根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【雑記】アイドルもまた恋をする

 なんかふと考えたくなったので、以下のようなことをworkflowyを使って考えていた。特定のアイドルのことを考えながら書いているけれど、別にその相手を非難したい気持ちがあるわけではない。早く戻ってこないかなーとは思う。なお、ここに書いていることは私の思考の切れ端であり落書きである。間違っていることもあるはずなので、真に受けないでもらいたい。もちろん文責は私に発生するけれど。

 

  • アイドルもまた恋をする
    • 「恋をするな」と言う人は体感として少ないように思う
      • それは人としての意思決定、尊厳に抵触すると本能的に理解しているからだろう
    • 論点は「ばれないように恋愛をしろ」だろうか
      • 積極的に恋愛事情をオープンしていくことを許容する層はいるのか
        • 場作りがうまい人は「プライベートを詳らかにする」「それを祝福する私たちとあなた、同志」みたいな雰囲気を作るのがうまそう
          • それもあくまで「技巧」であり、猶予でしかないと思うけど
      • 「隠せるなら隠してほしい」が多数派になるのではないか
        • それは何故?何故隠さなければならない?
          • アイドルは幻想を維持する舞台装置の一部
    • 「ばれてもしかたないよ隠すの無理だもん」か「ばれるな馬鹿野郎が」というタイプにおおよそ分かれる?
      • 私はどちらかといえば前者
    • 「ばれないように恋愛しろ」はあくまでファンの願望であり、従う必要はない。それもまた個人の生き方の問題。
      • ただし、アイドル自身の振る舞いに幻滅して「推さない」という選択肢もまたファン側は持ちうる
    • しばし発生するこの議題は、私たちがアイドルの何を許容できるか、そしてアイドルが己に何を許すか、の問題?
      • それは本当に人の数だけ異なり、正解がない
      • 正解がないのに無理に押しつけようとするから歪みが生まれる
  • アイドルは人格者でないこともある
    • そもそもこの世の中で「人格的に優れている」とされる人がどれほどいるのだろう
    • 人の欠点をどの程度まで認めればいいのだろう
      • 答え→自分の頭で考えろ
      • ただし法的にアウト→アウト
    • でも、身近な人でも長く付き合って「うわあ…(幻滅」みたいなことありません?あれとアイドルの何が違うのだろう
      • 私たちは身近にいる「うわあ…」な相手の対処に困りながら考えながら生きており、ましてや画面越しのアイドルの何を理解できるのだろう。何を知ることができるのだろう。
  • 裏アカウント
    • アイドルがSNS等の裏アカウントを持っていたとして
      • アイドル側は「自分たちだけが知っている」という優位性を常に持ちSNSができる側面はあるかもしれない
        • とはいえそれは、面白い楽しい、だけではない。彼ら彼女らの本音の行き先は常に限定される
          • 開かれない(閉鎖的である)状況は誰であっても歪む
      • そもそも「オフィシャルな」個人SNSの運用を任されることがまだまだ少ない
        • 「オフィシャル」な像は巧みに作り上げられたもので、ファンが抱いているイメージを裏切らない運用が求められ、細心の注意が必要
          • その結果任せてもらえないことが多い?
    • 裏アカウントを持つことそのものに反発する人も、決して多くはないだろう
      • それなのに裏アカウントの存在を知り少し身構えるならば、マジックミラーのような非対称性をそのとき突きつけられるからではないか
      • 「私たちの発言が、一方で相手にも届くかもしれない」という意識の欠如
        • 真夜中に歩きながら一人歌ってたら後ろに人が歩いていて、歌声がすべて聞かれていた時に感じるバツの悪さ
  • どのようにしたら許されるのか
    • アイドルが度々不祥事などで活動休止を余儀なくされるとき、アイドルはどうすれば許されるのか。
    • 結論から言えば、「許したくない」と思う人が無数にいるからそれに全対応は無理
    • 私自身は、その出来事をきっかけに自分がどうしたいのか考えてもらえば何を考えても別にいいんじゃない?と思う
    • 自粛期間に誰と話し何を考えたのか、その時間が確保されていれば、正直私は何をやっても何を考えてもいい。必要なのは時間だ。
      • しかし時間は無限ではない
    • 「懺悔」というものを考える
      • 軽重の差こそあれ、人が何か誤った(とされる)ことをした時、そこから立ち直る方法というものは決められたものがあるわけではない
      • 人の数だけある回復の方法を、外部から強制することはできない
      • 許しもまた当事者間の問題になる
      • アイドルは「傷ついた」と思う人が膨大な為、対話は難しい。応答しようにもひとつひとつとコミュニケーションを取るのは難しいところがある
  • 完全体とそれを維持することの難しさ
    • 私は、完全体を愛でる傾向にある
    • それは何故?
      • ひとつの秩序であり、世界だから
    • 完全体が解散したとき、別に世界を構築し直さなければならないが、前例がある分難しい
      • なお、追加した場合も同様だが個人的には脱退より構築は容易い
    • 二つの違いは、未来を提示できるか否かではないか
  • そもそもアイドルだけでなく、世の中の人々の人間はどこかしら歪でそれが面白い
    • アイドルは作られた部分が多く、ミスが許されない風なのは苦しいと思う
    • また、歪みが肯定的に、愛くるしさのように捉えられるところもあり、正直この価値反転はケースバイケースすぎる。気まぐれな無理ゲー。
    • 身近な人間関係であれば、歪さのポジネガを行ったり来たりしながら時は進んでいくが、アイドルは相手があまりに多数でイメージは硬直していく。