2017年まで年間現場数1あるかないか、を誇っていた私。
2018年の現場、数えてみたら「7」ありました。こんにちは。とても楽しい2018年でした。
何故こんなことになってしまったのかというと、3つくらい理由があるのではないかと思っています。
- 生活が自分の中で落ち着いてしまった
- 2018年5月のVIXXファンミで味をしめた
- 過剰に期待しない、その場を楽しむ
2019年どうなるかはわかりませんが機会とお金と興味がもしあるならば、また色々なライブに行ってみたいなと思っています。次は3月のNCTだぞ。
ということでおまごるちゃんことOH MY GIRLのライブに行ってきました。レポです。毎回のライブの感想文を書くことを自分には課していなくて、1週間空けてまたあの時間を反芻してみたいなと思ったのでした。肝心の日本デビューアルバムが非常に素晴らしかった!というのもある!ものすごくある!
長いので目次立てました。よろしくお願いします。
序章 巨大UFO
今回のOH MY GIRL(以下「おまごる」)の東京会場は、最寄りが東京メトロ銀座線外苑前駅、都営大江戸線国立競技場駅やJRも15分圏内なかなか良い立地。「日本青年館」なんて厳めしい名前だったので事前に心の準備をして会場に向かったら、とても綺麗なビルでした。多分クラシックのコンサートなんかもできる会場なので後ろに行けば行くほど傾斜がついていて、とても観やすかったです!私最後列だったけど誰かに視界を遮られることなく見ることができて嬉しかったです。ライブはアーティストだけじゃなくて、観客も参加するものなのだ!迷惑行為は駄目!絶対!
ということで、あの付近をちらほら歩いていたのですが、国立競技場がそんなところにありました。もっと他の場所にあると思っていたのだけれど。東京の位置関係がよくわからない。
時間があったので建設途中の新国立競技場を見に行くことにしました。歩きながら「これを作るのに一体いくらの金と人力が投入されているのか…」とわざわざ落ち込むのは大切だけれどほどほどにした方がよかろう、と考えるのをやめて、あー大きなUFOだなーと思いながらパシャパシャ写真を撮りました。
会場の日本青年館です。
てっきり日本武道館みたいな建物だと思っていたのだな。想像って怖いね。
始まるまでの嫉妬の話
グッズは今回購入を見送り(ごめん!他のことにお金使いたい!)グッズ交換を希望する人たちを俯き気味に後ろに送りながら私はスタスタと会場に入ることにします。チケット確認の時にポケットティッシュもらいました。新鮮。
客層は年齢層は幅広く男女比は6:4くらい。先日のgugudanコンは体感7:3。でも5:5に近い6:4ですね。若い女の子も多かった。分かる。分かるよ。おまごるちゃんは夢と希望とファンタジーと体育会系(個人的感想)。
ツアーのペンライトも販売されていましたが、同じくらいもしくはそれ以上に本国の公式ペンラを持っている人がたくさんたくさんいて横目で見ながらとても羨ましくなりました。欲しい…。私の隣の座席の人もペンライト持っていたのです!う・ら・や・ま・し・い!
開幕1分
会場が暗転すると正面ステージの画面にメンバーの顔と名前を紹介するオープニング映像が流れます。綺麗な音楽と共に過去のミュージックビデオの場面場面が登場するのを見て「おまごるちゃん、遠いところに来たわね…そういえば私はデビューのCUPIDから実はあなたたちのことを知っていたし、どのカムバックも忙しい日常の合間に楽しみにしていたわ。忘れていたけれど。もしくはそれが当然のことだったから改めて意識下に置くことじゃなかったのかも。まさか生のおまごるを見ることができるなんて思いもしなかった。数か月前チケッティングに参加した私、グッジョブ!」というようなことが頭の中にしゅっとよぎって、そうしたら泣いてました。あらら。
秘密庭園
そしてそのまま暗いステージにさっと現れる女の子たち。そして流れるは開始3秒泣きソング(そんな無粋な呼称やめなさい!)あのイントロを聞いて、また泣く私。うわ~~~~~~~~~おまごるだ~~~~~~~~~!!!という興奮と感動で正直記憶がぶっ飛んでいます。日本のコンサートの1曲目は「Secret Garden」でした。
Secret Gardenってライブで斜め上から見て気がつきましたけれど、ダンス隊形がものすごく綺麗なのですね。その日衣装はアンコール除いて2着でしたけど前半の衣装が淡いピンクのふわっふわなドレス?で、スカートの裾がくるっと回るたびにふわってなるのが優雅で優雅で。円状に広がるスカートがまるで花々のようで、いやー素敵ーと見ていました。オペラグラスを持っているわけでもないし、メンバーの表情演技まで迫れない分、ライブがどうしても体の使い方とか動きを見てしまう私です。
