突然ですが、私はこれらの歌が好きです。
SuperjuniorのNo OtherやA-CHA
VIXXのGR8U
SHINeeのMarried To The Music。
それぞれの曲にはある共通点があります。
そう。
本記事の題名の通り、これらはすべてリパッケージアルバムの活動曲です。
私、K-POPを知って不思議に思うことの1つに「リパケ」と呼ばれる仕組みを挙げることができます。リパッケージとは簡単に言うと「すでに出ているアルバムに2~3曲程度加えてもう一度リリースすること」です。ジャケットも変わり、新たに収録された新曲で再び活動することが多いように思います。
VIXXのGR8Uは、Hydeのリパッケージとして
シャイニー先輩のMarried To The MusicはViewのリパッケージとして。
(久々にMV見たけど相変わらずのレベルの高さ。男性アイドルグループとして今もバリバリで、SHINeeとINFINITEのパフォーマンスの高さとアイドル性は抜きんでている気がする・・・!)
そういや、EXOが一気に注目されるようになったのは、Wolfの後続曲Growlからな気がしていて(もちろんWolfで着火したんだけど、爆発したのはあくまで「うるろん」なイメージ)
(てか、やっぱりすごい曲だわ、うるろん。すごい耳に残る。)
本当はもっともっとリパッケージの曲があると思うのだけど、私がざっと挙げられるのはこの辺。
さて何が言いたいのかというとですね、
私、リパケが憎いんですよ!(褒めてる)
なんかいい曲が多くて、本当憎らしい。
リパケに思うこと
色々と言ってますけど、そもそも私は滅多にCDを買わない人間でして。モンエク好きで、四六時中All in聞いているけど、買うまではいかないんです。だから、こういうことを言う権利ってあんまりないなぁと思っています。好きなら買うことでアイドルを応援しろよ!と。道理な意見です。だから、これは完全に戯言です。
もちろん、K-POPはリパッケージというシステムがあるから何が何でもCDは買わない!とか、そういうことを思っているわけではありません。現に、重い腰をあげて買いましたから。まあリパケが出るなんて思ってなかったし、結果的に出なかったけど。(ただし、すじゅ(Superjunior)のCDに惚れこんでいたら迷ったかもなぁ・・・。すじゅはかなりの確率でリパケを出していたようなので。)
でもさ、本国の背景とかはわかりませんよ。日本より市場が狭くてそもそもCDが売れないんだ、とか。デジタルな音源がますます強くなってみんな音盤(CD)を買わなくなっちゃったんだ、とか。だけどさ!リパケってないんじゃないの?って思うわけです。商売として。だってもしリパケしたCDを買ったら、その前のCD要らないじゃないですか。(もちろん、リパケ前と後で収録曲の差異化を図っているのかもしれないけど、おんなじなわけです。)すじゅのBONAMANAもA-CHAにiPodに入れているけど、専ら聴くのは後者ですもん。だってBONAMANAと同じ奴が入っていて、さらに新しい曲が入っている方を聴くでしょ。パッケージは違うわけですから、小さなフォトブックはリパケのも欲しい!と言われればそれまでですが、割とCDについている色々なものに惹かれない私としてはリパケもその前のアルバムもどちらも持っている、ということのメリットはあまりないように思います。
どうなんでしょう?ディスク本体以外にも、色々と付録めいたものに趣向を凝らしているK-POPだからかろうじて成り立っている(=買ってくれるファンがいる)ような気もします。日本でも握手券とかタイプ別みたいな売り方があるかぁと思うけどさ。
ただ、すごい面白いなぁと思うのは、リパケは新しい解釈の提示だ、ってことです。実際どうなのかは知りませんが、アルバムってのには必ずそこに通じるコンセプトみたいなものはあると思うんです。強烈に打ち出すかどうかは別として。アルバム全曲を通してイメージのようなものはある、と思う。思っている。そこをなんとなく楽しみたいと思っている、私は。で、リパケは新しく活動曲を提示することでアルバムの再解釈をもたらしている、気がする。なんとなく、ね。
VIXXはその点ユニークだったと思っていて。HydeとリパケのGR8Uでつながっていて、時間軸が戻るように設定されている。発表順はHyde→GR8Uだけど、時間軸としてはGR8U→Hyde。ミュージックビデオでもそのトリックを使っていて、見事なリパッケージありきの企画だったと思う。
愛ゆえに自分がコントロールできず徐々に悪い方向へ向かっていっているような心情をHydeで歌い、GR8Uでは恋の初めの頃のワクワク感を歌う。GR8U単体で歌詞をみてみると違和感がない爽やか恋愛ソングだけど、Hydeの存在があったうえで聞くと、むしろホラーじゃないかぐらいの曲になる。あの明るさがとっても怖い。これがリパケのすごいところ。もう一度アルバムを楽しむことができる。CDが作りだした世界観をもう一度味わうことができるのがリパケなのだと思っていて、気分は夜8時に寂しい気持ちでディズニーランドのゲートを後にして、直行でディズニーシーのゲートをくぐるわくわくな感じ(実際はそんなことほぼできないけど)。やったぁ!まだ遊べるぞ!みたいな。・・・違うか(笑)
はあ・・・。長くなった。リパケに対する気持ちはまだよくわかんないな。今のところ好意的であります。うん。そう思うことにしよう。
