根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【金子】Golden Child「DamDaDi」が最高なのでそれについて語る文章

 タイトルの通りです。

 Golden Child というのはINFINITEやLovelyzが所属するWoollimエンターテインメントから2017年8月28日にデビューした11人組男性アイドルグループのことです。

 INFINITEもLovelyzもメンバーの顔と名前と有名な曲は知っているのに深く知らないグループということもあり「へ~~~あのピ二(INFINITE)の弟分なんだ…」以上の関心もなく、今年の初めには既にプロジェクトとか密着リアリティとかやっていなかったっけ、いつデビューするんだ、と思ったり思わなかったり。彼らのデビューと同時期に、VIXXのユニットLRがセカンドミニアルバムを出すということで、そちらの方が関心も高く、結果的にGolden Childの曲を知ったのは、ふわふわ流れてきた音楽番組でのパフォーマンスを見たことでした。

https://www.youtube.com/watch?v=_cQR-ILN1do

 なぜかメンバーみんな汗だくで、なんだ緊張なのかセットが暑いのか、最後の黄金の紙吹雪の量おかしくないですか新人への洗礼ですか、そうですか。サムネもなんでそんなことになっているんだよもっといいのあるだろう、とか色々とツッコむところがあるのはK-POPあるあるだよなと思いながら、驚くはそのクオリティの高さ。新人なのだけれど、新人の良いところその上澄みをきちんと掬った上で、新人の新人らしい舞台慣れしてない戸惑いとか過度の緊張で固くなっているところなどが、まるでない。同じような驚きを体験したのは、SEVENTEENのAdore Uを思い浮かべる。と、考えながら何度か聴いているうちに、自分が沼の中へ一歩足を踏みいれた音が聞こえたような気がしました。今、確実に音がしたよね、ドボンって。

 

 ということで、こういった文章を書くに至ったわけなのですが、それにしてもこのデビュー曲「DamDaDi」が良い。最高といってよい。しばらく不足がちで私の心に空いた穴に、スッとハマってしまった曲と言っていい。何が不足がちだったのかは後述しますが、ものすごく好きになってしまったのでしばらくリピートしたいと思います。LR→DamDaDi→LR→DamDaDiの繰り返しだなこれは。

 

「DamDaDi」最高ポイント

 それではまず、「DamDaDi」の個人的ぎゅっと心を掴まれたポイントを列挙していきます。音楽番組での見どころもたくさんあるのですが、とりあえずMVを貼っておきます。

www.youtube.com

最初からアクセル全開構成

まずこれが言えます。最初からテンションの上限に達しているというか、前回なんですよね。この曲。この勢いが削がれることなく最後まで駆け抜けます。そういうところ「新人」という強みと相乗効果になりますよね。守るものなんてないのだからとりあえず突っ込め的なパワーが清々しいです。あとMVでバッとメンバー全員で手を広げるじゃないですか、もうここで「うわ、最高だ」ってなりますもん私。

 

音のハマり具合が最高

この曲のすごく好きなところは、音のハマり具合が良いというか、言葉の語感と音がテンポよくハマるところに気持ちよさを感じるところです。

例えば

「ダムダディ ダムダディ I like that」

「ダムダディ ダムダディ Just like that」

のところとか。「あい らい だっ♪(I like that)」とか、もうハマり具合が最高で狂喜する私。あとは2番のラップもリズムとかすごいいいし、そこからのつなぎもすごく好き。個々のユニークさで勝負するというよりはまとまりが目立つ分、単調になりがちというか飽きることもありそうなのですが、要所要所で面白いことをしてくるので結果飽きないのだと思います。

 

ダムダディのテンポ

この曲のもっとも印象的な「ダムダディ ダムダディ~♪」というフレーズ。サビの後半で出てきますが、これ、同じフレーズでも音を変えてきていますよね。上手く言えないのですけれど、最初のダムダディは音を減らしてビート音が目立つと言えばいいのかな、ここですこしテンポを崩して、まったりして、ためて、同じフレーズを元のテンポで流す。ここで元に戻るから勢いが殺されることなく、しかし、飽きない。上手く言えないけれど、うおーーーーーってなりますいつも。ここがたまらねえ。もっと言うと、この溜め感に合わせた振りもたまらねえ。

 