なんかふわっふわ跳ねるように踊っている子がいるなぁ?と思ったら多分キャンディリダでした。もう跳ねるように踊るのね。軽やかに鹿みたいに。ということでSecret Gardenはヒョジョンを自然と目で追ってしまったな。
以下、気になる曲気になるシーンを見出しにして感想をつらつら書いていきたいと思います。印象に残っているものを書きますが、書いていない曲もどれも素晴らしかったです。
CLOSER
そして~Secret GardenからのCLOSER~。そうきたか~そうだ~間違いない~と感動してしまった。おまごる、守備範囲が広い。この曲も隊形美が素敵な曲だなと思いますが、何故かこの曲でアリンちゃんに目が留まってしまったのでこの曲が終わるまで私の目はアリンちゃんFocusでした。何が良かったかって、手までピシッと神経が行き届いているような、そんなダンスだなーと思ったからかな。リリース時に感じていた幼さはもうそこにはなくて、ただただ美しかった。
MC
おまごるちゃんは大体2曲披露してはMCで小休止、というスタイルでした。そこで私がとても楽しみにしていたのがおまごるちゃんの日本語ですよね。聞くところによれば、ジホちゃんがすごいらしい。本当?噂だけど、とても日本語が上手いのに語尾が時々変、とか。えーなにそれーと思っていたら。
「さて、では次の曲にいきますかな!!(*‘∀‘)」
マジだ・・・。日本語うめえ。そして、語尾が時々変。
噂はかねがね ジホやん本当に日本語が上手かったな。メンバーの自己紹介の末尾がところどころ「◯◯と申します!!!」ってなるのは多分ジホの所為だな。あと時々疑問形でもないのに「〜かな?」ってなるのも面白かった。
— 治野 (@harunote2016110) 2019年1月6日
そして驚いたのはジホやんだけじゃなくて、ミミちゃんがものすっごく日本語が上手だったこと。全然問題がなくて、むしろ毎回のMCの主導権を握ってたのはミミちゃんだったのよ。これには驚きました・・・。
ミミちゃんは姉御!って感じでさっぱりした可愛い子でした。日本語は「んの発音が難しい」と言っていましたな。Japanese.verの録音の際も色々大変だったのかもしれませんね。そして天下の煽り上手。本当にお客さんを乗せるのが上手い。そしてそれにきちんと乗っかるミラクルさんが素敵!な空間でした。エンターテイナーって感じの子でした。東京公演ではよく会話が持たないときとかに「いぇーい↗」と両手をグーにして前に突き出す謎の掛け声してました。誤魔化す方法可愛いかよ。
MCで覚えているのは他だと、キャンディリダのお腹事件とアリンちゃんですね。
衣装を替えたあとのMCで、衣装可愛いでしょーの流れでそれは起きました。リボンが3つついてるのーと披露するジホやんから引き継ぎ、私の衣装のポイントはセクシーかな、とへその上あたりのちっちゃな衣装の切れ目、肌が露出しているところを指すキャンディリダ。即座にメンバーのからかいが始まって、お腹がふわふわでパンみたいとかなんとか言われてて、自分でアピールポイントにあげたのに恥ずかしくなっちゃってその後しばらく照れ照れ動きがぎこちないのが可愛すぎました。キャンディリダのプロアイドルっぷりといじられキャラと墓穴掘っちゃう感じが一緒くたに楽しめるMCでした。本当にこの人はどの瞬間もニコニコしてて、この人がげっそりと疲れている瞬間なんてあるのだろうか。無理していないといいけれど、でもいつでも笑顔できちんとお仕事をして時々「やりすぎw」ってくらい頑張っちゃうキャンディリダ素敵すぎます。
で、あとはアリンちゃん。おまごるちゃんが末っ子溺愛グループであることは知っていたけれど、MCでアリンに話を振る時「アリンちゃんはー?」とちゃん付けしているのを初めて聞いたとき、貧血じゃないけれど眩暈がした。くらっとした間違いなく。溺れた。何かによって。アリンちゃん。アリンちゃん。アリンちゃん。大正解。ずっとアリンちゃんって言ってほしい。だって私が聞く!その音の響きの良さと間違いのなさに私はうっとりとしました。みんなもっと末っ子に話しかけて。お願い。アリンちゃんって言って?(←病気)おまごるはみんなしっかりしたいい子たちだなと思うけど、アリンちゃんもしっかりした女の子だし確信犯的な可愛さが素敵だなと思いました。堂々と愛を享受できるのはすごいことだと思うのだな。
姉様達が甘やかす一方 長女ヒョジョンさんが渾身の愛嬌やってる時に「ぼふっ」ってマイクが拾うくらい盛大に爆笑してたアリンちゃん トップ オブ マンネだったね…
