根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【手帳】刑事ドラマとシステム手帳と憧れ

舞台は殺人事件の現場。被害者の男性は後頭部を鈍器で殴打され即死、被害者は某省庁の高級官僚。彼はスケジュールをシステム手帳で管理していて、昨晩のところには「M 19:00~」とだけ。Mは一体何を指し示しているのか。女なのか。誰かと会う予定だったのか。それとも場所か?ホテルのバーの名前か。わからない。他に気になるところはないか、現場保存のために白手袋をした杉下右京の手が、ぺらぺらと手帳のページをめくっていく...。

 

私「あーーーーーーーシステム手帳欲しいーーーーーーーーー!」

 

!?

 

ということでシステム手帳買いました(笑)

何の手帳を買ったのかは秘密です。

 

いや、我ながら単純というか単純だけど謎な動機ですよね...。こういう「憧れ」からモノを買うって、「ひみつのアッコちゃん」のアニメ見て魔法のコンパクトを欲しがる現象と同じだと思います。年を経ても人間って同じところは同じだなーと思いました、ふと。

 

上に書いた刑事ドラマのワンシーンは私の創作ですが実際こういうシーンあります。私の場合は、年始に見た『相棒』の再放送「帰還」(2017年元旦スペシャル)を見たことがきっかけです...。

システム手帳の前についでにドラマの感想を言っておくと。

これを元旦にやるってなかなか挑戦的というか。私は当時この話は見ていなくて、2018年の正月に見ていたわけですが...えー、とっても気分が悪くなるドラマでした。八嶋さん良かった...(どのように良かったのかはぜひ見ていただきたいですけど、褒めてる褒めているけれど...)

新シーズン始動!|相棒season15|テレビ朝日

 

この話で登場するのが、冠城さんと特に関わることになる女性ジャーナリストの若月詠子という人物。テレビのキャスター?なのかな。この人が警察の機密情報を何故か持っている...というのが今回の話の起爆剤の1つです。

そして、彼女がシステム手帳を持っていたんですよーーーー私の記憶に間違いなければ。・・・。ん。違うかも、しれない。記憶を改ざんしているかも。・・・。とにかくシステム手帳が取材ノートで、これみよがしにパラパラめくっているけれど全然情報くれない、ああああの手帳さえ手に入れば...!みたいな演出は多分どこかの刑事ドラマでもしていると思うので良しとしましょう。(笑)

 

このパラパラとめくっている感覚。が好きなのかと思います。

どう使うかは人それぞれだと思いますが、システム手帳は中身をカスタマイズできるものが多いイメージなので、「スケジュール管理」と「メモ帳」の割合を調節できるのが魅力の1つかと思います。私はあまりスケジュール管理をしない人間ですし、遊びとか日々の記録として手帳を使いたい人なので、そうかメモ帳ページ増やせばいいんじゃん!これでスケジュールと思いつきメモを1つの手帳に集約できる!素敵!とテンションが上がりまくりました。

もうここに、TODOリストから欲しいものリストに読書メモに何でも書くのだ!とわくわくしております。もしかしたら飽きるかもしれませんけど。(笑)

加えて「長く同じものを使う」ということも惹かれている理由です。手帳の表紙はそのままで中身を変えていけばいいので、初期投資は高いし中身をカスタマイズすると値段が張るかもしれないけれど、、、、まあいいか。(笑)表紙の経年変化も今から楽しみにしています。

 

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【OMG】OH MY GIRL「Secret Garden」MV 感想

またしてもこの世に名曲が生まれました。

あながち冗談でもなく、リリースされてからOH MY GIRLの「Secret Garden」しか聴いてない日々です。そして何周かに1回、聴きながらこみ上げてくるものがあって本当に困ったものです。これは泣ける。

 

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衣装が個人的にはあまり好きでなくても!今までのOH MY GIRLだったらもっとできるはず!と思わず言いたくなってしまうミュージックビデオだとしても!いいのです!だって曲が最高だから!もう一度言う。この世の中に名曲が生まれてしまった。

 

この曲に対して思うことは150字では到底収まらないので、この場でどどどんと喋ることにします。

 

