根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【雑記】4周年のアニバーサリー

お知らせが来たので何事かと思ったら、

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どうやら4周年だそうです。4年前のポッキーの日に初めて記事を投稿したようです。まったく覚えていないことから、この日を選んだのは偶々なのでしょう、私はポッキーの極細が大好きではありますが。

「こんなに続いたぜ!」と感動したいわけではありません。ただひとつの機会ではあるのでこうして何かを書こうと思いました。というか書きたいことがありました。

時々無性に、ブログの記事を消したくなることがあります。何故消したくなるのか、言語化できる時もあればできない時もあります。消してすべてをリセットしたい。全部無かったことにしたい。それはなにもブログに限ったことではなく、私は一度だけ、ノートの山を解体しすべてを古紙回収に出したことがあります。

中学生の頃から少しずつ、書きたい時に開いて人に見せられない色んなことを綴ったノートを全部捨ててしまいました。ものすごく後悔しているわけではありませんが、勿体なかったなと思います。今それらをめくって何かが変わるわけではないでしょうけれど、今読んで感じることは何かしらあったはずだから。その機会を自分から手放してしまったことは、勿体なかったな、と思います。

そんなことがあったからか、ブログを抹消することなく、今まで続けることができました。続けていて良かったなと確かに思うことが一つあります。他にも良かったなと思うことはたくさんありますが、今日はこのただ一つだけのことが書ければいいなと思っています。

「もう1年が終わるよ」そんなやりとりを多分この文章を読む方も少なからずしていることと思います。もうすぐ2019年が終わります。そして「あっという間に年の瀬だね」そんな言葉が私は結構嫌いです。あっという間であってたまるか、と思いながら、実際あっという間に月日が過ぎていく。それが私は腹立たしくて仕方ありません。自分に苛立ちます。ムカムカするのはもう少し頑張ったほうがいいところがある、まだまだ余地はあるのだ、と理解した上で、楽に抗う方法のひとつは多分写真を見返すことです。もうひとつは、自分が書いた文章を読むことです。

このブログば私が書きたい時に書いているものなので、少なからず私にとって何か引っかかることを、感情が揺らいだことを書いています。毎日書く日記とは違う性質。毎日書くと少し刺激が薄れてしまうし、なんてことないことを書くこともあるので。それはそれで良いものではありますが、毎日投稿スタイルを選ばなくて良かったなと思いました。まあ、このテンションで毎日書くのは到底無理な話なのです。

ということで、このブログを消したいと思いつつ自分にはありがたい存在でもあるようです。年末にシクシクと涙を流す前にこのブログを読めば、少しは涙がおさまるのかもしれません。

4年。ドラスティックな変化など起こらなかったけれど、しかしずっと同じだったのかと聞かれたらそれは違う。今、私はかつての自分が想像していなかった未来に立ち、ではあと4年後果たしてどうなっているのか、白い荒野を目の前にして立っている気分です。そんな風に思えるのもブログをやって4年の歳月で起こったことを振り返ることができるからです。それは良いことだなーと思います。

いつまで消さないで済むか油断はできませんが、とりあえず明日消すということは無さそうです。また一年続けられればいいなーと思います。

 

ポッキーを帰りに買うのを忘れて悲しいです。せめて23:11に投稿します。