根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【K-POP】今年のK-POP○○大賞

やります。記憶力がポンコツなので、下半期の方が有利かもしれませんが。でも、やります。

見出しは「○○賞」とだけ書いておくので、目次を見ながらこの賞はどの曲かなぁ~なんてワクワクしながら読んでいただけると幸いです。もう贔屓しかない今年の懐古記事になります。

 

10秒で私の心を掴んだイントロ大賞

まずはこちらから。これを読んでいらっしゃる人は「イントロ」で印象に残った曲ってありますかね。イントロって良いですよね。曲の世界の入り口ですもの。「大賞」といいながら絞り切ることもできなかったので、印象に残っている3曲をご紹介します。

その1

MONSTA Xの「Shoot Out」です。

 

 

大正解。開始3秒でテンションが頂点になる曲です。
これは個人的には音楽番組等のパフォーマンス動画を見ていただくのが良いと思っているので皆さん見てください。
モンエクにはミニョクやヒョンウォンなど華奢な人もいて、むしろ筋肉担当は7分の2なはずなのに、この筋肉推しなイントロ。かぁー。最近のK-POPドルで有名どころは皆さん本当に華奢でしてこれでもかと体を絞ってくるのです健気なことに。そんななかモンエクさんのこのどっしりとした感じは確実に差別化できていると思われます。ありがとう。
かねてから思っていましたが、モンエクは主要曲のイントロがどれもいいのですよね…。とても耳に残るイントロで、曲の入り口としてとてもきちんとしているなぁと。実は今はあんまり聴きこんでいなくて全部の曲を把握しているわけでもなく、気を抜くと「あの曲のサビはなんだっけ…」となる(←おい!!)のだけれど、イントロは結構思い出せますね。
モンエクは時期を選べばTHE SHOW以外の番組でも1位を獲れるぐらいにファンダム層が固まってきているのか、それも堅実かつブレない世界観の積み重ねかなと思います。良かったなぁ。結構VIXXと似ているなぁという気がします。分析しているほどファン事情は知りませんが。

 

その2

OH MY GIRLの「Secret Garden」です。

 

 

イントロ3秒で泣ける曲。やっぱり2018年後半になっても唯一無二な幻想的な世界観。ありがたいですね。公園少女のデビュー曲も…?と思ったのだけれど、バキバキのEDM調ですもんね…音1粒1粒がはっきりしていて流れるような感じではない。おまごるの秘密庭園は「祇園精舎の鐘の声~」みたいな川の流れを感じる優美さです(一体お前は何を言っているんだ)。

今年のおまごるは「Remember Me」と合わせて楽しみたいところです。どちらかが優れているとかおまごるらしいと競うのではなく、どちらもおまごるであり、お互いを比べあうことでお互いの素晴らしいところ、おまごるのすごいところを味わえたらいいなぁと。陰と陽みたいな関係性にあるこの2つの楽曲。素晴らしいです。

まったく別の話題ですが、今年の途中でApple Musicからおまごる楽曲が一時的に消えたときは発狂しかけました。

 

その3

 

 

そしてこれを書いている少し前からざわざわしだして、現在(2018.12.11)進行形で一部楽曲がApple Musicから消失しているLOONAの「favOriTe」もイントロ大賞ですね。もう開始15秒のお祭り騒ぎが心象に残りすぎてしまってそれもまた問題なのだけれどイントロ楽しいです。ぴーひゃらぴーひゃら。狂おしいほどの音の洪水で、文句なしのイントロ大賞です。

海外からの評価も高いらしいLOONAのことですからそのうち復帰すると思うのですが、ChuuちゃんのHeart Attackをそろそろ聴きたい季節になりました。何卒。というか相変わらず良い曲だなこの曲。あとはゴウォンちゃんの曲が好きです。影の演出が。LOONAは個別の曲の印象、世界観の印象が強すぎるあまり、完全体のパフォーマンスがその宇宙を包み込むことができてないのではというジレンマに襲われております。そりゃ無理だ。多分待っていれば自然とLOONAに夢中になっていると思うので2019年はLOONAでワイワイ言いたいです。

 

このMVが好きです大賞

PENTAGONの「Naughty boy」です。

 

 

安定のDigidedi様という話ですが、色彩が濃く隠喩に富み物がごった返している映像美は情報量が多く見ごたえ抜群何度見ても発見があって楽しい!!!なのですが、裏を返すと疲れるということでもあり(多分私だけ)。しかし、ペンタゴンのこの曲は面白いのにスッと楽にみられるのが好きです。それは音楽の気楽さ、素っ頓狂とした可笑しさもきっとあるのでしょうね。カエルさんが可愛い。ホンソクとヨウォンが子どもたちにわちゃわちゃ囲まれているカットがとっても好きです。

