根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【THE BOYZ】800円くらいのちょっと奮発したサンドイッチをテイクアウトして/『Bloom Bloom』感想

 最初はパッとしないと思っていたのだけれどなぁ…いつのまにか好きになっちゃっている自分がいる。そんなTHE BOYZの新曲となりました。私は今、サンドウィッチが食べたい。

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【Ravi】3rd REAL-LIVE in Japan [R.OOK BOOK] 夜公演 備忘録

 行ってまいりました。(何かポスターとかバルーンと写真でも貼ろうと思って何も撮っていないことに気づくが、行きました。)ラビのライブ。ラビコン。まとまらない予感がしているが、文章を書き始める。いつもとはちょっと違うモチベーションで書いてます。整理したい、みたいな意味合い。あとEvernoteなりノートなりにまとめたものを編集してブログを書くなら一発勝負でここに書いちゃえ、みたいな。

 ラビさんの音楽をひたすらに浴びた1時間45分。「行ってよかった」とか「楽しかった」とか、そんな感想が浮かぶけれど、なんとなく痒いところに手が届いていないような気がする。「行ってよかった」も「楽しかった」も確かなことではあるのだけれど…。ああ、わかった。「参加していた」のだ。多分。

 

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【VERIVERY】輝ける時を覗き見/VERIVERY「From Now」感想

 どんどんかっこよくなる君が好き。見れば見るほど知らない君が現れるのが好き。

 アイドルとは、生き急ぐ人たち、ということを痛切に感じる作品となりました。人生の縮図なんだよなぁ、ぎゅぎゅっと濃縮された人の一生のきらめきが具現化した存在。永遠などない。引き留めようとも、一刻一刻と人は変わり続けることの素晴らしさと残酷さ。

 今一番注目しているアイドルグループVERIVERYが新しいアルバムを出してくれました。感想文、行ってみたいと思います。アルバムは買おうと思うのでそれが手元にやってきたら、アルバム全体の感想文も書きたいな。

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【gugudan】過去と未来の私の邂逅/ハイライトメドレー文化が好き

 ハイライトメドレー文化が好きだ。

 お前何言ってんねん。そうだろうとも。私もよくわからない。

 でも、私はハイライトメドレー文化が好きだ。

 今日は私が好きなgugudanちゃんの事例を元に、「ハイライトメドレー」なるコンテンツに迫ろうと思う。

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【音楽】共感について考えた/ヨルシカ「藍二乗」

 Apple Musicを使っているのだが、その注目アーティストみたいなものにアルバム『だから僕は音楽を辞めた』で取り上げられていたことから知る(入り口を知ることはマーケティングに活きると思うので、私は自分が好きになったのものの入り口を出来るだけ書いておきたい派。まあ入り口なんて人それぞれだと思うけれど)。

 アルバムの感想としてはこのツイートが言いたいこと言ってくれている。これからの季節が楽しみなアルバム。もちろんテーマも好きだし音も好きです。

 私はK-POPアイドルが好きなのですが、その良さの1つにミュージックビデオ含む映像群の充実っぷりがあって、音楽を売ることと映像を作ることがセットになっているのが好きになり始めたときはただただ新鮮で楽しかった(今も楽しい)。一方邦楽を聴くとき、私は音と映像が一致していないことが多くてミュージックビデオもあったりなかったり、ひたすら音楽を聴くことが多いような気がする。要は楽しみ方がまた少し違うというわけなのですが(もちろん邦楽にも素敵なミュージックビデオはたくさんある)。

 で、この「藍二乗」という曲もまず音が好きになって、ミュージックビデオがあることを知る。ほい。

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 えええい~~~~良い~~~~。

 ただ、ただ、綺麗。潔いほど綺麗。世界こんな綺麗じゃないと思ってしまう綺麗さ。開かれているようで、君しかいない閉じられた世界。あと私は文房具が好きなので、万年筆~~~~で引っかかっている。今年の目標は良い万年筆を買うことです。この万年筆どこのだろう?インクはPILOTの色彩雫シリーズですね!

