「れどべる」「れっべる」こと、Red Velvetの皆様が新曲と夏を引っ提げてカムバックしてくれました!青々とした緑の匂い、眩しい太陽、そしてたわわに実った果実。あ、あのれどべるが帰ってきたんだわ…!と何だか懐かしくなりました。今回はそういう話です。ついでにアルバムも好きになっちゃったからその話もするよ!
Red Velvet「Red Flavor」感想
もう音楽を聴いてすぐに気がつきました。「あ、私、これ好き...」と。
何が好きって、タイトルにもある通り「熱帯感」ですよね。「ジャングル感」。青々とした濃い空気の匂いが漂ってくるこの感じ。胸がときめかないわけがない。誰も不幸せにならないし、未来はただただ明るい。そういう迷いがない感じにも嫌味がない。とても健康的な曲だなと、思ってしまいました。
そこで思い出すのはこの曲ですよね。
ああ、好き(色々問題はあったみたいだけれど)。
ただ比べてみるとわかる。今回の方が多分大衆寄りだ。なんだか丸くなったな、れどべる、と。「Happiness」はあれでものすごくとがっている。エネルギーに満ちている。色々と濃い。今回はというと、大人で瑞々しくてバカンスでとても開放的だ。そのまま行くと「少女時代」(脳内イメージは少女時代「PARTY」)で、どんどん拗れれば(←とても褒めている)「f(x)」(こちらは「HOT SUMMER」)になるけど、れどべるはどちらでもない。というかどちらの曲も名曲で泣きたい。めっちゃいい曲じゃんかぁ...。れどべるは曲だけ聞いていれば「少女時代」を感じるけれど、MVは擬人化したフルーツがどどんと出てきたりするからそうはならない。もちろんf(x)でもない。だから面白い。
曲の話をすると、ウェンディ爆裂!みたいな感じでウェンディが好きな私としてはとても嬉しい。最後らへんのウェンディ一人勝ちパートとか爽快感しかなくてもう泣きたい。それに終わり方が見事な曲です。最後まで気を抜かない。最後も素晴らしい。起承転結最高!ウェンディちゃんすごい!
ウェンディだけじゃないというところがれどべるのすごさであり力であるけれど、まあ安定のスルギ姉さんだし。スルギの声は個人的に「レモン」っぽいと思っていて、鋭くて酸味があってぴりっとしていてとにかく締まるし身が引き締まって。もう好き。この2人がいるのはとても大きい。
そこにジョイが入るともう恐ろしい話なのです。ジョイのたまらないところはあの声ですよね。独特の歌い方。甘くてどちらかというとぼてっとした印象がある声。ああいちごジャムっぽい。ジョイがラップ要員でもなくマンネ要員でもなくウェンディ、スルギに次ぐサブボーカル要員として力をめきめきつけているところがれどべるの恐ろしいところであります。
それにアイリンもイェリもそれだけで声がわかる声じゃないですか。やっぱり色々な声があって歌い方があるグループは強いなぁと思った次第です。イェリが可愛くてマジか…と思いました。
それに活動曲だけじゃなくアルバムとしてもとても好きになれました。
アルバム「The Red Summer」
1. Red Flavor
2. You Better Know
個人的イメージは、まっさらな青空とその下に広がる一面の緑の草原、なのですがどうでしょう。開放的で、こちらは迷いとかそういうものを残しながらそれでもポジティブって感じの曲ですね。よく知らないけれど、少女時代のテヨンぽさを勝手に感じてしまった1曲であります。まあちょっと違うか。
3. Zoo
うおおおおおお!ってなりました。感動すると私はいつも心の中で「うおおおおお!」って歓声を上げていますけど、これもそういう曲です。これがアルバムの核というかど真ん中だなって思いました。イメージの体現というか。聴きどころがたくさんあってとても楽しい一曲です。私は1番と2番のつなぎのところ、多分ジョイだと思うのですが「Let's Do It!」ってところがめちゃめちゃ可愛くて発狂しそうです。ラップのところで夜の静けさが漂ってくるのも好き。
4. Mojito
こちらはかわいらしい1曲。3からの振れ幅がやばい。
5. Hear the Sea
そしてアルバムは一番最後へ。この曲を入れることができるところにれどべるのすごさを感じずにはいられないというか。「7月7日」っぽい1曲。雰囲気は夜。大人。ほわほわしているし、ファンタジーだ。すごいぞ、れどべる。
まとめ
ということで、改めて今回のミニアルバムが好きになれました。素敵。
れどべるも私にとっては不思議なグループでして、もう何が何だかわからないけれど毎回活動曲が素敵♪というグループです。今までの曲たちをひっくるめて「これがれどべるなの!」という「~らしさ」みたいなものが私はまだ掴めていないけれど、いい曲出してくるんだからもういいじゃないか!とも思ってしまったり。力でねじ伏せられている感じです(笑)これから音楽番組など出てくると思うのでステージパフォーマンスも楽しみにしております。