ペンタゴンは、今年は色々ありましたねぇ…Shineで一気に人々の興味をかっさらったかと思えば、別の出来事でも注目されることになり。結局イドンちゃんはPENTAGONから去ってしまいましたが。さらっと戻ってくればいいのにな。駄目ですか。駄目か。イドンがいないとスパイシーさが足りなくなっちゃうからそこが惜しいです。あのスパイシーって他のグループと比べてもすごく稀有だと思ってたから。良い見せ方してたのに。アイドルになるって大変です。

何があってもペンタゴンは大丈夫、という無根拠な謎の安心感が私にはありますが、その裏で誰も疲弊することがないことを祈っています。私は毎月きちんとマガジンホを聴くことを習慣にしたいです。

 

この振付超好き大賞

APRILの「Oh! My mistake」を推します。

 

 

派手な移動もないし足も使わないパフォーマンスなのですが、手が、手が可愛い。手の表現が最高。1番サビのお化粧振り付けは全男性グループが履修せよ!!!って感じの可愛さなのですが曲そのものが普及しないとみんなカバーしてくれないからなぁ…悔しいいいいいい。

Aprilちゃんのそれはこのダンス可愛いから布教したい!!!という熱ですが、LABOUMちゃんのBetween Usの振付は「ううう…好き…」という静かな熱です。好きなところは1番のラスト、手がざわざわと這い出すところの振付、色っぽくて生唾飲み込んでしまう。この曲を象徴するような良い振付じゃないかなって私は勝手に思っています。ソルビンちゃんが終始絶対零度な視線なのも好きなところです。

 

 

今年の企画賞

VIXXの『EAU DE VIXX』と『Reincarnation』です!!!アルバムのコンセプトがとにかく素晴らしかった。韓国でリリースした『EAU DE VIXX』の再解釈、ということで、『EAU DE VIXX』に収録されている曲をそのまま(ここがすごい。下手に日本語verにしなかった!!!時間が無かったからともいえるけれど、いや、これは下手に訳さないでよかった。代わりに対訳のカードをアルバムにつけてくれています)収録しつつ、日本オリジナル楽曲を合間合間に挟み込む構成。どれもが「香り」を意識している粒がそろった楽曲だったのもポイントが高いです。見たか世界!!!という気分。

日本オリジナル楽曲や既存曲の日本語verという流れがスタンダードかと思われるK-POPアイドルの日本活動の中でも面白い試みだったのではないかと思います。好き。

 

 

今年の躍動感大賞

SHINee。THE・躍動感。THE・生命力。贔屓目なのであれですが、今年はNCTの年になるのかなって思っていましたし、事実NCTも良い活動をしていましたが、今年のSMはSHINeeの年ですね(きっぱり)。上半期のあの盛り上がりすごくなかったですか。そしてそれに耐えうるSHINeeさんたちの体力ですよ。彼らを伝説と言わず何がレジェンドですか。ということで、すべてがフルに収録されてしまったとんでもないアルバム、購入させていただきました。

このアルバム、この作品群、何が好きかって言うと、躍動感と生命力が凄まじいところです。聴いてて純粋に元気になれるんですよね。山登りながらとか森林浴しながら聴くといいんじゃないか(MVもどことなくそういうイメージがある)。落ち込む元気と落ち込まない元気があるならば、SHINeeのそれは体の奥からぽかぽか前向きになれる、元気になる、回復する音楽だなと思います。その流れがソロ活動にもつながっていて、昔からSHINeeって知っていたグループなのにその音楽の良さは感じていたはずなのに何で私はちゃんとライブ行ってなかったのだろう…とメソメソしています。がSHINeeの曲聴いて元気出します。キーくんのソロアルバムも好きです。オニュソロまでたどり着けてないけれどオニュさんは怪我無く大病せず、ちゃんと戻ってくるんだぞ。じゃないと私がコンサート行けないからな。ゆっくりソロアルバム聴くね。

 

 

今年のアルバム賞

gugudan『New Action』です。

これはリリースされた当時から言ってたもんなぁ。理由としては収録曲6曲が全部異なった魅力で同じテンションで楽しめる、ってことが挙げられます。活動曲がめちゃめちゃ好き!!!って作品はたくさんあるのですが、アルバム全体がまるっと好きになれるってなかなか無い事です。好きでも温度差があって、例えばアルバムを通して聴くときスキップしちゃう曲とかもあるのですが、この『New Action』についてはどれも好きなので私の今年のアルバムに推させていただきます。