 

 最近私は思っていることがあるのですが。

 それは「共感」について。

 あ、この人私と同じことを言っている。私もそう思っていた。

 昔はそんなことばかり私は求めていて、その言葉を探していた。私が思っていることに形を与えないと、なんか生きていけないって思ってたのかもしれない。あの頃のあの感じだ。誰かの「共感」の足掛かりになればそれはそれでいいかもしれないと思ってブログも始めた。私は共感を求めてインターネットを彷徨い、共感する言葉に出会いそれが嬉しかったから。

 でも。「共感」について考える。

「共感」なんて、どうでもよくない?詩人がたどり着いた、言葉の正体(最果 タヒ) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

 詩人の穂村さんは、共感と驚異(wonder)みたいな話をどこかのエッセイでしていた気がするのだな。多分ここで言われていることは、私がやってきた「共感」ってのはもっとビジネス的なことであって、もっと面白いのは自分の制御から外れたところで生まれる意図しない心の動き、ってことじゃないのかなぁ。あ、別にビジネス的だから悪いとかじゃなくて(ビジネスって言い方も悪いのかな。作為的というか意図的な共感なんですよ。共感を探すってそのための目的があるわけで。生きるためって目的なんですけれど。)

 お前さん、曲の感想ではないじゃないか。いやいや。つながっているのですよ。

 「藍二乗」さっぱりわからない。わからないというか、自分の体験とうまく結びつかないからそういう意味では私がこれまでしてきた「共感」はない曲なのだけれど、でも、心がふわっと動くんだな。その作品の綺麗さは私が好きなのものでそれは「共感」なのだけど、例えばサビの透き通る声を聞いたときの気持ちよさと悲しさには言葉が与えられない。体験と上手く結びつかない。もう少しで思い出せそうだけど、もしかしたら思い出せないどこかで感じた私の悲しさという気がする。

 前はこんな音楽の楽しみ方、できなかった気がする。意味を求めていたし自分との共通点を探してしまって、共通点がない音楽には興味が失せた。それってすごく勿体ないことだった。もっと、楽しめばいいし、好きになってよかった。

 ということを考えさせてくれた素敵な曲なのです。藍二乗。好きだなぁ。

【鞄】愛しの光彦バッグ 犬印鞄製作所

浅見光彦って知ってますか。サスペンスのシリーズ物なのですけれども。原作は内田康夫さんの「浅見光彦」シリーズ(未読です)。

浅見光彦といえば私はもっぱらテレビ番組であり、中村俊介さんであります。私の母は浅見光彦は榎木さんだ、と言って譲りません。もこみちverも平岡さんverも沢村さんverもそれぞれ良いものがあります。

浅見光彦はフリーのルポライターで、行く先々で事件に遭遇するのですが一般人にも関わらず、伸び伸びと育ってきたのか知らないけれども率直で人を拒まないし人に拒まれもしない絶妙なお人柄でぐいぐい事件に首を突っ込み、見事解決してしまう!というお話。浅見光彦の兄は警察の要職、そこそこ権力があるお方で、兄の一声で現場の警察は浅見光彦を蔑ろにすることができないわけで、一般人が得られない情報を手にすることができるところ、権力は文字通り力なのです、というのを感じることができるのが好きです。

もっと好きなのは、浅見光彦のバッグです。

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ルポライターらしさを裏切らない見事なバッグ、見事な持ち方。素晴らしいです。

私は別に大したこと書かない日記みたいな文でも文章を書くのが好きなので、

ルポライター=ライター=文章を書く人=素敵!

文を書く人が持ってるバッグ=素敵なバッグ!

ルポライターバッグかっこいい→欲しい!

という、小学2年生くらいの思考回路で、私的光彦さんバッグを愛用しています。私という人間、こんなものです。チョロい。

私が使ってるのは多分これ…、かなぁ。

実際1年くらい使ってるのでもう無いかもしれないけれど…

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犬印純綿帆布 3ウェイバッグ(A4横) | 通勤・通学バッグ | | 犬印鞄製作所

と思ったら、まだラインナップにありそうですね。色は内緒です。

これはブランドのロゴがはっきりと書かれているので私的浅見光彦かと言われるとそこは違うけれど(浅見光彦のバッグは、きっと良いやつなのだけどブランドが大々的に打ち出されてない、むしろブランドものじゃなくて商店街の古くからやってる鞄屋さんでふらっと買ったような素朴さみたいなものが欲しい)

色合いといい、ショルダーなところといい、浅見光彦。この鞄に本とかノートとかペンケースとか入れて出かけるのがとても好きです。出かけ先でそれを使うかと言われると微妙ですが、ちょっとのお出かけでも浅見光彦みたいにルポライターしてる感が、ある。気分気分。

小さい子がキティちゃんとかアナ雪とかのキャラクターバッグを背負ってるところを時々目にしますが、私の光彦バッグもモチベーションは同じようなものです。憧れとか好きとか。

それってカッコ悪いよねーとは思わなくて(まあ子どもっぽいのかもしれないけど)カッコ良く見えたからそれを使いたい、自分の人生に取り込みたい、浅見光彦にはなれないけど、の集合体が私だと思います。いつまで経っても憧れは憧れるものです。

光彦バッグ、中にはペットボトルホルダーがあったりシンプルさと機能性のバランスも良いので気に入ってます。

バッグのこと語ると外出かけたくなりますね、春だもんね。出かけようね。