— 治野 (@harunote2016110) 2019年1月6日
一歩二歩~Windy Day
MCでの楽曲紹介。次は一歩二歩やります!的なことを聞いたとき、顔から血の気が引きました。・・・。マジで?マジでそれ、やってくれるの?図らずも私聴けちゃうの?この最上幸福ソングを?ひーーーーーーーーーーーーーーーー(10秒間くらい脳が停止)
どぅば~どぅば~どぅば~♪という掛け声が聞けたのも良かったし、何よりSecret GardenからのCLOSERからのMCから一歩二歩ってボーカルの伸びやかな最高パートがある曲が続いているじゃないですか。感性豊かなボーカリストであるスンヒちゃんが気持ちをグッと込めて歌う緊張感あるところ満載で。爆発するときもあれば、祈るようにしっとりと歌い上げる様をみて、本当に色々な顔を持つ可愛い子だなと思いました。
カレーソングことWindy Dayではしっとりと爽やかにひらりはらりと踊り歌っていたのにカレー部分に差し掛かるとみんな「っほ!」とか「はっ!」とか気合入れ始めて、るらるら踊るものだから最高でした。お祭りソングなのに可憐なのずるすぎるぞこの曲。
Sixteen
MC中になんか紐が配置されてるなーと思っていたら!!!すべては言うまい。刺さる人にはぶっ刺さる。そういうパフォーマンスだから気になる人は見てくれ。ツイートのスレッドにて提供してくださった人がいたし(ありがとうございます!)YouTubeでも転がっているんじゃないかな(小声)
おまごるちゃんSixteenやってくれたのですが ゴム跳びをパフォーマンスに取り入れててこれ絶対好きな人好きなのでどこかにパフォーマンス動画残ってないですかね布教したい!!!https://t.co/hYrnJ4GHsb
— 治野 (@harunote2016110) 2019年1月6日
CUPID(2019)を熱く語りたい
一番胸が熱くなったのはここかもしれません。デビュー曲CUPIDです。テンション爆上げTwilightからのCUPIDという流れがおまごる2019を表現しているなぁと思ってしまったら私はうるうるしてしまいました。どういうことか説明します。
まずお衣装チェンジからのTwilightということで
・・・。あっ!?私が見たのこれです!!!(大声)衣装もこれ!!!キャンディリダのお腹の衣装もジホやんのリボン3つの衣装もこれ!!!あっ!!!(今気づいた)
つまりこの衣装でそのままCUPID突入なんですよ。ぱるらるって歌うわけ。やばくないですか。(やばいのは私の頭なのでは)デビュー時の、人の恋路を温かく応援しちゃう可愛い可愛い妖精風やチア風衣装を身にまとったおまごるちゃん(2015)から、人の恋路をどうしようかなー応援するのやめようかなーでも幸せになってほしいしーえーでもー、みたいな小悪魔キューピットモード!おまごる(2019)にギアチェンジ!みたいな感じなのです。すごい。衣装!再解釈!キューピッド見習いから、キューピッドちょい悪モード、みたいな変化にこの3年あまりの月日を感じ、まあ、泣きました。この曲が大好きということもあります。
思えば、CUPIDからここまで、微妙にずらしながら異なる「可愛い」に次から次へと移ってきたのかもしれません、おまごるちゃんは。私はいちファンでありファン全体の総意そのものではまったくありえませんが、いちファンの私から見るとその微妙なずらし芸は本当に見事だったなと思います。大体派手にずらしすぎちゃって「迷走している」「ガラッと変えたね」と思われるのがよくある話じゃないかなと思うのだけれど、おまごるはその重心移動が本当に上手いグループだなと。このコンサートでは、つまりおまごるの可愛いの変遷を目の当たりにすることができる贅沢なものだったのだと思います。そしてその究極が、TwilightからのCUPIDなのです。そしてそのガラっとした変化も(3年という月日を超えたつなぎだから)衣装を整えることで問題なくつなげてみせた。そこに私はとても感動してしまいました。ああ何言ってんだろ。まあそういうことで、とても、とても感動し楽しい流れでした。
あとはColoring Bookのズンドコドコドコな低音がホールに反響して体にがつんときたこととかLIAR LIARは音程が高い~せっかく日本語にしてくれたのに歌えるかな~でも好き~と思ったこととか、大好きなB612をアンコールでまさか聴けると思わなくて、ユアたまのあのねっとりとしたパートがそのまま聴けて嬉しかったり、でもちょっと油断して不勉強でタイトル名と歌が一致しないものもあってごめんよーと思って帰り道で必死にスマホをいじって曲を探そう!と思ったことだったり、すごく楽しかった!!!
