星野源『知らない』のCDを私は持っていると思います。「思います」と表現しているのはどこにあるのかわからないからなんですけれど、捨ててはいないのでどこかにはあります。「買った」ということはちゃんと覚えていて、どうして買ったのか忘れてしまったのだけれど、とにかく自分で買いました。
即席で作った定義としてはこんな感じ。
- ちょっとしたものを買うことに躊躇わない
- 黙々と歩く
- 音楽は聴かず、自分の脳内でひたすら星野源の『知らない』を流す
- 不審者に見られるから歌わない(ただし人がいない時に歌うのは可)
以上!
要は、『知らない』のMVの星野源みたいに歩こうぜ!ってことです。
夜明けは眠たいので夕暮れ時を選びます。
歩く。
たい焼きを発見した!
甘い。
あとは自販機で110円の麦茶(600ml!)を買い、飲みながら歩きます。途中で酒屋に入り何か飲みたくなるお酒があるか見て、手ぶらでそのまま立ち去り、ドラッグストアに立ち寄って、上戸彩が「絶対焼かない!」とCMで言ってた(気がする)日焼け止めを買います。塩分40%OFFの鶏がらスープの素が値引きされていたので買ってみた。
ただそれだけ。1時間もかからないくらい。でも結構楽しいのでおすすめです。
体を動かして100%前向きになれるかはわからないけれど、落ち込むことは少ない気がするので。
追記
一応念のため補足しておくと(こんなことをわざわざ表明するのもおかしい気がするが)『知らない』というのは「挟間」の曲であって別に楽しい曲ではない。私は星野さんの曲(特にアルバム『エピソード』)を聞きながら散歩をするのが好きだけれど、それは、一曲一曲が何か瞬間的なもの、人生という長い物語の一つのエピソードを歌っているからで、その切り取られ方と散歩のテンポが合うからだ。『知らない』という曲を体に流し込みながら、私は歩くことを通して一日を何かしら感じられたらいいな~とか、思っている。