あとは、先ほど言ったように個々のユニークさを強調するよりは、まとまりを重視した感じかなと思っているのですが、何度も何度も聴いていると、実にボーカルの総合力が高そうな匂いがしてきます。まだメンバーの名前と顔が一致していないので、私独自の表現で恐縮なのですが、ラストのサビは2人が片方が歌い、片方がシャウトしを交互に行い、そのあとにも別の1人が(多分ソンヨルの弟だと思うけれど)がのびやかに歌い上げ、ここで少なくとも3人は歌えるってことで。その他にも、3人はある程度は歌えるだろというか、既にちゃんと声出しているしこの人たち、と感じるメンバーがいて、ラップ要因は2人、ここまでの足し算だと8人で、残りは3人でしょう?イケメンっぽい高長身の人と、MVの主人公でLovelyzのMVに出ていた黒髪少年と、マンネっぽい若々しい子でしょう?え、総合力、高い…よね?すごい...。この安定力は、先輩グループの姿が思い浮かぶ…。

 

ここが面白いよ「DamDaDi」

 ここまで個人的に好きなところをつらつらと書いてきたのですが、次にここが面白いというところを書いていきます。といっても1つしかないけれど。それは、「ダンスパフォーマンスの構成が極めてシンプル」に感じられるところ。「ダンスパフォーマンスの構成」であって「ダンスパフォーマンス(振付を想定)」ではないですよ。要は立ち位置とか移動とか舞台の使い方がとってもシンプルじゃないかということを言いたいわけです。この点、対極的なのは「SEVENTEEN」ですよね。SEVENTEENはもう2年前!なのであれば(まだまだ彼らは新人感があるグループだなと思いますが)、2016年でこれからも生き残っていくだろうASTROさんなんかどうですか。ここもダンスパフォーマンスの構成面白いですよね。よく動くしキレがすごいし。瞬きしているうちにどんどん変わっていくポジション。それに比べて、Golden Childはどうなんですか!と。

 音楽番組の定点動画はまだないので、デビューショーケースの定点動画を貼っておきましょう。

www.youtube.com

 そうか…これ見てものすごく思うのは、誰も「休憩」していないのか。大人数グループだと最近見かけるのが、数人で動きそれ以外は舞台袖にはけたり、後ろで控えたり、「休憩」を取り入れているパフォーマンス。でもGolden Childはそれはしないんですね。なるほど。あと同じ人数規模で最近デビューしたグループだと、SF9とPENTAGONを思い浮かべるけれど、やっぱり双方どちらも構成を工夫しているから人数規模の問題じゃないのですよね。

 立ち位置があまり変わらないかなと思ったり、直球勝負のパフォーマンスだなとなんだか思ってしまいました。もちろん微笑ましいなぁという感想です。そう考えると、新人らしく真正面から正々堂々とやってやるぜ!的な姿勢なのかもしれませんね。いいなぁ。

 

 

 ふう。勢いのままここまで書いてきました。疲れました。今楽しみにしているのは色々な番組での彼らの新人ぽいけど場慣れ感的な意味では新人ぽくないパフォーマンスを見ることと、多分公開されるであろう、公式Dance練習動画です。早くじっくりとパフォーマンス見てみたい。

 

私にとってここ最近不足がちだったもの 

結局私にとって不足がちだったもの、その空白にGolden Childがスッと入ってきたわけですが、一体それは何だったのだろう。こう「新しいもの」を見せてもらった、というのは大きい。可能性を感じたことも大きい。パワーを感じた、とも言える。ひとえに、一生懸命さとレベルの高さによる感動、擦れてない、瑞々しい、というのが大きいのではないかと思いました。最近だと、例えばWanna Oneなんかは今をときめくトップアイドルグループの階段を駆け上っていて、追っかけている人は心底楽しいのだろうなと思いつつ、彼らですら「新しくない」と感じてしまうこの感情。だって、もう、あんなハードな番組プログラムを経験して大衆の視線にさらされまくった数か月を送ってきてしまったわけでしょう。メンバーのキャラとかできることとかある程度は知られているわけだ。その点実力のある新人は、この先も生き残れるだろうなぁという可能性も楽しみにできるし、これから「知る」ことばかりできるのでしょう?楽しくないわけない。そういう未来への広がりの一端に触れることができるのは楽しいことなのだなぁと思った次第です。ああ、Wanna One…。

新しいものが見たいです。既に世に出ているものの中に、新しさを常に見つけていたいです。新しさというか、発見?

