先日一人でカラオケに行ってきまして。
平日に休みができるとふらふらとカラオケに行くことが多いのです。
何度も何度も聴いて、何度も何度も歌ったけれど、ハッと目が覚めたような新鮮な感情を覚えることもしばしば。星野さんの「時よ」好きなんだよなぁ…可愛いなぁ…と思っていたらいてもたってもいられずこれを書いています。
星野源「時よ」
4th アルバム『YELLOW DANCER』(2015)に収録されています。確か通信講座のユーキャンのCMタイアップだったか。冬の寒い時期に聴いた記憶があります。
歌っていても楽しいし聴いていても楽しい。個人的な感覚ですが、ハレの日に聴く感じの曲です。少し、眩しい。
MVがただひたすら可愛い
アルバム紹介も含まれた独特のMV戦略をとる星野さんですが、やや宣伝部分は弱め。MVも楽しめるのでぜひぜひ見てくれ。
衣装が可愛い。駅という日常の玄関口が、この曲ではダンスホールのように開放的な空間になっている。踊る踊る。地下鉄のホームというのも普段は鬱屈とした人々の思いの掃きだめみたいな場所だけれど、違う。ホームはただそこになって、問題はそこにいる人間の存在なのだ。
コミカルなダンスと明るい曲調。好きな曲だなと思いながら、歌っていました。楽しい。
中でもこの仮面をかぶった女の駅員さんの可憐な踊りっぷりが私は大好きなのです。ああ可愛い。可愛いって言っちゃいけないのかもしれないけれど、可愛い。所作が、動きが、躍動感たっぷりかつ愛らしく、小悪魔なところもあるのが本当に魅力的だから皆さんたくさん見てください。
時よ いつか降りる
その時には バイバイ
(星野源「時よ」より)
ラストで、人生の真理をさらっと、しかし、あくまで前向きに歌い上げるこの部分ですが、星野さんが「ば~~~いば~~~い♪」と歌う声に合わせて、胸のところで手を振りながら後ずさる駅員さんに私は涙します。ううう。可愛い。が、頑張る。私、頑張る!!!と何故か勇気づけられ、この曲を聴けば(このMVを見れば)少しだけ元気になれる、そういう構成となっています。本当に可愛い。
人生とは踊るもの
星野さんと言えば「夢の外へ」のMVでも踊っていましたが、そうですね、人生とは踊るものなのかもね、と私はふと思いました。真面目な物言いで恐縮ですが、心が硬くなっているときは体もかたまっているのかも。
定期的に「夢の外へ」と「時よ」を見ては、人生踊ってなんぼじゃい、と思わされます。いいですねえ。星野さん、そろそろアルバム出したりしないですかねえ…。いつでも私待っております(と言っても、最近のシングルはほぼほぼ聴いていないので、そこから始まりますけれど)。
もしカラオケに行く用事があれば、ぜひMV映像のものを歌ってみてください。