観ました。
忘れないうちに、感想をガガガーッと書いていきます。
缶ぶしゃあ
前話で魁利扮するルパンレッドにしてやられたパトレン1号の圭一郎。
悔しさのあまり、完全にルパンレッドのマントしか目に入っていない闘牛状態。思わず飲みかけの缶コーヒーを握りつぶしています。・・・。缶コーヒーってスチール缶ですよね・・・。朝加さんの握力、一体いくつなの。
レストランの常連以上は、ない
ルパンイエローこと初美花目当てで、足しげくレストランに通っていることが判明したパトレン2号こと陽川咲也。ケーキセットとかかわいすぎか。そもそもレストランにやってきたのは、ギャングラーとの戦闘でルパンレッドに対する悔しさのあまり警察としての本分を忘れている圭一郎が、つかさ(パトレン3号)に思いっきりひっぱたかれて、雰囲気が険悪になっているから避難してきたため。
圭一郎がはたかれているシーン、咲也あわあわしてましたねー。ああいう2人のやりとりは、実は初めてのことではないのだと思いました。圭一郎はまっすぐでエネルギーが強いあまり、熱暴走のようなものに陥ることもしばしばなのかも。そういうとき、つかさ先輩が「落ち着け圭一郎」と和菓子をぎゅっと圭一郎の口に押しこむのでしょう。
同期というつながり以上に、2人独特のやり方が存在する関係を前に、咲也も堂々としたものですよねー。慣れているというか。個人的に一人萌えていたのは、「圭一郎がつかさにはたかれた」出来事に対し「お2人さん、そういう関係?」と声が色めいた魁利に対し「違います、仕事上のやりとり」って即座に訂正していたこと。茶化さない咲也、良いです。
精神的に安定しているのは、ルパ派パト派合わせて考えても、咲也が一番だと思っています。へこたれるけれど立ち直りも早い。非常に柔軟かと。少し口が軽そうだけれど、今のところ喋ってはいけないところは弁えているのも優秀。
そういえば、ここで初めて咲也と魁利が絡んでいたけれど、特に打ち解けることなく他人行儀に会話していたの面白かったな―。咲也と魁利ってそこまで年が離れている印象はないから、もう少し馴れ馴れしくてもいいし、何なら友だちにもなれると思うのだけどこの2人の会話のサッパリ具合は何なのでしょう。
スーツ
スーツ姿の圭一郎とつかさ。萌えずにはいられません。めっちゃかっこよかった。本当にかっこよかった。
プライド
「仲間割れしているようなギャングラーは倒せない」ということで、お互いフフフン♪と得意げになっている魁利と透真がらしくて良かったです。と、同時に軽やかで華やかにギャングラーからルパンコレクションを奪っているルパンレンジャー側は非常にしんどいものがあるなぁ...と思います。弱みを見せていられない。強くなければ、目標は達成できない。そのあたり、これからどんどん苦しくなってくると思うので、誰かが彼らを早いところ救ってほしいなぁ...と思います。
利用しよう
そういえば、初美花にメロメロな咲也って、ルパンレンジャー側からすると利用しないのはもったいない人物ですよね?流石に利用しないのかーと思っていたのですが、残念ながら、咲也君、利用されます多分(笑)
ギャングラーを追いかけるのは市井の命のため、なパトレンジャーとギャングラーを追いかけるのは自分たちの願いのため、なルパンレンジャー。戦う理由が異なるこの両者が、どのように交わりどう変わっていくかが楽しみな今作ですが、ルパンレンジャーが悪者になることがないことを願います。
このままいくと、自分の願いの為には他者の命が犠牲になることも厭わないルパンレンジャーになってしまいます。ルパンレンジャーが利己的だと言っているのではなく、今のところパトレンジャーの存在がまっすぐ清らかすぎるのです。それを前にすると、ルパンレンジャーはアウトローなヒーローだけど、誰にとっても正しいヒーローではない。難しいですね。ルパンコレクションを奪うことで、誰かが傷つくことも防げていることにはなるんだけれど...。
咲也は利用されても怒らなそうだし、利用した初美花は一体どんなことを思うのかも楽しみです。
立て続けに、パトレンサイドのお話だったので、次はルパンサイドのお話が見たくなっています。楽しみ。
グッティ
最後にグッティのありがたいお言葉を載せて終わりにします。私も楽しく生きようね。
「そんなカリカリしてないで、のんびりぶらっと生きようぜ」