根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【K-POP】やはりMAGIC HOURの話は避けては通れない

 VERIVERYが日本ゴールドディスク大賞の一部門受賞したり(おめでとうございます!)漫画とのコラボだったり、少し前は化粧品出したり、ユニークなお仕事のニュースが立て続けに発表されているので、やはりこれはMAGIC HOURの話をしなければなるまいな?と思って筆を取りました。

 2019年、デビューして間もない頃の謎仕事。正式に発表があったかは定かではないけど、Spotify覗いたらVERIVERYって書いてあったしもう書きますよ?なお、trinityACEがどういう媒体のどういうグループかは不明。ゲームなのかしら。私はただこの曲のメロディが好きなんす。

 trinityACEは3人組だけど、声は7人という、その時点でもう面白くて良い

 先ほども述べた通り、2019年というとデビューした年であり、VERIVERYは自名義だと3つの音盤を出していますが、その頃の楽曲に通底しているある種の「型」がこの曲にも生きていて私は懐かしい気持ちになります。型というのは、

  • ヨノとケヒョンでサビをどっしりと歌い切る
  • ミンチャンさんでスタートダッシュを切る
  • ヨンスンとカンミンで彩る
  • けど、だいぶヨノやケヒョンも歌う

ラップについてもドンホンさんとホヨンがニコイチ、みたいにセットになっている印象です。

 私はこの型を型としてとてもスッキリしているなあと思います。特にヨノの伸びやかな歌声を存分に聴けます。最近(2022年)の楽曲になるとその型は崩され、一言では説明しきれない混沌が形成されます。それを私はメンバーそれぞれのスキルが上がり、歌声の特徴がより明瞭になり、チャレンジの幅が広がったからだと考えており、彼らが歌いこなす様々な楽曲を愛してやまないですが、同時に私は2019年の型もとても好きなのでした。型というと先輩グループであるVIXXは型を維持しつつ様々なコンセプトに挑戦することで飽きない(そしてVIXXもまたできることを増やしていったのだと思います)グループだと考えていて、なるほどVERIVERYもそういうグループなのかと思ったらまた違ったという私の中の印象です。

 前置きは長くなりましたが、MAGIC HOURというのはVERIVERYの型を提示する上ではめちゃめちゃ良い楽曲だと思うのですよね。もう私は彼らの曲をそれはもうたくさん聴いてしまったので初見さんの感想がわからないけども、やっぱり聞き分けのしやすい声が揃っているのではないかしら。あとは、そのパートに最適な人に歌ってもらい、決して平等ではないストイックなパート割、とかも好きです。

 私の好きなパートとしては、2番のサビの後半で、おそらくボーカルメンバー3人が歌うところですね。ミンチャンさん(もしかしたらドンホンかも)が下を歌い、ヨノとケヒョンが上を歌ってるところ。ここまですっきりとそのハーモニーを堪能できるのは最近の難しい楽曲ではないですからねえ。あとは最後に同じパートをビートをより刻んでアップテンポ(っていうのかな)にしたアレンジが最高。テンションが上がります。それぞれの声がはっきりしててシンプルでわかりやすいけど、いや、わかりやすいからこそ飽きのこないスルメ曲という感じです。私はこの曲、とっても好きなんだよなあ。本人たちを知ってるからかもしれないけど、VERIVERY、決して身長は低くないのにどうも小動物みがあるのは声のコンパクトさなのかすっきりさなのか、この辺りはいまだに考えているところです。何が言いたいって、trinityACEのビジュアルともあんまり違和感ないのですよね。

 

 ということで、私の好きな曲MAGIC HOURの話でした。本人たちの生ライブは聴けるはずがないけども、良い曲なんだよなあ…聴いてみたいよなあ。

youtu.be