根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【食】無限に食べられるがほどほどに/お醤油屋さんのつけやき

 私には大好きな煎餅というものがありまして。それがお醤油屋さんのおせんべい本舗の「つけやき」です。

関口 つけやき 31枚入

 

 あなたのストレス発散は?

 と聞かれたら。私がもし人間ではなく火星人とかだったら「それはつけやきを好きなだけ食べることです」と答えてもいいくらい好きです。好きなのですが、私は地球に生きる一人の人間であり、好きなだけ煎餅を食べるとそれは即ち人間としての死を意味する気がするので言いません。けれど、つけやき、好きです。

 どうしてそんな「人間としての死」なんて不穏なことを言うのかというと、このつけやきの良さでもあり特徴でもある、醤油の味の濃さにあります。こんなに醤油の味がはっきりとした市販の煎餅もそうそうあるものではないと思います。とにかくはっきりと濃い。別の言い方をするとしょっぱいとも言えます。しょっぱいものを食べすぎると…、そうですね、食べすぎはからだにはよくありませんね。あと煎餅って原料はわかりますか、そうお米ですね。お米ということは炭水化物ですね、餅と親戚という感じです。お餅を一度に四個とか食べますか、食べませんね、それは太ります。

 ということで、つけやきがつけやきであるということは、私が太るということに繋がります。悲しいかな、食べすぎは良くないのです。しかしたくさん食べたくなるほどに味が濃く醤油の味もおいしくて堅さも絶妙なつけやきです、悩ましいところですね、なので私はこのお煎餅を楽しむのは時々にしております。一度袋をあけた日には個包装された煎餅すべて食べてしまうくらいには食べたい味なのです。

 さて、ひょんなことから私は箱一杯のつけやきを手にしました。数週間前のことです。以来、食べたいという欲求を宥めながら少しずつ少しずつ食べてきました。しかし、そのつけやきもそろそろ底をついてきました。段ボール箱の底が見えます。つけやきを食べ尽くしたあと、私はおそらく長い「つけやき冬眠」に入るでしょう。今回、私はあまりにつけやきを食べてしまいました。体重は増えてないけれど、いっそう運動に励まねばならないと感じております。その覚悟はとうにできております。後悔はありません。長い眠りを経て、再びつけやきを食べるその日を今からとても楽しみにしております。