根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【Ravi】3rd REAL-LIVE in Japan [R.OOK BOOK] 夜公演 備忘録

 行ってまいりました。(何かポスターとかバルーンと写真でも貼ろうと思って何も撮っていないことに気づくが、行きました。)ラビのライブ。ラビコン。まとまらない予感がしているが、文章を書き始める。いつもとはちょっと違うモチベーションで書いてます。整理したい、みたいな意味合い。あとEvernoteなりノートなりにまとめたものを編集してブログを書くなら一発勝負でここに書いちゃえ、みたいな。

 ラビさんの音楽をひたすらに浴びた1時間45分。「行ってよかった」とか「楽しかった」とか、そんな感想が浮かぶけれど、なんとなく痒いところに手が届いていないような気がする。「行ってよかった」も「楽しかった」も確かなことではあるのだけれど…。ああ、わかった。「参加していた」のだ。多分。

 

 

 予備知識があまりなかった、というのもあると思う。ラビさんの音楽は好きで聴いているのだけれど、なんだかそれは分析の対象じゃなかった。音であり言葉であり背景。VIXXの音楽が私にとっては無限に広がる想像の海であることに対して、ラビさんは私の生活の背景音という感じ。通勤途中で歩いているときにふと聴く「NIRVANA」のスカッとするあの感覚と目線を上にしたときに見える青空とか。飲み会帰りに聴く「Alcohol」とか。流しながらなんとなく聴くのが良かった(ラビさんのメッセージをあまり解釈できてないのは申し訳ないような気もがするのだけれど、徐々に曲との距離を短くしていきたい)。

 ということで、あんまり考えないまま私はライブを楽しんでいた。考えていたとすれば「ラビさんかっこいいなー」ぐらいだ。マジかっけえ。マジかっけえ。マジかっけえ。それぐらい。あ、あとその場所には主張があるんだな、ということはちらっと考えた。ラビさんの歌いたいことがあり伝えたいことがある。私は言葉はよくわからないけれど、メッセージがあるのだろうという想像はした。マイクをぎゅっと握って、スポットライトを一人だけ浴びて目を閉じて歌うラビさんは、祈りの姿だった。神秘的だと思った。「敬虔な」という単語が思い浮かぶ。

 考えないでいられたのは、あの空間には「ラビ」と「ダンサーさん」と「観客」と「光」と「音」しかなかったからかもしれない。考えることが少ないのだ。そりゃあ考えないよね。オールスタンディングということで私自身はかなり緊張して参加したのだけれど、どの観客も押し合いすることなんてなくて治安がとても良いと感じた。ぎすぎすと殺気立ってないから私も落ち着いて参加することができた。やっぱり観客の人の雰囲気も、気になるじゃないですか。公演中もパフォーマンスを邪魔することなく見事な掛け声、見事な声援で会場を盛り上げるばかりで、ラビさんが、VIXXが好きな人がたくさんいるであろう空間。良かったなぁ。そして圧倒的な音。これ、声を大にして言いたいのだけれど、CDより、絶対良かった。音というのは振動だ、というのはIMFACTのライブで強く感じたことだけれど、やっぱり音は振動でありエネルギーなんだ。CDでもダウンロードした音楽でも感じることができない肉感といいますか、立体感がものすごかった。どかーんとくらう、感じ。体内に水分が震えている感じが、すごいのだ。

 ラビさんは、でかかったなぁ。でかい。背が高いってのはあるのだと思うけれど、鍛えているから想像より横の幅もあって引き締まった肉体が綺麗でした。ラビさん意識的に体を作っているというか、VIXXの活動でも曲によって体を作るようなイメージを思い出し、平伏す。こんなかっこいい人がこの世の中にいるのだなぁ、という阿呆な感想を抱く。ラビさんのかっこよさは元々の顔立ちやスタイルの良さもあるけれど、それ以上に「借りる」のが上手いかっこよさ。計画されたかっこよさ。衣装を着こなすのが上手い。動きがかっこいい。アクセサリーが最高に似合う。こんな服、ラビさん以外が着たらこんなにかっこよく見えない。世界で一番ラビさんが似合う、みたいに思わせる大天才なのです。

  この衣装だって、絶対この写真より5倍はかっこよかったもん。

 

 チョンハにもジミンちゃんにもなれなかった。もう少し勉強して臨むべきだったのは「live」と「NIRVANA」でしょう。「曲を作る時、想像を膨らませて作るのですが、この曲はそれとは違うアプローチで作ってみました」という前置きで始まった「live」という曲。チョンハ姉さんのパートをそのまま観客に割り振るという鬼のような振りに慄くも、たくさんのチョンハ姉さんが会場にはいらっしゃった(歌が上手!)素敵!しかし私は見事玉砕しました。チョンハ姉さんにはなれなかった…。自分で声に出そうとしてわかるけれど、チョンハ姉さんの声の透明感すごいよなぁ。透明だしでも毅然としている感じが素敵や…。同じく大好きな「NIRVANA」も玉砕。パクジミンちゃんの声の開け方が凄まじい…。I love myself oh yeah yeahはなんとかかすれた声で叫びました。

 「遊びましょう」とラビさんはよく言っていた。遊びましょう。踊りましょう。楽しんでください。そうだね。その通りだ。遊びましょう。遊びましょう。生きるにせよ、もう少し楽に生きることはできるはずだった。なんてことを考えていた(結局考えごとをしている)。

 ラビさん、また会えるといいね。たくさんの人と会えるといいね。

 

 あとはただ書き殴って終わりにしましょう。

 ラビさんが引き連れてきたダンサーさんがめっちゃかっこよくて1曲丸ごとラビさんじゃなくてダンサーさんを見ていた時間間違いなくあった。お姉さま方めちゃめちゃかっこよかった…体の動き、ボディライン、ありゃあ憧れる。コールドベイさんかっこよかった。初めての異国の地でもなんだか自然体でいらした。空気感ができていた。サングラスしてた。喋る時は外してた。シャンデリアがあって、ラビさんにぴったりだと思った。ジャンピング禁止だよという注意の紙をいただいて誰もジャンピングしてなかったはずなのにぐわんぐわん揺れたあの会場、大丈夫だったろうか。ラビさんのファンの人すっごくお洒落な方ばかりでいらした。かっこいいし可愛い。アンコールが2回あったのに驚いた。ラビさんが好きな人ばかりの会場(もちろんそれだけじゃなく、せっかくだから行ってみようと思った人もいると思うけれど。私もその類かもしれない)って幸せだなぁと思う。なんというか同じ人を好きでいることの空気感が同じという感じ。VIXX6人だと好きのベクトルも本当にばらばらで同じグループが好きという共通点はあるだろうけれど、温度差が結構あってそれもまた面白い。況や、色んなグループが集まるイベントをや(ドキドキするK-CON2019)。前々から思っていたけれど、ラビさんっていつの頃からかグループ内のMCとしてよく喋るモードから一時寡黙なほうに寄って最近はそのバランスが落ち着いてきたような気もする。ラビさんは伝えることにおいて誠実な人なのかなと思ったりもする。ということでMCもよく喋られていた。そしてボケていた。可愛い。

 楽しかった。またラビさんライブしてほしいし、今度日本に来る際は東京だけじゃなく色んなところでやってほしい。多くのラビ好きの皆さまがラビさんと会えますように。