根津と時々、晴天なり

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【ゲーム】私のFF13日記 第三章 ビルジ湖

 間は空いていますが、引き続き日記を続けていきます。

 

dorian19.hatenadiary.jp

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 第二章で下界のファルシファルシ=アニマを倒し、そのまま護送中だった下界の遺跡はコクーンの地上へ落下。遺跡が落下したビルジ湖はファルシの力によってか湖水が水晶化。落下した際の水しぶきや波もそのまま凍り付き、幻想的な風景が出来上がりました。第三章はこのビルジ湖が舞台です。

 

彼らは何に打ちのめされているか

 第二章でファルシ=アニマによってルシにされたライトニング、スノウ、ホープ、サッズ、そしてヴァニラ。ファルシ=アニマは下界(パルス)のファルシなので、コクーンとは敵対する存在。その手先みたいなものになったライトニング一同は衝撃を隠すことができません。

 このあたり、コクーン市民ではないプレイヤーは想像力を働かせながら遊ぶ必要がありそうです。コクーン市民は幼い頃から「下界(パルス)はとんでもなく恐ろしいところ。いつかコクーンを攻めてくるかもしれない(過去に攻めてきたから)」ということを教えられて生きています。私としては「いやいやそれ誰かが実際に見たわけじゃないし確認したわけじゃないし、違うかもよ?」と思うわけですが、人の固定観念の強さ、恐ろしさというのは歴史によって証明されています。

 ビルジ湖に辿り着いた時点で彼ら彼女らは何に打ちのめされているのか?丁寧に見ていく必要があります。彼ら彼女らは本当にルシになったことに打ちのめされているのか。この時点では多分違うのではないかと思います。ライトニングやスノウはセラを失ったこと、ホープは戦いで母親を失ったこと、サッズやヴァニラは目的が謎めいているのでまだまだわからない。

 FF13は面白いことに、下界(パルス)へのパージ(強制送還)に対する心構えがそれぞれ違います。ライトニングやスノウは多分ボーダム住みなので、パージ対象者かつ能動的に臨みます。ホープは完全に巻き込まれた形、パージ対象となった一般市民に近い。サッズは多分ボーダム住みではなく、パージ対象外なのに乗り込んでいます。ヴァニラは謎です。

 要は何が言いたいのかというと、5人の心情について想像するには「①セラと近い関係かどうか」と「②パージ対象者であるかどうか」がポイントなのだろうなということです。当時遊んでいた時はあまり気にしてなかった「パージ」というのが重たくのしかかります。人権侵害にもほどがある…というかこのFF13における人権ってのは何だ?という問いにもつながります。

 

召喚獣

 第三章でははじめて「召喚獣」というのが登場します。正直戦闘上で召喚獣を使うかと聞かれたら「使わない」なのですが、演出とか設定は好きです。召喚獣は特殊ボスみたいな感じで工夫して戦う必要があるのも面白いです。できるだけ攻略を見ずにこれからも遊んでいけたらいいなと思っています。

 

その他

 FF13って、一つひとつの戦闘に星1から5までの評価がつけられます。推奨戦闘時間に応じた評価だと思うのですが、これを星5にしたくて逆にゲームオーバーになるということが第三章から度々あります。要は、早く戦闘を終わらせたいから回復を手薄にしてしまう、ということなのですが、ここら辺の駆け引きが面白いです。味方側のHPと相手の攻撃力を見極めながら攻撃したり回復に専念したり。最適な戦闘プランがなかなか見つけられない。案外楽しいですよ。戦闘を長引かせたくないプレイヤー心理をうまく利用している気がしました。

 

 ということで、1か月くらい前に既にクリアしていた第三章なので内容が薄くなってしまいました。ビルジ湖の最後の方に訪れる都市の廃墟なんかは、心が疼きます。ああいうの弱いです。再びあの場所に立ち寄ることができないのは寂しいですが、今回はそれがわかっていたのでめいいっぱい目に焼き付けておきました。次は第四章。既にプレイ済みなので早く日記が書ければいいなと思います。