮)は覚える。
園内のベンチで牛丼ひとりで食べてリフレッシュして終了。
そう、そして陵。みささぎと読む。
これは森林科学園に行く道中。
「武蔵陵墓地」だって!行きます。
行った。とにかく人がいないねえ。10人ぐらいしかすれ違わなかったですな。
写真禁止的な注意書きは見かけなかったので、記録用として控えめに写真を撮る。
森林科学園とは打って変わって、とにかく整えられて掃き清められた空間。そのギャップが一番印象的でした。そういうものなんだけど、まあ、異様ではある。
こういう道の先にそれぞれの陵がある、と。ひらけた空間にぽつりと建てられた鳥居。その先には低い柵、奥に陵。それだけ。なんというか、御陵の周囲は普通に住宅街とかがあるので、空間の使い方にびびる。こんなゆったりと土地を使いますか、みたいな、そういう感じ。なにはともあれ、それなりに面白く、へーとかほーとか言いながらぐるっと散策してその場を後にしました。
陵というのはそんなに親しいものでもなく、それもそのはず、歴代の陵はほとんどが西にあるからなのでした。西の方に住んでいたら陵巡り(←!?)とかしたのにな、ちょっと残念。
天皇制のこととかをぼんやりと考えたり、あとはとにかく墓ってのは生きることについて考えてしまう場所ですから、神妙な気持ちになったり。歩き疲れたので、途中の駅で喫茶店に寄ってアイスコーヒー飲んでノートにがちゃがちゃ書いた帰宅。美味しかったです。