映画館で食べるポップコーンが、私のポップコーン史上一番割高だったとしても、一番おいしいと思っています。むしろ本題=映画より重んじるべきものなのかもしれない、ポップコーンというやつは。
今日はそんな話。
最近映画館に行くようになりました。といっても月に1本見るか見ないか。気になっている映画しか観ないですし。それに、元々映画館という空間はそれほど好きなわけではなく、むしろ苦手に感じる空間でした(そしてそれは今も変わらない)。
が、映画館で食べるポップコーンは、最高だ。その理由を、がっつりと書いていきます。
「映画」という贅沢+α
私の中で「映画」というのは「贅沢」。まず映画館に行くまでに移動しなければならない。移動するためのお金がかかるかもしれない。さらに、映画のために時間を設け(私の中ではそういう認識。2時間くらいの空白を使う映画という存在)気持ちを整え。パンフレットを買いたいという誘惑と戦い、2時間おとなしく座って観る「映画」が、贅沢じゃなくてなんなのか。こんだけ用意をして観る映画はとびっきり特別なものなのです。そんな「贅沢」に+αするのが「ポップコーン」と「ドリンク」。どう考えても割高なのに敢えてそれを注文して食すのが贅沢でなくてなんなのか。
ということで、私は「贅沢」したくてたま~に映画が観たくなります。自分へのご褒美というか、「お金を使っている!!!」という感覚を得られるのは、もしかしたら映画が一番手っ取り早く安いのかもしれないです。「ああ~ちょっと贅沢している」と思っているときに食べるポップコーンは、家でなんとなく食べているポップコーンより味わい深く、おいしいものなのです。
私のポップコーンの作法
①ポップコーンとドリンクを注文する
映画館に着いたら、まず最初にフード売り場のメニューをざっと見ます。チュロスとかポテトフライに気持ちが傾いてもそこはこらえて、ポップコーンの金額を確認。相変わらず高いわ~と思いながら、買うときにシミュレーションをします。待ち時間にドリンク&ポップコーンを持っているのは疲れるので、映画の入場が始まる間際にカウンターに足を運び注文をします。ドリンクとポップコーンを必ず注文。
②ポップコーンの味は王道の塩
ポップコーンの味は、私はシンプルに「塩」を選択。色々味付けができるさらに割高コースを進められるもそこはぐっとこらえて。さらにさらに、できれば「バター」がけをお願いしたい。バターのひとかけがあるかどうかで、ポップコーンはまるで違った存在になる。ぜひバターを!!!TOHOシネマズの映画館に行ったらバターを勧めてくれたけど、なかなか言い出しづらいのよね…。これはもう少し経験を重ねて、バター有無し映画館をまとめたいところ。本当にバターかけポップコーン最高においしいのです!本当においしいの。言葉に尽くせないくらいおいしいのです。特に映画を観ながら食べるポップコーンは。私の好物:映画館で食べるバターかけポップコーン
③私はポップコーンと共に入場する派
ポップコーンを買い終わったら片手にチケットを持ちながらお盆を持って、入場口へ。ポップコーンを受け取ってからチケットの出し入れをすると面倒だから、カウンターでお盆を受け取るときに既にチケットを片手に握りしめているといい気がしている。(ちなみに「ご、ごめんっ!チケット出すからこれ持っててくれない?」「いいよ、まったくお前はいつもポップコーン買うんだな」「いいじゃん!最高においしいしこれが私の楽しみだから」「まあいいけどさ、俺にもポップコーンくれよ」みたいな男子は私にはいません。基本的に映画も一人で見に行くので、一人でやりくりするコツだけが身についていく悲しさ)
④絶対階段には躓くな
そして、最後に気を抜いて劇場内の階段に躓くことがないように!私はこれを一回やって、床にポップコーンぶちまけて、半分くらい無くなっちゃったからね。あれは本当に悲しい。
⑤周囲の妨げにならないように、慎重に口に運ぶ
あとは観劇のマナーをきちんと心がけるべく、鑑賞中は音を極力出さないように頑張る。ゆっくりゆっくり食べる。これも映画ポップコーンがおいしく感じられる理由かもしれませんな。(でもこれ気になってしまう人もいるだろうなぁと思います。難しい、映画館)
終わりに
最後に重ねて言いますが、映画館で食べるポップコーンは最高だと思います。どんなに高くついても、映画館ではポップコーン食べたいなぁ…あんなにおいしいんだもの。「この場所で食べるこれが好き!」ってもっと他にも色々とあると思うので、そういうこと楽しみたいな。
以上、おしまい。