MV

先ほど「OH MY GIRLならもっとMV頑張れる!」と言った気がしますが、改めてみると良いMVだなと思います。7人のメンバーそれぞれの「秘密の庭園」をイメージしているのだろうなぁ...こういう幻想的なものを取り入れられるのがOH MY GIRL。鹿の剥製や空っぽの鳥かご。紙からシャチがちゃぽんと飛び跳ねたときは涙腺が緩んでしまった。Coloring Bookにはピンクのイルカさんが登場していたね...。

私にとっては、K-POPアイドルが出してくれる楽曲やMV、パフォーマンスの世界がそのまま「秘密の庭園」ですよ...。

 

多彩なボーカル

この曲の何が素晴らしいって、メンバー全員のボーカルがいかんなく発揮されているところでしょう。もうこれが素晴らしい。

OH MY GIRLはスンヒとヒョジョンのメインボーカルが曲の骨組みをがっちりと組み、その他のメンバーが彩りを加える、というスタイル。しかも私がK-POPを好きな理由の1つである「歌えるやつはとにかくその才能を活かしまくるスタイル」もある、私が好きな雰囲気のグループ。

この「歌える人は歌い、踊れる人は踊り、ビジュアルが際立っている人はMVやポスター、モデル活動で目立つ」という適材適所スタイルは、個人的には少女時代が私の中で根幹にあるような気がします。SUPERJUNIORと少女時代が私の中では、THE K-POPなのかもしれませんね、ああ話が逸れますね(笑)

OH MY GIRLの適材適所っぷりはあとで触れるとして。OH MY GIRLは歌唱の点で見ていくと本当に歌い方と声質が異なり、聴いていて楽しいのです。そして、個々のボーカル力も上がってきているのがよくわかる曲だなと思いました。はい、これを見てくれ。

 

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正直に言うと、CD音源を聴くよりこっちの方を永遠に聴きたい。CDの方が負けていると思う。それぐらい上手い。何も心配することなくひたすら歌声を聴くことができるし、CDでは調整されてしまったであろう細かい表現がプラスされている分、こっちの方が絶対良い(と私は思っている)。

 

それぞれの歌い方がよりわかる素材だと思うので是非とも聴いて(というか見て)いただきたいところ。

では歌唱について、メンバーそれぞれ見ていこう。

まずアリン。この「Secret Garden」という曲においてアリンの役割、存在はものすごく大きい。出だしのアリンの歌声を聴いた時点で「はい。好き。」となりました。あの息80%ボイス。はー。メレンゲみたいです。空気がたっぷり含まれているメレンゲですね。私は何故かシフォンケーキを連想しました。綿あめだと軽すぎる。パートは決して多くないのですが、とっても大切な部分をしっかりと歌っていますし、これはアリンでないとダメ!と思わせられた時点で私はOH MY GIRLの虜です。

次はビニ子。ビニ子は歌が上手くなったなーという感じです。サビも任され、高音の出し方とかも安定してきたというか。OH MY GIRLは糖分高めな歌い方や声をしている子もいる一方で、ビニのようにスッパリ歌う子もいて楽しいなーという感じです。ビニは可愛い声をしているなぁと思うのですが、短めの髪と歌い方のイメージか、あっさりさっぱりかっこいいなぁというイメージを持っています。潔いというか。1曲通して聴くと、ビニのパートで一旦落ち着けるところが個人的にはあるので、ビニ子いいですね。

そして我らがキャンディリダ、ヒョジョン。この人は安心安定。存在が安定しているなーと思います。ヒョジョンの声や歌い方はかなりはっきりしているので、彼女の声を聴くと「あ!私OH MY GIRL聴いている!」という気分になります。今回彼女でとても感動したのは、先に挙げた動画見ていて気がついたところ。ラストのサビ。アリンが「あなたの秘密の花園~♪」と歌ったところのヒョジョンの伸びやかな歌声ですよ。ここ最初はスンヒが歌っていると思ったのですが、キャンディリダ...あなたこんな歌えるようになっていたのね...と私は涙。ここが私はとてもとても好きです。歌上手い...最高。超気持ちいいし、感動で胸がいっぱいになる。

