一人カラオケをしてきました。久々のカラオケです。一人カラオケに行くことは珍しいことではないですが、K-POPを歌うのは珍しいです。大体邦楽を歌っています。今回珍しくもK-POPを歌ってみて面白かったのでこれを書いています。思いつく曲をばばばと入れたので、次に行くときは本腰入れてリストも作ってK-POPカラオケ祭りするのも良いかもしれないです。
今回歌った曲は
- gugudan「A Girl Like Me」(すごくないですかgugudan入っているんですよ)
- gugudan「Perhaps Love」(おいおい7月か8月リリースで活動もしていないこの曲がなぜ入っているんだ!ここで私のテンションの値が振り切れる)
- OH MY GIRL「一歩二歩」(なんとこの名曲も入っている~わかってるなDAM)
- OH MY GIRL「Coloring Book」
- OH MY GIRL「Closer」(間違えて表記しておりましたので修正しました!失礼いたしました!)
- PRISTIN「Wee Woo」
- Lovelyz「Now, We」
- TWICE「SIGNAL」
となります。歌いきれなかった曲も実は結構あります。
そもそもK-POP歌えるの?
歌えません。少なくとも私は歌えません。私は、J-POPのそうだな、嵐の櫻井君のラップも舌が回るかどうかというレベルで怪しい実力の持ち主という認識でお願いします。
補足)これは櫻井くんのラップをどうこう揶揄するつもりは一切なく、単純に歌いやすいんだけどそれすら私無理 というニュアンスでの発言です。念のため、ね。ちなみにKAT-TUNフルメンバーの時なんて全然無理ですからね歌えません。
本当に舌が回らない…。韓国語とかもっと無理。日本語ですら怪しいのに。逆に、だからこそ1人カラオケでしか歌えないのです。どう歌ったって自分しか聞いている人はいませんから大いに間違えて結構。チャレンジしていきましょう。自分が何度も聴いて耳に叩き込んでいる音を発音することに意識します。むやみにテレビの画面の文字を追いかけるとかえってうまく歌えないのではないか?ということを今回のカラオケでは考えました。一応ハングルとそれに対応する音が振られているのでそれを発音していけばいいのでしょうけれど、え、ここそういう風に発音するの?という部分も多く、だったら自分が覚えている音で歌った方がスムーズかもしれません。
上に挙げた曲ごとに、歌ってみた感想を書いていきます。
gugudan「A Girl Like Me」
まずこの曲がカラオケに入っていて、テンションが一気に上がる私。マジかよgugudan入っているんですかDAMさん(今回私はjoysoundではなくDAMを使わせていただきました)。「A Girl Like Me」は基本的に歌いやすいです。舌が回らねえ発音できない...ってなったのは、ミナとセリちゃんのラップのパートだけであとは基本的に歌える。何回この曲聴いていると思っているんだ。ただ、忙しい曲なので口が疲れます。9人の歌い方も頭に入っているので、それに引っ張られてどんどん切り替わっていく各パートがしんどいです。キーが高いとは感じないけれど、2番のナヨンのパートなんかはサビで上がってからの、一気に低く下がるので、おおおお!となりました。あとは、サビの2回目の「な ながとぅんえ な な ながとぅんえ お て お?」のパート(1番はヘヨン、2番はセジョンが歌っているところ)は、かわいらしくきゃぴきゃぴして歌うのにキーが高くここが一番しんどかったです。この2人歌上手いんだな、って思いました。というかgugudan歌がお上手。いくらパートを分割しているとはいえ、踊りながら歌うのでしょう?ひょえ。
gugudan「Perhaps Love」
前の曲に比べるとゆったりとしていて、とても歌いやすかったです。セリちゃんのパートだと思うのだけど、ここもぐっと低めな音程なので1人で歌うには切り替えが大変でした。あとは、とても感情をこめてミミちゃんのパートを歌えたので大満足です。
OH MY GIRL「一歩二歩」
音楽番組では披露していたけれど、活動曲ではなかった「一歩二歩」も入っているとか…DAMさんって神様なの?この曲もサビさえ乗り切れば比較的歌いやすい曲なのかな、と思います。しんどいと思うことはなかったかな。どぅばどぅば歌うのは楽しかったし、こちらもミミちゃんのパートをいかに溌溂と元気よく歌えるか頑張りました。ミミちゃんのパートすごく好き。ただ、ラストのサビ直前のスンヒちゃんのパートとそこからサビのシャウト、これは無理でした。歌えん...。スンヒちゃんの歌のうまさをひしひしと感じました。細く繊細な声なのにブレがないことと、声を張り上げるときも荒々しくないし、きちんとまとまっているのがすごいと思いました。
OH MY GIRL「Coloring Book」
実は、歌ってみて一番楽しかったのはこの曲でした。だから、歌ってみた楽しかった大賞はこの曲です。ぱちぱちぱち。
音として聴いていると、この曲はいささかにぎやかすぎると感じることも結構あって。あまり聴いていなかったのですけれど、歌うと実に楽しい。明るく盛り上がるしテンションが落ちない。自国語として理解していたのだとしたら、この曲は絶対何回もカラオケで歌いたいです。合いの手とかもいれやすいだろうし。サビ以外は比較的歌いやすいし。ただ!サビが思いのほかしんどいです。サビは「のえげ むるどぅろ~~~~(訳は「あなたに染まる」とかそんな感じらしい)」と「ろ(お)」の音を伸びやかに歌い上げるのですけれど、口を「O(オー)」のまま高さを上げ下げしているのがつらい。顎が痛い。「a(アー)」で抑揚をつけるのは大丈夫だけれど「o(オー」)で抑揚をつけるのは、大変、ということです。私の実力がその程度ってことなのですけれど、これ大変じゃないのかな。ユアたまとか可愛らしく歌い上げているけれど、すごくないですか?
