根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【gugudan】『Act.4 Cait Sith』を存分に愛でる

はい。最高です。

Gugudan 2nd Single Album [Cait Sith]

スマホに音源落として、ここまでずーっと聴いています。

良い。gugudanのアルバムはどれも好きでして、本当に捨て曲がないと言っていいぐらいどの曲も好きなのですが、とびっきり好きになれそうな曲だけだ収録されているアルバムもとても珍しいですね。複数の曲が収録されるアルバムは嫌いな曲がなくても、「好き」の指数はやっぱり違うもので。それがあることでメリハリを持って1つのアルバムを流すことができるのですが、この『Act.4 Cait Sith』に関しては、どれも「120点」です。本当は150点もあれば80点の曲もあるものですが(それでも十分好きですね)。

 

ということで、今回は大好きなアルバムとなりそうな『Act.4 Cait Sith』の好きなところを存分に語りたいと思います!!!

 

2. Silly

ハイライトメドレーを聴いた時点ではどちらかというと好きではなさそうだ…と思っていたものですが、蓋を開けてみると一番驚いた曲でした。この曲めちゃめちゃ好きです。

ポイントはサビに入る前のややピコピコ気味(笑)の電子音。ギュイーンとなるこの音が入ることであら不思議面白くなる。またハモリが効いているのも素晴らしいです。この曲は振付を思いっきりつけるのではなくぜひ思いっきり歌ってほしいです。すんごい綺麗だと思います声の重なり具合が。

また活動曲でセジョンに比重を置く思いきった戦略?により、他のメンバーのボーカルを堪能できないフラストレーションをSillyと3曲目のLovesickが上手く吸収・緩和してくれるので私は元気になりました。活動曲だけだったら私ちょっと切れてたかもしれない(というのは冗談ですが。The Bootsも聴けば聴くほど好きになれる一曲です。それはあとで)Sillyはソイちゃんの清涼感溢れる曲がバッチシ似合っております~~~たまらない~~~。あとヘビン姉さんの綺麗な歌声も。セジョンは歌が上手いからできることなのか、曲によって歌い方や声を若干変えてくるところがあって、The Bootsが「The セジョン」ソングなのだとしたら、実はSillyは全然セジョンの声が目立ちません(個人的感想)。そこが彼女のすごいところだと思います。声だけで存在を示せる歌声を持つのに、こうして違和感なく溶け込むことができる。これまでの活動もそういうセジョンのすごさが出ていたのかなーという気がしてしまったり。気が抜けると、ポンコツ聴力の私はセジョンがどこを歌っているかわからなくなります(笑)

 

3. Lovesick

[gugudan - Lovesick] Comeback Stage | M COUNTDOWN 180201 EP.556 - YouTube

ハイライトメドレーが出た時点で「はい好き」と確信しておりました。それは間違いではなかったです。大好きです。

イントロでなぜか宇多田ヒカルみを感じてしまいました。もちろん宇多田さんの楽曲も私大好きです。メロディもどこか宇多田ヒカルっぽさを感じるんですよねーだから好きなのかな。。。。わかりました。あれですね「Stay Gold」に似ているのかもしれない。あちらの方がもっと物悲しいのですけれど。ピアノの旋律が美しいですよねー。

2番が終わって、畳みかけるようにメンバーが言葉を紡いでいるところがたまらないのと、なんといってもCメロ。ラストのサビに入る直前の、シーンとなってスポットライトが一点だけに注がれるこの注目すべきパートを歌うのが、、、、、なんとメインボーカルではないんですよ。最初聴いたときびっくりしたーーーー。Perhaps Love戦法だ。(注:gugudanがOSTで出した曲に「Perhaps Love」という曲がありまして、この曲はなんと一番じんわりくる美味しいところをミミがしっとりと歌い上げる曲でして、そこから一番おいしく目立つポイントをあえて?メインボーカルが歌わない戦法を「Perhaps Love」戦法と勝手に呼んでいるのであります)多分ハナが歌っていると思うのですが素晴らしいですね。書きながら泣けてきた。もちろんハナも下手じゃないのですが、ちょっと粗さもある感じの歌声が逆に胸にキューンとなるんですよね...。これは、どこかのステージでか・な・ら・ず披露してほしい。ここを歌うハナちゃんを見るまでは死ねない勢いで見てみたいです。

