どうも細かいところをトコトン好きになる性分でして、そういうものが見つかると一気にその対象が好きになる、ということが往々にしてあります。ドラマでもアニメでも映画でも、同じところを何回も観ること、あります。
「モンエク」ことMONSTA Xの『Beautiful』もそういう感じでして、今再び自分の中でブームが来ているところですので1つ書いてみたいなぁと思います。
シャカシャカダンスが好き
それでは肝心の「超好きな細かいところ」ってどこなんだ、って話になります。
私はあれです。
サビでキヒョンさんが「ノ ノム アルムダウォ」って歌っているところです。
シャカシャカ
シャカシャカ
これがとっても好きなんです。もっと他に好きになるところあるだろ!って思うけれど、ここが一番好きです。シャカシャカ。ちなみに二番目は最後のスーツベルトコンベア(私はそう呼んでいる)です。
そうして、シャカシャカが好きで、サビ直前のウォノさんパートからサビにかけて繰り返し繰り返し見まくる、という荒業を繰り出している私なのですが、シャカシャカダンスを見ていたら、ふと、あることに気がついたんです。「あれ?この陣形、う、美しくないか…?」って
モンエクの「対称」は綺麗
以前私は、
前作までは(私が勝手に思う)モンエク内の構図として
【ラップ】ジュホン&I.M
【メインボーカル】キヒョン
【サブボーカル&ダンサー】ショヌ
【ビジュアル】ウォノ&ミニョク&ヒョンウォン だったのですが
今作(補足:『Fighter』のパフォーマンスのこと)で少し私の中でも認識の変化が
【ラップ】ジュホン&I.M
【メインボーカル】キヒョン
【サブボーカル&ダンサー&筋肉】ショヌ&ウォノ
【ビジュアル】ミニョク&ヒョンウォン
肉体美とくまちゃんと、青い花 ―MONSTA X「Fighter」MVを見て― - 根津と時々、晴天なり
というようなことを書きまして。今回のパフォーマンスを見て俄然「モンエクって「対称関係」が綺麗なグループだなぁ」と、思ったのです。
またシャカシャカしているところを引き合いに出して申し訳ないのですが、中央:キヒョンさんの両脇をショヌさんとウォノさんが締める構図。綺麗。
モンエクの好きなところというか、良さでいいよな、って思っているのは「体つき」に多様性があるところだと私は思っていて。肩幅がっちり、筋肉ムキムキのショヌ&ウォノペアがいると思えば、それとはまた違ってふくふくしてみるジュホンでしょう?(彼はふっくり見えてしまうだけで、適性体重以下のスタイルだと思うのだけどね。)一方でひょろっひょろのヒョンウォンやぺらっぺらのミニョクに(表現に悪意はない)小柄に見えるキヒョンやI.Mくん。いやー、素敵です。長身細身(よく見るとひょろっひょろ&がっちり&しなやかが混在しているけど、パッと見は高身長の統一性に気を取られるだろう)軍団のVIXXとは、また違った楽しみ。みんな違って、みんないい。万歳。
キヒョンさんを孤高のメインボーカルに据え、あえて同等に並ぶポジションを設けないことで、キヒョンさんを中央に据えてV字に広がる陣形の完成ってわけです。しかも両隣を統一感ある二人にすることで、綺麗さはさらに増す気がする(あくまで気がするなのですが)。シャカシャカダンスは、ショヌ&ウォノペアに自然と目がいって、肩ががっしりとしている二人がやると、その身ごたえは抜群です。
この一瞬の振りも名前の通り「美しい」。中央のキヒョンさんから広がる花弁みたいですよ。この振りは「何か儚くて美しいものを逃さないように取る!」ってのが私の解釈ですが、陣形が綺麗だからこそ映えるものです…。
終わりに
私は、歌唱のパフォーマンスだけでなくダンスパフォーマンスも楽しみにK-POPアイドルのステージを毎回楽しみにしています。好みは「曲に合わせた表現豊かなダンス」「ちょっとした遊び心があるパフォーマンス」「観ていて飽きない工夫がされている」ステージですが、この『Beautiful』のパフォーマンスについては、「やべー綺麗だなー」って思いながら見ていたらいつの間にか曲が終わっていて、「やべっ、ちゃんと歌聴いてないや」と思ってもう一度見るタイプのダンスパフォーマンスです。はじめとおわりの構えも素敵です。メンバーのアップを、顔面を、堪能するために正規ミュージックビデオや放送動画を見るだけでなく、固定カメラやダンスバージョンの楽しみ方もあるもんです。おすすめなので、ダンスバージョンの動画もぜひ。