OH MY GIRL「Closer」
歌が上手いというのは、声量がある、高いキーまで届く、低音も歌える、実際歌ってみたCDと変わらないクオリティ、などなどあると思いますが、声の安定感、ブレなさ、コントロール力があるというのは上手いということなのだろうと思いました。つまり「The Closer」という曲は難しい。ブレる。声が震えてしまう。1フレーズをそのままの太さで歌いきれない。ということで、ゆったりとした曲でありながら、うわ~難しい~上手く歌えないわ~と思いながら歌いました。そしてこれまたスンヒちゃんの高音パートで玉砕。あの透明感がある歌声は、守らなければいけない歌声だと痛感した次第です。
PRISTIN「Wee Woo」
びっくりおもちゃ箱みたいな曲だなこれは、と思いながらとうとう歌いきることができませんでした。個々のパートがしっかりしていて分割されているので1人で歌うのはかなり難しく感じました。舌が回らない、と言うこともあると思うのですが。サビの音なんて全然出ませんでした。あ、これは無理だと思いました。この遊び心、ジェットコースターみたいな起伏がPRISTINらしさなのかなと思いました。練習が必要な一曲です。
Lovelyz「Now, We」
歌いきれなかった曲2曲目。これもダメだっだ…サビを歌っているケイちゃんとジンちゃんとスジョンちゃんを尊敬せざるをえない一曲。元々この曲を初めて聴いたときから「これ生歌できるんかいな…」と思ったけれど、いざ自分が歌うともう無理。全然声が出ません。裏声の出し方と声の安定感が全然違うのだと思いました、声楽の知識は皆無ですが、ボイトレの賜物なのだろうなと。歌っていて楽しいのは間違いないし、ああ綺麗な声で歌えるようになりたいなと思わせてくれる一曲です。
TWICE「SIGNAL」
韓国verはもうそれはたくさんたくさん再生されていると思うのであえて日本語ver貼っておくよ。(歌詞に「マジ」を使うのはターゲット層とか曲の雰囲気とか事情はあるにせよ、内容が軽くなりすぎて吹き飛んじゃうからやめた方がいいと思ったよ!)
最後はTWICE。
実は、実は、TWICEとBLACK PINKは日本デビューということでどれだけ世間が賑わっているのか体感するためにも、日本語verで歌えるかどうか挑戦をしてみました。それを踏まえてTWICEは「SIGNAL」を韓国verでも歌ってみることに。
いや~~日本語verは、、、、、はい。
曲として聴くと大丈夫なように感じるのですが(実際全然大丈夫じゃないけれど、この場合の「大丈夫」は「歌える」という意味)歌えません。大丈夫じゃないです。慣れの問題だと思いますけれど、字余り字足らずをものすごく感じながら歌う始末。やっぱりその言葉に合った言葉の区切り方、歌い方があるものなのですね…。ブラピンは「火遊び」の日本語verを選択しましたが、原曲の意味を捉えようと頑張っていることはよく伝わりました。TWICEの方はその辺かなり投げているかもしれない。
ということで、「音」としても韓国語って面白いんだな、と今回歌い比べて良く分かりました。私は韓国語を理解しているわけではないので「意味」より「音」なのですけれど、音が引っかかるのがK-POP。
「Sign 見て Signal 感じて」(間違えて表記していたので訂正します)
「Sign 感じて Signal 見て」より
「Signぬる ぼね Signal ぼね」の方がしっくりきてしまうのは、何で。韓国verの方を先に聴いて脳にインプットされているから?
言語学の知識もないけれど、日本語は韓国語や英語に比べると冗長的だなと思います。1つの意味を伝えるのに必要な音が多いような。情報量に比べる音の数が違うような気のせいなのか。
ただ、「SIGNAL」の最初、ミナの
「目を合わせ~素振り見せ~でも全然反応ない!」
の歌い方が超絶可愛かったので、うわ、本国ファンは意味と歌い方とそのアイドルとのコラボレーションによる感動を毎回毎回味わっているんだな、と思い羨ましくなりました。
日本語verへの憤りはさておき、TWICEの曲は歌っていて楽しかったです。印象的な言葉を繰り返し用いるのも、こう、自然と口ずさんでしまう力があるし。「うわこれ無理歌えない!」と思うところがないので非常に歌いやすいです。カラオケだったらみんなでわいわい歌える曲なのでしょうね。「大衆歌」というのがものすごくわかる。一番さえ覚えていれば全体が歌えるというのも大衆歌っぽいところある。
まとめ
ということで、長くなりましたが、K-POPを歌うのは悪く無かったというお話でした。むしろ楽しかった。何より面白いと感じたのは、聴くのと歌うのとじゃわけが違うということ。聴いていて面白い曲と歌って楽しい曲、色々あるのだなぁと思いました。
カラオケの機種によって入っている曲はだいぶ変わるので、次歌う機会があるときはどの曲が入っていることやら...。自分が歌うなら?と思いながら、今まで出された曲そして今聞いている曲も改めて聴いてみると面白いかもしれないですね。