次はミミ。実はこの曲で私はミミ推しになると決めたのですが、彼女の強みであるラップがないこの楽曲で、しかしミミもきちんと歌っているし私はミミが歌っているパート大好きなんだわ。この曲のミミの歌声もビニと同じで一息つけるポイントでして...。「Come with me bae~♪」間違いなくキリングパートです。ミミのラップがなくて寂しい人も安心して。「Secret Garden」の次の曲、「Love O'clock」でミミのラップが楽しめるから!でも、音楽番組は軒並み、ラップパートがない短縮verで私悲しい。

そして残念なことに負傷中のジホやん。これはあくまで個人的意見なのですが、メインでバリバリ歌ってほしいメインボーカル組に、とっておきの、いわば香辛料みたいに撮っておきたいアリンやユアたまがより活きるのはジホやビニが歌えるからだと思うんですよねー。みんなかけがえのない存在なのは分かったうえで、ジホやんのすごさですよ。OH MY GIRLとその他を分けているとすれば、ジホやんみたいなメンバーがいるかいないかではないかと言いたくなるような気持ち。

いよいよユアたま。ユアたま無双なのでは?と思うぐらい存在感がハンパない。マジですごい。もうどう言っていいかわからないけれどユアたまがユアたまですごい。確かにCupidからそうだったなーと思うけれど、甘やかですよね。糖度たっぷり。エレガント。サビ直前のユアたまのパートがとってもエモーショナルでここも泣けるポイント。Closerでは神秘的な雰囲気を作りだすのに一役かっていたユアたまだけれど、この曲では満ち足りた感じがとっても表れていて、多幸感がハンパない。

ラストはスンヒ嬢。動画を見た方はお分かりいただけたかと思います、スンヒ嬢の歌の上手さがいかんなく発揮されている楽曲です。特に表現力。強弱の付け方が彼女はすんごく上手いみたいだ。Cメロも号泣ポイントですね。ここでスピード感というか雰囲気をぐっと落とせるところが彼女のすごいところ。それまでの流れを一気に変えて、ラストのサビの盛り上がりがより効果的になるのでしょうね...。もう、明らかにライブで歌った方がCDより上手い。

 

ここまで書いたように、メンバーそれぞれ多彩なボーカルを有しているOH MY GIRL。前作Coloring Bookはこれまた好きなのですが、かなり賑やかでスピード感がある曲なのでメンバーの声を落ちついてじっくり味わえるのはSecret Gardenなのかもしれませんねー。Coloring Bookも技量がないと歌いきれない曲だと思いますが。1回カラオケで試しに歌ってみたら本当にしんどかった...めっちゃ歌うの難しいです...。そう考えると、もうここまで積み重ねてきたものがどーんと爆発したような、そういう凄さを感じます。本当に彼女たちはよくここまで頑張ってきたな...と。

 

ダンスパフォーマンス

さて、それでは次はダンスパフォーマンス。

OH MY GIRLはダンス構成も私的にはすっごく面白いグループでして、いつもどんなパフォーマンスなのかなーと楽しみにしています。

OH MY GIRLはGFRIENDやRed Velvetらなどに次いで、よく踊るグループだなと思っていますが、今回の曲もよく動いています。LIAR LIARやWindy Dayに比べるとまだ踊っていない方か?ダンスのしんどさや難しさはわかりませんが、ハードそうです。

今回の曲もダンスが好きで、特に1番と2番の間の振付はとってもとってもとっても好きなので音楽番組でのパフォーマンスを楽しみにしています。今回は腕をよく使った振付ですよねー。ぶんぶん腕を振っていて、パッと伸ばして。綺麗です。ジホやんが合流したら最終的にどんなパフォーマンスになるのかすっごく楽しみ。

あ!あと。この曲からミミちゃん好きだーーーーー!となったのですが、ミミちゃんの踊りすんごく綺麗だなと思いました。というか見やすい。わかりやすい。かっこいい。上手。

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OH MY GIRLの適材適所っぷり(追記)

