7月あたりからシステム手帳A5サイズを導入して3カ月くらい、試行錯誤しながら、より良い使い方を模索しています。
A5サイズに限った話を言えば、バインダー+ルーズリーフというものがあるわけで、システム手帳とバインダー、何が違うねん、と心の中でずっと思っていたのですが、今朝、ようやく答えが出たような気がします。単純なことです。
- システム手帳はカバーにポケットがついていることがあるが、バインダーにはない
- システム手帳はカバーに重厚感があるが、バインダーにはない
- システム手帳のリフィルには様々なものがあるが、バインダーのリフィルはまだそこまで種類がない
- システム手帳のリングより、バインダーのリングの数が多い
ただ何かを書くという点においては、両者はそこまで変わらないと思いました。地味にリングの数というのは無視できないポイントではあるのですが。というのも、リングというのは手に当たる当たらないに関わらず、見た目的な圧迫感があるように思われるので。
めちゃめちゃ書き込みたいのであれば、バインダーでもいいと思うのですが(それこそ学習ノート的に使う)私の用途は、もう少し「システム手帳寄り」なので、現状システム手帳に落ち着いています。
では、用途は何か。
- 一日一枚好きなことを好きなように書き込むページ
- ノートに書くほどでもないカジュアルな調べものや考えたこと
- 調べたいことリスト
- 様々な「プロジェクト」
- 視聴した動画リスト
こんな感じです。スケジュールは何も管理していないです。コンセプトとしては「これを開けば私が私らしく入れる回帰的手帳」です。
やっぱり、しょうもないことを紙とペンを使って書き出して整理して考えている時間が好きといいますか、しっくりくる自分です。で、日常生活を送っていると、必ずしもそういう自分で居れないことも多く、「ああ、私って最終的にはこんな感じでこれが安心」と思い出させてくれる場所が必要でした。
少し遠い場所にお出かけするときも、自分を取り戻すというか、すっきりする感覚があるのですが、毎度毎度それをやるわけにもいかないので、とりあえず手帳にそういう「私だけの庭」みたいなものを作ろうと思いました。というか、結果的にそうなっていました。
今もまだ実験途中ですが、一日一枚無地のページを使って、好きなように好きなことを書いています。よくTODOリストとか、その場で思いついたことを書いています。気になる本とか、これやってみたいなと思うこととか、とにかく何でも。あくまで「紙一枚」なので、腰を据えてもっと考えたいことがあれば、別に一枚紙を使うか、日記ぽく使っているMDノートジャーナルに書き出します。ルーズリーフ然り、紙一枚というのは、じっくり考え事を書き出すにはぴんと来ていないところがあります(これは私の謎のこだわり)。
様々な「プロジェクト」というのは、中長期的にやりたいことになります。具体例を言うと、私は今、自分が使っている様々なサービスをまとめたリストみたいなものを作りたいのですが(自分が死んだときの為に)これは、時間がかかりそう、少しずつやりたいなと思うので「プロジェクト」と称して管理しています。仕事みたい。仕事にならない仕事みたいな作業が気楽で好き。
視聴した動画リストは、別にあらゆる動画を記録するわけじゃなくて、リスト化したいカテゴリがあるのでそれをまとめている感じです。
システム手帳というのは、気楽でいいものです。飽き性で日がな考え方がころころ変わる人間としては、この気楽さは本当に大切なものになります。思いついたことは(可能な限り)挑戦し、駄目なら駄目でいい。これからもその気楽さを大事に、A5サイズのシステム手帳をカスタマイズしたいと思います。5年ぐらい使えた暁には、ちょっといい手帳カバーでも買ってしまおうかな(わくわく)。