根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【VERIVERY】カワサキ・K-POP・ある暑い夏の日/VERIVERY Japan 1st Show ~Let's show who we are~

 行ってきました。

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 このブログとしては久しぶりの更新となります。VERIVERYの日本初単独イベント「VERIVERY Japan 1st Show ~Let's show who we are~」に行ってきました。その模様をお送りいたします。

 が、その前に会場がある川崎をぶらぶらしたのでその模様から。目次を立てるのでめいめい好きなところを読んでいただければ幸いです。ちなみに公演は昼の部のみ参加です。

生きながらの屍

 JRに乗りガタンゴトンと揺られながら読みかけの本を読む頭の片隅でぼんやりと考えていたのは「私は大概のことは多分楽しめる体質だ」ということだった。が、そんな考えは電車に揺られる瞬間まで忘れていたわけで、7月はほぼ出かけなかったしマジで私何をやっていたんだという月になってしまった。自分の体質への自負は揺らいでしまったわけだ(電車に揺られていることと掛けて)。まあそんなこともあるわけで、8月はもうちょっとどうにかしたいなと思ったところで川崎の駅に着いた。

 

国旗

 駅を降りたつと日曜日ということもあり人は多いし色々な人がいて、その中で目に入ってしまったのは大きな日本国旗で、拡声器を使ってそこで唱えられている主張を私は知らないし聞く気もないが、聞かない上で下す判定はそれはフェアではないのでは?と思った。がどうしても耳を傾ける気にならず私は意識的にヘッドフォンのボリュームを二段階上げてしまった。モヤモヤとした心。私は今からK-POPアイドルのイベントに行くのだけど。もしあの人たちにそう言ったら、どんな言葉を返されるだろう。この世の中には様々な主張がある。それはある程度は認められるべきだと思う。言論の自由だと言うし。だけど、そうだな、あなたの愛する人にそんな言葉をかけられますか?もしくはあなたが愛する人が同じような言葉を投げかけれたらあなたは許せますか?その問いに「かけられません」「許せません」という答えが返ってきそうな物言いを、私は許せないんです。そのカテゴリーに属してしまうものを認めることもできないんです。感情が先走り、論理でもって説くことができないのがもどかしいのですけど。再考したい。

 

夏のコンクリ道

 気を取り直して喧騒から遠ざかるように川崎の街を歩く。川崎というのは競輪場もあるし競馬場もあるらしい。投票まで三分です~~~というアナウンスが聞こえてきた。そう、私は今から歩いて川崎大師に行くのです(おすすめしません。電車かバスを使いましょう。歩くならこんな溶けるような暑さの中歩くのはやめましょう。死にます)。

 不快指数はMAXに近い。暑さと汗で沁みる目の塩辛さと日焼けを気にしなければいけないことが不快の大きな理由だが、歩いたことを後悔はしなかった(悔しいからね!)。私が人間であることは恨めしいと思ったが。空気が熱を帯びていて、ほかほかのおしぼりにくるまれながら歩いているイメージ。繁華街ならともかく、一歩街の外に出れば歩いている人はいなくて、移動手段はもっぱら車か自転車、バスだ。でも歩いたのは本当に馬鹿だと思う。こんなに晴れるとは思わなかった。

 

川崎大師

 浅草にある浅草寺に勝手に親近感というか「俺の庭」を感じているのですが、浅草寺にいる人の50分の1ぐらいしか人がいなくて良かった川崎大師。大山門へと延びる通りは流石に土産物屋さんが軒を連ねていて、せき止め飴のお誘いがあちらからこちらから、声がよくかかる。初詣となるとこの通りも人で埋め尽くされるのかと思うとわけがわからなくなる。寺社は好きだけどそれは緑が多いのと空間がひらけているからであって、仏教も神道にもあかるくない。ので基本的な知識は勉強したいと思うのだけれど…。参拝客は各々のペースで動いていて、本堂?にあるお賽銭箱の前まで歩いてきたわけだけど、さて、祈ることでもあっただろうかと思って、願い事は何もないことに気づく。そういうところ、現実主義である。自分が頑張ればいいし、頑張らなくていいと思うし。(あ!もちろん祈る行為を否定するつもりはないです。祈りましょう!願いましょう!)護摩焚きをしていて、太鼓の音がズドンズドンきた。今の日本で(そしてもしかしたら世界でも)このような建造物を一から作ろうと思うとそれは技術的にも信仰心からいっても無理なように思えて、だから昔の人が信心深さと時間と手間と技術を注いで作った建築物には頭があがらない気になってくる(でもあとで調べたら本堂って1964年に落慶(社寺の新築もしくは改修工事が終わった祝い)であった。でも一から作るのは相当厳しいことは事実。消費税も10%になっちゃうし。

