根津と時々、晴天なり

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【EXO】広さこそ、彼らの魅力だと感じた「Power」という曲/EXO「Power」

MV見て「なんじゃこりぁ」と思った方は、もう一度音楽番組のパフォーマンスを見るなり音源のみで聴くなりした方がいい気がします。何を隠そう、私がMVを見て吹っ飛ばされあまりの衝撃に聴く気が無くなり、活動2週目にして再び聴き「え、これ良い曲じゃん…好き…」と感激し、この文章を書いているからです。MVで聴く気がなくなるって、これプロモーションとしてどうなの?って思ったけれど、いざ曲を好きになったらMVもなんだかんだ、いや低く見積もっているな、だいぶ中毒性&突っ込み要素多めな映像で楽しいので、本当に面白いですね。EXO先輩、すごい。

 

ということで、今日はEXOのリパッケージアルバムの活動曲「Power」についてだらだらと喋ります。

 

最終的に言いたいのは、EXOの広大な感じは真似できない魅力だな、ということと、だから頑張れ、ということです。

EXO「Power」ミュージックビデオ

それではまず問題の(←?)ミュージックビデオを見ていきましょう。

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これを初めて見て、私はとにかく吹っ飛ばされました。色々とついていけなかった。心の用意ができていなかったんですね。

普段の私はとにかく推しているグループの場合だとリリースにあたるプロモーションをじっくり追います。具体的に言うと、リリースまでの情報公開スケジュールを発表して以降、メンバーの写真が公開され、セットリストが公開され、メドレーが公開され、予告であるTeaserも追い、新曲公開に備えるのです。備えるって言っても、毎日SNSをチラッと見ていれば容易にできることです。

今回EXO先輩方に吹っ飛ばされたのは、MVの破壊力もそうだと思うけれど私の「心の準備」もできていなかったのだと思います。リリース前から丁寧に情報を追っかけるのは、私だとVIXXとgugudanぐらいですからね。

しかし、いきなりはきつかった~~~。せめてTeaserを見ておくべきだった。水泳の授業でもいきなりプールに飛び込むのではなく準備体操しますもんね。そうだったそうだった。準備運動が必要だった。EXOは毎回面白く変わったことをしてくるグループなので、特に準備運動は大切だなと思いました。

ミュージックビデオのストーリーは考えるとキリがなさそうなので深追いしませんが、こういうことをできるEXOが素直にすごいなと思いました。ブランド力の賜物なのか、制作サイドにぶっ飛んだ人がいるのか。私のちっぽけな頭で考えられることを軽々と凌駕しているので本当に驚いてしまいました。もちろん良い意味で。

EXOは色々あったにせよ今もK-POPのトップグループの1つであることは疑いようのないことだと思うのです。多くのグループがEXOを見上げるような、そんな人気。ともすると無難なことをしてしまいたくなる気がする。だけどEXOはどこまでもぶっ飛んでいる。彼らを支持する人たちへの信頼感からなのか、何も考えていないのか、やっぱり制作サイドがぶっ飛んでいるのか。

今、同じようなミュージックビデオをできるグループが果たしてあるのだろうか。それである程度認められちゃうようなことがEXOの他において存在するのか。私は思いつきません。だからEXOは、すごい。EXOにしかできないこと、他のグループよりEXOがやった方がいいことをやっているから。

 

MVの独特さはさておき、私は結構満足しています。

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D.Oくんにこの衣装を着せた人、グッジョブです(にしてもD.Oは目の黒い部分と白い部分の割合がすごく良いです。そんな私はD.Oとベッキョンとシウミン推しです)。

 

「Power」ステージパフォーマンス

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ぶっ飛んだ映像抜きに曲として聴くと、とても好みな曲であることに気がつかされます。

ニョルが入りの曲って珍しいなと思ったし、まずこのニョルパートで「あ...好き...」となりました。「ぱーわ、ぱーわ」というフレーズも口ずさみやすいし、癖が強い「Ko Ko Bop」の後に繰り出すことでより効果的な感じがしました。力の抜け具合、ファンも楽しめてライブでは盛り上がりそうな雰囲気。すごい…。準備期間の短さなのか、仕様なのか、なんなのか、最近のボーイズグループで顕著だなと思う「ぴったりと呼吸を合わせる」シンクロ率高めなダンスとはまるで違う(ここまで言っているけれどポジティブな表現)バラッバラなダンスも持ち味だなと思いますし。体格差もあるしメンバーの背景が違うことがわかる感じが結構好きです。ボーカルの人もいればダンスの人もいれば、愛嬌の人もいればビジュアルの人もいる。とにかくEXOはメンバーの個性がありすぎる。「適材適所」という言葉がふさわしい、楽しいグループですよねホント。

 

EXOの魅力は、スケールの大きさ

私がK-POPをゆるゆる追っていて、スケールが大きいなと思うのはEXOと防弾少年団で、それは単に世界中を巻き込んで売れるようなグループであるということもあると思いますが、音楽性とかそういうものも非常に大きいなと思います。防弾少年団でそれを特に感じるのは、「Not Today」という曲ですかね。

一方EXOというと、もはやスケールの大きさ=グループ、というぐらい「でかいな」と思います。デビュー曲からして宇宙全体を巻き込んでいる感がありますもの。超能力設定も許容してしまう懐の大きさ。壮大な曲が多い中、色々あるけれど、ここまでグループの体裁をなんとか保っていること。それって実はすごいことなのではないか、と私なんかは思っているわけです。

私は、そのグループにしかできないことをやっているグループを好きになろう、と決めたところがあるので(これを書きながら決めました)EXOも好きです。売れて有名になるグループというのは、唯一無二なところを何かしら持っている。EXOにはEXOしかできないことがあり、今回の曲も「Ko Ko Bop」もEXOしかできないしやらなそうだなと思うから、EXOってすごいなと思っています。この語彙力の無さが悲しいですけれど、すごいしか思いつかないのですごいすごい言います。

 

 

この通り、EXOは「広大」、NCT127は「先端」という印象。どちらも好きです。が、このところのSMエンタはとても刹那的というか中長期的な視座に欠けるというか、何がしたいのだかよくわからない雰囲気なのでどうにかしてほしいです。大手だけでなく中小事務所出のアイドルが頑張っているのは面白いけれど、大手事務所も面白くなってほしい。そのためには、場当たり的と感じさせない何かが欲しい。それがなんなのかは私だってわからないのだけれど。

 

EXO、がんばれ。今も面白いけれど、もっと面白くなってほしい。君たちが王者の椅子を下りるには、まだ早いんじゃないかな。(横に並ぼうとする(もしくはもう抜かされた?)防弾少年団の影とWanna Oneの足音と、東方神起の帰還)

 

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