やばい忘れていた。最初の方で言ってましたね、Oh MY GIRLの適材適所っぷり。

どのグループも当たり前と言えば当たり前ですが、メンバーは全員異なる個性を持った人間です。そこがたまらなく愛しいところですが、その異なる個性をどう活かすか、はグループによっても全く異なります。先に挙げた少女時代とSUPERJUNIORはその活かし方が凄まじかったな...というのが私の個人的意見です。良くも悪くも今のK-POPって個々のレベルがすごく上がっていて「みんな踊れてみんな歌える」のですよ。逆に言うとメンバーが均されているというか、ちょっと面白くないなーと思うこともあるわけです。めっちゃ踊れないメンバーも居てもいいんじゃないかな、そしてその分めちゃめちゃ踊れる、とか。

と、そしてOH MY GIRLの面白いところは、みんな全然違う。かなりわかりやすい。ヘアスタイルもわけているし顔立ちも違う。識別しやすい。それに、キャラも様々。得意とするものも違うような気がしていて、メインボーカルの声質は違うし、踊れるなーと比較的思っているユアとミミのダンスも違うし。して、今まで最年少ポジションだったアリンが、最近なんだかぐっと大人びてきて、また違う。

ある程度のボーカルとダンスの力は持ちつつ、それに加えて個性が上乗せされている良いグループですね。早い話「この子とこの子、ポジション似てない?同じじゃない?」という子がいないということです。これ、私にとってはものすごく大事。

もう、ガタガタな個性を集めたK-POPアイドルとかないのかなー。TWICEはそういうグループかなとも思っていたのだけれど、また違う気がする...。ビジュアルが全く違いすぎるだけで、中身(?)はこれほどまでに揃ったグループ無いなぁ...というのが私的感想です。TWICEは正直わからん!これだけ売れているのにわからない。

とはさておき。OH MY GIRLはこれからもバラバラだけど仲の良いグループであってほしいです。溌溂とエネルギッシュなミミに、落ち着いた雰囲気のビニ、安心安定なアイドルのヒョジョンに、まっすぐ凛としたジホ、空気80%で可憐なアリンに、しなやかさがずば抜けているユア、そして独特の雰囲気があって可愛い衣装を着せたくなるスンヒ。愛しいぞ、OH MY GIRL。

 

 

・・・。

大体言いたいことは言えた気がします。

おまごる、良い。他のアルバム曲も良くて、アルバム1枚通しておまごるらしさが損なわれていない良い作品だなと思いました。特にLove O' clockのイントロとか頭おかしいぞこれなんだこれ(もちろん誉め言葉)と思いました。痺れました。

おまごるらしさ、と言いましたが正直上手く言葉にできません。ですが、今までリリースされたどれもが「おまごるらしい」と感じるものばかり。これはおまごるではない!と思うようなものが何もないことがすごい。おまごるは可愛くて、幻想的で、ちょっとひねくれているというか遊び心があるというか変わったポイントを織り交ぜてくる感じですかね...。

 

カムバックするごとに新しいもの、進化した姿を見せてくれるおまごるちゃんたちが、これからも元気で活躍できますように。どうやらますます注目されているようなので、おまごるに関して大丈夫だなーと思います。こんだけ良い曲ばかり出しているのだもの。

 

そして最後に。今はグループから離れてしまったけれど、もしジニがこの曲を歌っていたらどんな姿を見せてくれたのだろうか...と考えて少しセンチメンタルな気分。健康、本当に大事!

 

しばらくはSecret Gardenを聴きまくることにします。

それではまた。

Secret Garden

【VIXX】細かすぎて伝わらないかもしれない、私の「桃源境」大好きポイント

2017年12月31日の大晦日に放送されたMBC歌謡祭でのパフォーマンスが、どうやら大衆の皆様の目にとまったようで、ファンとしては「やべーぞ...VIXXがまだNAVERのTOP100にランクインしているぞ…なんかやべー」と戸惑いと嬉しさでそわそわと落ち着かない年末年始となりました。

 

