根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【SVT】SEVENTEEN「CALL CALL CALL!」感想

最初に。すみません、読んでいてもぢ不快に思われた時点で回れ右してください。ほんとごめんなさい。今回に限らず、いつも言えることなのですが。

そもそも、このブログであがっているものはすべて私が「やべーーーーーーーーーーーー」と思った対象です。文章は衝動の産物。心が動いた感動のままに書いています。つまり、私にとって只事じゃないことばかりなのです。この場所において「私が嫌いなもの・嫌いなこと」は対象外なのです。

 

さて、じゃあいきますか。

 

皆さん、SEVENTEENの日本デビュー曲聴きましたかぁーーーーーーーーー!!!!

私は聴きました(正確にはMVを観ました)。聴いて、久々に「思考停止」という状態に陥りました。\(^o^)/

これだから、K-POP追っかけるのやめられません。もう慣れたよこの程度の刺激には、と思った途端、別の角度から新たな刺激もしくは今まで以上の強さで刺激がやってくるのだから。

 

以下、感想です。目次つけましたので言いたいことはなんとなくわかる仕様になっているかと思います。

 

クプス 「もし せかせかせかせかせか・・・」私「ふぁ!?!?!?!?!?!」

youtu.be

もう、エスクプスの出だしのフレーズを聞いて、MVを見ていた私は思わず一時停止ボタンを押してしまいました。一体何を言っているんだ。私は何を聞いているんだ。

意味は、わかる。音を認識して、一音ずつ適切に繋げて、出来上がった単語から意味を見出すことができる。大丈夫だ。私は日本語を聞いていると思う。

だけど、意味が分からない。エスクプスが何を言っているのかわからない。まるで違いすぎる。私が脳内で準備していたありとあらゆる想像を上回る日本デビュー曲が生まれてしまったのだ、と遅くなりましたがこの時私は悟ったのだです。抜かった...。SEVENTEENの日本デビューを完全に舐めてた。

ということで、ここから怒涛の名(迷)フレーズの連発となります。

  • 「せかせかせか」以前に、この曲の幕開けになる「せぶんてぃーーーん!!!」コール
  • マジ ぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎり(←何回言うんだ...
  • すぐいくよーーーーーーの軽い合いの手
  • いますぐでんわしてーーーーー(なんでこの表現を選ぶんだ...他にいくらでも表現方法あるだろ)
  • おっおっおおおーーーちりーんちりーん♪(言葉が出ない意味がわからない何を聞いているのかわからない)

 

そして、極めつけの

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私の人生史上一番かっこつけていて、一番かっこいい「もしもし」

 

ふぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああ!!!!

 頭おかしいんじゃないの!?!?!?!?!?!?!?!?!?プレディス(SEVENTEENの所属事務所)!!!!

・・・。

ぜはぜはぜは。取り乱してしまいすみません。

どうなのでしょう。他人さまのことを「頭おかしいんじゃないの!?」と評してしまいましたが、このデビュー曲、皆様の評価はいかがなのでしょうか?アリなのかな。ナシなのかな。そのあたりがとても気になります。実際冷静に考えてみるとアリ/ナシってのをすっぱりすぐに出せる曲じゃないような気がしてしまいました。

その辺、自分の中で整理してみます。

 

コンセプト良き

まずは、コンセプト。良いなぁと思いました。

曲の主題は「Clap」と同じ、でしょうか。青年の柔らかい部分、意中の相手への募る思い、等身大の自分たちの心の動きをそのまま歌詞にしたためた世界がSEVENTEENらしさの1つだったと思いますが、いつの間にかぐんぐんと彼らは変化していき、自分たちの思いを歌詞に載せることに加え、聴き手へのメッセージソングを作るようにもなったと、勝手に私は思っております。そういう意味で「Clap」という曲は個人的には結構好きで、それはとんでもない自己肯定ソング&応援歌だと思えるからで、超疲れてくたくたなときに一発キメるとなかなか愉快な曲です(笑)

「CALL CALL CALL!」でも、なんというか、「君疲れることもあるよね?お疲れ様。そんな時は俺に電話してみて?」というもの。「彼女が自分に振り向いてくれなくてどうしよう、俺は彼女のことが好きなんだ」云々、という曲ではない。

正直なことを言おう。MVもちゃんとしているし、このまま本国でこれを披露しよう。本国でカムバックしよう。日本で活動してくれる心意気、努力には頭が下がる思いだけれど、それでも言おう「勿体ない」と。

既にある程度は注目されているだろうしファンも獲得しているので、どんな曲引っ提げてこようがよほどのことがない限り許容される土壌はできている。それでも彼らは妥協しないし、話はそれ以上だった。多分、私が考えている以上にSEVENTEENは日本市場に切り込みたいのだろう。

 

軽い合いの手を考える

笑わずにはいられない。突っ込まざるを得ないパートが盛りだくさんな「CALL CALL CALL!」だけれど、ふざけているのは合いの手のみで、主旋律(というのか?)メインどころは、ちゃんとしている、と思います。