メンバーをおぼえる

 最後にメンバーを覚えて終わりにしたいと思います。

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(ソース:公式Twitter)

前列5人

向かって左から

ボミン

黒髪少年。Lovelyzの「Now,We」のミュージックビデオに出演。まさかの、最年少。ミュージックビデオに出ていたから自然とLovelyzと同年代と思っていたら、まさかの年下じゃないか!落ち着きがある子という印象ですね。実際活動曲はパート少なめなんですけれど。目立つ。これからどんどん垢抜けるでしょう。

ジェソク

高身長ののっぽさん、だと思います。パートは少ないですけれど9月2日の音楽中心でのピンポイントカメラ目線は神業だなと思いました。多くの人とこの点について熱く語りたい。

デヨル

下段真ん中におりますは、最年長にしてリーダーにしてINFINITEのソンヨルの弟であるデヨル。確かに言われてみれば、という感じがする。この人もまたイケメン。実年齢も大人であるしスラッとしたスタイルの彼がゆるゆるっとしたアイドルダンスを踊っていることに私は萌えざるをえない。

スンヨン

ピンク髪の青年。この中では比較的わかりやすいタイプの違う顔で、なんだかEXOのシウミンを一発で覚えた出来事とリンクしてしまう。彼も間違いなく垢抜けるでしょう。数年後さらにかっこよくなっていること間違いなしなので、ゆるゆる追っかけて行きたいと思えるメンバー。

ジュチャン

下段右端。メインボーカルで悠々とのびやかに歌っているこの人はなんと1999年生まれ。すごいわ…。某グループのキノ大先生のような大御所っぷりを感じる。風格を感じるね。

 

上段に移ります。

向かって左から。

ジェヒョン

今のところ消去法で彼を特定している段階なのでなんとかしたい。メインボーカルのジュチャンと区別するのが少々難しい。とりあえずメインボーカルじゃない方、としているがそれは失礼なのでなんとかしたい。なんとかする。愛嬌満点。愛嬌担当を振り分けるとしたらまずこの子だな、という可愛らしさが漏れ出ているような気がする。

Y

おそらくもっともパートが多いメインボーカルの彼。前髪重ためのヘアスタイルから私の中ではBlock Bのユギョムだーーーーって呼んでいたYくんですが、巷では防弾少年団のジョングクに似ているとか似ていないとか。確かに言われてみれば。今回のスタイルがべらぼうに好きだし、メインボーカルだし安定感あるし、あとは魅せ方が上手いなぁと思いました。彼をずーっと追っかけているとすごい余裕あるパフォーマンスしていますよ。これは人気メンバーになるのでは。

ジボム

明るめのヘアカラーの青年。センター分け率が高くて、どういうことだ全く、と心の中で憤っています私。再三言っていますがこれからもっとかっこよくなるので楽しみにしています。ちなみに私はこんな雰囲気のメンバーにべらぼうに弱い。

(多分)ジャンジュン

とにかくイケメンであることはわかるが、正直はっきりとジャンジュン君であることが言いきれない。なかなか覚えるのが難しいGolden Childである。2人いるラッパーのうちの1人。冒頭でセンターにいる人。尻振りダンスがノリノリだな、って思っている子。この人のラップのテンポが好きなのだけどパフォーマンス見た限り普通に歌える気配がしているので謎である。

(多分)ドンヒョン

色が暗めのヘアカラー。「Just Like That」を歌っている子だと思われる。笑うとキューッとなるような感じでとても可愛らしい。実際すごい若かった。でもマンネじゃないのだって。マジか。

TAG

上段向かって右端にいる人。もう一人のラップの人。まず間違いなく覚えられる顔立ち。なので問題ない。読み方は「TAG」で「テグ」らしい。顔立ちのタイプが違うけれどラップパートが一発で過ぎ去るので、ラップ面でこの2名がどういう役割分担ができるかがこれからの楽しみ。

 

よし。大体把握しました。Golden Childは上から下までかなり年齢差があるので、その点私が好きなgugudanちゃんと比較しながら見ていきたいと思います。年齢の割には大人びているメンバーがいる、実年齢より上のコンセプトでも大丈夫と思えなくもないですが、年下メンバー(主に1998年らへんをイメージ)に合わせた雰囲気にするとデヨルが少々つらいか?ただでさえ彼は大人っぽく見えるもんな。若々しいとも思うけど(どっちなんだ)。

 

 Golden Childから今後も目が離せません。多分先輩たちの事例からないだろうとは思うけれど、Apple Musicで楽曲を公開してくれたらとても嬉しいです(そんなことはないだろうけれど)。

Golden Child 1stミニアルバム - Gol-Cha!