タイトルの通りです。
2017年1月から6月末までのK-POPのなかで個人的お気に入りの曲を振り返ろうじゃないか、というのが趣旨です。お気に入りの時点で順位付けをするのは少々難しいので、今回は順不同で並べたいと思います。でも最後の最後に、これを書いている時点で自分のなかで一番ヒットしている曲だけ挙げたいと思います。ここに挙げているのはすぐに取り出せるくらい気に入っている曲なので、ここに載ってない曲が必ずしもお気に入りではない、というわけではありません。その時の気分によってもだいぶ変わるものですし。ということで行ってみましょう＼(^o^)／
NCT127 「無限的我」
NCT 127_無限的我 (무한적아;Limitless)_Music Video #2 Performance Ver. - YouTube
MV公開が1月4日で驚いた驚いた。今年はまずNCT127のカムバックで楽しかったです。「無限的我」が和訳されたものを拝見すると、歌詞のスケールのでかさにびっくりします。そういうスケールのでかさは事務所の大きさの賜物なのか先輩方の系譜を受け継いでいるのか、とにもかくにも歌もパフォーマンスも簡単じゃない上にさらに歌詞まで難しいというか深いというか壮大というか抽象的そうなものをさらりとスタイリッシュにこなしているNCT127は流石だな、と思いました。私は今もジョニー君のパートがすごい好きで、その部分に来るとぎゅっと気が引き締まるというか。パートは短いですがジョニー君の存在感を見せつけることができる良いパートだなって思っています。いかがでしょうか。「無限的我」以外のアルバム曲も好きなものばかりで、そこまで好きなわけではなかったのに今になってNCT127にグラグラきています。小言ですが、NCTはテヨン、マーク推しがすごすぎる、みたいな声を見かけますが、私はいいんじゃないかなって気がしてきました（もしかして事務所の思う壺なのか）。デビューの頃から感じていたけれど、あれだけ絶対的センターポジションをやりとげているテヨンは流石としか言いようがないし、マークのパートが多いのは事務所の推しがあるからにしても任せられるだけの力があるからで、というか色々なユニット？に全参加のマクさんはほんとすごいし、ただものじゃないのではと。NCT127について、私は「テヨンとマクとその仲間たち」とは思っていないし、他のメンバーも充分個性豊かなメンバーだよなと思っています。というかバラエティに富みすぎているのでは？
gugudan 「A Girl Like Me」
gugudan (구구단) - '나 같은 애' (A Girl Like Me) Official MV - YouTube
そしてgugudanの「A Girl Like Me」。MVの初見からガッツリ心を掴まれたけれど、聴けば聴くほど良い。というか今も朝の電車でよく聴いている。MVも見る。練習動画も見ている。
ぎり3分以内という短めの曲ながら物足りなさがまるでない。高速で駆け抜けていく感じは爽快感をもたらしてくれる。気がつけば口ずさんでいる曲。
Girl's Day「I'll be yours」
[MV] Girl's Day(걸스데이) _ I'll be yours - YouTube
この曲は最高にスカッとする。いつ聴いても楽しくなってくる。ダンスパフォーマンス時の衣装は好きではないのだけど、それ以外は神MVだと思っています。
BTS「Not Today」
この雰囲気で防弾少年団に勝てるグループはいない。という圧倒的王者感がハンパない一曲。個人的には、防弾少年団は「反骨精神」のグループだと思っているけれど、メンバー単体で見ているとそこまで感じない普通の人たちの集まりだと思うからとても不思議なのだ。
MONSTA X「Beautiful」「SHINE FOREVER」
[MV] 몬스타엑스(MONSTA X) - 아름다워(Beautiful) - YouTube
[MV] 몬스타엑스(MONSTA X) - SHINE FOREVER - YouTube
相変わらずシャカシャカが好き。そして新曲も良きかな。ただ、あえて厳しいことを言うと、そろそろ自然消滅するか生き残るかどうかの瀬戸際というか（といってもファンの定着具合とかを見ていると十分生き残りラインに立っていると言えるけれど）モンエクどうしていくの？と問い質したい気になってくるので、一転今までの流れとは違った面白いことをしてほしい。それにしても彼らは勤勉だなと思う。
DIA「Will you go out with me」
[MV] DIA(다이아) _ Will you go out with me(나랑 사귈래) - YouTube