後はベースの音が好きだし、ヘビン姐さんが「べいべいべいえいえいえいえ~~~~♪」って歌い上げるところどうやってんの!?って思います。感動しているとあっという間に曲が終わってしまうので、また聴いてしまう…のエンドレス。

 

1. The Boots

そして問題の活動曲。

youtu.be

正直に言うと、残業なんてするもんですか!と気合を入れて仕事を切り上げて電車でドキドキしながらMVを見て、私は呻いたんですよね。。。

ぐぬぬ

この時私の頭にめぐったのは「ついにじぇりぴ(←事務所)もセジョンに屈したのか」ということでした。まずはその点からサクッといってみましょうか。

 

gugudanはセジョンに屈したのか

私は「No」だと思います。結論から言うと。しかし、この曲を聴いてこのMVを見て「あーついに事務所はセジョンの人気に抗えなかったのか」と思われても仕方ないと思うし、真実はそうなのかもしれない。しかし、今、何回もこの曲を聴いてパフォーマンスも見て他のアルバム曲も聴いて、私は決してgugudanがセジョンに屈したわけではないのだと思っています。

gugudanは私が思っている以上に生き残ることをシビアに捉えているのかもしれない。ああ、音楽番組やストリーミングの「1位」という結果が欲しいんだな、2018年はこれらを取りに行く年にしたいんだな、と思いました。そのために使えるものは使う。だからこの「The Boots」は歌詞もそうだし、gugudan自身にとっても勝負曲なのではないだろうか。

 この曲はとっても好きだけれど、やっぱり他のメンバーの声も聴きたいと私は思いました。Twitterを漁っていると「勿体ないよ。だってこんな歌える子がいるのに。」という意見も時々目にします。これ、多分デビューの時と真逆な現象です。あの時は「セジョンの持ち腐れ」「もっとセジョンを活かせコラ」だった。そして今「セジョンだけでなくあの子が歌うところも聴きたい」と誰かに思わせることができた。もうこれだけで十分な成果なのかもしれない。gugudanのやり方は間違ってなかった。そんなことを思ったのでした。

 

でも、やっぱり圧倒的セジョンすぎて、かつ、もうセジョンの声を誰が代わりにやってもこの曲の魅力は半減しそうだから、うわわわわわ、となっています。寂しい。。。セジョンはパワーボーカルよなぁ...。この「圧」はなかなか代わりがきかない。

 

勝手なMV解釈「その人にとっての「Boots」身に付けて」

私の勝手な解釈ですが。

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帽子

 

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セカンドバッグ

 

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そしてブーツ。

 

私、狂喜。

 

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好きなものを手にとって、眺めて、自分を作るアイテムをどんどん増やしていく。それで昨日の自分よりちょっと自信を持てるようになったら最高じゃない?

 

という曲だと思って楽しんでます。かっこいいいいいいい。同性でも惚れてしまう…モデル組大活躍(MVでそんなに出てないけれどそれでも大活躍ありがとうございます)

 

素晴らしいMVでした。K-POPのMVらしい王道な作りにばっちり対応できています。確実に個々のビジュアルが良くなっているのと、それぞれを活かしたスタイリングをするようになったよね。ヘヨンちゃんがちょっと雑に1つに結んでいるのとか、カンミナが頭の高い位置で髪をまとめているのとかセリちゃんとか大正解すぎる。悪くないMVだと思うので皆さんどんどん回せばいいと思うよ悪くないよ絶対!!!

 

奇跡

色々と思うところはあるにせよ、アルバムは総じて好きです。gugudanについては毎回言っているけれど次どんな手を打ってくるか、が楽しみです。毎回驚きと感動をくれるグループであることは間違いなく、それは常に「新鮮」で「新しい姿」を見せてくれるからです。劇団ドル、大正解。全然飽きないもん。

そしてこの曲の最大の功績?はこの奇跡のワンショットを生み出したことではないかと思ってます。それを最後にぺたりと貼り付けて終わりにします。gugudanに幸あれ。今も充分素晴らしいけれど、さらに上を目指すための方法を私は知りません。gugudanが売れるためにはどうすればいいのでしょうか...。それでは、また。

 

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強い。