私としては「いや、VIXXは今年だけでなくずーっとその時の最高のパフォーマンスをしてくれていて、2017年ラストも最高のパフォーマンス叩き出してくれたぜマジ尊い」という、嬉しいことにVIXXというグループにとっては「普通」のことを当然のようにやってくれた結果なので、彼らは何も変わっていません。変わり続けてはいるけれど変わらない存在であり続けている彼らのパフォーマンスを観て、ほんの少しでもVIXXというグループに興味を持ってもらえたら嬉しいなーという感じです。

 

「桃源境」については以前好き勝手書いたのですが

 

dorian19.hatenadiary.jp

dorian19.hatenadiary.jp

 

今回のRemixバージョンも踏まえて、「超細かいかもしれないけれど、私は!「桃源境」のここが!大好きなんだ!」というポイントをまとめたいと思います。

 

素材としてはMBC歌謡祭と1/6の音楽中心のパフォーマンス動画2つを用いることにします。

12/31 MBC歌謡祭 ↓

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1/6 音楽中心 ↓

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【映画】なんか楽しくなってきた/「カンフー・ヨガ」を観に行ってきました

Twitterで「カンフーヨガ」と検索すると、何か魔物に魂吸い取られたかのような虚無を語る感想がゴロゴロしていたので、気になって観に行ってきました、カンフー・ヨガ

kungfuyoga.jp

 

カンフーヨガを見た人の感想が悉く面白くて、「一体何が起きているんだ…」って感じです。さながら気分は、ドラマSPECより、独房で困惑している千里眼(正確には違うけれど)をつかさどる男・桂小次郎の気分です。一体何が起きているんだ。

 

観終わった後だと、それらの感想どれもに賛同できるのですが、今から観ようと思っている人はできるだけネタバレ無しで新鮮な気持ちで見てほしいです、個人的には。「あーこれがあのシーンね...ふふふ」と思うのも悪くないのですが、まあ、知らない方が楽しいと思います。

 

ネタバレ有無で感想を分けるので、とりあえずここでは内容に触れず感想を。

 

すっごく楽しかった。

 

いや、そうでもないかもしれないけれど、そもそもエンターテインメントをそのまま受け止めることができない(ひねくれているから)、というか斜めから物事見たがる私としては、映画とかドラマとかを見て「楽しい」と素直に思えるのって珍しいのです。色々考えて「楽しい」というのはよくありますが、何も考えず「楽しい」と言えるのが珍しい。

その点、カンフーヨガは、思考が追いつかなくて結局考えるの諦めて「わーたのしー」という感じの映画でした。なので観終わった後は超ハッピー。とりあえず細かいこと気にすんな、と後押しされたような、頭の中の余計なものが排出されたような、そういう爽快感がありました。これは気の合う人と観に行って感想を語り合いたい映画。

 

が、これを人に勧めるとなるととても難しい。自分は楽しかったけれど、1800円で観て?とは強く推せない。でもDVDで観たらきっと面白くなくなるから劇場で観てほしいのだけれど、でも1800円は…。いや、私は観てよかったし後悔はしていないのだけれど、自信をもって推せるかと言えば間違いなく推せないので、そこら辺汲み取って、なんとなく憂鬱な人は観に行っていいと思います。嫌なこと忘れられるよ(なんだかドラッグを勧めている感じがする...)

 

「カンフーヨガ、キメてくる」という文言の通り、これは薬のような映画です。でもちゃんとしたエンターテインメントだし、悪いことしてないし、副作用もないと思うので(数日この映画のことについてぐるぐる考えてしまう、謎にハマるetc中毒性はあるかもしれないけれど)観に行くのはアリだと思います。

 

ネタバレではないと思いますが、感じとしては映画「ダヴィンチ・コード」や「天使と悪魔」でおなじみラングトン教授(トム・ハンクスが演じている)がカンフーを身に付けて、古の謎に迫る!というイメージで大丈夫だと思います。なーんだ、カンフーヨガってダヴィンチコードと大差なくね?と正直思ってしまった私がいる。映画関係者に怒られた方がいいかもしれない。ま、まあ...ダヴィンチコードの方がもっとシリアスで扱う題材もうさん臭く無くて丁寧に説明してくれてくるけどね、、、へへへ。

 

ということで、ネタバレ抜きの感想はここまで。

ここからは、映画を見た上での感想をだらだらと書くよ!だって、楽しかったんだもん。

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【LOONA】BEST of アルバムジャケットに推したい!!!/LOONA「Chuu」

2017年最後にちゃぷんと沼に浸かる音を聞いたような気がします。

LOONAのお話です。

 

まずはこちらを見ていただきたい。

今月の少女 - Chuu (Single) CD+Photobook+Photocard+Folded Poster [韓国盤]

・・・はい?

