根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【文房具】最近のノート事情(2023年4月)

 最近のノート事情です。

 

1. 日記(コクヨのソフトリングノート)

 日記(というほど日記じゃないけど)は朝起きたら書くようにしている。夜はへとへとなので。朝の方が当然頭はクリアですし、疲れは幾分とれているから前向きなことが書ける。日記ならば綴じノートよりリングノートを使いたいけれど、リングノートの嫌なところって、書いてて手にリングが当たるのと、持ち歩くうちに(時々外で喫茶店にでも入って日記にがーっと書くのがストレス解消にはいい)リングが歪むの、嫌なんだよなー、と思っていたのを、コクヨのソフトリングノートは一気に解決してくれた。ただ仕方ないけれど、リングノートのあの気高さは柔らかいソフトリングでは得られません。仕方ない。

 

2. メモノート(ロルバーン)

 仕事と出かけるときに主に使うのがメモノート。仕事の場合は、その日やることをひたすら書いて、終わったら赤線でびーーーーって引いてる。そうすると「自分仕事したなーーーーー」という達成感を得られるから。出かけるときも持ち歩いていて、心に浮かんだよしなきことをただひたすら書いている。で、それを家に持ち帰ってあとで振り返るのが好き。

 

3. メモパッド(不明)

 出かけるときは絶対持っていくのが小さなメモ帳、というかメモパッド。思いついたこと、調べたいこと、気になること、何でも書く。なんなら歩いている途中に立ち止まって書く(変わった風にみられるだろうなという自覚はある)。忘れるなら忘れるくらい些細な大したことないことなんだよ、という指摘はごもっともで、でもそれを拾うのが最高に楽しくない? ちなみに今は「七味買う」って書いてる。七味を切らしているので詰め替え用のを買いたいのだ。

 

4. システム手帳(小さいやつ)

 で、これが最近一番HOTなやつ。システム手帳です。スケジュール管理ではなく、備忘録的に使っているので、リフィルは罫線一択。

 私は自分のノートシステムをだいぶ確立しているところがあって、

パターン1:長文でうだうだ考えたい系→日記ノート

 これは普段歩いていて思いついてじっくり考えたいなあと思うトピックの場合。マジでむかついた人いたんだけど!とかそういうこともここに該当する。大体メモパッドとかに「むかつく人」とか書いておいて、自分の机でじっくり何にむかついたとかそういうことを書く。このテキスト書きながら「自分、だいぶ陰湿だな…」と思うけど、まあ、そうですね。ただそういう風にやり玉に挙げる場合は自分に一切関係ない人しか書かないので。身近になればなるほど言語化したくないからノートに書かなくなる。そうは言っても、「ノートにねちねち書いています」なんて言ったらそりゃ引くよなあ…。でも、ノートに書くか書かないかの違いだけで、頭で考えているなら一緒だよなと思う。人間、他人のことはよく見てよく考えているものだ。

 

パターン2:後で調べる系→システム手帳

 実は語彙は語彙で別に小さなノートを作っていて(!?)そこに知らない単語とかをただひたすら書いているので、本を読んでてわからない単語とかは語彙ノートまっしぐらだが、例えば「鳥インフルエンザの高病原性って何なの?」って思ったら(実際気になったことがあった)メモパッドとかに「鳥インフルエンザ 高病原性」って書いておいて、寝る前とかにシステム手帳に書き写す。で、暇なときとかにシステム手帳を読み返して、気が向いたら調べる。行きたいお店とかやりたいゲームとか読みたい本とか、単語レベルで書いて忘れても思い出せるようにするのがシステム手帳の役割。

 システム手帳を使えるとなんかかっこいいなあという理由だけでシステム手帳を買って、でも管理するスケジュールもないし、それこそリングが手に当たって長期運用(=長い時間長い文章を書く)には圧倒的に不向きであることから使い道を考えあぐねていたところ、備忘録という着地点を見つけた。幸せ。

 

 そう考えると、メモが最終的に行き着く先は「日記」(長文)か「備忘録」(単語)という二択になるの、我ながら美しいかもしれない。仕上がってきた!!!

 

 これはあくまで自分の考え事に関連したノート群であり、先ほど書いた語彙ノートや気になったフレーズとか文章を書いたノートに、ただただ一日やったことを書く小さなノートだったり(この内容を、時間があるときにスケジュール帳に転記して「自分これだけやったんだぞ!無駄に何にもしなかった一日なんてないんだぞ!」と自分を慰める為だけのノート)自分でも引くくらいノート使っているなあ…仕方ないじゃん、書くのが好きなのだから。

 

 かなり仕上がってきていると感じる。まだまだ改善の余地はあるけれど、この辺りで落ち着きそうである。システム手帳は運用を始めてからまだ4か月ぐらいなので、あと3年ぐらい続けられたらもうちょっといいカバー買いたいなとか、夢が広がる広がる。そして自分にとって嬉しいのは、この形態は試行錯誤の結果であり、それだけ試行錯誤を続けられたということである。最初から着地点が見えているはずもなかったが、自分の気の向くままに色々工夫した結果落ち着ける場所を見つけられたのは、素直に喜ばしいことだと感じる。