正直なところを言うと、それほどWanna Oneというグループにハマっているわけではない。Produce101という番組プログラムにどっぷり浸かったらヤバいなというなけなしの自制心と、流行のものが好きではない天邪鬼精神で、どうにか足湯程度の被害で抑えられている。肩までつかると多分抜け出せない。それだけは間違いない。だから今後も浸からない。だけど、それを後悔しそうだな...さて、Wanna Oneってどこから追っていけばいいのだろう...と思う今日この頃。
そんな私が、一体何を言いたいかって?そりゃあ、デフィ君素晴らしい、ということですよ。この世の真理とまでは言いませんが、デフィ君素晴らしい。尊い。というか推す。Wanna Oneならデフィ君だなこれは、と思ったのでそれを書こうと思っております。
K-POPアイドルを色々見ていて、「推し」という概念があるではないですか。好きなアイドルですよね。あれって、天啓のようにその瞬間が訪れるもんだなーと思うのです。これを人は「恋」と名付けるのでしょうか。別に恋愛対象とアイドルは別だと思うけれど。
人に惹かれる。ものに惹かれる。これって、私にとっては突然のこと。制御できるものではない。意図するものではない。その瞬間が訪れるまでは見向きもしなかった対象が、その一瞬を境に気になり始める。好きなアイドルができるのも、同じことなのです。
デフィ君については、これがきっかけでした。
この、2:45付近からですよ。
デフィくんのダンスですよ。この子綺麗に踊るなー品があるなー繊細だな―綺麗だなーと思ったとき。それが私がここで言う「一瞬」の時でした。
ソロで映っている動画を見て、その印象は確信へと変わり、これは「デフィくんやで」と思ったものです。
以降、それとなくWanna Oneの動向は気にしつつあまりテンションが上がってなかったのはあれですよね。
Wanna One、デフィ君活かしてない件(あるいは活かすの難しいのでは説)、ですよね。ダニエルくんに恨みはない。が、ダニエル体制であるならばデフィくんはなかなか難しいと思う。Burn It Upな世界ならダニエルくんとオンさんで間違いない。一方のBeautifulはこれはデフィくんでありジェファンくんでありミニョンくんのフィールドなのです!(←何を言っているのだ私は...)グループってほんと難しいですね。
なんというか、なかなか「このデフィくんを待ってたーーーーー」というシチュエーションが今まで無かったのが、あまりテンションが上がっていなかった原因です。誰が悪いわけでもなく、私の勝手な意見なのでスルーしてもらっていいですが。
とはいえデフィくんはいつも踊りがお上手で若いのにしっかりしたものだし、安心して見ていられる。君のそういうところが私は好きだ。でも!目立たないような気がするし、パート少ないし、うむむむむ、デフィ君がより輝く世界は無いものか、そういうものなのか、単純にデフィ君がもっと歌うまければパートもらえるんじゃね?と言えば済む世界なのか。うーむ。難しい。別にデフィ君歌が下手だとは思わなけれど。
というモヤモヤ感を抱えていたわけですが、これでそんな鬱鬱とした気持ちが一掃されてしまいました。これだ!
1:53くらいからのデフィくんですよ!!!!
これだーーーーこのデフィくんだーーーー。
これこそ「I miss you so much」だーーーーー。
このデフィくんを私は待ち焦がれていたんだーーーー。
そうなのです。この一瞬のパートの破壊力たるや、ですよ。
これを初見で見たとき、ビリビリと来てしまって...。はいデフィくん推します、と思わざるを得なかったのです。
このパートのデフィくんにVIXXのえねねんみを感じる、と言った感想をどこかでお見掛けしたのですが、本当にその通り。ここに私はVIXXのNっぽさを感じ、より一層デフィくんを好きになったのでした。しなやかで、指先まで神経が行き届いているような、優雅さを持ち、上品で、荒っぽくなくて、綺麗。デフィくんはあと5年くらいしたらVIXXのBlack Out踊ってもらいたいから本当によろしくお願いします。Love Me DoでもOK。なんならVIXXの曲どれでもいいからダンスカバーしてください。
デフィくんについてだらだらと書いてきた。デフィくんを見ていると、練習はするのだろうし、努力家だと思うし、野心家だろうし、自信家だと思う。でも自分がやっていることの手ごたえは持ちつつその自信が揺らぐ夜もあるだろう。そういう内なる葛藤なんかを感じてしまうと「頑張れ!」と応援したくなってしまう。いつでも私は悩める人に惹かれてしまうのだ。同時にカラっと明るく真っ直ぐな人にも惹かれてしまうけれど。
デフィくんの歩む道は、なんだかんだで大変そうだ。大変じゃない道を歩もうとしている人など、あの業界にはいないと思うけれど。デフィくんの歩む道に幸あれ。これからもデフィくんの毅然としつつ、性格は意外に乙女っぽそうで強情そうでこだわりありそうなデフィくんを気が向いたときに見ていきます。彼がステージの上に立って輝くときが、長く続くといい。