で、なんで、いきないリパケの話を持ちだしてきたのかというと。それは
おまごるちゃんたちがリパケを引っ提げてカムバックしたからだ~~~~
歓喜。祝☆カムバ。おまごるちゃんたち、はずれがない。すごい。これが言いたい。ありがとう、リパケ。そういう想いであります。単純。
OH MY GIRL「WINDY DAY」
デビューのCupidからCLOSER、LIER LIERと精力的に活動してきて、らいあらいあのリパケ(正確に言うと、らいあらいあが収録されている「Pink Ocean」のリパッケージとして「Windy Day」の活動曲が「WINDY DAY」というややこしい表現になるのだけど)をリリース。
むむむやるのう・・・。おまごるちゃん。
LIER LIERの時と違って、なんかナチュラルな予感。「らいあらいあ」の時は、「作られた舞台」のイメージが強く。それがまたかわいかったり不思議な感じがあったのだけど。今回はしっとりと女の子っぽい淑やかな感じで曲は始まります。正直私の好みではない。
と、思ったらサビ途中で一気に転調。駆けるようにメロディが紡がれて、インドのようなアラビアのような雰囲気を醸し出す旋律。
流石おまごる。普通なんて狙わないひねくれている感(挑戦的、冒険的ともいう)は、新人ガールズグループの中でも突出している気がする...!おまごるがありきたりな曲を出すわけなかった、みたいな。拍手を送りたいです。これからも追い続けていきます!っと誓った次第です。
好きだな~と思ったのは、2番の随所随所にアコースティックのギターなのか他の弦楽器の旋律が入るところ。それがきれいだ~。雰囲気が出る~。あとは、サビ前のビニたそのパートが、1番では少し溜めるけど、2番では溜めずにすぐヒョジョン嬢の歌いだしになるところが面白い。あれ?って不意を突かれます。
MVを愛でる
MVもかわいいの、なんの。童話的世界観を再現するのはおまごるちゃん上手であります。
Wが鹿の角になっていますね。
アリン姫。
ケーキとお菓子がとてつもなく似合ってる。姫のポニテが大好きです。
あたしスンヒちゃんかわいいなぁ~って思ってます。こういう子がいるのといないのとではグループも違うのではないか、と。困り眉かわいい。スンヒちゃんはこれからどんどんあか抜けてゆくから楽しみ~。帽子が似合うね。
ビニたそ。
鳥は恋にときめく女心の象徴でしょうか?狭い自分の心の世界から、外界へ思いっきり飛び立つ。う~む。興味深い。
今回はジホ嬢が主役な感じ。
森の緑と女の子の赤が、まあ童話チックですこと。すごい。
ゆあたま。おまごるのイメージは、ジホやんとゆあたまが相当強烈に残ります。この2人、ビジュアルもさることながら踊りもキレッキレな人たち。恐ろしい。ティアラもこんなに自然につけれる人いませんよ、現実問題。
個人的、この組み合わせが好きすぎる。
ミミは表情豊かでボーイッシュで、なかなか色が出ています。今回ラップがないのはちゃんと考えられているところあるんだろうな~。ミミちゃんはラップもできるけど、歌える子だと思うよ。「One Step Two Steps」でも、はつらつとした感じがすごい好きなのです私。
当然スクショするけど、動画で見た方が絶対かわいい。
ヒョジュン嬢はキラッキラしとるのう・・・。私の中の「アイドル」って感じは、ヒョジュン嬢です。
鹿だったのか~~~~~?ここらへん不思議なミュージックビデオですね。鹿も色々な意味がある生き物ですからね。なんだろう?私は「臆病」ってことしかイメージできなかった。それも奈良公園の鹿とか見てしまった日には「臆病」なんて風に吹かれて一瞬のうちに消え去るイメージですけど。ふてぶてしさと言ったら・・・。 でも恋にワクワクしつつちょっと恐がっちゃう臆病な気持ちが表れていたら面白いな、と思います。
パフォーマンスを愛でる
曲かわいい。MVかわいい。ビジュアル最高。推すしかないおまごる!と思う中で1つ懸念があるとしたら、「この曲、歌えんの?」ってことです。
結構声が高めだし、細いし、平気か~?って思ってたのですが
・・・・。これは、歌っている!?そしてダンス激しい!(´;ω;`)
これはカムバした週5/28の「ミュージックコア」のパフォーマンスですけれど、にゃ~激しい。おまごるちゃんたちが踊れるからって容赦がない(笑)こんななか歌えんのか?って思いますが、音源に被せてはいるけれど歌っている気がしますね~すごいなぁ~。特に、ラストのスンヒちゃんのバックコーラスは本当すごい。うまい。
こう思うと、振付パフォーマンスもダンスの上手さも大事でしょうが、いかに大衆に面白がってもらえるか、記憶に残してもらえるか、ってのも大切な気がします。おまごるちゃんのダンスはフォーメーションも難しそうだし、ダンスもバキバキ踊っているけど、心に残る「フック的」な振付は少ないような。「らいあらいあ」はわかるけどさ・・・。ただこればかりは正解がないですし、おまごるちゃんがガシガシ踊るの大好きですよ。力があるんだな~って思うし。
まとめ
ということで、せぶちもモンエクもカムバしたのにこの期に及んでおまごるちゃんたちも再びカムバしたので、楽しみが尽きません。次はEXIDか?ドキドキ。
ただ休みがなさそうなのは心配ですね。体調には気を付けて、ぜひ実りある活動になってほしいものです。
リパッケージ、憎いけど嫌いになれない。ほんと憎たらしいです(笑)CD買いたくなっちゃったじゃないですか(相手の思うツボ)!