根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【読書】新☆ハヤカワ・SF・シリーズは外がビニールで中が黄色

 読書は趣味というよりは習慣であり「散歩が習慣なのよね」と同レベルで語ることができるだろうと思っているのが(ちなみに「習慣:散歩」はなかなか続かない。できれば毎日散歩したいところ)読書と一言で表現しても、その内実は人によって様々で、「趣味:読書」という不用意な告白は己の首を絞めるだろうこと、経験則から十分理解している。つまり何が言いたいのかというと、私は本を読む人間ではあるが、まだまだ(∞まで続く)読めていないわけであり、特にSFというジャンルは未開拓の領域だから、お願いだ、SFについては聞かないでくれ!ということだ。SFとの思い出は、小学校の頃、学校の図書室で本を借りるたびに星新一のショート・ショートを紛らせていたことぐらいか。

 そんな私「新☆ハヤカワ・SF・シリーズ」とやらに手を出した。完全に「装丁買い」である。

 

 新書のように細長くてコンパクト、小さな鞄にも入りそうな大きさ(縦18.4×横10.6のポケットブック判だって)で、外側にはなんとビニールカバーがかかっている!これは、テンションが、あがる!そして中のページはクリーム色。これもまた珍しい…?普通本を読んでいてもお目にかからない色だ。リングノートのロールバーンみたいな色です。話変わりますが、ロールバーンって何であんなに表紙のイラストが可愛いのだろう。リングノード書きにくいのに、表紙だけで買いたくなるやつ。「新☆ハヤカワ・SF・シリーズ」ビジュアルが独特です。私は平積みされたやつを手に取ったけれど、本棚に並んだ状態だと銀色の背表紙がこれまた不思議。なんだろうなあ、背表紙(銀)と、ポケットサイズでビニールカバーと、中がクリーム色、というのが、すごく多面的じゃないですか? そうでもない? 背表紙だけ見ると「なんか銀色で厳めしいから」という謎の理由でスルーしちゃうところあるのですが(あくまで私個人の好みの話です)うーむ、ページの色がクリーム色なのにはやられる(あくまで私個人の好みの話です)。

 とりあえず何か一冊は持っておきたい所有欲に駆られます。つい最近、面白そうだと思った『こうしてあなたたちは時間戦争に負ける』を買いました。まだ読んでないですが楽しみ。

こうしてあなたたちは時間戦争に負ける (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)