「On the road」も好きで、この曲もたまに聴く。DIAらしい、というイメージが私の中で定着しつつある（DIAに関しては完全に通りすがりの人なのですが）。ただメインボーカルの金髪ボブの子の声がとても好きなのです。名前覚えないと。
KNK「Sun,Moon,Star」
크나큰 (KNK) - 해, 달, 별 (Sun, Moon, Star) MV - YouTube
KNKは自身のイメージとか雰囲気とか、できることから外してこないのが良いなぁと思っている。落ち着いた佇まいの人が多いから（実は落ち着いてない人の集まりらしいことはなんとなく風の便りで知っている）こういう曲の方が良い。カレンダーや液体や謎の物体や風船や並べられた椅子や、印象的な小道具が1つずつ出ているのも印象的。MVとしても興味深いです。
VIXX「桃源境」
빅스 (VIXX) - 도원경(桃源境) (Shangri-La) Official M/V - YouTube
この曲は上半期を語る上で外せませんね。アルバムとしては、VIXXが好きだからってのもありますが（実際それが大部分なのでしょうけど）上半期一番好きな作品です（というかVIXXぐらいしか聴き通せていない）。アルバム曲、どれも良いです。散々語ってきたので、ここではこれ以上は控えます。
そして、皆さまお気付きでしょうか。実はVIXXがここで取り上げる最後の曲ではないのです。大好きなVIXXを越えて、上半期私の中でトップの盛り上がりを魅せた（そして今なお継続中である）曲とは一体…？
この曲は本当にときめくときめく。まずミュージックビデオを腐るほど見てます。なんて綺麗な世界なんだ。非現実的な、作られた空間であることは百も承知で、しかし女として憧れずにはいられなかった世界。歌詞もまたとても可愛らしく、幸せに満ち溢れた思いがはじけ飛ぶ一曲。それがこちら。
Lovelyz「今、私たち」
この曲の何気に好きなところは、サビの振りが微妙に真似できそうなところ、です(笑)「こーじんまるがた♪」（嘘みたい）って手のひらをパクパクさせたくなるのです。恥ずかしいのでやりませんが。他にも、微妙に真似できそうな印象的な可愛らしい振付がもう好き。
曲としても、とても爽快感があってエモーショナルで好きです。それまでずーっと、あなたと私、すべてが嘘みたいだ、この瞬間が嘘みたい。夢みたい、あなたが私のこと好きって言うの嘘みたい、と言葉を重ねていくけれど、ラストのサビだけちょっと歌詞を変えて「ちょあ（好き）」から「さらん（愛している）」へ、「あなたが私のことを愛しているという」と言いかえていて（色々な人の和訳を拝見した限り）その部分のケイちゃんの声でいつも泣かされます。これは、見事だなぁって思いました。すごいなぁって。いつもここで泣けてしまう。
MVも音楽番組のパフォーマンスもただただ可愛くて、衣装もビジュアルも可愛くて、「Wow！」という曲からLovelyzというグループに関心を持った私は「今、私たち」でざっくり刺されました。これは、次のカムバックが待ち遠しい！
上半期の個人的K-POP感想
なんだか「外してきた」グループが多かった。「外してきた」というのは「曲がヒットしなかった」という意味ではなくて、今までのイメージや曲調からちょっと外して曲を出してくるグループが多かった、という個人的な感想である。実際そこまで多くないと思うけど。
2017年から れどべるググダンらぶりずおまごるヨチン他 これまでの流れをちょっと変えるというか 自分たちの既存の流れに新しい風を取り入れるような雰囲気を感じている(れどべるはそうでもなかった)そして、とわいすも。ずっと同じってのは「停滞」という意識なんですかね…
— 治野 (@harunote2016110) 2017年5月16日
これに加えて、思いつく限りでは宇宙少女やAPRILなんかもそうである。
そして私が最近よく考えているのが、今そのタイミングでその曲を出すことの意味を、きちんと制作サイドは持てているのかしら？ということであったりする。
いつか振り返ったときに、今歌っているその曲はどんな位置づけになるのだろう。なんとなくな気持ちでリリースしていないか。こだわっているのか。グループのことを考えているのか。そのグループの歴史となる楽曲足りえているのか？
売れる。生き残る。とても大事なことだ。だけど、売れることや流行を読むことに意識するあまり、グループらしさやグループの強みを見失えば、結局は生き残ることすらできないのではないか？そんなことを考える。
結論を言うと、もっとガツンとした曲を欲している私がいる、ということだと思う。
とは言いつつ、また半年K-POPを楽しめるのかと思うと、こんなにわくわくすることはない。
