根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【お出かけ】郷さくら美術館と附属自然教育園に行ってきた

 書きたいときに書けばいいのであって、今書きたいから今書く。中目黒にある郷さくら美術館と、白金にある国立科学博物館附属自然教育園に行ってきたというお話。

 

 出不精の私であるが、これまでの傾向として「えー行きたいかも」と声に出した場合7割くらいは行くような気がしている。

  ということで行ってきた。

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中目黒駅から徒歩5分かからないくらい

 落ち着いた雰囲気のこじんまりとした美術館。平日ということもあってゆったりと見れる。施設もすごく綺麗。現代日本画専門の美術館です。

 この1,2年で美術館に行くようになったのだけれど、それはアイドルのライブに行けるようになった理由と同じものであって、つまりその場で体験しきれないこと、覚えてられないことに関しては潔く諦めろ、という境地に達することができたからだと思う。以前はすべてを見て、すべてを覚えていられないことが悔しくて、すごくストレスだった。でもそんなことでストレスを感じていたら身がもたないし、楽しみがどんどん遠ざかって行ってしまうことに気づいて、私はライブにも美術館にも行くようになった。楽しみの方を優先させ、遠慮なく忘れることにしたのだ。去る者追わず。

 ということで、結構忘れてしまっている部分もあるのだけど、忘れたくない絵でポストカードが販売されているものについては買ってみた。3枚。それを大切に大切に、いつも使っているノートのポケットに入れておく。嬉しいなぁ。

 日本画はまったく知らない人間だけれども、日本画ってこんなことができるのかぁという新しい気づきを得た。何より油絵じゃないからキャンバスに描かない。私はどうやらキャンバスにべっとりと塗られた絵の具とキャンバスのざらっとした感じ、筆のタッチなどを見るのが好きであるようだけれど、日本画はまたちょっと違う楽しみ方ができる。塗られ方が異なる。均一?ともまた違うのだけれども…。それに全体的にとても柔らかいなと思いました。ぼんやり、とも違うのであります。日本画にもちょっとだけ興味が湧いてきた。

 

 場所を移動する。

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川、嬉しくなっちゃう

 こちらが目黒川。目黒川といえば桜の季節になると度々テレビ等で取り上げられる桜の名所。さぞかし綺麗なのでしょうが、人も多そうだ。夜桜なら比較的人は少ないだろうか。それでもきっと各所で宴会騒ぎだろうなぁ。

 桜の季節じゃなくても綺麗な場所で、頭上に桜の木の緑が生い茂る川沿いの道も大変良いものでした。ここから歩いて白金の方に移動します。40分くらい。

 

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 次の目的地はこちら。

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 本当の本当は、自然教育園に行った後東京都庭園美術館にも行きたかったのですが、気温30℃近くをがっつり歩いてしまったことで疲労困憊、泣く泣く断念することに。自分、もう若くない、と思う。

 

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 入園料310円。思うけれども、安い。安い。いいのか。もっと払うぞ?という気分になる。310円ってセブンイレブンのサンドイッチ、チキンカツサンド(税込み318円)より安いわけだ。

 

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 不覚にも、近所のスーパーに行くような服装で白金の街を徘徊することになり、サンダルで園内を散策することになってしまったが、一応歩く場所はこのようにルートが確保されているのでサンダルでもいける。おすすめはしない。

 

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 自然教育園の片面に沿う形で首都高が走っているはずなのだが、騒音がほぼない。木々が吸い取っているからだと思うけれど、本当にここは東京23区ですかとなる。

 

 なんとなく緑が恋しいというか時々森林浴がしたくなるのは、多分人込みの中だと人間のことについて考えなければならないからで、それはそれで良いけれどたまには息抜きがしたい。ということで、植物園然り大きな公園然り、探せば色々あるもんだなという感じ。庭園美術館も、そのうちリベンジするぞ。