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BOOKOFF

 川崎駅前のBOOKOFFは文芸書コーナーが大きくてそれだけでルンルンになる。読んだことがない本を三冊、それぞれ200円なので購入した。荷物が増えた。ふと自己啓発コーナーに立ち寄りぱらぱらと本を品定めしていたら、先ほど訪れた川崎大師を思い出す。自己啓発と川崎大師、似て非なる物?いやいや、人は不満と不安を抱き、日々それらを何とかしたいと思っている向上心ある生き物なのです、多分。

 

家系ラーメン

 ふらふらと吸い寄せられるように家系ラーメンへ。こうして時間ができると何故か自分の食べたいものがわからなくなる。並盛750円、ライス無料。麺はかため。家系ラーメンという食べ物であり、豚骨ベースなのか煮干しベースなのかよくわからなくなる。多分豚でしょうけど。いつまで家系ラーメンのこと、美味しいと思えるかわからないけれど。美味しいと思う限り食べていきたい。たまねぎ(無料)を入れてしゃりしゃり言わせながら食べる。昔から嫌いではなかったけれど、年を重ねるごとにねぎ類が愛おしくなっている。

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油そばの貴女

 私はカウンター席に座ってラーメンを食べていたわけだけど、私に向かい合う形で一人の女性が座る。中央に仕切りがあるため顔は見えないし見られないのだけど、手元はわかる。外見的特徴からうかがえるのはその人は女性のようで、へー珍しいと自分を棚に上げて思う。家系ラーメンを愛し家系ラーメンを食べる女性はこの世の中にたくさんいらっしゃると思うけれど、それでもこの界隈女性よりは男性が多いだろう。そう、それはタピオカ屋さんの行列に並んでいるのが女の人が多いように。というわけで「おおー珍しい」と思ってしまったが、食べたいものは食べたいときに美味しそうに食べればよかろうであり私は気にしないし、むしろ「女なのに」という目線を利用させてもらっている節があるが(それも良くないのであろうが)私の正面に座る女性は慣れたように店員さんを呼び止め「油そば大盛りで」と言ったものだから私は「わぁーーーすごいーーーー素敵ーーー」と心の中で歓声をあげてしまう。かくいう私も並盛のラーメンにちゃっかり無料のライスをお椀によそって、スープでひたひたになった海苔をその上に載せて一口、こってりしたスープをレンゲで掬いライスにかけてこれまた一口。性差による「~らしい」はいつ無くなるのか、無くならないのか。わからないが、ともかく私は家系ラーメンが食べたいしなんなら一人で二郎系にも行くぞ。自分が好きなものを美味しく食べましょう。誰に何と言われても。それしかない。

 

そろそろ行く

 上記のことがスルスル書けているのは喫茶店に入ってアイスコーヒー飲みながらまとめていたからであり、いよいよ本番VERIVERYさんのライブが近づいてくると体調が悪くなってくる。もう帰ろうかなーという気分を押し殺し、お会計を済ませ会場へと向かう。クラブチッタの周りではミニオンズのイベントをやっていたようで、黄色いシャツのミニオンズの民の方がたくさんいらっしゃる。ミニオンズ。

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ここから本編です!!!!(既に3000字消費)

 

