祝☆全シングル各種配信サービス解禁。待ってました(待っててレンタル屋さんに駆け込みそうになるくらいまで待ってた)。
なぜなら
私は嵐のLove Rainbowを聴く時まで全力待機です
— 治野 (@harunote2016110) November 3, 2019
私は、嵐の『Love Rainbow』が好きだからです!!!
きたあああああああああ!!!https://t.co/N089v1MMUl
— 治野 (@harunote2016110) November 3, 2019
歓喜の舞、喜びの涙。
この曲、もう何回でも何十回でも何百回でも聴けるなんて最高だ(いや、CD買えよ。でもLove Rainbowは好きすぎるから買ってもいいと思う)。最高な点、たくさんおしゃべりしたいけど、思わぬ伏兵がおった。
— 治野 (@harunote2016110) November 3, 2019
「あなたが望むなら この身を捧げよう」と歌うようにこの曲からは「献身的な愛」を感じるのだけどそこには激情の気配はあまりなくて雪が音を吸い込んでしんと静かな日みたいに諦念が滲んでてたまらんのだ
— 治野 (@harunote2016110) November 4, 2019
雪国ではないからリアルな感覚ではないけど、雪に降られた日に、あるいは一日中雨が降ってる日に感じる「どうしようもない」という諦めの感情と何故かパッと結びついてしまうDear Snow。いい曲だなー。
— 治野 (@harunote2016110) 2019年11月4日
その曲の名前は『Dear Snow』。
私は音盤を買ってないのでミュージックビデオも見てないし当時のリリースも「映画『大奥』の主題歌なんだ、へー」ぐらいの認識でしたが、当時から曲は好きでした。ニノを全面的に押した内容は二宮さん好きとして刺さるものがあります。が、それだけが理由ではない。何故「好き」なのか、その点を考えていきたいところです。二部構成を予定していたけれど、
この曲昔から好きだなー(強いて言えば二宮担)と思ってて、最後のニノの
— 治野 (@harunote2016110) 2019年11月4日
「永遠に叶わない それでも愛しい人よ」を誰に歌ってほしいか、湯船に浸かりながらずっと考えてたんですけど誰がいいですかねhttps://t.co/3qWy6zZR1f
あんまり思いつかないので、お蔵入りになると思う。
嵐の声の良さを別の角度から聴ける曲
ここ数年の曲はあまり聴いてなくて、2010年前後の曲が今一番印象に残っているのだけど、嵐って「全員野球」だなと思っている。といっても他のジャニーズの曲をちゃんと聴いてきたわけではないのだけど…。2人ないし3人の声を混ぜるのが「嵐」印で、そのパターンによってだいぶ聞いたときの印象は違うし、嵐はそれぞれの声や歌い方が特徴的すぎるから2,3人で歌うとすんごく良い。聞き分けしやすい。嵐の必勝パターンって感じだ。そんな嵐の声の良さを違う角度から楽しめるってのがDear Snowという曲ではないか。サビの手前、松潤が主旋律で他がハモる感じとか、おおお?ってなりません。バラードだからゆっくりと声の味を楽しめてしまうDear Snowが、私は好きなのです。Cメロの大野さんの「しろーーーく燃えるこーーいはーーー」のsiの音の通りの良さは大野さんならでは。大野さんって高めのパートもあまり声が細くならない、ある程度の太さを保ってるあたりがいいですよね…。違う角度ってのは、つまりバラードならではのゆったりとしたメロディと共に、嵐のメンバーの声のハモリ具合を楽しめること、それぞれの声が合わさったときの化学反応を味わえること、だと思われます。アップテンポで勢いがすごくて最後まで一気に流れてしまう曲も好きですけどね。
諦念と雪
先のツイートでも呟いたけれど、実ははっきりとした情景描写はないのに想像力を喚起させるメロディと歌詞(と服と背景が噛み合ってないCDジャケット)で、雪の世界がパッと頭に広がるところが見事です。雪に絞って「雪」のさまざまな面と絡ませながら綴られる物語。なかでも雪が降った時のまちの静けさ、雪がたくさん降ると割と面倒くさいあの感じ、それでも雪が降り止むのはこちらではどうしようもないという、無力さが、人を愛するものそれが叶わない諦念と混ざり合って、かー、好きだなー。イントロからもう町には雪が降っていて、Cメロぐらいまでは比較的穏やかに進み、例の大野さんパートで感情が昂り、感情がストンと落ちたところで、二宮さんのソロ。本音がこぼれるあのパート、涙なしには聞けません(それは、多少盛ってるけど)。やはり雪に絞った内容が良いのではないかと思います。
最後のサビの前の二宮さんソロよりは、最後の「それでも愛しい人よ」がたまらなく好きなパートなのですが、何故ここまで好きなのか。ニノの歌い方も好きだし「ひーとよー」の3つの音から様々な感情を考えるのが楽しいっぽいです。先に言った諦念もそうだし、一途に誰かを想う愛情もそうだし、「それでも愛しいのかよ嘘だろ」と疑う気持ちを感じたり。人間そんな綺麗な心でいられないじゃないですか(闇)。でもDear Snowという曲には一切の邪気がなくて、それはどうしてなのか、そんなことがありえるのか、仏なのか、と考えるときりがありません。
(雪に関する曲でもう一つパッと思い出せるのがコブクロの『雪の降らない街』なのだけど、同じモチーフでこんなに解釈が、切り取り方が違うのが本当に楽しいですね)
エンドロールで聴きたい
私的エンドロールで聴きたいソングを収集中で、パッと挙げると、ゲスの極み乙女。『ロマンスがありあまる』(映画『ストレイヤーズ・クロニクル』より)と米津玄師『海の幽霊』(映画『海獣の子供』より)ですが、この『Dear Snow』も間違いなく映画館のエンドロールで流してほしい曲です。絶対黒の背景に白の文字のエンドロール、です。エンドロールで聴きたいってのは、自分の頭の中の映画本編のイメージと曲が合っているということであります。最近になって自分はエンドロールが好きになっていて、「エンドロールが好きって何事?」って自分でも思うのですが、あの本編が終わった後のぐぁーーーーーんとした余韻にゆっくりと浸かりながら聴く主題歌ってすんごく良いのですよ。多分風呂上がりのビールみたいな感じです。Dear Snowに関して言えばやっぱり最後の「それでも愛しい人よ~♪」が終わって、スンッと音が静まるあの落ち具合を劇場で味わってもよかった。ただ内容に興味をそそられないと、いくらエンドロールでこの曲が聴きたいと思っても映画館には行けないです…。残念。
こんな風に嵐の曲を改めて聴く日が来て嬉しいです。生きていて良かったな、と思います。K-POPのいちファンとしては「それでも愛しい人よ」選手権(Dear Snowの「それでも人よ」のパートを歌ってほしいアイドルを私の贔屓で選ぶ)は一つの記事にできるだけの熱量がないので、パッと発表すると(順不同)
- VIXX ケン(選考理由:単純にケンちゃんの切ない歌声が聴きたい)
- NCT127 ドヨン(選考理由:どんなふうに歌い上げるか聴いてみたい)
- PENTAGON ジノ(選考理由:ジノさんの解釈が知りたい)
- VERIVERY カンミン(選考理由:良い恋をしてほしい(母目線))
- SHINee テミンとオニュ(選考理由:未知なテミンと想像はできるけど多分裏切られるオニュさんの解釈が知りたい)
となりました。アイドルみんなDear Snow歌って。