根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【音楽】2021年4月の音楽

 4月の記憶がないのだけど、記憶がないだけでちゃんと生きてるから!私!安心して!

 

CIX『Cinema』

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 リアルタイムではまったく追ってなかったのだけれど、確か日本でシングルを最近出してそこにJapanese.verとして収録されていた曲を聴いたのがきっかけ。

 めっちゃいい曲やん!!!

 この疲れないちょうどよさが体に染みわたります…K-POPアイドルの真剣さが確固たる世界観が私は好きだけれども、そればかりだと疲れてしまう。もう少しテンション落して肩の力を抜いた曲で活動したっていいじゃないか、と思ったり思わなかったり。これはどうしても自分の調子に関連して生じる気持ちで、CIXのCinemaに今ハマっちゃうのもわかる気がします。

 ということで、音源が入り口な為、これを書くまでMVをきちんと見てなかったのですが、振付あるもんですね…こういうテイストの曲でもばっちり踊っちゃうんだなあ…。

 

向井太一『Sorry Not Sorry』

Sorry Not Sorry

Sorry Not Sorry

  • 向井太一
  • R&B/ソウル
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

狂ったように聴いてた。そろそろ発狂すると思って聴くのをやめたぐらい、それくらい聴いていた。

【音楽】2021年3月の音楽 - 根津と時々、晴天なり

  あれ、既視感が…?(PENTAGONの『1+1』)

 ずっと聴いてました。向井太一さんの新しいアルバムはジャケットが春っぽいあたたかな色、そしてお散歩に聴くのがとてもいいんです。

 ”Don’t pick up the phone."は「電話をとらないで」という意だと思っているけれど、これは「再会した「君」からの電話を取らないで、自分」という、自分から自分への忠告というか懇願なのかなあと思っていますがどうなのだろう。気持ち的には前向きに、過去の恋愛からは足を洗いたい、その心構えも98%ぐらいできているけれど、突然の再会にぐらっとして動揺している感じですかね。比率的には98%と2%なのに、残り2%の威力が(未練が?)いかに強いかわかります。そういう激情って量的には少なくても強いものなのかも。

 

ORβIT『Blind』

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 Bメロの声に惚れて瞬間的にわあわあ騒いでしまった。だってめちゃめちゃいい声だもん。YUGOくんかなあと思うのだけど、間違っていたら誰か教えてほしい。声がいいって、才能だなと思いました。

 

閑話休題:J-POPとK-POP

 JO1でも思うのだけれど、いわゆる韓国発祥のオーディションプログラムが日本国内で開催されて、そこから出発したグループの曲を聴いていて、J-POPとK-POPの区別って何?って言われても「そんなもんわからんよ」と思うし、そもそもK-POPドルの曲だって韓国国内だけでなくワールドワイドで活動されている作曲家から曲をもらっているはずだし、何を以てK-POPなのかということを私は考える。K-POPアイドルらしさって?J-POPアイドルらしさって?何?

 何が言いたいのかって言うと、この『Blind』という曲は感覚的にK-POPって思ったんだった。ではそれは何故なのだろう。私にそう思わせる要素は何なのだろう。知識が無くてわからん。もどかしい。セクゾRUN NEXT TO YOUを「K-POPみたいだね」と言った人がいた。私はそう思わなかった。それはセクゾが歌うから?何かしらのバイアスがかかっているから?わからん。

 という意識でJO1のBorn To Be Wildを聴く。

www.youtube.com

 

 んんん。音の問題じゃなくて言葉のテンポというか抑揚の問題のような気がしてきた。であればセクゾのランネクは例としてはいまいちか(英語詞なので)。まあ、J-POPが~とかK-POPが~とか強く意識することでつまらなくなるなら意識しない方が良いと思うし、良い曲は国問わず良いじゃんってのは間違いがありません。

 ということで、見事な「J-POP」曲、おまごるちゃんのTouch My Heart置いておきます。浄化されろ。

 

Touch My Heart

Touch My Heart

  • OH MY GIRL
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

PENTAGON『Beautiful Goodbye』

Beautiful Goodbye

Beautiful Goodbye

  • provided courtesy of iTunes

  滋味深い、胃に優しそうな曲が結局は好きなんだな私…と改めて自覚するの巻。

 これはキノちゃんが作曲作詞に参加されているようで、最近ますますビジュアルがフイ先生に似ているキノちゃん、フイ先生の弟子説が強固になってしまう…。作曲であれ作詞であれ、絵画であれ文章であれダンスであれ、クリエイティブな人が何かを作ろうと思うその瞬間にあるものに対し、敬意を表します。

 

最後に

 セジョンちゃんのWarningを4月の終わりに聴きます。セジョンちゃんの柔らかな感性や彼女の哲学がうかがえる言葉は、いつも誰かの励ましになると思うしなにより優しい。その優しさは間違いなく誰かの心を救っているだろうな~なんて思います。わかっていることだけれど、誰かに言葉にしてもらえるということで改めてわかることってあるから。

 

 4月の記憶がないのですが、どうして記憶を求めるかって、自分が人生を無駄に過ごしている気がしてならないからなのだと思います。実際無駄なことなんて無いし、なんなら私はこのGWを「無駄に」過ごすこと間違いなしなわけで。どうしてこう「人生有意義に過ごさなあかん!」という強迫観念が消えてくれないのだろうか…それが自分の原動力でもあり、良い部分もあるだろうけれど、時に息苦しさにもつながる微妙な、グレーな問題です。

 4月も割とまめに日記を書いていたのに、書いたものを読み返してもぜんぜん他人事なんですよね~、一体なんなんだ。人は時間に対してどこまで明晰?でいられるのだろう、とか思ったり思わなかった。というか、自己とは何なのか。自我の有効期間はいつからいつまでなのか。わからん。