メンバー感想

ドンホン

 半袖黒シャツズボンインというオタクが望んだ理想形で登場された時点で私は心の中でそっと泣きました。ホニさんと過ごす夏…素敵…。自己紹介でもよく言っているけれど肩がよろしい。脚が細い。バランスの良い素敵な体型。前寄りだったのでメンバーの目線とか表情も見えたのだけれど、観客に目線配ってたよな俺は見たぞ。ただ二階への意識もされていてそういうところ~~~となる。自分のファンがいるってことが嬉しい、ってのが顔に出やすいのか知らないけどドンホンのファンの人はぜひカード作りましょう。多分アイコンタクトできます。あとこれは「らしいな」と思ったけど、最初本当にがちがちでマジで笑ってなかったのが緊張しいなホニさんっぽいと思いました。From Now、他のメンバーはそれでもまだ笑みを浮かべようとしてたけど、マジで彼だけは真顔だった気がする。意識が飛んでてせっかくのダンスの記憶が皆無だったのが悔やまれる。もう一回ショーケース行きたい。似顔絵コーナーでクレヨンをポキって折ってたのポンコツ極めててよかった。この人作曲も作詞もするすごい人なのにそこ全然触れられないの何故?になる。まあいいのだけど…どうしてー。最年長らしいと言えるのか、あるいは、元々この人はそういう人なのかわからんが、ドンホンは引いて眺めるタイプじゃなく自分で切り込むリーダー(兼最年長)タイプっぽく、古家さんの振りにも柔軟に対応していたのが流石というか、ほー、という感じだった(武田ドンホンとかいえいえ~~~~とか)。緊張しまくって最初にやるはずだったらしい「VERRERの皆さん綺麗ですねー」の寸劇を忘れたので最後の最後でやり直ししてて笑った(feat.ヨノ)。衣装直し後のRing Ring Ringでジャケットを着てたはずが秒で脱ぎ捨ててて「いや衣装の意味!!!」となったのが私のツボでした。これは本当に面白かった。衣装の意味がない…。最初からこの人は半袖でいいやん。

 

ホヨン

 From Now披露後、まず最初に自己紹介をしたのだけれど「VERIVERYのダンス&ラップ担当の」の声が小さくて「は?」となる(いいですよそれがホヨンぺですから)声のボリュームが小さいのと人見知りなのか(自分で人見知りと言っていたけど)もにょもにょ~~~と喋るのが要因だと思うけど最初の声が本当に映像で見てきた通り掴みにくい!!!(いいよ!!!)次に思ったのが脚が、棒!!!本当に、棒。VERIVERYは全員華奢な体型なのだけど(そこらへん事務所柄って感じ)ホヨンの脚の細さは異常といっても過言ではなく、筋肉つきにくいタイプなのかなーあと小食そうだなーとなる。あのサイズの男性ものってあるのかなってぐらい太ももが細くてどうしようかとなる。VERIVERYは並び順ってのがあって、ホヨンはカンミンと隣なのだけど母子だった。VERIVERYの母扱いされてるのすごくわかる。カンミンがナーバスなのか何なのか知らないけれど、序盤事あるごとカンミンの方を向いては話しかける、みたいなことをしていた。ダンス覚えてない。私は何を見ていたんだろう。ホヨンペのダンス見とけよ…。ホヨンペはFrom Nowでさらりと観客に向けたいたずらっ子な目線が「らしいな」って感じでこの人本当に人たらし…となる。二階への意識もあったし、この人、人見知りと言いつつ強心臓ですよね多分。

 

ミンチャン

 会場から出た私「私、ミンチャン推しになります」

 VERIVERYは週替わりで推しが変わるグループなので特定の誰かにめちゃめちゃ魅かれるとかではないのだけど(曲とダンスパフォーマンスが好きだし!)このショーケース終えての感想は「好きぞ~~~~ミンチャン~~~~」でした。私は声が良い人が好きなので。ミンチャンの良い声がたkkkkっくさん聴けたので。本当に良かった。日本語喋られるってのは知ってたけど、普通に喋っていたのとわからなければ自分のわかる言葉で言いかえることができていた頭の回転の良さは同じようにおそらくアニメ(とゲームだな奴は)で日本語を覚えたっぽいホンビンっぽさを感じました。ただ淀みなく喋ってたね偉い~~~。

 椅子に座ってトークしていた時、顔の汗をタオルでがしがし拭いてて髪が乱れてたけどあまり気にされてなかったのが「好き…」となる。この人奇人扱いされているけどショーケースじゃ奇人ぽさあまり感じなかったのでよくわからなくなる。彼の奇人キャラは一体何なの。

 