挨拶
そしてやっぱりおまごるへの印象?が良い意味で変わったというか、あ、おまごるちゃんはこういう空気感でこんな子たちなのだ、と印象に深く刻まれたのは最後の挨拶でしょう。一人ひとり自分なりの方法で思いを伝えてくれて、ああ良い子たちだなと思いました。
おまごる総じて日本語レベルと意欲が高くてそれだけでありがたいのだけど 自分の番までみんな日本語でコメントしてて 自分が言いたいことたどたどしく日本語で話すけど思う通りにいかなくて結局韓国語で通訳さん困惑の長文でコメントしてくれたビニちゃん、めちゃめちゃ真面目で良い子だな思いました。
— 治野 (@harunote2016110) 2019年1月6日
ビニちゃんなー。本当に一生懸命で、日本語話していて最後まで言い切りたかったんだよな、でもそれじゃあうまく伝えられないからって韓国語で長い長い言葉をたくさん重ねてくれて。日本語話せないとか申し訳ないって思わないでほしいなって思うのです。話してくれようとすることだけで嬉しいのだから。ビニちゃん生真面目そうだから「私言えなかった…」って落ち込まないでくれよってすごく思いました。そんなビニちゃんに多分助け舟を出せるメンバーもいたけれど、何も声をかけず言葉探しに熟考する間の沈黙も温かく見守るおまごるちゃん、素敵でした。
スンヒ嬢が最後の挨拶で「すみません韓国語で…」と前置きしてから「私は平凡な人間でただ歌とダンスが好きなだけで…」って言い出して何言ってんだこの子は!!!って思ったらとうとう泣き出しちゃってこの子に必要なのは頑張ることじゃなくてもう少しだけ自分を肯定することなのでは…と胸が痛い2019
— 治野 (@harunote2016110) 2019年1月6日
ひー。大丈夫かなーと思いながら、でもアンコールの時の写真撮影で誰よりも大きな声でもはやマイク使わずに「せーの!!!」ってシャッターの掛け声していたスンヒちゃんがスンヒちゃんすぎて、一生守りたいこの笑顔(にこにこ)って思いました。
あーあと、流石だなと思ったのは、最後の挨拶中かな、舞台袖に捌けたユアたまがひょこっと現れたのだけれどずっと袖で立っているからどうした?と思ったら、その時話しているメンバーが終わるまで待っていたんですね。ちょっとした気遣いが良いなぁと思いました。いつぞやのゲーセン中のイーション(同事務所ONFの子)締め上げ事件以降、ユアたま≒強いになってしまった私なのだけれど(大好きだ)日本語話すときほわほわになっていて可愛いいいいいいってなりました。まだ多分ミミやジホよりはうまく話せないっていう自覚があるから自信なさげに、本当にほわ~って喋るの。ひー。
こんなものでしょうか。あまりメンバーに迫ってなくて申し訳ないレポですが、音楽を存分に楽しんできました。
あ、あと声を大にして言いたいのだけれど、MCで「では次の曲いきましょー」のテンションからパッとスイッチが切り替わるあの瞬間、毎回ゾクッとしました。そして踊る踊る。全然物足りなさを感じないパフォーマンスがそこにあって、どんだけスタミナあるのだこの子たち、すごいし偉いなと思いました(それにかこつけて無茶なスケジュールを入れるんじゃないよ運営)。
すごかったおまごる。GWにも日本に来るようです。たくさんの人が彼女たちに魅了されればいい。そう思いました。
おまごるはやばい。
— 治野 (@harunote2016110) 2019年1月6日
確かな実力とその体育会魂と愛くるしさが混ざり合ったらこんな幸せな空間できましたってものを見せつけられた2時間だった。マジで行ける人興味ある人行ってくれ内容は保証するマジで
OH MY GIRL 日本デビュー記念 1st LIVE TOUR 2019【東京】
2019年1月6日(日)日本青年館ホール 16:00~
- Secret Garden-Japanese ver.-
- CLOSER-Japanese ver.-
- MC①
- One Step Two Step
- WINDY DAY-Japanese ver.-
- MC②
- Sixteen
- ECHO
- 衣装替え(映像「Remember MeのMV撮影風景」)
- Agit
- Real World
- MC③
- Twilight
- CUPID-Japanese ver.-
- MC④
- LIAR LIAR-Japanese ver.-
- Coloring Book-Japanese ver.-
- MC⑤
- 花火(Remember Me)-Japanese ver.-
- <アンコール>
- Our Story
- B612
- Illusion
(参考:【ライブレポ】OH MY GIRL日本デビュー記念 1st LIVE TOUR 2019に行ってきた!セトリが神がかった素敵な空間。 | KOREAN TIMES)