ということで、急にどうしたという感じだが、感想を書きます。
思考の連鎖のはじまりを辿ると、多分これなんだな。
ライブハウスにたどり着くまでのテクテク散歩になんだか味があって好き…
— 治野 (@harunote2016110) July 4, 2019
お二人とももちろん月日の分歳はとられてるのだけど良い歳のとりかたというかますますかっこよくて 歳をとるならこんな感じだよな になる
これはポルノグラフィティのお二人がただ街を歩いてライブハウスに辿り着いて、というミュージックビデオで、フルバージョンではないのだけれど街をテクテクしている感じがいいなぁと思った。これはきちんとタイミングを考えられていてリハーサルとかもされている「作られた散歩」なわけだけれど、それでも良いと思って、何気ない街並みが映像として切り取られただけでなんだか愛おしく思えちゃう魔法が良いのだと思われ。
街、町、まち、ね…。
話をIMFACTに戻そう。
この曲との出会いはこちら。
「初恋をお願い」は、みんなで腕を波波する振付があってそれが良くて…テホくん思い浮かべながら聴いてる我(2回目)
【IMFACT】音源からこぼれたものがぶつかってきた至福の時間/「IMFACT LIVE TOUR 2019」レポ - 根津と時々、晴天なり
オタクだなぁ自分、と思うのはこういうときで、「オタク」って粘着質な人種だと思う。同じものを繰り返し繰り返しビデオテープが擦り切れるほど再生してもなおそこに快楽を見いだせるのがオタクであって、繰り返し「ここがいいよね!」と言えてしまう。ということで3か月経ってもまだまだ思う、IMFACTのライブ良かったよね。そしてこの曲大好きになっちゃったよね。これからも何度も言うぞ。
『Please Be My First Love』(私の初恋をお願い、か)。
・・・。
恋がしてえええええ(←!?)
恋がしたくなる曲ですね。恋っていいもんなんだよね、と思わせてくれる曲ですね。そこら辺考えるとなんだか悲しくなっちゃうのであまり深入りしませんけどね。恋ってどうしたらできるようになるのでしょうね。
IMFACTの良さがぎゅぎゅぎゅっと詰まっているというか、そんなこと言えるぐらいIMFACT知っているのかよお前はと聞かれたら多分知らないですけれど。テンション爆上げパーティソングもヤバいですが、多分私にとってのIMFACTはこの初恋をお願いになってしまった。それこそ、私にとっての「IMFACTの初めて」はこの曲なんだ。
ジェオプさんテホさんサンくんのボーカル陣の歌声って結構統一感があると思っていて、この曲の雰囲気がめちゃめちゃ似合っていると思っている。あとしっとりと歌声に浸れるところが多分好きでそこにウンジェさんの煮詰めた飴色みたいな声とジアンさんの灰色の声がまー絡んでて良いじゃないですか。テンション爆上げ曲も最高なのですがね(大事なことなので2回目)
何より~ミュージックビデオが~~~良い~~~~(泣)
みんなかっこよくて、可愛い~~~~。こんな人が街中歩いていたら恋する~~~~多分~~~~という画力で、私はこのミュージックビデオが大好きです。内容としてはIMFACTのメンバーが大阪の街を練り歩きショッピングに楽しみウンジェさんおめでとう!ですね。あと絶対視聴者は疑似恋愛しているでしょう、しているよね?してません?私はしてる!(突然の告白)帽子をかぶったテホ君可愛い。なんとなく背が低い人の雰囲気で可愛い。ジアンさんきゅるんきゅるんで小動物だと見まごう。サン君、マジで近所の優しくちょっとチャラいお兄さんポジションで軽率に恋させてほしい。ジェオプさん顔がかっこいいのは知ってたあと服装が好きそして冒頭スマホのゲームに熱中しているのが挙動が怪しくて笑う。そしてウンジェさん愛されまくってて可愛い可愛い超かわいい。
そんな風にはしゃぐ一方で、私の街にはIMFACTはいねーんだよな、ということを思い知らされちょっとだけ落ち込む。落ち込むというか、このミュージックビデオの世界もそれはそれだけのものであり、「ここにはいない人」なんだ。
それは「こんなかっこいい人に恋をしたい」「でもこんなかっこいい人はいない」の落ち込みではない、と思う。最初の方で書いた街の切り取られ方の問題。
同じ街なのに、映像で歩いた、使われた街をきっと私が歩いても、映像を見て感じた「いいなぁ」という感覚は得られないような気がする。得られない代わりにもっと細かいことに気づくだろう。音とか匂いとか。細かなところに。切り取るから綺麗なのだと思う。その辺り盆栽や生け花と通ずるものがあるのだろうか、いや、無いかな。わからないな。切り取られた世界の中で動く彼らに愛しさを感じるのであって、切り取られていない世界で往来する人々には果たして愛着を持てるのか云々。書いていてわけがわからなくなってしまった。
映像で切り取られた世界はなんだか美しく見えてしまう。私が実際に見るとそれほどでもない。これって不思議だね。ということと、IMFACTの『Please Be My First Love』は良いぞ、という話でした。
ま、私の町でIMFACTは歩いてないってことは間違いがない。