ケヒョン

 恐ろしく小顔。そしてかっこよく、可愛い。流石真ん中、なのか安定感が凄まじい。笑い上戸とは違うが、笑うと気持ちが良いくらい笑ってたの、実はケヒョン君が一番だったかもしれない。From Nowはブレイクダンス付きでしたが、舞台、前の際の際でマーシャルアーツしてて私が驚く。その助走で!?飛ぶ!?という感じ。VERIVERYの冷や水担当というか、ツッコみ役として冴えわたっていたのだけど、VERIVERYは彼以外全員容赦なくボケるというかふわわんとしているのでケヒョン君お疲れ様ですって感じ。なのにこの人もさらっと面白いことしてすべりがちだからVERIVERY手に負えない。古家さんとのトークをその都度拾っている印象を受けました(偉い)。ミンチャンは万能クリエイターだけど、ケヒョン君もできないことがない人。元々できないことが少ない人という感じがするけど、それ以上に負けん気の強さと絶対できる!みたいな自信が大きい気がする。なのに尊大な感じは受けないのがバランサータイプって感じ。

 

ヨノ

 私はヨノさんが「くしゃあ」と笑った感じがそれはもう大好きで、その笑顔をたくさん見ることができて感無量です(重い)。ヨノさん痩せたなぁ…とふと思う。で、かっこよくなったと。かっこよくなったけど、前の席の二人連れがしきりに「可愛い…」と声をこぼしていたのが印象的。わかる。可愛いよね。本当に可愛い。トーク中さらっと歌を披露するところがあって、まー、とてもうまい。歌が上手いジェリーフィッシュから選ばれただけのことはあるボーカル力。そして外さない安定感。えーん。好き。あとヨノドンが仲いいの、あー、わかる、という瞬間が多々あった気がする。具体的には覚えてないから書けないけど。あととりあえず困ったらヨノに振っとけ、みたいな空気があってそれがやりすぎてないのは良いというか、ヨノがそこらへん全部笑って持ってっちゃうみたいなところが私は好きです。ヨノさんの姉になりたい(重い)。

 

ヨンスン

 観客をよく見ているのとアイコンタクトがすごいのとX脚がすごかったです。すべての所作が綺麗でこんな雰囲気持ってる男の人あんまりいないぞ?という感じ。あとこれは声を大にして言いたいけれど、ヨンスンはパフォーマンス中の表情演技がとても良かったです。From Now、みんな緊張で顔がやばかったけど、だからニコっと笑ってたヨンスンめちゃめちゃ光ってた。ブログでもそうだし、メンバーから「ちょっと変わっている」と言われているヨンスンだけれど、多分それはあらゆる物事を自分なりに解釈しているからでは?と思った。早い話、なんか適当な話題を振ってもそこまでにある程度物事に対して自分なりの見解を持っているから自分なりの回答を返すことができてて深いのではないか?知らんけど。と思ったのは、何かのコメントで「言葉は違っても、お互い好きってのは」云々(後半は曖昧)というところで「言葉は違っても」と思っていてもそれをコメントするのは珍しいなと感心したのでした。まあこの点はあとでもう一度触れるけど。そういうものだし任せるーという感じだが、VERIVERYは先述の通り並び順が固定で向かって左側はホヨンカンミンの母子コンビであり、話のコントロールが真ん中にあることが多いので端のヨンスンはヨンスンワールドが一人できあがっていたのは、それって一人っ子あるあるなの?わからん!となりました。でも抜けてるんだよね彼。

 

カンミン

 カンミンが一番太腿がむっちりしていて「育ち盛り…」となりました。そして顔がすごい。可愛い。かっこいい。整っている。デビュー前のあの感じとは全く異なる顔つきになっていて事務所の偉い人の先見性すごい、となる。カンミンは甘やかされているけれどその実ちゃんとしているところもあり、年相応の幼さもあり、そういうギャップが魅力ではないかな?と思いました。何事にも一生懸命でダンスががむしゃらな感じも良かったし、良い方向へ育ってくれ、と願うばかりです。辛くなったら辛いんです、って言えばいいのよ。

 

出し物別感想

 以下セットリスト順に感想をお送りします~。まだまだ続きます~。

 

From Now

 VERIVERY活動曲どれもイントロが「さあ行くぞ!」って感じでオープニングにふさわしいな好きだ!ですが、やはりFrom Nowの暗転からのHey Honeyが最高なのではないでしょうか。が、スロースターターというか最初から頂点にテンションを持っていくのができないので、大好きなFrom Nowの記憶が興奮のあまり無いです。つらい。

 

