最初はパッとしないと思っていたのだけれどなぁ…いつのまにか好きになっちゃっている自分がいる。そんなTHE BOYZの新曲となりました。私は今、サンドウィッチが食べたい。
季節を味方にするドボイズ
THE BOYZとOH MY GIRLは季節を味方につけるグループ。
— 治野 (@harunote2016110) 2019年4月13日
本当にそれが上手なのですよね…ドボイズ。曲をリリースするタイミングとミュージックビデオやフォトイメージが季節にぴったり合う。合わせているつもりはないのかもしれないけれど、こちとらオタクだから勝手に補正がかかっちゃって。今回のBlooｍ Bloomも春から初夏のこの季節にぴったり過ぎて、ああ温帯気候の国に生まれてよかったとか意味が分からないことを考えている。メンバーのビジュアルを存分に生かし、まるでファッション雑誌を見ているかのよう。解釈違いとか発生しない。歩く道が正解なのです！と我々に教えてくれるドボイズ。その通りいつも大正解だよ。
THE BOYZの強み 裏表ラバーズ
裏表ラバーズは言葉遊びです。既存の楽曲とはあんまり関係ないな。
THE BOYZ、流石の人数の多さなのです。ああ面白いなぁと思うのは、曲によって輝けるメンバーが変わるところ。その懐の深さ。ドボイズご本人がどういう人たちなのか私は知る由もないけれど、なんとなくイメージするに「ああ本人の気質とかスタンスとかとこの曲合ってないんじゃないか…」みたいに思っちゃう瞬間が時々あるのだけれど、そのほんの少しのブレというか反応の遅さというかぎこちなさもそれはそれで良いし（これはこちらの勝手な解釈なのでごめんね！）特定の雰囲気になると太陽光発電しているのかみたいにピカピカしちゃうメンバーもいるわけですよ。推し補正ですけれど、キューちゃんジェイコブさんは今回本当にぴっかり光っている曲で眩しいです…。
クールなほうが締まって締まって仕方がないバミューダさんたちが頑張っているのも微笑ましいし、ハンニョンくんの天真爛漫さが光るし、ファルエリックの年下ズは恐ろしい可愛さだし、春の化身ニューくんは相変わらず曲を味方にしているし、ソヌは目がクリッとしてどうにも冬眠明けのタヌキの擬人化にしか考えられず可愛いなー可愛いーと思っちゃうし（すみません）（脳内イメージ図）
サンヨンさんとケビンくんは大人びた落ち着きにドキッとしますし（こういう明るい曲の方がクールな曲よりドキッとさせられてしまうのは何故でしょう）なんでもできるから、曲によって強引に新たな一面が引き出されてしまうドボイズ、アイドル過ぎる。
今回の曲何が好きってその雰囲気も好きだけど、サビの明るいけれど底抜けな明るさとはまた違う牧歌的というか、なんというか、ポンコツっぽさというか、ちょっとダサいというか、なんかホッとする感じが好きです。かっこよさのMAXを攻めてないところが気が抜けて安心して聴けるみたいな。聴いてて疲れない曲。
パフォーマンスが楽しすぎる
多人数アイドルの極地ともいえるパフォーマンス。緻密に考えられた構成。見ていて目が回る忙しさ。だけど各メンバーの見せ場はきちんと設けるところ。コレオグラフィーさん本当にお疲れ様です…という内容。見ていて惚れ惚れするとしか言えないダンスですね。そういやこのダンス動画を見て思ったのだけれどラップパートの後半はエリック担当でまーリズムが良いこと。リズム感いいのかなぁ、語感が癖になります。
800円くらいのちょっと奮発したサンドイッチをテイクアウトして
公園に行きたいです。もちろん晴れている日中に。茶色の包装紙で包んでもらって、ほくほく顔で公園のベンチを探して、イヤホンを耳に挿してこの曲を流してくたーっと体を伸ばしてがさがさと包み紙を開いてサンドウィッチを頬張りたい。玉ねぎのシャキッとピリッとしたあの味とか、レタスの瑞々しさとかベーコンの味のしょっぱさとか、ああ、食べたい。初夏ですね！
これからの季節のちょっとした生活の一場面に間違いなくBGMとしてふさわしいTHE BOYZ君の新曲、しばらく楽しみたいと思います。