 

 

感謝の目覚まし大賞

もはやこれがやりたいがための「○○大賞」企画です。感謝しかありません。毎朝毎朝私を叩き起こしてくれた曲、わかりますよね。え?わからない?決まってるじゃないですか。ONF『Complete』です。

毎朝毎朝私はこの曲で叩き起こされるので殺意が湧くと思うじゃないですか、でも、気持ちが良いくらいに爽やかなので怒る気にもなりません。おかげでリリース以来ずっと私の目覚ましソングです。

ONFは結局今年は1アルバムのみでしたね…悲しい…。2018年も忙しかったとは思うのですが、2019年こそたくさんたくさん活動してくれると信じています。こんなに楽しみにしているのはなにしろ曲が良いのだから。

そして、幸いにも今年はONFを生で見ることもできました。ONFはまだ曲が少ないので何とも言えないところですが、音に乗りやすいテンション爆上げ楽曲としっとりと聴き入るバラード楽曲が見事なグループです。

あまり現場に行ったことがない範囲での感想ですが、ONFの現場楽しかったです!!!聴き入ることもできるし、体を揺らしながら音を楽しむことができるから。「鑑賞」と「参加」を行ったり来たりすることができるので、また現場があれば行ってみたいなぁと思います。そのためにもONF君はまずは曲数増やさないとね。カムバック全力待機です。

 

 

ラスト1/4の生きる希望だった大賞

まだデビューしてないのですが…。VERIVERYの「Super Special」です。9月からずっと聴いてたもんね…ほんとよく聴いたね。最近はようやく呪縛から解放されて(gugudanがカムバックしてくれたからそちらをめちゃめちゃ聴く)落ち着いたけれど、とにかくよく聴いていました。今も聴きます。

本人たちがめちゃめちゃクリエイティブな集団か、と言われればそうでもないのに、なんだこの有り余るコンテンツ。思い出すはデビュー1年目のせぶちのネジの外れ具合なのだけれど、あれはアドレナリン大量放出みたいな、なんとなくロジックというかわかるわかるデビュー嬉しいよねおめでとう、とまだ納得できるのだけど、VERIVERY君は別にそこまで振り切ってテンション上がってなさそうなのに粛々とネタを投下しているあたり大人の思惑と本人たちの仕事人風情がうかがえて私は怖い。ネタはたくさんあるので、気になった方は調べてみてください。みんな国民の孫である末っ子カンミン君の沼に落ちるといいよ。どのメンバーも底なし沼の持ち主だから…。

早くきちんとしたステージでのパフォーマンスが見てみたいですし、色々な曲も聴いてみたいです。デビュー前にできることはデビュー前にしかできないけれど、VERIVERY君はやり切っているよ…すごいよ。

 

 

Best Of K-POP大賞

一番好きな曲、というよりは、最もK-POPらしいなと感じた曲に贈ります。UNBのFeelingです。

これめちゃめちゃ好きなのに結局書いた文章を没にしてしまったのでちゃんと取り上げたいです。やっぱりBlack Heartのお祭り騒ぎが印象としては強いのですが、よくまとまっていてメロディが綺麗でパフォーマンスもすべてひっくるめて好きでずっと聴ける曲なのはこちらかもしれませんね。どちらも好きですが。ピアノの旋律と電子音のビコビコした音が共存して良さを発揮している曲です。ミュージックビデオは「何かどっかのアイドルで見たことがある」と思わせる演出で、それもまた「K-POPらしい」と言えばらしい。

何事も習熟には基本の徹底が必要かと思います。全K-POPドルの基本教本として、これを加えてもいいんじゃないか。そういうK-POPらしさがあります(個人的感想)。UNBは最後の最後に花火をあげてくれますかね…カムバックは…しない?