プロフィール見ながらトークコーナー

 古家さん登場に沸くオタクたち(とりあえずトークコーナーは安泰だぜ!)な展開に笑う。なかなかポスト古家さんを聞かないのが不安というか、なんなのでしょうね。

 ホニさんのターン。最近のトレンド「練習終わった後にメンバーでアイスを食べること」は触れられなかったけどなんか覚えてしまった。あとあれか、一日のお菓子3袋食べますって話で盛り上がったような。武田ドンホンもここで登場したのだったか。ホヨンはなんだったか、あまり覚えてない…。あ「卓球王」のくだりは面白かった。From Now期のVTRで僕がVERIVERYの卓球王でした!という話で「では、観客の皆さんに愛の素振りを」みたいな振りになり「シュッ(自前の効果音)」と素振りやってたの笑った。シュッ。ミンチャンは日本語上手いですね~と感心され、まーぺらぺら喋り倒し、イヤフォンを失くすという話に(多分AppleAirPodsですね)。ケースに入れるのを忘れるって話だけど、ケースに入れてない(入れるの面倒なのかな)ってことを忘れているんですよねーと言った時の観客一同「?」が面白かった。いやわかるよ私もその手の忘れ方よくするからとてもわかるけど。奇人っぽさといえば、プロフィールのあだ名が「チャン監督、チャンチャンチャン、チャニ」という異様に「チャ」の文字が多い安定のやつだったのだけれど、そこで古家さんが「三三七拍子」ならぬ「チャンチャン七拍子」という荒っぽい振りをしたものだから会場全体笑う(ありがとうございます!)「チャンチャンチャン」の掛け声と手拍子に合わせて手ぶりをするミンチャン、最初照れ照れのぐだぐだで恥ずかしがり顔を手で覆ってたけど、手が大きく顔が小さい!となる。ありがとうございました。ケヒョンは何を言っていたか、忘れた(すみません)。ただヨンスンのことが不思議、よくわからないメンバー、って書いてたのは印象的。ドンホンとヨンスンが正反対ってのはわかるけど、ケヒョンとヨンスンだって合わなそーという個人的感想。二人ともとても合理的なのに、ヨンスンは自分の中で構築した理だけどケヒョンは世間の理って感じ。ヨノ君は運動が苦手ですと、自己申告。高音はメンバーで一番得意だけど運動は一番できません。カンミンか、「いやできますよ」的なフォローをしていたのが印象的。ダンスできるじゃないですかーと古家さんに振られ、いやダンスと運動は別物です、ってのはVIXXのケンちゃんを思い出してしまった。あとその際ヨンスンも「ああ~ダンスと運動別だよね~」な感じで同意していたような(ヨンスンも運動はできなさそう)。ヨンスンは「ヨンワン」というあだ名について、「竜王」だっけか、小学生時代魚のペンケースを二つ持ってて友達がつけたあだな、ということだが、ペンケース持ちって、女子高生っぽいな、となる。二個持ちする心理はわからなくはないが、それを小学生の時点で既に発揮してたのがすごいな。カンミンはメンバーには負けないところで「パワー」と書いていて力こぶをぎゅっと作ってたのが観客の溜溶けてたの笑った(可愛い)。

 

ファンからの質問BOX

 3枚回答、されてました。ランダムプレイダンスやってください→EXOのMonster披露(ランダムプレイダンスなのかそれは)。わちゃわちゃ用意してていざ曲が流れるとセンターのカンミン様がしっかり切り替えてて若干前のめりというか頑張ってたのが微笑ましく、しばらく振りを忘れ「(;´∀`)」な顔になってたヨノ氏、私は見逃さなかったぞ。ドンホンさんダンスうまーいの回。あとランダムプレイダンスということで次の曲来るだろやったるぜい!なカンミンさん、ちょっと肩透かしな風でそういう闘牛の牛みたいな突っ走り感好きよ、となる。カンミンさんの特徴、可愛い顔が良い以外で特筆すべき点と言えば「闘牛感」だと思います。一生懸命真面目とイコールだと思うけど。2枚目、デートにおすすめな場所は。(日本語でペラペラ読み上げるミンチャンにどよめく会場)冬なら札幌の雪まつり。でも今は夏なのでディズニーランド(内容にもどよめく会場。もちろん日本語でぺらぺら回答)。3枚目、留学するVERRERちゃんに応援を。カンミンさんの釜山の方言で。どちらかといえばメンバー大ウケの質問でした。でもケヒョン君の「カンミン方言忘れちゃいましたよ」の冷水ぶっかけ感が流石なのと、いやいや15,6歳(もっと前か)でソウルに来ているんでしょ、泣ける、になる我々。方言つながりで関西弁の「めっちゃ好きやねん」言ってみましょう、のコーナー。各々アレンジを加えててとても良かったですが、ヨノ氏、基本属性が関西人で「めっちゃ好きやねん」が似合いすぎてたのと、他が割とたっぷり間合いをとったり感嘆詞!って感じの「めっちゃ好きやねん」だったのに最後のヨンスンが「めっちゃ好きやねん(ボソ)」なのが「好き~~~~」となる。