これ、考えておられる方の意見を目にしてなるほどと思ったけれど、あまりに軽くふざけた合いの手は、ある種のクッション材なのだ、というところに落ち着きました。

あまりに軽い。なんだこの軽々しい日本語は。なんで「もしもし?」って言うんだよ。「ちりーんちりーん」って何なんだよ。ふざけんなよ。と思うわけです私はね。おどけることが前提の曲ならわかるのです。でも、この「CALL CALL CALL!」は80%はとても真面目な曲なのです。そこに挟み込まれる、20%のとてつもない違和感。

K-POPアイドルが日本でデビューするときに生じる若干の違和感。私は例えば発音とかテンポとかめちゃめちゃ軽薄な単語とか(「マジ」とか多用するの本当に真剣に聴くことができないからどうしても必要な場合以外は、本当に使わないでほしい)が気になる人間ですが、そういう若干もモヤモヤを、20%の「ふざけんなよ?」で一気にどうでもよくさせてしまいました。木の葉は森に隠せばいいんですね。違和感は、もっと大きな違和感に紛れ込ませればいいんだ。

なるほど、です。

 

どうしても気になった「14番目のメンバー」の存在

ということで、時々笑うけれどMVだけ見れば、なんだか良い曲に思える「CALL CALL CALL!」のMVを見ていたら。1人、私が覚えている13人のメンバーの誰とも合致しない人間が映っていることに気がついたわけです。え...誰...この人。こんな人、いたっけ...。

 

問題のシーンを見ていただきましょう。

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何この「カーテン閉めきって太陽光の一切を遮断して部屋の床にはゲーム機やフィギュア、その箱、がちゃがちゃした機械、ポテトチップスの袋が散らばっていて足の踏み場もなくて、唯一の光源はどっしりとデスクの上に鎮座するコンピュータのスクリーンの青色で、椅子に座って爪をかじりながらぼーっとディスプレイを見つめる」青年風な人は。誰だ、こいつ!!!!!!!!

 

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普通にディエイトくんだった。14番目のメンバーなんていなかった。

別にいいんだけれどね。ディエイトくんが楽しいのなら私はそれで良くて、一瞬のカットでとてつもない負のオーラを察知したのは多分私の勘違いなのだから、ごめんね気にしないでね。

 

その他

国際キリスト女学院高等部1年

(高等部は横浜に学舎がある設定(私の中の妄想では))

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スングァンはスタイリストさんに怒ってもいいと思うよ?可愛らしいとは思うけれど、怒る権利はあると思います。可愛い。

 

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左から順番に

商社の営業2年目(要領がよくて先輩から可愛がられる)

ただのイケメン(意外と弁護士とかできそう)

スーツ着たアルパカ(好き)

国際キリスト女学院高等部1年(購買ではいつもメロンパンを買う

です。すみません、悪意はないです。ほんと、スングァン...。

 

「次のデートも楽しみ~~~」と全力疾走していたあの場所アゲインなのか

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元ネタはこちら→https://youtu.be/J-wFp43XOrA

全力疾走していたところと同じ場所ですかね~違うかな。違う気もする。

いつのまにかあじゅナイスのMVが4000万回超えていて、おっそろし...と思いました。

 

おまけ1 歌詞が先か音が先か

邦楽において、自分はいつまで経っても「歌詞先行」なんだな、と気がつかされた案件でもありました。そこがK-POPアイドルの日本語デビュー曲にイマイチ惹かれない理由の1つだと思いますが。

もちろん好きなメロディがあって、そこから歌詞の世界に引き込まれる場合もありまし、別に歌詞そのものは共感できなくても好きな曲はたくさんある。でも、本当に「大好き」の部類にカテゴライズするためには、そのアーティストが紡ぐ言葉に親しみを覚えるか否かは外せない。

今回の「CALL CALL CALL!」も正直言葉の意味を気にしないで音だけ聴くとすっごくいい曲だと思うのです。もう「もしもし」は「moshimoshi」と認識すればいい。でも、私はそれができない。「moshimoshi」は「もしもし」であり、そこに意味が生まれる。その言い方・曲の中での使われ方に若干の違和感を抱いてしまう。

面白いですねー。あんまり言葉に拘ると音楽の視野が狭くなるのだろうなぁ...と思いました。あまり深く考えずに音楽を聴きたいと思います。

 

おまけ2 K-POPが好きなわけ

K-POPを好きなわけ。好きなメロディがある。そして、言っていることの意味が分からない。

おまけ1に付随して、言語の壁があるからこそ、歌詞の世界に囚われずに「好きな音」という引っかかりで色々なアイドルを好きになれるのかな~と思いました。歌詞を理解しようとすると現段階では翻訳されたものを自分で探す一手間が入るので、歌詞を理解する機会が一気に減るんですよね。それでもVIXXとかは歌詞がとっても好きなグループでもあるのですが。

 

まとめ

全然動向を把握できていないSEVENTEENの皆様ですが、素敵な日本活動となることを願っています。どのメンバーもさらにかっこよくなってた…。

 

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