気分の浮き沈みが激しいので、元気な時もあれば元気じゃない時もあるわけですが、めちゃめちゃ元気な時に今の状態をリストにしてみよう!と思い至ったところ(この思い付きこそめちゃめちゃ元気な証左)通常時じゃ高カロリー過ぎて曲にエネルギーを奪われかねないプレイリストができたので公開します。
- 1. 宇多田ヒカル『This is Love』
- 2. 中村佳穂『アイアム主人公』
- 3. ねごと『シンクロマニカ』
- 4. Perfume『再生』
- 5. sabotage『緑黄色社会』
- 6. 向井太一『I Like It』
- 7. ASIAN KUNG-FU GENERATION『ケモノノケモノ』
1. 宇多田ヒカル『This is Love』
これを聴くとまず「日清のカップヌードル…」と思う私ですが、同じ人はどれほどいるのでしょうか。まずは宇多田さんのこの曲です。
「悪い予感がするとわくわくしちゃうな Oh 痛めつけなくてもこの身はいつか滅びる者だから甘えてなんぼ(宇多田ヒカル『This Is Love』)」この生きることへの開き直りみたいなところが好き。しんどいときとかこういう一言で案外救われたりするものなんだよなーhttps://t.co/hYPfDNc1wp
— 治野 (@harunote2016110) 2018年1月12日
これに尽きる。(↑ちなみに上記ツイートは一部歌詞を誤記してます)1曲目からクライマックス。まず普段はここで挫折します。宇多田さんのテンションについていけない。「予期せぬ愛に自由奪われたいね」なんてエネルギー、私には無いぞ。
エネルギーがカプセルの中で弾けまくっている奔放さが好きなんです。この曲は本当に楽しい。「このみはーいつかほろびーるーものだからーあまえてな・ん・ぼ」の「みー」と「びー」の音を宇多田さんのようにそのまま細くならずに発声できないのがカラオケに行くと毎度のことで(そう、カラオケでこの曲を歌ったりする。絶対一人カラオケの時だけ)この曲に限らず宇多田さんの曲は歌うのがとても難しい。音の強弱はあるのに、その中身はまったく弱らないのが多分すごい。
2. 中村佳穂『アイアム主人公』
AppleのCMに登場したときはびっくりした。ぴったりだった。声のゆらぎがすごい。一秒たりとも聞き逃せない。一つの曲として成り立っているにもかかわらず序盤と終盤で同じ曲とは思えない、色々な顔があるのにただ一つの顔。あとこの曲は圧倒的に音として聞いているのだけれど、文字になった言葉をゆっくりと読んでみると涙が出てくる。とにかくヤバい曲。「あいあむーしゅじんこうっ!!!」でパソコンのEnterキーを押したいし水たまりを飛び跳ねたいしクレープにかぶりつくと最高だと思うので試してみてください。
3. ねごと『シンクロマニカ』
最近これしか聴いてない、は誇張表現だけれど、ほぼこの曲聴いている。
ガリレイドンナのOP好きだったなぁ…本編は途中で見なくなっちゃったけど、三姉妹の話なのよね。そしてこの曲大好き。 https://t.co/a4K0s2ZJc3
— 治野 (@harunote2016110) 2020年6月21日
当時から好きだったけど改めて本当に好きだな。ベースとかドラムの音を細かく追うのが楽しいです。バンドを結成するなら絶対ベースかドラムのリズム隊をやりたい!サビの「全速力で駆けていて足がもげそうだけれど絶対踏みとどまるぎりぎり感」が好き。「シンクロマニカ いつの間にか この声は願いのようだ」の「願い」の音が本当に「願い」って感じなんですけど伝わります?あまりに思いが込められた願いというのは、受信する側としては「うっ…」って一瞬息が詰まりそうになるぐらい密だけれど、ねごとの『シンクロマニカ』の「願い」はカラッと爽やかで細く確からしい。依存していない風に思えるのが好きなのかもしれない。(願いは時々べったりと甘いものが付着していることがある)
4. Perfume『再生』
冒頭の「最大限界生きたいわ 宇宙全体が手品いやい」のところで泣きそうになっちゃう曲。この曲を映画館で聴きたいがために『屍人荘の殺人』を観に行きたかった。あと中村倫也を観に行きたかった…行かなかったけど。冒頭、細かく聴くとシンセサイザー?なのかな音が好きだし、それが本編でも繰り返し歌われるパートとギャップを生んでて病みつきになるらしい。ハッとする。ひたすら走っている中身も好きだけれど。Perfumeはとにかく声が可愛いけれどダンスが鬼だなと思うし姿勢がストイックな人たちでとにかくすごい。その辺りも好き。一筋縄ではいかない。
5. sabotage『緑黄色社会』
緑黄色社会、通称「リョクシャカ」。この曲ばかり聴いていていつまで経っても広げられない。が、とりあえず今はこの曲を聴く。趣旨に一番則っていると思われる曲。マジで調子に乗っている時に聴くべき曲。さらにギアが入ること間違いなし。この曲を聴くと、イメージはライムソーダとスタミナラーメン。爽快さのライムソーダ(そんな飲み物あるのでしょうか)とボーカルの骨太さ、メロディのがっちりさはスタミナラーメン。
6. 向井太一『I Like It』
はい、再登場です。これも外せないです。sabotageでギアをあげたところで、そろそろ落ち着こうじゃないかという意味もあります。肩の力を抜いていきます。ここまででだいぶ加速できたと思うので。やっぱりこういう曲が好きだなぁと思います。昔より今の方がリズムというのかベースというのか注目するようになって、この曲のリズムもいいっすよね。
7. ASIAN KUNG-FU GENERATION『ケモノノケモノ』
好き。好きすぎてピアノの音色聴くと毎回泣きたくなる。
天と地ほどもある気分のジェットコースターに乗っていると、天上界にいるときはまだいいんですけど、下に沈んでいるときがつらくてつらくて「私、もう無理じゃね…」と思うこと数億回で本当に悲しいもんです。最近はそういうもんだと割り切っているし、対処法みたいなものもあるのでいいのですが、「私もう無理じゃない?」の感覚に対する治療薬的なものがこのプレイリスト。絶対聴かないけど(←さらに落ち込むから)「こんな曲好きだった自分いたな…(遠い目)」と思えることは、復活することへの糸みたいなものになり得ます。今は何も好きになれないし受け付けられないけど、もしかしたらこの先大丈夫になることもあるかもしれない(まあ大丈夫だから今までやってこれたわけで)と思えるだけで、7割くらい回復している。
と、調子のいいこと言って終わりにしたいと思います。各自元気がいい時にプレイリストを作ることをおすすめします。