 

 で、ゆるゆるっとしたトークコーナーは終わり古家さんは退場(ありがとうございました!)VTR挟んで衣装替えの後、怒涛の連続パフォーマンスとなります。

 

Ring Ring Ring

 先ほども言いましたが、VERIVERYの活動曲、どれも「始められる」曲なのでこの構成も納得というか、VTR挟んで若干流れが途切れた時でもまた始められるRing Ring Ringでした。ヨノケヒョンのBメロ大好きだしKCONでは聴けなかったのでここで聴けてとても嬉しかったです。(いや。普通にやってたよね、KCONで聞けなかったのはスパスぺでしょう)

 

Alright!

 続けてパーティー曲Alright!を披露。これは予想してなかったというか不意を突かれる形。ミンチャンの「あ~ちんちゃ~」が聴けて感無量。ここらへんからミンチャンの声が良いという事実に溺れ始める。にしてもドンホンがあくまでパフォーマンスに堅実というか良い意味でも悪い意味でも「堅い」ことに対して、ホヨンが柔らかく良い意味で力が入ってないダンスをしヨンスンが曲のモードによって演じ分けられるの、ダンス担がきっちり自分のダンスをしているのがVERIVERYのダンスパフォーマンスの手堅さになってて本当に好きなんです~。最近はケヒョン君の実力をつけていることだし、これは新曲も楽しみ~になりました。

 

似顔絵大会

 そして全然まとまってない前振りのあとに(カンミンちゃん突っ走り大会。そしてやり直すと出遅れるカンミンちゃん)似顔絵大会やりまーす、ということで隣の人の似顔絵を描くことに。皆さんそれぞれ特徴を掴んでたのでは(ホヨンを除く)ミンチャンケヒョンができる人その1その2な特徴の掴みっぷりで素晴らしかったです。

 

で、ここからはミディアムテンポのバラード二本立て

All I Do

 これが~~~~じぇりぴ~~~~になる選曲。マジでライブに行くと好きになるのがきまってバラード系なのは歌唱力がしっかりしているのかなんなのか。やっぱりこの事務所のボーカル力が大好きなんです私。いいからgugudanのMaybe Tomorrow聴け。ヨノ君うめえええええ。そして出だしのミンチャン素敵~~~~~。「Whatever happens I'm gonna by your side」のあまりのイケボに歓声が沸く会場~~~。

 

F.I.L

 じぇりぴ~~~~~~な曲二本目。私は98lineハモリパートが好きです!!あとヨンスン君のあいあいあい~~~が良いです。

 

 ということで、From Now一本で終わったらどうしようと思ってたけど杞憂でした。残りはLight Upと伝説のSuper Specialです。

 

閑話休題

 閑話休題ということで、会場の雰囲気とか思ったことをつらつら書くのですが。

 昨今、日韓情勢が結構悪くなってきているというか、韓国国内のリアルな雰囲気も、日本国内の雰囲気も正直よくわからないけれど、まあ、こんな状況で来てくれるのありがたいなぁ…と思いながら公演を楽しんでいたわけですが、今回の来日が彼らにとっても有意義なものであればいいなと思いつつ、何故この段階で来日した?という公演そのものの意義がいまいち掴めない公演であったのも事実です。やるからには意図があってほしいというのは私のわがままですが、単純に金策(言い方悪いけど)でもいいのかなーなんて思いながら私はグッズを買いませんでした。ペンラぐらい買うべきだってバラード系の曲になると毎回思うのだけど手が伸びないのですよね…。「日本デビュー」という発表を私は恐れていたわけですが、それもなかったし、本当になんだったんだ。観客としての満足度は高い公演だったので別にいいのですけれど、そう考えるとアイドルのイベントって「ただ、やる」からストーリーなり意味なりを求めるようになったのか私、とちょっと寂しくなる。細かいこと考えなさんな!

