遅ればせながら、2022年10月ぐらいにNintendo Switchを買い、ポケモンの新作で遊ぶの落ち着いてしまい(クリア後のお楽しみはちっとも消費できていない)ファミコン&スーファミのコンテンツで何かのめり込めるものないかな、と遊ぶこと数日、スーファミの「ファイアーエムブレム 紋章の謎」を遊び始め、どっぷりはまっている。なんやのこれ、めっちゃ面白いじゃん。スマブラで「このキャラ知らんのだけど」と思ってたマルスくんはここで登場してた!!!
ゲーマーというほどではないけど、まったく遊んでこなかったわけでもない私のゲーム遍歴を思い返し、好きなゲームを列挙してみると、
- 不思議のダンジョン系(可愛い方が好きなので、風来のシレンより、チョコボやポケモンのが好き)
- レベリングが求められる系(ファイナルファンタジー、ポケモン、MOTHERシリーズ)
- 農作物育てる系(牧場物語、Minecraft)
こうして考えてみると、横スクロール型のアクションゲーム(スーパーマリオやカービィ、ドンキーコング)は苦手っぽいです。あと、ゼルダも苦手。アクションゲームは多分苦手なのだろうな。
ファイアーエムブレムは、シミュレーションRPGと言われるジャンルらしく、将棋や囲碁みたいにキャラクターを盤面上で動かしミッションを攻略していくゲーム。即時性を伴うコマンド入力は不要なので、落ち着いて考えながら遊ぶことができる。将棋チェス囲碁が得意なわけでもないので、何度もトライ&エラーを繰り返し、様々な攻略の仕方を探れるのが楽しい。土曜日の四分の一がファイアーエムブレムで溶けた。びびった。
ゲームにせよ、音楽にせよ、映画にせよ、ドラマにせよ「自分に合う」ものを選べる時代になった(年齢にもなった)と思う。色々試してはやめてを繰り返し「ああ、ファイアーエムブレムというゲームは好きになれそう」と思えたのはとても嬉しいしわくわくしていることだけど、一方で、子どもの頃は目の前にあるカセットが全てで、それを楽しめなかったら何も楽しめなかったよな、とも思う。あらゆる物事に対しての切実さが今とは段違いだった気がする。一方で「自分に合うゲームとは」なんて面倒なことも考えなかった。もっと私はオールマイティだった気がする。年を重ねるにつれ、何かが尖ることで特定のものしか受け付けられないようになっているなら、それは寂しいことだなと思う。
「ファイアーエムブレム 紋章の謎」の面白いところ!
- ゆっくり時間をかけて試行錯誤しながら遊べる
- システムについて覚えることが多いし説明も少ないから楽しい
- 油断しているとすぐに味方がやられてしまう(一人でもやられたら私は悲しいのでリセットしてやり直す)
- 台詞があまりないからか、妙に魅力的に読める
- マルス、強い気がする!
「浮いたコマは取る!」を敵がきちんとやってくるので、単体で野原に放りだそうものなら、すかさず殺られる。漫画の『ワールドトリガー』が好きな人、多分このゲーム好きになれると思う。現場からは以上です。