マジですか。

すっごく、身体の奥が、ぎゅーーーーーーーと疼くのですけれど。

 

なんというか。願望を見事に絵にしてしまったような。見てはいけないものを見てしまったような。開いてはいけない箱のふたを開けてしまったような。そういう背徳感さえ抱いてしまう、一枚。

 

これは12/27リリース(かな?)のLOONA(今月の少女)のChuuちゃんのアルバムのジャケットみたいです。

 

欲しい!飾りたい!素直にこの思いを認めてしまいましょう。こういうのすごく好きです。赤くて大きなリボン。ショートケーキのいちごを食べる可愛らしい女の子。食べる角度。フォーク。赤色。アイメイク。ヘアスタイル。光源。すべてが相乗効果をもたらし完璧な一枚が生まれる。くぅーーーーーー。たまらない。

 

元々、意味わからないお金のかけ方をしている女の子たちのグループがいるとは聞いていて、あとはMVがすごい、次々と曲をリリースしているのにクオリティが素晴らしいという評判は聴いていたLOONA。

まだまだ曲は聴けていないのですが、正直に言うとガッツリとハマる感じではなさそう(これは単純に私の好みじゃない、私に刺さらないってことだけだと思います)。が、MVがすげえ...。

 

Lovelyz「Now,We」

gugudan「A Girl Like Me」

EXID「DDD」

SEVENTEEN「Very Nice」

OH MY GIRL「Windy Day」

KARA「Cupid」

INFINITE「Bad」

B1A4「What's Happening」

SHINee「Dream Girl」

 

これ、どれもdigipediさんが手掛けているMVらしく。これ全部曲もさることながらMVが大好きな作品でして。

https://en.wikipedia.org/wiki/Digipedi

こりゃあ、好きになってしまうわ。ちなみにジャケットがdigipediさんかどうかは不明。多分違う。

 

ということで、ChuuちゃんのMVも投下!

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かわえええええ。色々なメタファーがゴロゴロしてそうで、何周しても飽きないと思われるMV。こういうの好きだけれど頭がドロドロに溶けているので考えられない…。勉強せねば!

憧れ。恋。なんというか性の問題はややこしい(というかややこしくしてしまっている問題)と思うけれど、好き!というものがある人にとっては刺さるMVですよね。

 

 

羨ましい。自分が好きなアイドルもこんなことしてほしい、と思ってしまう。嫉妬してしまいたくなるアイドルLOONA、です。

まだまだ他のメンバーの曲を聴けてないので、少しずつ楽しむこととします。本当に羨ましい…。

 

 

【GOT7】きっと綺麗なものは、そこにある、と思った話/GOT7「You Are」MV

この曲のMVが公開された時、私は多分その日にきちんとこの動画を見て、何かしら感じたと思う。曲も、映像も知っていた。でも、今になってじわじわと来てしまったので私はこの文章を書いているというわけです。そういう遅効性の感動ってありますよねー。感動ってタイミングだなと思いますし。

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密かに私が「化粧品のCMの曲だ」と呼んでいるGOT7の「You Are」という曲です。

何故化粧品のCMかというと、日本の化粧品のCMでこういう曲なかったかなーという既視感を聴くたびに抱いてしまうからです。シャンプーのCMとかでもいいのですが。アジエンスとかね。

 

この曲の何が好きって、音で言えばジニョンの出だし、MVで言えば全体を通して映像が綺麗で私好みであるところだと思います。

 

