根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【VIXX】ラビ生誕祭によせて

VIXXのラビさんお誕生日おめでとうごさいます。

誕生日という記念すべき日に、私はラビさんのことを考えようと思います。

 

 

2017年は、ラビさんがVIXXのメンバーであることに感謝する1年でした。


私はいつからでしょう、彼は「愛する人」なのだと思ったのです。私が彼を愛しているのではなく、ラビさんは愛を実践する人なのだと。

オンドンイを飼い始めた頃からでしょうか。

人間が好き。犬が好き。◯◯が好きだから、という言葉では形容できないこの感覚。「あーーーこの人はここまで愛する人なのか」と思える人間って実はなかなかいない。

ラビは真っ直ぐに、正統に、何かを愛するのです。

 

「愛する」という動詞について、私が知っていることは少ない。けれど、時として愛するということは「自分が」愛することであり、もっというと自己愛とか自我とかそういうものもセットになると思うんですよ。多分。

愛と憎しみは表と裏。憎しみは、多分「私が」愛するから生まれるものなんだと思うのですけど、ラビさんの愛し方にはあまりそれを感じない。というか、己に対しての鬱々としたものや混沌、承認欲求とかそういうものがあんまり無くて、さらっとした愛し方で(だからこそ甘く深く際限がなさそう)そういうところに私は好感を抱きます。

同じグループのケンちゃんにベタベタしてるのは、本当にケニョンきよぉ…って思ってるからだと思うんですよね。ストレートですよね。真面目です。愛犬についても同じで。
VIXXのメンバーの大部分に言えますが、本当に人間としてさらっとしている。大人な人たちが多いです。アイドルという仕事をしていて、多分色々嫌なことが沢山あるし考えることもある中で、精神のブレをドーンと、あからさまに表現することってないじゃないですか。わかりやすく言うと「あ、この人不機嫌なんだな」とすぐ見て取れる態度をする人がいない。

ラビもそうで、彼の作品を聴いているとこの人の内面にはこれほどの海が広がってるのかと思うほど広く深い海を持つのに、それをあまり悟らせませんよね…創作に昇華させているんだろうなぁ…そういうとこ、本当に好きです。

 

2017年から2018年初めにかけて、彼は東洋コンセプトを引っ提げてのグループ活動の一方で、自分のアルバムも作っていました。ソロコンサートもしました。大晦日に、そしてIOCの開幕式でも見事な東洋ファンタジーを演じた一方で、2月の頭にはガッツガツソロコンサートをやり遂げました。

「桃源境」のパフォーマンスを初めて動画で観た時、明らかにラビ個人の音楽と「桃源境」の音楽性は異なるのに、見事な仙人っぷりかつ雰囲気を損ねないラップを打ち立てたラビを見て、私はとてもとても感動しました。ラビがVIXXで居続けてくれて、本当にありがたいと思います。

 

彼は心優しく、真面目で音楽にまっすぐな表現者です。自分の音楽を持ちつつ、グループの色に染まることもできるすごい人です。この両者が共存していることって結構すごいことだと思うんですよね。

 

私は、彼がこれからも創作活動を続けられることを願います。

 

ラビさん、お誕生日おめでとうございます。