根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

これが私のピアス道

ピアスをあけました。

といっても半年前ぐらいのことです。

 

体にバチっと穴をあけるなんて!!!1年前の私なら間違いなく思っていたはずです。痛いのが嫌いだし(注射は平気だけれど)耳(たぶ)に小さな穴があいていてそこにピアスを通すのでしょう?は?正気か?だけど、ピアス穴をあけました。何故ならK-POPアイドルが好きだからです。

 

今日言いたいことは、

「いいか限界までしんどくて悲しい気持ちになったらどこかピアスが集まっている場所に行くんだ。できれば色々な種類のピアスが揃っていて可愛いものがあるところがいい。そうしてある1点だけ考えて他の雑念は排除しろ。いいか、この中で自分が一番つけたいピアスを探すことだけを考えるんだ。そうしたら15分後には私は元気になれる」ということだけです。

ここまでの境地(というはストレス発散法?)にたどり着くまでの経緯をあとはだらだら書くだけですのでよろしくお願いします。

 

身内からは「は?中二病かよ」という心ない指摘を受けましたが、概ね当たっているので否定できない。つまり、まあ、なんというか。好きなK-POPアイドルたちのピアスが可愛いなぁ…と思ったことが私のピアス道の始まりでした。本当に。笑っちゃうのだけど。ダサいのかなダサいかもなと私は思ったけれど実際そういう経緯だし、そういう憧れが人生を楽しくさせるものの一つだと思っているので、他人のことは私は笑わないよ。

 

きっかけは、これでした。

youtu.be

この曲、ミュージックビデオを見てもらえるとわかるし、音楽番組でのパフォーマンスでもわかるのだけど、かなりピアスがじゃらじゃらしていて明るい。目立つ。gugudan is ピアスドル。というとなんだか誤解が生まれそうだが、かなりピアスをつけてくれる。可愛い。えー、ピアスって可愛いんだなぁ…。そんな意識が芽生え始めたのがこの頃。

思えば、私の好きなアイドルたちはピアスなるものをつけている人もいて、gugudanのこの曲以降私の中には「ピアスセンサー」っぽいものが生まれた。とにかくピアスが気になるのだ。そうして次に思い出すのはこれ。

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RealVIXX (@RealVIXX) | Twitter

特に2014年の頃のVIXXのえねねんことN君(帽子被った色黒さん)である。もちろんマスターが撮る高画質写真のほうがいい写真たくさんあるので皆さま探してみてください。2014年から2015年のえねねんは人間じゃないみたいで、それこそアンドロイドみたいですごいです。2018年の無印良品えねねんとはまるで違うその雰囲気に、この数年でえねねんに一体どんな心境の変化があったんだと私は邪推してしまう。

私はかっこいい人がシンプルなピアスをしているのがどうも好きみたいで、この当時のえねねんみたいなシンプルなピアスはたいへん目の保養になります。

 

ということで、ピアスに対する憧れはむくむくと膨れ上がり、寒い季節ということもあってバチっと穴あけてきました。まー、ただ、自分がピアスをするとなると、素材がアイドル様とはまるで違うという点は弁えないといけません。

見るのが好きなピアスと(驚くことにそういうものがあるのだ)自分がアクセサリーとして身に着けるピアスでは好みがまるで変わるという当たり前といえば当たり前なことにも気が付かされました。華やかなピアス、ゴージャスなピアス、石が大きかったりじゃらんとしているピアス。そういうものは見ているのが好きです。どんな人がどんなスタイルで身に着ければ綺麗に見えるのか、想像するのが楽しいです。が、自分で身に着けようとはあまり思いません。色がはっきりしていたり、じゃらじゃらとしたピアスに手を伸ばす勇気は私にはなく、小さくてシンプルなピアスに落ち着いてしまっています。

様々な種類、系統のピアスがずざざざざと並んでいて。私はその中で一番自分が好きになれるピアスを探す。注意力が必要だし、何より、「先」のことを考える作業。この中で1つだけピアスを買うことができるとしたら。私はそれをどう身に着けたいのか。考えます。それはつまり「未来」のことを考えるということであり、さらに言えばとても前向きなことです。

この文章を書いているその日。というかその週。私はいつになく気落ちしていて(原因は不明)疲れていて(そんなに疲れる出来事はなかったはずなのに)、自棄買いだ!!!と思ってピアスを買いに出かけました。ずっと同じピアスをつけていたし気分転換だと思って。

そして。すっごく楽しかった。

どんなに嫌なことがあっても、気に入らないことを言われても、自分に落ち込んでも。私はピアスを前にすると前を向ける。そう気が付いたのです。

 

昔はピアスにいい印象がなかったけれど(ステレオタイプだね)そうした印象が覆ることなんてたくさんある。そ今は大したことが無いことでも、5年後10年後の自分にとっては大切なものになっているものもあるのだ、と思うとまあまあ良い気分になってきます。

 

ピアスを選んでいるときはとても楽しく、ストレス発散になります。

きっと誰しもそういうものを持っているのだろうな、と思いました。

 

これが私のピアス道。