 そこから派生して印象的だったのは最後の一人ずつのコメント。ヨンスンが「言葉は違くても~」的なことを言っていて、この段階でそれを言葉にしたアイドル、なんかすげえな、と思いました。ほんと「言葉や文化は違くても」なんだよな。言葉や文化、歴史問題は色々あるけど、私はK-POPを好きになっちまったんだよな、いつまで好きかはわからないけれど、今日は楽しかったんだよな、とヨンスンの言葉を噛みしめてしまいました。私はいまだに「日本オリジナル楽曲」が出されることに対して違和感とよくわからない引け目を感じていて、「洋楽が好きです」と同じテンションで周りの人に「K-POPが好きです」と言える日が来たらいいのになと思います。K-POPをめぐる話題って良くも悪くも過剰。普通に好きでいさせて、と言ってはいけないのだろうか。でも、普通に好きになっていいのだろうか。

 お客さんは若い人も多かったようだけれど年齢層の幅は広かった気がします。VIXXはちらほら男性ファンもいらっしゃったけど、VERIVERYは男性ファン少なかったな(それでもいらっしゃったよ!)。

 あとこれは前から思ってることだけど、K-POPのダンスってめちゃめちゃハードでライブで連続でやるのは向かないんじゃないか。これ明らかにデメリットだと思います。特にVERIVERYは終始全員で踊るスタイルだから息をつく暇が無さそうだし運動量も多いダンス。彼らにスタミナがない、とかじゃなくて、それこそ100m全力疾走して息が切れない人いますかいませんよね?それを立て続けに5本とかやる感じですよあれ。なので難しいなぁと思いました。

 

話は戻るよ

 話は公演に戻ります。

 

Light Up

 トロピカル~な曲。この曲好き~ケヒョン君の曲~いえ~い。本公演基本的にダンスの記憶が皆無なのでミンチャンの声が良い、声が良すぎるという感想しかないのだけど、ここも~超好き~。

 Cメロっていうのかな、ここでちょっとまったりになるじゃないですか、そこが良い~。深みとコク~。

 

Super Special

 で各々コメント挟んで最後のSuper Special。本公演もっとも危惧していたのは「アンコールと称して「タオル投げ、お手振り、セルフィー祭り、はしゃぎまくりの流れスパスぺ」」だったのですが、本気と書いてガチと読む、最後の最後までがっつり踊ってくれました、超嬉しい!もうその点だけで100億点!千手観音ダンスあるじゃないですか、あれ横の角度から見たかったのでちゃんと見れて嬉しかったです。あれ、正面から見ないと駄目なダンスですよね(で、すげえ、と驚くダンス)。約1年前の楽曲になるわけですが、もう成長を感じてとてもエモーショナルでした。みんな成長したね、特にカンミンちゃん。時間の流れは早いね。泣けるね。Ring Ring RingとFrom Nowは同じカテゴリで語れるし繋ぐことが容易いけど(似てるし)Super Specialは別物で、やっぱり伝説みたいな、ところがある。何故この曲はそんな力を持っているのか…。最初にして最終回みたいなところがたまらなく切ない気持ちになりました。

 

 私はアンコール大嫌い人間なので(もう遠慮なく言っていくことにした)すっぱり終わったのも良かったです。

 

まとめ

 楽しかった公演でした。カムバ前で本当に忙しく時間がないのにありがたい時間でした。K-POP界隈生き抜くのが相当シビアだなと思っているけど、私は君たちの音楽とパフォーマンスが好きだよ、と思いました。最初は「クリエイティブドル」と謳われているけれど撮られることにめちゃめちゃ向いている人たちか、といわれればそうではないのでは無いのでは?と思ってたけど、トークの時の雰囲気とパフォーマンスの時、あとMVのメイキング映像を見て、あーめちゃめちゃ撮られている人たちだわ、と何故か思いました。VERIVERYは生きてたし喋ってたけど、最後まで私のリアリティがなかった、そんなショーケースでした。