根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【読書】20歳からの読書感想文、始めます

 サバを読みました。

 私は20歳よりもう少し歳をとってます。
 
 
 ふと寒風吹き荒れる駅のホームで思ったんですよね私。
 「この年になって、きちんと読書感想文書こうと思ったらどんなことを書くのかな」って。
 
 学生時代は読書感想文、あんまり好きじゃありませんでした。
 本を読むことは好きなのに、読書感想文は気が進まない。
 
 その理由はいくつかあって、「本を読む」ってことは自分が読みたいから読むのであって、誰かに要請されて読むわけでも、必要だから読むわけでもない、ってことが1つ。もう1つは、「良い」読書感想文と「良くない」読書感想文に分けられてしまうのが嫌いでした。私の通っていた学校では読書感想文コンクールに学校で推薦する、って仕組みがあって、市やその上、最終的には全国、という流れがあるんですよね。多分どこもやっていることですよね。コンクールあるよね。で、中学校だったかな、やっぱり「良い」感想文が公表されることがあって、それがどうにも悔しくて(笑)文章を書くことで負けたくなかったんです当時の私は。にしても、評価されるために本を読み、その感想を書くなんて、絶対面白くない。(少なくとも私は面白くない。)窮屈な作業です。書きたい人が自発的に書く感想こそ、面白い感想文の前提なんじゃないかな、って今なら思います。手を抜こうが、箇条書きだろうが、原稿用紙の半分だろうが、広告の裏だろうが、本を読んで思ったことをちゃんと自分の言葉で書いた感想こそ、読書感想文です多分。
 
 ということで、当時全く好きじゃなかった感想文を、今になって楽しく書ければいいなぁと思っています。やることは変わりません。時々本を読んでは、書きたいと思ったことを書くだけ。自分にとってしっくりこない本の感想は書きませんから、このブログの趣旨に外れることはないはず。
 
 
 ということで、読書感想文、始めます。