 

 

Best Of イル活ソング

迷ったのですが。ONFの『Love Arrorw→』『What is a love?』の2曲です。皆さんONF(おねのぷ)聴いて!!!全部良い曲だし、メンバーがゆるゆるしている平和ドルですよう。ボーカルが揃っていて安定感があるしダンスもいちいち振りが細かいよう。

さて。やはり日本人メンバーがいると発音面での安定性が生まれるのか。それに皆さんきっと耳がいいのでしょうねぇ…日本語としてもすごくストレスフリーで聴ける素敵な素敵な曲です。

本国のコンセプトを踏襲しつつ、日本オリジナル曲はさらに捻ってきている贅沢ぶり!!!ありがとう!!!正直、既存曲の日本語verでもありがたいなと思ってしまうのですが、それだと私は面白みには欠けるのでオリジナル曲をきちっと用意してくれるONF君大好きです。一応は日本語verの収録曲としての位置づけですが、日本オリジナル曲で堂々と勝負できれば良いですね。

今回ONFを挙げたのは、+αのサプライズかあるからでした。私はJ-POPとK-POPの違いを専門的に喋る知識がないので直感で言いますが、ONFのこれらはちゃんとJ-POPなのですよー、私の夢ー、歌うまアイドルたちが日本の曲をきちんと歌い上げる時の感動を味わいたい!!!が叶っている!!!素敵!!!

Love Arrow→

Love Arrow→

  • provided courtesy of iTunes

 

What is a love?

What is a love?

  • provided courtesy of iTunes

 

このTeaserが好きだ大賞

ほやほやですが。NCT127の「Saimon Says」 推させてください。

リパケと聞いて「なんやねんそれ。ただ買わせるリパケは私好きじゃないねん」と思ったのは正直なところありますが、曲が良かったら文句が言えないじゃないですか。買います。

嫌いではないけれどRegularがあまり刺さらなかった身として「スン…」と落ち着いてしまったNCTへの気持ちをまた一気に高めてくれたのがこのTeaserでした。元々好きなグループ、期待が高くてそのテンションのまま見るTeaserも良いものがありますが、宣伝という役目も担っているであろうTeaserの働きを十二分に発揮してくれたこのTeaser、ということで挙げさせていただきました。

私個人的には、2018年初めにNCT2018としてぐわぁーっと活動してくれた勢いを下半期にも期待していたのですが、個々のグループとして盛り上がりがばらけてしまったのは残念でした。いまいち今年はNCTの年だった!!!と言い切ることのできない消化不良感もありつつ、しかし1つひとつ見ていけばそれなりに楽しかったNCTでした。中華への野望はやはり捨てきれないのか…大丈夫なのかSMよ、と不安になる2019年ですが、温かな気持ちで付いていきたいと思います。

 

 

まとめるのがやっぱり苦手なまとめ

やっぱり1年をまとめるのは難しいです。常に上書き上塗り更新されていく日々であって、感想だってそのとき感じたことを急速冷凍するのが一番鮮度良くていいじゃないですか。クラムチャウダーケバブと茶わん蒸しで美味しさに順序つけられます?私は無理です。全部好き。強いて言うなら大体の食べ物は熱々出来立て食べるのが一番おいしいでしょ(一体お前は何を言っている)。

あとは、ふと最近思ったのですが、今中堅からベテラン?の位置にいるのかなと思う2010年から2012年にデビューした男性グループに兵役の壁が見え始めてきているのがつらいです。2018年はこのあたりのグループから目を離したらダメかもしれない。INFINITEとかあとはーSHINeeもそうですね。B1A4に、Block Bも、、、か。年長ラインが90年生まれだもんな。そしてBTOB、B.A.Pにああああ、VIXXもです(´;ω;`)知ってます!え、待てよ忘れてないか私EXOもじゃない...か。うおー。

【K-POP】2017年の個人的印象に残ったK-POPを振り返る - 根津と時々、晴天なり

うおー。ぐおー。無邪気な私が羨ましい。2018年、皆さん乗り越えられましたか?私は生きています。色々ありましたね。

 

とりあえず、OH MY GIRLの1月カムバとその際に彼女たちが音楽番組1位のトロフィーをもらう場面が見れたらいい。私は何もしないけれど。応援しております。

【K-POP】2017年の個人的印象に残ったK-POPを振り返る - 根津と時々、晴天なり

これは本当に良かった。

 

この365日?1年という括りで彼ら彼女らの輝きを捉えることはあまりにも難しいことです。流れ星もすぐ消えてしまうし。ということで2019年は2018年以上にまとめようとはもはや思わずその時その時にたくさんたくさん愛でていきたいと思います。

 

何があるのかわからないってのが未来の醍醐味であります。あっという間だとは思いつつ、しかし遠いところに来ました。2019年はどんな世界が見れるか、純粋に楽しみです。未来は確定したものではなく、作り出すものです。生き急ぎ常に私に新しい景色を見せてくれる彼ら彼女から目を離すことは、まだ出来そうにありません。(K-POP以外の楽しみも見つけないといけないなとは思ってるけど)