「Fly」以降、ジニョン君は内に鬱屈としたものを抱える悩める青年像、を押し当てられているよーな気がしてしまう私ですが、もちろん私はそういうジニョンさんが好きでして。ぴったりハマってしまうんだなーこれが。ヨンジェもいい味が出ていますが、ジニョンがやっぱりピカイチ。そんなジニョンの出だしで始まるこの曲。

 

「無意味な一日が~♪慣れた時、疲れた時、私は~♪」

 

おまーーーーーーーーーー!そういうこと歌ってハマってしまっているから、君はいつまでも鬱屈とした青年像から逃れられないんやで!と言いたい。私は。そんな私は今でも「Girls Girls Girls」や「A」の世界線に生きるGOT7を諦められない人間であります(もちろんアルバム曲とか日本リリースの曲でそういうGOT7が見られるのだろうとは思います!)

 

曲としては、GOT7のポテンシャルの高さというか総合力の高さというか、攻守のバランスといいますか、隙のなさといいますか、そういうものを感じて慄いています。隙がない。ツッコミどころがない。かっこいい。最初の頃に比べユギョムもボーカルとして起用できていることがその理由に挙げられるかと。

 

この曲の好きなのは音楽的なところより、MVの映像美が私には大きいです。綺麗ですね。こういうのに私はすごく弱い。

特に好きなのは

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赤と青と夜の闇とか。こういうごちゃごちゃとしたところと色彩の美しさが映える映像が好き。

 

香港がロケだったのかわかりませんが、建物のスケールの大きさや、なんとなく南の匂いを感じる青臭さとかもたまりません。匂いがある。

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こういう夜の感じとかも。

 

で、どうして私の住む町は、住む世界はこんなに綺麗じゃないんだろーとかふと思ってしまうわけです。都会に出ても心がまるで騒がない。全然面白くない。綺麗じゃない。私の好きな映像の中にある場所って、本当に存在するのだろうかと。

私は写真や映像は「世界を切り取る」ものだと思っています。むしろ世界を切り取っていないものなんてないと思うのですがそれは置いておいて。写真も映像も映したいものがあって映したい人が撮っている。だから映らないものが絶対あって、省かれているものがある。それは存在しないものとなる。

だから私が仮にこのロケ地に行ったとしても、絶対満足しないと思う。私はカメラではないし、ここには映っていないものがきっと見えるから。

 

例えば、DIAのMVで日本がロケ地となったものがあります。

[MV] DIA(다이아) _ Will you go out with me(나랑 사귈래) - YouTube

(この曲も見事なスルメ曲で良い曲なんですよね・・・・たまらない・・・)

人混みでなんとなく避けたくなる繁華街も、このMVの中では不思議と綺麗に見えてしまう。同じ場所なのに、印象がまるで違ってくる。

 

ということで、綺麗なものはきっとすぐそこにあって、着目点が変われば綺麗なものにも退屈なものにもありふれたものにもなるのだろうなーと、思ったわけでありました。最終的にはGOT7関係ないところに落ち着きました(笑)

 

GOT7はデビューの頃のアルバムから引っ張りだして聴いてみたいなぁ...時間があれば、ぜひ。

【B.A.P】ここまで来たらB.A.P推すしかないのでは、という話

閃いたのです。というか冷静に考えました。

 

B.A.Pって今年いくつCDリリースしたっけ…?...え?3つ?そうだよね、そうですよね、だってSkydiveでしょう(←違います、収録されているアルバム『Noir』は2016年リリースです)Wake Me Upでしょう?HONEYMOONでしょう?え、でつい最近リリースしたHANDS UP?(『EGO』収録)

 

…。

全部、良い曲...だ...と...?

 

B.A.P最高じゃん。すごいじゃん。もうB.A.Pが一番じゃん。

 

言いたいことは言い終わった。B.A.Pがすごい。ちょっとおかしい状態かもしれない。事務所は一体何を考えて彼らのリリーススケジュールを組んでいるのか聞いてみたい。B.A.Pをどうする気なのですか!

 

個人的に2016年から2017年にかけてB.A.Pの楽曲やパフォーマンスについてドツボなところを書き連ねていこうと思います。+α

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