タイトル曲より、アルバム全体より、この曲について無性に書きたくなってしまった。こういう衝動の為のブログだから、この場にやってきた。
SEVENTEENの2st Album「TEEN, AGE」が6日にリリースされて。活動曲「CLAP」は聴くけれど、それ以外まだ聴き込めていない段階で、この曲に出会った。
「CLAP」でも感じたけれど、せぶちは歌詞が良い。メンバーが参画して曲作りをしていることもあるのだろうけれど、SEVENTEENというグループの存在とセットにして聴き込むのが楽しい。「CLAP」なんかは、歌詞を知った後と前では好き度がだいぶ変わってしまった。よくこんな歌詞を書くなぁ…面白いわぁ...。という話は、また別の機会でできればいいなと思います。今回はアルバムだと「CLAP」の前に収録されている「Without You」の感想である。
これは音楽を聴いたときから「あ、、、、、、好き、、、、。」という曲でした。
パフォーマンスも観たけれど、メロディが好きなのだと思います。「笑顔の花」もそういうパターンでしたね。全員が同じように歌う。等間隔でメンバーが歌っている感じも「笑顔の花」に似ているけれど、この歌はスングァンが頑張っているなぁと思います。繊細さではスングァン。パワーボーカルではドギョム、なのだろうかねぇ。(←ドギョム推し)
で、この曲は訳詞を拝見してより好きになりました。
「変わろうと思う」という言葉に、ショックを受けました。そうか。その言葉が出てくるのだと。
この曲を歌う人物は、どうやら愛する人が最近自分の元から消えてしまったらしい。それにショックで、戻ってきてほしいと思っている。でもそれは叶わなそうなのがなんとなくわかる。孤独はつらい。君が戻ってくれば、もう一度話をちゃんと聞くから。どうか。戻ってきてくれ。願う。でも、叶わなそう。そして、「今この瞬間から」と言ったあとで
「変わろうと思う」とこの人物は、決意をするのです。
今まで、「君はひどい女だね」とか「いいから戻ってきてよ」とか「もうダメだ」とか「愛している」とか。そういう言葉は聴いてきた気がするけれど、「変わろうと思う」というのはなかなか私の頭のデータベースになくて、こんなにも衝撃を受けたのでした。すごく、良い言葉だなと思いました。ディエイトくんが歌うこのパートが、私は猛烈に好きになりました。自分の元から去った愛する人のことはここまでにして、先に進もう。未練も、苦しみもあるだろうけれど、そこにあるのは「安らぎ」であり「強さ」であり「優しさ」であるような気がしました。お粥なのかな。お粥ソング。違うなもっと強いな。
私の話をすると「よっし!みんな頑張ろうぜ!」という曲がどうも受けつけない日もあるのです。しんどくて、いっぱいいっぱいで、視野狭窄に陥って、ひたすら他のものを呪わないとダメなとき、固くなった心に染みこむ曲はなかなかないものです。風邪ひいているときに、焼き肉食べれないのと同じですね(あ、これは個人差ありますね。私の話です。焼き肉とかしんどいかな...カレーもしんどいな。茶碗蒸しとか染みわたりますよね)
この曲の「変われると思う」という言葉は、すごく自然な雰囲気で。変に気負いすぎていないように聴こえる。だから、私は今日どぎゅーんとなってこの文章を書いています。
いつまでも、立ちどまっていても仕方ないですよね。
変わろう。変われると思う。変わってやる。
私も、変わろうと思う。そんなことを考えていました。
おすすめな曲です。
SEVENTEENの「Without you」の訳詞を見ながら聴いてボロボロ泣いている奴がここにいるよ…愛する人との別離に対して「変わってみようと思う」という言葉を叩き出した奴誰だよ…最高かよ。この言葉でドギューンのやられたので他のアルバム曲も聴くね。アルバム買うか…
— 治野 (@harunote2016110) 2017年11月12日